霊仙山前衛・谷山【柏原道〜県境尾根(長尾)縦走】
- GPS
- 09:05
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,178m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:58
天候 | 晴れ 絶好の登山日和 【気温】二合目:18℃ 谷山:25℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(約30分)、乗り合わせて柏原道養鶏場分岐へむかう(約45分)。 《備忘録》 国道21号を西へ向い「伊吹山→」案内看板を過ぎた先、柏原駅近くの 米原警察柏原派出所の前を左折、「霊仙山登山道」の案内に従って直進。 名神高速の高架をくぐって登山口ポストを過ぎ、ゲートを抜けると 養鶏場が現れる。 |
写真
感想
柏原道で霊仙山に登るのは何十年振りになるだろう。
当時は柏原駅から歩き、養鱒場からバスで醒ヶ井駅へと帰ったが、
今回は養鶏場分岐からの出発だ。
当時は「二本杉」が一合目だったと思うが、現在は二合目となっていた。
登って気付いたがどうやら新旧の道標が混在するため、同じ合目表示が
二度現れるようだが、クラシックルートは優しい道だ。
呼吸が上がるような登りは無く、緩やかに高度を上げて行く。
二合目で尾根に乗り、四合目から一旦尾根下へ下るが六合目辺りで
再び尾根筋に戻ると、雰囲気が変わってくる。
左手(東側)に養老方面を眺めながら七合目を過ぎると初めて
霊仙山の山頂部が姿を現し、支尾根の乗越し部に出ると長かった柏原道
ともお別れだ。リボンが揺れる薄い踏み跡を追って、左斜面を直登する
と本日唯一の山頂、谷山に到着だが展望は望めないので、西へ僅かに
下った岩尾根の展望地で霊仙山の絶景を楽しみながら、木陰でゆっくりと
昼食タイムを過ごし再び南へ向って、県境尾根:長尾を下る。
登りは歴史のある柏原道、下りは地図にも乗らないマイナーな尾根だ。
南の五僧峠まで、小さなアップダウンを繰返しながら、途中P746への
登降を除けば概ね緩やかに高度を下げていくのが特徴で、それだけに
距離が長い尾根だ。
薮谷側に設けられたネットに沿って広がる景色は、山肌に林道が刻まれた幾里山やソノド、高塚山と言ったマイナーな山並みや烏帽子岳、三国岳
御池岳と、柏原道からは見えなかった山ばかりで、鈴鹿を南下していると
実感できる眺めだ。
緩やかで足に優しい尾根と書いたがそれはP695までだ。
以降五僧峠までは厳しい傾斜、複雑な地形の続くやっかいな尾根となる。
我々はその手前、P635を通る南東尾根(?)の分岐を下った先で
東側斜面を走る林道へ逃げ、五僧巡視路入口まで下ったが、
ゆっくりし過ぎて目標の16時を過ぎた下山時間になってしまった。
コメント
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霊仙山を北から南まで縦走するなんて、とても魅力的ですね。
柏原道を一度は歩いてみたいと思いつつ、ロングなピストンに恐れをなして実現していません。
日帰りでこのコース取りですとグループで置き車しないと不可能な山行ですが、山行後に五僧から柏原まで戻るのもかなり時間が掛かりそうですね。丸々一日の長丁場お疲れさまでした。
ところで、柏原道はヤマビルは居なくなったと宣言していた記憶がありますが、今回のコースで出ませんでしたか?
霊仙山をパスしての縦走になるので、ピークハント目的では計画しづらい
コースですね。
柏原道は霊仙山に登る道では最も長くなりますが、八合目辺りまではたいした
傾斜も無く、クラシックルートの趣を感じながら歩ける道だと思います。
新旧の道標で合目地点が異なるのも歴史を感じますし、経塚山までの
ピストンならばビギナーを案内するにはぴったりの道かなと思います。
気温が20℃前後という事もあり、ヒルの存在は気になりませんでした。
最後は明るい感じの林道歩きでしたが、この時期16時を過ぎての下山は
褒められたものではありませんね。
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