吾妻連峰 一切経山
- GPS
- 06:27
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 919m
- 下り
- 531m
コースタイム
不動沢橋1125〜1130-賽河原1210-山鳥山-1219~1230-井戸溝1255-慶應吾妻山荘1320-就寝2100
6/15(日)
起床0500-出発0650-五色のコル0735(ザック下ろす)-家形山0745~0750-五色のコル0755~0805(ザック背負う)-一切経山0845~0900-酸ヶ平小屋0922~0926-浄土平1015~1020-吾妻小富士1030~1055-浄土平1105-花月ハイランド1230~1330-福島1405
天候 | 6月14日 1日目 小雨のち晴れ 6月15日 2日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
福島駅からマイクロバスに揺られて不動沢橋へ。登山道は不動沢橋に着いたらすぐに見つけられます。登り始めて最初の辺りで沢?のようなものを渡ります。そしてこの辺りにはヘルメットくらいの岩のようなものがごろごろしていて少し歩きにくい印象を受けました。また道は人が一人通れるくらいの細い道で周りは草や木で囲まれていて壮大な景色は楽しめませんでしたが自然のなかにいることで若干リラックス効果があったかなと思います。これはこれでのんびりしてていい感じです。また前日雨が降っていたせいでしょうか道がベチャベチャのところがそれなりにありましたね。道に水が流れているところもありましたがそんなに気にする必要はないかなと思います。進んでいくとだんだん道が広くなっていきます。少し解放感が出ました。進んで井戸溝に近づいていったときに金属の渡し板がありました、鉄ですかね。この金属の渡し板の下にはせせらぎと昔使われていたと思しき木の渡し板がありましたが、これはところどころ割れていて見て使えないとわかるものでした。現役の金属の渡し板ですが、個人的な感想としては少し怖かったですね。少し湿っていたのもまたなんとも。ここは少し気を引き締めておいたほうがいいかと思います。進んでいくと分岐がありそれぞれ、まっすぐに行く道と僕たちが使用した慶應吾妻山荘への道とで分かれます。曲がって山荘に向かいます。行く途中は野原のような平原のようなものが広がっています。土手によくあるすすきの大群がある感じです。また進む道には木の板があって歩きやすくなってます。ただ濡れた木ほどすべりやすいものはありません。濡れていたら気をつけましょう。滑ったら、いろいろな面で嫌ですしね。しばらくしたら山荘がみえてきました。暖かい山荘のなかに入り夕食まではゆったりとした時間を過ごしました。さて少し話が変わりますが、僕たちの隊が下界で懸念していた水のことについてです。結果から言うと水は出ていませんでした。山荘の方が僕たちが来る前になんとかしようとしてくださったのですがダメだったそうです。しかし、予め炊事用の水は用意してくれていたらしく、夕食は下界のものと同じ(それ以上かも)クオリティのものをごちそうになりました。とてもおいしかったです。夕食の後ものほほんとしていました。布団もやわらかくてよく眠れました。朝食も夕食と劣らずバランスのとれた素晴らしいものでした。出発する前にみんなでラジオ体操をしました。懐かしかったです。また、妙な一体感も生まれました。前日の分岐のところで曲がり一切経山を目指します。この分岐を少し進んだところに残雪がみられました。といっても道からやや離れたところにあるので問題ないかと思われます。さて進んでいくと前日より上が開けていて景色が少し楽しめます。家形山の前にある2つのピークあたりからガレてきます。五色沼が見えてきたあたりからしばらく道はガレっとしています。少しはしゃいだら転ぶので気を付けましょう。さてここで荷物を置き家形山を登ります。最初のほうで道が草や這い松?でわかりにくくなってますが、道のつながりを考えればわかります。通りにくかったです。途中に岩がころがってます。家形山から見る五色沼と一切経山はかなり良い眺めです。五色沼から一切経山を目指します。途中に木道がありました、木道が終わると、足の大きさくらいの石が転がってます、進んでいくと道に雪が残っていました。歩行に影響はありませんでしたが、用心はしときましょう。また途中に2段の小さいはしごがあります。危険性はほぼないです。この先にまた残雪がありました。ここのはそれなりに注意して歩きました。前のほうでは踏み抜いている人もいました。また、この残雪のせいで道がわかりにくくなっておりうちの隊も間違えかけました。ここは注意したほうがいいですね。これらを越えて一切経山に到着。景色いいです。人もけっこういました。ここから浄土平まで下りですが、個人的ににあまりここのは苦手です。ガレというか砂っぽいというようなところだとかなり疲れちゃうからです。ここの下りは他のところと比べて少々疲れるかと思います。また、下っている途中にまたもや残雪、ここはガッツリ残ってました。注意しなきゃです。ここらへんから鎌沼が見えました。下りも大体終わってあとは平地だ!ってところにトイレがあります。ありがたい。周りが開けていて解放感を感じつつ足を前に、していたらグチョグチョベチャベチャの泥ポイントに突っ込みました。汚したくない場合は意識したほうがいいかと思います。泥ポイントを終えてすぐに木道が浄土平まで続きます。左手を見るとせせらぎが、右手を見ると雪渓、前方には吾妻小富士が見えます。浄土平に到着後に吾妻小富士に登りました。階段がついてます。上はザレてます。お鉢廻りをしました。大した労力も使わずにできます。帰りに花月ハイランドホテルにて入浴、ここは露天と室内で脱衣場が違います。どちらも入りたい場合は2回脱いで着てをすれば入れます。 |
写真
感想
今回は新人歓迎ということでいつもより楽な工程でした。僕としては登山口に着くまでと下山場所から帰るときが一番の戦いですね。乗り物酔いはつらいです。これを書いてるときも思い出して気持ち悪くなりました。日光のいろは坂のときは大変でした。そんなことはさておき、慶應吾妻山荘は快適ですね、ご飯がとてもおいしかった、おいしいと言うのに無駄な言葉は要らないということを実感しました。いつもは、テントを建てて寝食を行うので、小屋の快適さには余計に感服してしまいます。6月なので道の途中途中に雪が残っていました。また、写真はあげてないものの歩いてるときにきになったものがたくさんありました。まずは、みょうがを細長くしたものです。これはなんだろうと、考えていたら答えはすぐとなりにあって、なんかの植物の子供でした(何の植物かはわかりませんでした)。花が結構ありました。僕が見たのはピンクか白の花だけでしたが心をほんわかとさせてくれました。花の色とは対照的に靴とズボンをかなり汚してしまいました。きっと道がベチャベチャしていたせいだと言っておきたいのですが、僕の歩き方が悪いことが一番の原因ですね。直さなくては。
話が飛びますが不動沢橋からのルートを使っている人って少ないのかなーと感じました。不動沢橋から家形山、五色沼の間の行動中で2人しか会いませんでした。一切経山からだとかなりの人に会うことからみなさん大体浄土平から来てるんですね。浄土平に近づくにつれて多くの人とすれ違うことからもそうだと考えられますね
今回の行程で一番注目すべきは残雪ポイントの数ですね。そこまで標高が高くないので1か所くらいかなと思っていましたが、甘かったようです。ただ、ちゃんと注意してれば問題ないぐらいの量なので対応はすぐにできると思います。
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