生駒山系・「額田園地・あじさい祭り〜生駒山麓公園〜古堤街道南ルート」

2014年06月29日(日) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 16.1km
• 登り: 817m
• 下り: 706m

コースタイム

08:40 瓢箪山稲荷神社
10:00 鳴川休憩所
11:30 額田園地・あじさい園
12:20 こぶしの谷
14:20 俵口町バス停
15:00 近鉄生駒駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄瓢箪山駅
復路：近鉄生駒駅

コース状況／危険箇所等

危険な場所はありません。廃道部分は道標などないので、道迷いには注意してください。
今回も、オオスズメバチを見かけました。ひと気の少ないルートでは注意が必要です。今年はオオスズメバチの当たり年かもしれません。

写真

6/29 9:27

客坊大橋かららくらく道を北上し遊歩道を歩きました。

6/29 9:31

旧ハイキング道の入り口です。現在では廃道ですので、道があると知らないと100%スルーです。

6/29 9:37

細い登り口から突入すると、このように立派な道が現れます。

6/29 9:38

しばらく進むと藪が濃くなってきました。踏み跡は明瞭なので、かき分けて進みます。

6/29 9:38

後方の様子です。腰辺りまでの高さの雑草が茂っています。前日の雨でたっぷりと水分を含んでいるので、全身ずぶ濡れになりました。

6/29 9:45

自然の浸食かも知れませんが、分岐のようになっています。巨石が目印です。

6/29 9:46

道幅もあって明瞭なので迷うことはありません。

6/29 9:49

ココも分岐です。右手に下り道があります。ケモノ道でしょう。正面が尾根筋なのですが、ルートは人差し指方向で、山腹を進むようです。

6/29 9:52

このように歩きやすい道が続いています。なぜ、廃道になったのでしょうか？
ハイキング道特有の丸太階段がない山道は、ホントに歩きやすいです。

6/29 9:54

今度は尾根道との分岐です。前方から話し声などが聞こえてきました。現ハイキング道との合流が近い。

6/29 9:54

人差し指方向に進みました。明瞭なルートですが、くるぶしから膝の高さぐらいの草が茂っています。

6/29 9:56

振り返って撮影しました。合流箇所です。夏場はちょっと躊躇われるようなヤブ道ですね。

6/29 9:56

神津獄ハイキングコースで鳴川休憩所を目指しました。

6/29 10:21

休憩所の前にあじさいが咲いていました。どうせ、額田のあじさい園は混雑しているので、ここで早目の昼食タイムです。

6/29 10:32

弘法の水に立ち寄って、ハッカ油の水溶液を補充しました。

6/29 10:35

安高大神さんの参道を利用して額田園地へのバイパスを試みました。予想外のブッシュです。足元が見えません。

6/29 10:36

この道通ったことがなければ、引き返すと思います。通過してから振り返って撮影しました。軽く崩落してる場所があるので、足元に注意してください。

6/29 10:36

ブッシュを抜けると前方はこの通り立派な道が現れます。

6/29 10:38

矢印の先に安高大神さんへの案内板があります。そこからラインのように擁壁の縁を歩いて車道へ出ます。

6/29 10:43

髪切（こぎり）地蔵さんです。

6/29 10:57

摂河泉ハイキング道を横断して、鉄塔巡視路へ突入しました。

6/29 11:01

途中の破線道が以前より明瞭になっているような気がしますね。（アタックしろとの悪魔の声が聞こえます）

6/29 11:13

折り返し点です。鉄塔176号へのルートと反対側へ進むとTV大阪送信所の脇から管理道に出ることができます。

6/29 11:43

あじさい園に到着。園地事務所でアイスクリームを買って食べました。昨年は、カッチカチで食べ辛かったですが、今年のはしっとりしてましたね。

6/29 11:43

ガクアジサイです。自分はこちらの種類が好みです。あまりに人が多いので、早々に立ち去りました。

6/29 12:20

こぶしの谷到着。風が涼しくて気持ちよかったです。石の休憩所は満杯でしたが、ここは人気がなかったですね。

6/29 12:24

ここで、おやつを食べました。シークワーサーのジュースってトマトジュースみたいな味なんですね。

6/29 12:37

日下直越の谷コース下山口です。以前にあった道標が撤去されていました。黒丸のなかに「保安林」の看板があります。その先に空間が広がっているので、通行は可能だと思います。

