由布岳《日本二百名山・九州百名山》
- GPS
- 06:57
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂部は鎖場が続く難路だがよく整備されている |
その他周辺情報 | 湯布院温泉または別府温泉 |
写真
感想
由布岳正面登山口で別府在住のIさんと合流し、早速歩き始めた。笹原を通り東登山口へのトラバース道が分岐すると、草原は終わり正面登山道となった。樹林帯の谷筋の道で広場に出ると登山道は稜線に取り付付くが、まず飯盛ヶ城に足を伸ばすため合野越へと下り、山頂を目指した。飯盛ヶ城(1,067m)は、全山草原の美しい山だが立ち寄る人は少ない。山頂部は平で360°の展望があり前の日に登った倉木山から黒岩山、雨乞岳や九重連山の展望を縦にできた。
合野越に下り正面登山道に戻ると急登路となりジグザグに進んだ。標高1,300m位に達すると所々開けた処があり、飯盛ヶ城や倉木山等を望むことができた。だんだん傾斜が増し険しさが増してきた。火口縁に達した処はマタエで東峰と西峰への道が分岐する。少し手前で疲労の出てきたIさんは、お鉢巡りをカットしてマタエで休んで東峰で合流すると云うのでKさんと先行して、西峰に取り付いた。
いきなり鎖場で険しい道が続く。連休とあって沢山の登山者が取付き少々待ちが発生、西峰山頂は由布岳(1,583m)主峰でその優美な姿から豊後富士とも呼ばれている。山頂からは360°の展望があり、九重連山や鶴見岳、遠く阿蘇山も雲の上に微かに確認できた。マタエを見下ろすとIさんの姿が見えお互いに手を振り合った。
西峰から北に進みお鉢巡りに踏み出した。滑りやすい急斜面を下り火口縁の最鞍部に到ると見上げるような東峰の壁と屹立する岩の重なる険しい稜線が続いた。東峰北の端で東登山道が合流し南西に険しい岩場を進むと東峰(1,580m')山頂に到着した。Iさんの姿は未だなく、2分程して到着した。
お昼休憩にして景色を楽しんでいるとガスが上がってきて周りの山が見えなくなってきた。来た道を引き返し、分岐点から東登山道を下降し始めた。この道もお鉢巡りに劣らぬ険しさで鎖場が連続した。由布市と別府市の境界から別府市域となり急下降が続いた。標高1,300mを切ると傾斜も徐々に落着き日向岳分岐に達した。東登山道から分かれ日向岳を目指した。
尾根の張出しの小ピークを越え南にどっしりした壁のような山体に取付き東にトラバースするように急登を避け日向岳(1,085m)山頂に達した。男性2人が休憩中で我々も20分余り休憩した。この山が豊後にありながら“日向”を名乗るのは、日向の高山と云う山が背比べをしに豊後まで来て由布岳の高さに腰を抜かし動けなくなったからだという。別名を「腰抜山」と云うそうだ。山頂から稜線を西に進むと日向岳分岐から始まった南登山道に合流した。由布岳南東斜面をトラバースするが大きなアップダウンが伴った。軈て正面登山道合流地点に向けての下降が始まり標高860m付近で合流した。草原歩きで駐車場に戻ると由布岳の頭は雲に覆われていた。立ち寄り湯は、別府のひょうたん温泉(\860)、滝湯が凄く20本も4m位の落差で流れ落ちていた。さっぱりして大分からソニック号に乗って帰路に着いた。
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