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Yamareco

記録ID: 472111
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山釈迦岳 (オオサクラソウ咲くお花畑へ)

2014年06月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:09
距離
20.7km
登り
1,715m
下り
1,709m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

市ノ瀬P 4:52−5:55 釈迦岳登山口 −6:43 水飲場 6:55−8:37 釈迦岳前峰 8:40−10:00 お花畑 10:30−12:05 釈迦岳前峰 −13:04 水飲場 −13:43 釈迦岳登山口 −14:47 市ノ瀬P
天候 朝のうち曇り時々小雨、昼前から雨、次第に本降りに。
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市ノ瀬駐車場:無料。トイレあり。水あり。
十分な収容能力があるので、マイカー規制期間以外は、駐車スペースの心配はない。
コース状況/
危険箇所等
市ノ瀬から林道までは、標高差約180mの林の中の道。
登山口までは、約2.4kmの林道歩き。
登山口から釈迦前峰までは、ブナ、ダケカンバの樹林の中の道。
 手前から木がなくなりジグザグの急登。
前峰を過ぎ、釈迦本峰を巻く道に比較的長い雪渓あり。
雪渓からは緩やかな下りとなり、ハクサンチドリロードとなる。
最低鞍部を過ぎると、七倉の辻への登りとなり、多種多様の花が沿道を飾る。

日帰り温泉は、市ノ瀬に白山温泉(永井旅館)あり。600円。
【静かな市ノ瀬】
駐車場はガラガラだった。
【静かな市ノ瀬】
駐車場はガラガラだった。
【まずは林道目指して】
林の中に突入。
【まずは林道目指して】
林の中に突入。
【ハクサンカメバ】
ユーモラスなカメバヒキオミコシの葉。
1
【ハクサンカメバ】
ユーモラスなカメバヒキオミコシの葉。
【水が少ない!】
殉難碑前の水は勢いがない。
【水が少ない!】
殉難碑前の水は勢いがない。
【いよいよ釈迦新道】
気合を入れて、いざ出発。
【いよいよ釈迦新道】
気合を入れて、いざ出発。
【フタリシズカ】
今頃咲いているんだね。
4
【フタリシズカ】
今頃咲いているんだね。
【ありゃ!】
水飲場の水が飲めない。
3
【ありゃ!】
水飲場の水が飲めない。
【マイヅルソウ】
点々と群生していた。
3
【マイヅルソウ】
点々と群生していた。
【ギンリョウソウ】
馬の顔に見える。
3
【ギンリョウソウ】
馬の顔に見える。
【別山はガスの中】
見えるのは中腹までだ。
1
【別山はガスの中】
見えるのは中腹までだ。
【ゴゼンタチバナ】
咲きたてで真っ白。
2
【ゴゼンタチバナ】
咲きたてで真っ白。
【アカモノ】
純白の小さなボンボリが初々しい。
5
【アカモノ】
純白の小さなボンボリが初々しい。
【アカモノ】
寄り添うアカモノ姉妹。
4
【アカモノ】
寄り添うアカモノ姉妹。
【イワカガミ】
ふさふさピンクがうれしい。
4
【イワカガミ】
ふさふさピンクがうれしい。
【エンレイソウ】
虫が付いているみたい。
【エンレイソウ】
虫が付いているみたい。
【遠くになりにけり】
出発地の市ノ瀬は、もうあんなに遠くに。
1
【遠くになりにけり】
出発地の市ノ瀬は、もうあんなに遠くに。
【ショウジョウバカマ】
雪解け跡には春の花が。
【ショウジョウバカマ】
雪解け跡には春の花が。
【オオバキスミレ】
鼻の下の鼻毛がかわいい。
2
【オオバキスミレ】
鼻の下の鼻毛がかわいい。
【ミツバオウレン】
おめめがパッチリ(ё ё)
1
【ミツバオウレン】
おめめがパッチリ(ё ё)
【白山釈迦岳】
山頂は今日もパス。
2
【白山釈迦岳】
山頂は今日もパス。
【ツマトリソウ】
ピンクの端取りがほんのり。
4
【ツマトリソウ】
ピンクの端取りがほんのり。
【釈迦岳前峰】
小雨の割には、意外と見えている。
1
【釈迦岳前峰】
小雨の割には、意外と見えている。
【ミネザクラ】
もうすぐ満開。
2
【ミネザクラ】
もうすぐ満開。
【ミヤマキンポウゲ】
雨の沿道に花を添える。
2
【ミヤマキンポウゲ】
雨の沿道に花を添える。
【ハクサンチドリ】
いよいよお出ましだ。
3
【ハクサンチドリ】
いよいよお出ましだ。
【四ツ塚への道】
お花畑はあの辺かな。
【四ツ塚への道】
お花畑はあの辺かな。
【カラマツソウ】
雨に濡れ、きれいな放射状の花が少ない。
3
【カラマツソウ】
雨に濡れ、きれいな放射状の花が少ない。
【ハクサンチドリロード】
ここは千鳥足で。
2
【ハクサンチドリロード】
ここは千鳥足で。
【ムカゴトラノオ】
イブキトラノオみたい。
2
【ムカゴトラノオ】
イブキトラノオみたい。
【ヨツバシオガマ】
ハクサンチドリに押されて寂しそう。
2
【ヨツバシオガマ】
ハクサンチドリに押されて寂しそう。
【ハクサンチドリ】
よく見るとウズラバだ。
2
【ハクサンチドリ】
よく見るとウズラバだ。
【リュウキンカ】
雪渓の脇に咲いていた。
【リュウキンカ】
雪渓の脇に咲いていた。
【ミズバショウ】
可憐さが、ひときわ際だっている。
1
【ミズバショウ】
可憐さが、ひときわ際だっている。
【キヌガサソウ】
今日のカサは雨傘かな。
3
【キヌガサソウ】
今日のカサは雨傘かな。
【サンカヨウ】
花びらが、ちょっと透明になってる。
3
【サンカヨウ】
花びらが、ちょっと透明になってる。
【クルマバツクバネソウ】
親子風車だ。
3
【クルマバツクバネソウ】
親子風車だ。
【グンナイフウロ】
横から見ると鳥が飛んでいるよう。
1
【グンナイフウロ】
横から見ると鳥が飛んでいるよう。
【ハクサンチドリ】
淡い濃淡の薄紫が綺麗。
2
【ハクサンチドリ】
淡い濃淡の薄紫が綺麗。
【お花畑】
やっと着いた。さあ、花の鑑賞会だ。
1
【お花畑】
やっと着いた。さあ、花の鑑賞会だ。
【オオサクラソウ】
サクラソウの赤紫にホッとする。
2
【オオサクラソウ】
サクラソウの赤紫にホッとする。
【オオサクラソウ】
濡れた花びらが艶っぽい。
2
【オオサクラソウ】
濡れた花びらが艶っぽい。
【オオサクラソウ】
まだ新鮮な花ばかり。
3
【オオサクラソウ】
まだ新鮮な花ばかり。
【オオサクラソウ】
山ガールにも負けていない。
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【オオサクラソウ】
山ガールにも負けていない。
【オオサクラソウ】
アップにも十分耐えられる。
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【オオサクラソウ】
アップにも十分耐えられる。
【オオサクラソウ】
色は派手だが、こうして見ると実にしおらしい。
3
【オオサクラソウ】
色は派手だが、こうして見ると実にしおらしい。
【キヌガサソウ】
白の三連星。
1
【キヌガサソウ】
白の三連星。
【シナノキンバイ】
大きいせいか、見つけると得した気分になる。
2
【シナノキンバイ】
大きいせいか、見つけると得した気分になる。
【オオサクラソウ】
名残惜しいなあ。来年また来るね。
1
【オオサクラソウ】
名残惜しいなあ。来年また来るね。
【ノウゴウイチゴ】
こんなにずぶ濡れになって。泣かないで。
2
【ノウゴウイチゴ】
こんなにずぶ濡れになって。泣かないで。
【ツマトリソウ】
下を向いてるうなじがかわいい。
3
【ツマトリソウ】
下を向いてるうなじがかわいい。
【ササユリ】
ささゆり姉妹は、なぜか演歌調。
2
【ササユリ】
ささゆり姉妹は、なぜか演歌調。
【満足度数】
終わってみれば、雨もまた楽し。

