生駒の古道・番外編「稲蔵神社参詣道」

2022年09月26日(月) [日帰り]

• GPS: 03:23
• 距離: 9.5km
• 登り: 199m
• 下り: 214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:20

11:33 生駒駅
14:53 14:53 菜畑駅
14:53 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄奈良線・生駒駅
復路：近鉄生駒線・菜畑駅

コース状況／危険箇所等

稲蔵神社から矢田丘陵遊歩道へは、無理せずに迂回する事。

写真

9/26 10:52

近所のセブイレで恵務さんの地図を印刷しました。

9/26 11:31

生駒駅の見どころ。生駒市内の特産物展示コーナーです。必ず立ち寄りましょ。

9/26 11:36

暗渠の宝山寺川がこの下に流れています。地下へ降りるマンホール。撮影してて跳ねられそうになったw

9/26 11:39

宝山寺川と生駒川（竜田川）の出合い。

9/26 11:42

しまった。。。高架を歩いちゃダメなんだ。階段を降りて、ルートを修正。

9/26 11:43

稲蔵神社参道の道標その1です。前の立て看板は、犬の放尿避け。知らずに移動させたアホがいたため、設置の紐は厳重となりにけり。アホのせいで、撮影が不自由となりました。すんません。。。

9/26 11:46

谷田地蔵堂に到着。ここでの必見はお堂内の十三仏でも、階段を上がった観音寺の磨崖仏でもありません。

9/26 11:47

これです。何気においてる石柱。かつての道標ですね。

9/26 11:47

うーん。これは蓮台ですね。

9/26 11:48

これも蓮台の一部です。残欠を集めてコンクリで固めたのかな。

9/26 11:48

お堂の柱を支えてるのも五輪塔などの一部のようです。

9/26 11:53

さて、問題の道標地点につきました。ここで右折れして稲蔵神社へ向かう。こちらの面は、あとから追記したものです。

9/26 11:53

こちらの面が本来の道標。恐らく大正期に設置されたと思われます。道標その2です。

9/26 11:57

ひゃー、今日も暑いな。この辺りが桜ヶ丘の頂上部。ゆっくりと下りにかかります。

9/26 12:10

三太郎大明神にごあいさつ。詳細は、恵務さんのサイトでお楽しみください。

9/26 12:11

ガード下をくぐります。日陰でヒンヤリして気持ちよかったです。

9/26 12:12

さて、ここからが大正時代に整備された道とのこと。ゆっくりと登っていきます。

9/26 12:14

「稲蔵神道」と刻まれた道標その3　予算の関係で「大明」をケチったのか？　なぜか通る車やタクシーは全て生駒台南方面へ曲がって行きました。

9/26 12:18

うっかり通り越した。ちょうど坂道の頂点にあるようです。道から見えないと、あれほど念を押されてたのに。。。

9/26 12:21

前方に矢田丘陵の山並み。左右に新旧の風景が混ざってる感じ。

9/26 12:22

東生駒川の橋を渡ると、正面に道標その4です。

9/26 12:28

小明の七地蔵。実際には九体の地蔵さんがおられるらしい。恐らく迎え地蔵やら、ごちゃまぜにしたのでしょう。

9/26 12:33

恵務さんを悩ます五辛禁札の石碑。当方も、昨夜ショウガたっぷりで厚揚げ豆腐を食したので、入口で失礼しました。

9/26 12:34

児童公園を兼ねた自治会館前に道標その5です。だいぶ近づいてきましたね。

9/26 12:36

小石仏を小さな石窟に集めておられました。

9/26 12:40

稲蔵神社一の鳥居に到着。大きな山灯篭と大峰回峰紀年の石碑。

9/26 12:40

山灯篭に刻まれた「稲蔵大明神」これも、道標の類なのか？

9/26 12:41

立派な鳥居ですね。初めての訪問なので、ワクワクします。

9/26 12:42

綿の花ですか？八尾は河内木綿の特産地だったけど、綿の畑を見たことがありません。

9/26 12:46

木製と石造の鳥居がダブルでお出迎え。

9/26 12:52

ご神体の磐座、烏帽子岩です。参拝を済ませて、ここから山歩きをスタート。

9/26 13:05

拝殿奥に小道が登っていきます。

9/26 13:07

稲蔵上池でしょうか？下池には説明のプレートがありました。

9/26 13:09

登っていくとガードレールの手前に、もう一つ小さな池がありました。なんかヤバイな。

9/26 13:09

たぶん、ちゃんとした道はあると思うけど、めんどくさいので、この斜面を強引によじ登った。

9/26 13:11

車道に出ました。みなさんは、正規のルートをお歩きになってください。

9/26 13:15

矢田丘陵の遊歩道（ハイキング道）の入り口に到着。

9/26 13:21

尾根に出るまで急坂です。登り切ったところで、図根三角点にタッチ。

9/26 13:33

遊歩道の分岐。どちらを進んでも良し。今回は尾根道ルートをチョイスしました。

9/26 13:41

王龍禅寺への分岐を見送る。コジイ林の紅葉は見事です。来月中旬ぐらいかな。

9/26 13:45

小明・辻ルートとの分岐付近です。よく整備されているお地蔵さん。

9/26 13:52

変わったキノコですね。ここで、辻町から散歩に来ていたご婦人に「どちらから？」と訊かれたので、「こうみょうのいなくらさんから」と答えました。カンペキでしょ。

9/26 14:01

これかな？一条越の旧道入口。ヤブってますね。今の時期は無理でしょ。

9/26 14:23

晴れ間が続きすぎて、遠くに霞んで見える生駒山。それでも、大阪側より雄大です。

9/26 14:31

東菜畑地蔵堂に立ち寄りました。

9/26 14:32

小石仏にも丁寧に涎掛け。

9/26 14:46

正面に生駒山を仰ぎながら、古堤街道の旧道を歩きました。

9/26 14:47

東山墓地近くに来たようです。石仏見学は、またの機会にします。

9/26 14:51

傍示の辻に到着。生駒の古道歩きは、まだまだ続く。

9/26 14:59

菜畑駅から見る東山墓地です。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

Google Pixel 5a (5G) SIMフリー Google

装備

MYアイテム

Ikoma Nature Walk

重量：0.19kg

感想

Ikoma Nature Walk

2022年5月に再販された「生駒の古道（生駒民俗会）」を、少し遅れて8月に購入しました。すべて歩いたつもりが、訪問していない場所がありました。

その一つが、小明（こうみょう）の稲蔵（いなくら）神社だったのです。読みをカッコ書きしたのは理由があります。お察しでしょうが、「こあけ」に「いなぞう」とつい最近まで読んでたw

考えてみると、矢田丘陵の縦走は何度かやってますが、小明を意識して歩いたことがありませんでした。光明と書く地名が多いなか、「小」の字を使うのは、何か意味があるのかもですね。

稲蔵神社については、本書55頁、大和清滝街道の項目で、烏帽子岩の写真入りで紹介されています。また、稲蔵神社参詣道についての考察は、東生駒のM（恵務さん）氏のサイトで詳述されていますので、参考になさってください。