秋を感じる苗場山🍁〜快速!祓川コースピストン〜
- GPS
- 07:56
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,391m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▲最も登山口寄りの最上部の駐車区画は地面がとても荒れている。特に奥の方は段差やえぐれが激しく、駐車枠のロープはあるものの普通車はバンパーを打ったりする可能性が高く注意が必要。人の頭ほどある石などもあちこちに落ちているので駐車区画の看板はあるものの駐める人は少ない。下の区画や料金所わきの区画は荒れていない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎主だった危険箇所はない ○ここ数日は比較的好天が続いているのでぬかるみは比較的まし。ただし基本的にとてもぬかるんでいる山なので比較的ましな状態とはいえ場所によっては泥が酷い場所や滑りやすい箇所もある ▽特に和田小屋と下ノ芝の間はぬかるみが多く滑りやすい ▼ぬかるんでいる箇所には浮石も多い。注意 ◎紅葉 中ノ芝より先上ノ芝付近のエリアと、神楽ヶ峰〜苗場山のコル(雷清水周辺)を中心に紅葉見頃はじめ。 山頂の草紅葉は見頃はじめ〜見頃。昨年よりやや緑色が多く感じた。 |
その他周辺情報 | 国道17号挟んですぐの道の駅みつまたの街道の湯は定番。露天1、内湯1。洗い場多い。湯沢の他の共同浴場とくらべて比較的広め。シャワー、シャンプー&ボディーソープ、ドライヤー完備。大人通常600円。 |
写真
感想
天気予報がコロコロ変わってにわかに快晴予報となったので急遽スケジュールを調整して9月の最後にやってきました苗場山。
昨年は山頂はガスガスで白かったのでこの快晴はまたとないチャンス!
…と意気込んで前日寝たもののまさかの大寝坊!!!
寝付きが悪くてなんだかうとうとを繰り返していたらまさかの肝心のところで目覚まし時計を1時間半ちかく寝過ごしてしまいました。
慌てて身支度して家を飛び出たものの、すっかり明るくなり始めた道路はすでに混雑しはじめていて、いつもより道路の時間もかかって結果駐車場到着は予定と比べて2時間半遅れという大遅刻!しかも日没はずいぶん早くなって午後5時半頃となっていたのでケツカッチン。
大慌てで身支度もそこそこに靴を履き替えてすぐ車から飛び出して歩き始めたものの、それでもスタートは定刻の2時間遅れ。これは痛恨の遅れです。
当初の計画はのんびり歩いてあちこちでゆっくり休憩する予定だったのもありますが、10時間の予定。8時半発で10時間は日没に間に合わないのでアウトですね。歩行時間だけなら標準8時間ですがゼロ休憩とはいかないだろうし誤差はでるので日没までには戻ることだけは決めてとにかくスタート。
焦りまくりながら慌てて勢いで歩き出したものの、2時間遅れとなると苗場山山頂は諦めて神楽ヶ峰で引き返すことも考えられるなぁ、と思いつつ、それでもペースを上げて休憩を減らして0.7掛けくらいのペースを維持し続ければ取り戻せるかもしれないと頭の中では計算しながらひたすら飛ばします。
というのも駐車場から和田小屋までの区間は舗装路で勾配も緩いのでかっ飛ばして歩くことも十二分に可能ですし、駐車場→和田小屋間の標準40分は正直この時期のこの天候の舗装路としてはかなり余裕をもたせたタイム設定なのでそこまで苦なく縮められるだろうという計算はありました。
ここはまあ飛ばしていた自覚もあるしわりとフルパワーで加速したこともあって標準40分→15分で通過。まずはここで25分取り戻し!