1
【満足度数】
終わってみれば、雨もまた楽し。

感想

土日の天気予報がよくない。
しかし、このコースは、今の時期を外せない。
土曜の天気予報は、午後から雨とのこと。
下りは雨覚悟の、午前中勝負で行くしかない。

早朝の市ノ瀬は、ボツリボツリと雨が落ちてくる天気だった。
これでは、気持ちが萎えてくる。
おまけに、車もほとんど上がって来ない。
ゆっくり支度をしていると、ようやく一つのグループが出発の準備をし始めた。
それを見て、自分に鞭打ち、とにかく出発することにした。

雨は降ったり止んだりの霧雨状態だった。
かえって涼しくていいやと負け惜しみを言いつつ、先を急ぐ。
水飲場で、やっと先行者に会う。
一口と思い、水場に行くと、水はわずかしか出ていない。
しかも、樋のパイプが壊れている。
今日はいいけど、これでは暑い日は大変だ。

雨は、釈迦前峰手前で降ってきた。
でも、まだ本降りではない。
道ばたの花を見る余裕があった。
マイヅルソウ、アカモノ、ミツバオウレン、ツマトリソウなどの群落が次々に現れ、飽きさせない。
さすが花の釈迦新道だ。

釈迦を越え、下りにさしかかると、ハクサンチドリが現れた。
ここからしばらくは、チドリの独壇場だ。

最低鞍部から少し登ると、水芭蕉の咲く雪渓が現れた。
雪解け水が音をたてて流れている。
いつもなら、ここで一息ついて喉を潤すのだが、
今日は全身湿りっ放しで、そんな気にはなれない。
それでも、雪渓脇に咲く水芭蕉の可憐さに、しばし見とれる。

お花畑に着くと、雨は粒がはっきりしてきた。
ザックも下ろさず、しばらく花を愛でる。
雨は、小止みになったり、ボツボツ来たりだ。
でも、まだ、汗で濡れるより雨の方が気持ちいいくらいだ。
晴れていたら、ここは天国なのに残念だ。

さあ、ここからは雨との勝負。
本降りになる前に、釈迦岳を越えたい。
そう思うと、あの花を確認した後、オオサクラソウ咲くお花畑に別れを告げた。

昼食は、釈迦岳の風の当たらない雪渓の上で取った。
冷やし中華ではなく、カップうどんにして良かったと思った。
こんな日は、暖かいものが何よりもありがたい。
ホットコーヒーで落ち着いたら、一目散に下山だ。

思った通り、釈迦岳を過ぎたら本降りになってきた。
もうここからは、なるようになれだ。
全身、汗と雨でベタベタになりながら、休みなしで一気に市ノ瀬まで下った。
途中歩きながら考えていたことは、
着いたらすぐに永井旅館の風呂に入りたいということだけだった。

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