テント泊2日目 甲斐駒ヶ岳へ

2022年09月25日(日) [日帰り]

• GPS: 06:41
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,041m
• 下り: 1,040m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:56

5:23 長衛小屋
5:50 5:50 仙水小屋
6:18 6:21 仙水峠
7:29 7:35 駒津峰
7:59 8:05 六方石
8:44 8:45 駒ヶ岳神社本宮
8:50 9:07 甲斐駒ヶ岳
9:11 9:17 駒ヶ岳神社本宮
9:55 9:56 六方石
10:22 10:22 駒津峰
11:25 11:25 仙水峠
11:53 11:59 仙水小屋
12:21 12:21 長衛小屋
12:21 ゴール地点

天候

文句なしの快晴！気温高め。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

前日到着、長衛小屋テント場で一泊。
帰りは13:10北沢峠発のバスで仙流荘へ。
仙流荘の駐車場は1000円(日帰りでも何泊でも。ということだと思われます)

その他周辺情報

◆仙流荘
日帰り入浴500円。露天風呂、サウナ、広い脱衣所、ドライヤー完備。
昼食は14:30までなので注意。
横に屋根付きの不思議なテント場がある。

◆道の駅　南アルプスむら
地元野菜販売
ジェラート屋さん
カフェ(食事は15時まで。コーヒーは本格的でなかなか美味しい。)

写真

9/25 5:24

4:30に起きて、朝ごはん。昨晩の鍋の残りスープと、尾西のわかめごはんでおじやを作った。朝から美味しくて幸せ。スープを苦労なく摂取できて残飯問題もクリア。
日の出は5:30。朝日は山麓に阻まれて見えませんでしたが、5:00を過ぎると徐々に辺りが明るくなっていきました。ヘッドランプ無しでも行動できそうになったのを見計らって出発です。
周りの皆様は真っ暗な中歩き始めているみたい。

9/25 5:48

静かな森林歩き。ほどなくして仙水小屋。宿泊者以外小屋付近に立ち入り禁止の徹底ぶりでした。

9/25 5:49

日の出を迎えて、昨日登った仙丈ヶ岳が赤く染まります。

9/25 6:07

ゴロゴロゴーロ
一つ一つがさほど大きくないのでテンポ良く進めました(大きくなった途端に恐怖心で慎重になり、苦手意識)

9/25 6:18

ゴーロ帯抜けると、急に稜線に出て視界が開けるの！山梨側がスコーン！と目に飛び込んできて感激。

9/25 6:18

甲斐駒ヶ岳の摩利支天がそびえます。あんな高いとこまで行くのか。。既にお水を1/3消費しており不安。

9/25 6:19

雲海が美しい朝。出会ったおばさまが、ここでご来光を迎えればよかったと。それも素敵ですね。ただし暗い中ゴーロを進むのは、私一人ではやめておこう。

9/25 6:51

上部のカールが見えない角度なので仙丈ヶ岳っぽくないですが、仙丈ヶ岳。

9/25 7:24

樹林帯をひたすらに登り、森林限界を超えたら見えて来た富士山！

9/25 7:29

駒津峰到着。ここまで辛かった。まだ6号目ということが信じられない。
向こうに仙丈ヶ岳。

9/25 8:00

駒津峰からラスボス甲斐駒ヶ岳のてっぺんを見上げる。威圧感、手強い。

9/25 8:13

分岐で岩の直登ルートと、ザレの巻道に分かれる。迷わず巻道を選ぶ。ザレザレで進まないけど、岩をよじ登る運動神経を持ち合わせておりませんので、安全に。

9/25 8:19

摩利支天への分岐がありますが、バスの時刻を優先して寄らずに進みます。

9/25 8:49

なんとかたどり着いた山頂！ワラジが備えられた祠。すばらしき快晴。

9/25 8:51

八ヶ岳がオールスターでとらえられました。富士見、茅野の下界も見えます。

9/25 8:51

小金沢連嶺。瑞牆山、金峰山も見えているのでしょうか？誰か教えてほしいな。

9/25 8:51

昨日登った仙丈ヶ岳、カールまでくっきりお向かいに見えています。あちらの方が50mくらい標高が高いのかな。

9/25 8:51

富士山からもこちらが美しく見えていることでしょう

9/25 9:04

富士山と摩利支天
知らない方のシルエットが映えてます

9/25 9:05

鋸岳、その向こうに北アルプスの山々。

9/25 9:07

仙丈ヶ岳、女性的でほんと美しい。

9/25 9:57

帰り道。鞍部から駒津峰への登り返しに気持ちが折れそう。
飛行機雲が絵画的だったので、励まされて頑張ってみます。

9/25 11:55

帰り道に考えるのは、
①なんとしても温泉に入りたい！12:30までにテント場に着いて、スムーズにテントを撤収できたら13:10のバスに乗れる。そしたら温泉に寄れる！温泉温泉♨️
②喉乾く。お水足りない！水場は仙水小屋まで無い。冷たい水ガブガブ飲みたい！

ようやくたどり着いて飲んだ水の甘いこと。
この後テント場には12:20頃に到着でき、余裕を持って撤収。バスに乗る前にこもれび山荘でガトーショコラを購入して食べるほどの充実ぷりでした。
仙流荘で温泉に入り、2日分の汚れと疲れを癒すことができました。ありがたや。

9/25 14:44

帰りの車で道の駅南アルプスむらに寄り道。野菜を安く購入。
ビーツのジャガイモでできたコロッケをテイクアウト。5個入りのはずが、1個おまけしてもらい6個に。帰りの車であっという間にたいらげました。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

ririmonta

ステージ進むごとに道の趣きが変わるので長い道中も飽きずにズンズン進めました。穏やかな樹林帯、ゴロゴロゴーロ、永遠に続く急坂のハイマツ道、難しく無い鎖場、岩登り、純白の花崗岩ザレの急坂登り。
仙水峠に上がってからは景色に何度も励まされました。景色を眺めるフリして足を止めて小休憩を繰り返していたのは内緒。
贅沢を言ってはいけませんが、道中に山小屋がなく、水も食事も余裕を持って担ぐ必要があります。でないと私のように頭の中が水飲みたい！でいっぱいになり危険です。。
遠くから圧倒的な存在感で魅了してきた憧れの甲斐駒ヶ岳。近くで見てもやっぱり立派で、登りごたえのあるお相手でした。
それでも苦しさ以上に充実感が優ったので、またいつか必ず訪れたい山リストの上位に加えたいと思います。
帰りの仙流荘の温泉、道の駅アルプスむらの買い物、どちらも人に優しくて温かい気持ちで帰路に着きました。
帰りは渋滞でたっぷり4時間かかり、ある意味一番疲れましたけれどね。。