いつもなら和田小屋で一瞬ひと息ついたりするんですが今日はひと息はいれません。
六合目まで飛ばし続けてきた感じだいぶ取り戻せてきている感じはしましたが、そもそもが2時間遅れなのでここも休憩なしにひたすら立ち止まらず足を動かし続けます。
和田小屋〜下ノ芝まで標準1時間20分のところを49分で歩けたのでここでさらに30分回復。
ここまででおおよそ1時間を回復。2時間遅れが1時間の遅れになったので手計算ではペースを維持すれば無理なく正午〜12時半には山頂にまでつけそうな見通しがたってきました。
ようやくここで一旦水を飲んでひと息ついて行程の検討と予定時間の計算をし直しました。
まあまあ飛ばして歩いたわけですが、前夜に寝坊するほど寝たおかげで体力は余力がまだまだあって、飛ばしたわりに体のキツさは感じません。苗場山にしては比較的ぬかるみがマシだったのと、気温がずいぶん涼しくなってきたので暑さによる消耗もなく、標準比0.5~0.7程度の比較的ハイペースを維持しても無理をしている感じはないのでこれは山頂目指せそうな気配。
その後もスタスタ歩いていたら結局神楽ヶ峰に10時半に到着できました!
ここでの休憩をゼロにして軽く給水と息を整える程度にしたので神楽ヶ峰で無事、当初2時間早くスタートしていた場合の計画表に追いついて2時間の遅れを解消することに成功しました!!
ふーーーーー。つかれたーー。やっぱこういう焦りを感じる登山は疲れる(笑)
ここからはほぼ通常のコースタイム通りのペースにペースダウン。
神楽ヶ峰をすぎてすこしおりるとこれが絶景!!!
目の前に巨大な苗場山が姿を現します。
たぶんここから見る苗場山の姿がもぅとも迫力があって美しい。。。
去年はガッスガスで時折ガスの向こうにその姿をちらっと見るだけででしたが、快晴だといいですね。
雷清水で水を補給。山頂での炊事用です。
雷清水のところから見える苗場山が一番かなぁ。陰影も見事で百名山の風格が一番感じられる。
さらにもうすこしおりるとお花畑。
このあたりから苗場山山頂までの区間は紅葉が見頃。
緑の笹原に赤い木々が浮かぶ光景は写真だとなかなか伝わらない。目で見たほうがきれいです。
最後の最後がかなりの急登で朝かっ飛ばした分の疲れもきてキツかったですが、それでもお昼12時前に山頂の湿原にとうちゃーーく!!
スタートの2時間の遅れは完全に取り戻しました。
景色は一面の草紅葉。金色の野原がどこまでも続く光景は苗場山ならでは。
こんな快晴の苗場山珍しいですよね。
午前中のうちに山頂までつけたこともあり、のんびり写真を撮りまくりながら湿原を半周。
ちょうど赤湯との分岐ケルンのそばに空いてるベンチがあったのでご飯にします。
前回からの定番、カレーうどん改てす。
今回は和野菜ミックスの冷凍を投入。
見た目はずいぶん華やかになりました。
ただちょっとごぼうの香りがつよすぎた。ここ要検討ですね。
のんびりしたのでゆっくり下山。
下りでみる苗場山と神楽ヶ峰のコル付近は本当に秋!!みごとな紅葉は見頃でした。
帰りはそう難しくはないので一気呵成に下山。
無事、16時20分。日没まで1時間以上の余裕をのこして下山です!
でも去年きたときはもっとキツイイメージでしたが、1年の成果なのか鍛えられてきたのかペースをあげて2時間も取り戻したにも関わらずそれほどキツさはなく余裕をもってゴールイン。
なんなら本来の予定より数分はやいくらい。完全に大遅刻は取り戻せました!
帰りはいつものおりてすぐ国道の向かい側、道の駅みつまたの街道の湯。
設備整ってて快適。いらっしゃった方はすれ違いで帰られたので、ひろい内湯と露天。貸し切り状態で満喫!
冬はいつもくる湯沢ですが、秋の苗場山は本当にいいですね。
あと3ヶ月もするとここも大雪に沈むのでしょう。スキーヤーとしては楽しみです。
さーて、つぎここにくるのは冬かな。
はじめまして。
あら!昨日の方ですか!その節はどうも。
遅れを取り戻したい一心で歩いていたこともあり追い越した際に他の方に嫌な思いやご迷惑おかけしていなければいいのですがとすこし心配していました。
下山は下のほうがとくにぬかるんでいて滑りやすかったですよね。和田小屋よりすこし上のあたりってなんだか特に水が流れやすいらしくてドロドロだし浮石だらけだし変な木の根が出てたりして足元気を使いますよね。
フォローありがとうございます。若輩者ゆえ至らない点も多くあると思いますが、ぜひぜひよろしくお願いします。
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