三十三間山→大御影山→黒河峠
- GPS
- 10:46
- 距離
- 45.3km
- 登り
- 2,274m
- 下り
- 2,285m
コースタイム
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 10:46
天候 | 曇り 稜線上は霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下山:自宅近くまでラン |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
行動食
飲料
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
|
---|
感想
若狭の山はいずれも地味な佇まい。でも山頂付近に草原を抱く三十三間山は、これまで訪れた駒ヶ岳や千石山からは一目でそれとわかる存在でした。今回は初見の三十三間山と、昨秋訪れて印象の良かった大御影山をつなぎ、あとは現地決定のコースとしました。
十村駅→三十三間山
始発の小浜線電車で十村駅下車。倉見の登山口までは各所に寄り道しながらののんびりラン。
登山口から三十三間山頂上まで道も道標もしっかり整備されています。
この日は標高600mから上は雲の中に入り眺望はゼロ。おかげで当山ウリの稜線草原は幻想的な雰囲気に。
山頂付近の風速観測塔は完成しており、重機や資材等はヘリで釣り上げ回収されるのを待つばかりのようでした。
三十三間山→大日
この区間は情報が少なく戦々恐々でしたが、今回の山行で最も快適な尾根道でした。
林相が良く下草なし。ほどほどのアップダウンが続くよい道です。要所には道標が設置されています。
大日→大御影山
このあたりは高島トレイル周辺では最も成熟したブナ林でしょう。紅葉の頃にまた来ようと思います。
ただ、ブナの森の真ん中である大日の頂上には新しい大きな送電線鉄塔が。鉄塔建設は仕方がないとして、工事終了後は植樹をして欲しいなと感じました。
大御影山→抜土→大谷山
しばらくブナ林が続きますが、高度が下がるほど雑木が混じります。
抜土の前後は急降、急登です。
大谷山手前もブナ林ですが、大御影から来ると貧相に見えます。
大谷山→黒河峠
大谷山で切り上げることも考えましたが、マキノに下山すると誘惑が多いので敦賀まで縦走を続けることに。しかしながら台風の影響か、草原の尾根の縦走は冷たい強風に吹きさらされる苦行となりました。(風呂代と電車代をケチったツケだな。)
明王ノ禿をすぎると樹林帯に入りホッと一息。
黒河峠からは長くて遠い黒河林道を淡々と家路に着きました。
これで終わりのはずでしたが・・・
下山のご褒美(おやつと飲み物)を買おうとスーパーの入り口でGPSを切って着替えていたら、「今日はどちらへ?」と私に尋ねる人が。
「sanreiさんですよね。」
(なぜ私のハンドルネームを???)
「naojiroです。」
(!!!)
もちろんお互い初対面。
ですが私のことはすぐにわかったとのこと。
ヤマレコをやっていてよかったと思いました(^_^)
コメント
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老獪ものの私なぞは及びもつかない豪脚者でいらっしゃるので、今までコメントを躊躇しておりました。
突然のお声がけで驚かせてしまい申し訳ありません。
この日は700m以上はどの山もガスが掛かっていましたね。
私は滋賀安曇川界隈を彷徨って、天候と情報不足と時間切れで断念して帰ってきました。
黒河峠からとはお聞きしましたが、まさか三十三間山からとは尚更びっくらぽんです😲。
Sanreiさんのレコは他のトレイルランナーにない丁寧なレコに感銘しております。
壮麗なブナ林はいいですよね。若狭、湖北は素晴らしい自然が残っています。
公共交通機関はままなりませんが、これからの紅葉の季節を思う存分お楽しみください😀。
私には敦賀で山の話題を話せる人がいませんので、とても励みになります。
バローの駐車場で声をかけられた時は?!?!で、本当に驚きました(いい意味でね)。私がsanreiであることが一目で判ったということは、おそらく変なオーラを発していたのでしょうね(^_^;)。
>>丁寧なレコ
まず、私はずっと敦賀にいるわけではありませんので、敦賀での足跡を記録しておきたいという気持ちです。
四国や北海道等もう行くことがないであろう過去の勤務地で登った山の記録は、読み返すのが楽しい私だけの宝物です。敦賀でも宝物を増やしていきます。
それと、若狭・湖北は地味ながら良い山ぞろいですが、情報が少ないので余所から来られる方の参考になるよう心がけて書いています。来てもらえるきっかけになればなと。
トレイルランナーのレコが簡素なのは、トレーニング感覚で入山することが多いからでしょうね。トレーニングだと自分の体のコンディションに関心が向いてしまい、風景や花はスルーになりがちですから。
私の場合、トレーニングが主目的で入山した時は、何も書けない(書く話題もないし写真もない)のでレコはアップしていません(^_^;)。
ただ私は元々は山屋で、今でも気持ちは山屋です。トレーニングは手段であって目的ではありませんので、定期的に何がしかの楽しみと発見がありそうなところを狙って入山しています。今回の山行は、大日、大御影のブナ林訪問が主目的で、再来週に出走するトレランレースに備えてちょっと距離を伸ばしたというところです。
レースが終わったら、時間もゴールも気にせずに、のんびりと若狭のブナの紅葉を楽しみたいと思います。
このたびはどうもありがとうございました。
またどこかでお話できれば。
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