6/29 12:55

灯籠ゲート到着。八丁門峠とも言いますが、ハチエモンという方が茶店を営業していた場所なのだとか。ハチエモンが訛ってハッチョウモンに。これホント。

6/29 12:57

山麓公園へ行く途中で見つけました。いっぱい実をつけていました。何でしょうか？

6/29 13:05

ワニが口を広げたような形のどど池の縁を歩きます。ここはちょうど上口の先端部分ですね。

6/29 13:08

古堤街道の奈良側起点部分です。古堤街道はスカイラインで分断されてここから西側は消滅しています。

6/29 13:12

山麓公園の外周路だったようですが、現在は忘れられているようですね。

6/29 13:12

ここもブッシュがヒドイ。肩より高い草が繁茂しています。踏み跡はなんとかわかります。

6/29 13:14

切り通しのようなところです。この手前のブッシュが一番ヒドイ。

6/29 13:16

旧道の分岐です。ちょっと分かりにくいです。

6/29 13:16

鮮やかな色のキノコが生えていました。毒キノコでしょうか？

6/29 13:18

峠地蔵さんに、ご挨拶です。ここはいつも綺麗にお世話されています。

6/29 13:20

地蔵さんの前から奥に道が続いています。

6/29 13:21

この先は、石切り場の断崖絶壁です。近づかないようにしましょう。

6/29 13:22

眼下に山麓公園の外周路が見えます。急坂ですが下っていきます。

6/29 13:23

この木が目印になります。手前の木に白いテープでマーキングしておきました。

6/29 13:38

市道16号線を下っていきます。

6/29 13:39

ハイキングコースAの入り口です。

6/29 13:47

ずっと舗装されています。これが、古堤街道の南ルートです。

6/29 13:48

気になったので、谷を覗いてみました。ゴミが散乱しています。ちゅーとハンパに舗装するからこうなる。山道に戻してください。

6/29 13:53

左手に分岐です。ちょっと不明瞭です。

6/29 13:53

右手の分岐路です。こちらは、ハッキリしています。

6/29 13:54

分岐のすぐ先に、古い石標がありました。古堤街道の名残です。左の看板と電柱が激しくジャマです。看板だけでも場所を変えてください。

6/29 14:04

薬師堂川手前で、毘沙門天種子磨崖仏に立ち寄りました。

6/29 14:14

生駒市最大の道標だそうです。この石標左手の急坂を下るのが古堤街道の続きとなります。

6/29 14:22

俵口町のバス停に到着しました。

6/29 14:35

生駒丘陵の裾野をクネクネと歩いていきます。石標がコンクリートに埋まっていました。

6/29 14:44

谷田の地蔵堂です。十三仏の板碑などが祀られています。

6/29 14:50

ここにもあじさいが咲いていました。

6/29 14:50

観音寺です。ここの如意輪観音菩薩磨崖仏は必見です。

撮影機器：

LUMIX DMC-SZ7 パナソニック

Xperia acro HD SO-03D SONY

感想

Ikoma Nature Walk

今年も額田園地のあじさい祭りに行ってきました。大変な混雑ぶりです。
日帰りバスツアーで来る人も多いのか、サンダル履きの人もチラホラ。
そんな中、ずぶ濡れ状態でアイスクリームを食べるのが恥ずかしかったです。
今年は矢田寺ですでにあじさいを堪能していたので、サッサと立ち去りました。

例年、この時期の山歩きはバテバテなのですが、この日はすこぶる好調で、
シューズを新調した甲斐がありました。

☆☆☆「生駒の古道」　見て歩る記シリーズ☆☆☆
今回は、『古堤街道南ルート』です。
古堤街道は大阪・奈良を結ぶ主要路の一つとのことですが、大阪側はほとんど歩けません。
いくつか石標などが残っているようです。

今回は起点となるスカイラインの縁からスタートし、峠地蔵を参詣して街道を下りました。
市道16号の先からは、生駒市が整備するハイキング道（コースA）となっています。
コースB,Cが八丁門峠越の宝山寺参詣道を再整備したもので、共によく利用されています。

古堤街道の名残である道標や磨崖仏は、注意しないと見逃してしまいます。
本書がなければ写真に収めることはなかったでしょう。

コメント

ゲスト

入れ違いでしたね。
こんばんは。亀コメントで失礼します。
当日、私もなるかわ園地からあじさい園に行っておりました。
Juantontoさんより神津嶽コースの休憩所で1時間遅れ、
あじさい園の案内所には30分遅れでした。

実は去年の暮れにもJuantontoさんとはニアミスしています。
私が１時間程早く歩きだしていればハイカーと出会う事はまずない
高尾渓辺りですれ違っていました。

あじさい園からはあじさい新道で稜線に出て役の行者ゆかりの
クソマル石(生駒の古道で知りました)を探しながら暗峠に下りました。

生駒の古道で紹介されているコースを正確にトレースするのは私には難しいです。
毎回、正確にトレースされているJuantontoさんレコは参考になります。

PS 写真の木の実はヤマモモで熟れると赤くなります。
赤くなると人が採って食べてしまいます。

Ikoma Nature Walk

Re: 入れ違いでしたね。
クソマル石は、見に行きたいと思っています。
基本、人の多いところはニガテなので、
人と出会うことはないのですが、
たまに出会うとドキッとすることがありますね。
ある意味ハチやヘビより怖いかも。

ゲスト

蒸し暑い中、やぶやぶに負けずがんばってらっしゃいますね。
髪切（こぎり）地蔵さん。
まだ見たことないかも。

私も人の多いところはニガテですが、ハチやヘビのんが怖いです。。

Ikoma Nature Walk

Re: 蒸し暑い中、やぶやぶに負けずがんばってらっしゃいます...
お堂が今にも崩壊しそうで心配なんです。。。