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Yamareco

記録ID: 473897
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 (富士宮口五合目からピストン)

2014年07月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:00
距離
8.6km
登り
1,407m
下り
1,394m

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:40
合計
6:00
4:52
4:52
38
5:30
5:30
25
5:55
5:55
28
6:23
6:23
29
6:52
6:52
55
7:47
7:47
13
浅間大社奥宮
8:00
8:40
115
富士山剣ヶ峰
天候 朝方から雲は多めでしたが,おおむね晴れ。
しかし,下山にかかった9時以降はガスにおおわれてしまいました。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士宮口五合目の駐車場(350台)。
夜中0時過ぎに到着したときには,まだ上段に駐められました。
しかし,7月10日からマイカー規制が始まるとのことです。
(470K)
コース状況/
危険箇所等
コース自体には,とくに危険箇所はありません。
雪もルート上にところどころ残っています(新七合目の手前と九合五勺より上)が,
危険なことはありません。
アイゼンもピッケルも必要ないでしょう。

下山後は,富士宮に下りる途中にある「天母の湯」でおふろ。(1時間410円)
予約できる山小屋
八合目池田館
朝4時半,富士宮口の駐車場を出発です。
2014年07月06日 04:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 4:34
朝4時半,富士宮口の駐車場を出発です。
ここからではご来光は拝めませんが,ほんのりと朝焼け。
2014年07月06日 04:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
7/6 4:34
ここからではご来光は拝めませんが,ほんのりと朝焼け。
標高2400M,登山開始。
2014年07月06日 04:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 4:38
標高2400M,登山開始。
山頂方面。予報ではガスがかかったりもするけど,午前中はなんとか晴れとのことですが‥‥。
2014年07月06日 04:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 4:38
山頂方面。予報ではガスがかかったりもするけど,午前中はなんとか晴れとのことですが‥‥。
六合目へ向かいます。
2014年07月06日 04:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
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六合目へ向かいます。
六合目到着。
2014年07月06日 04:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 4:52
六合目到着。
ふり返ると,西の空に富士山の影が。
2014年07月06日 04:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
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ふり返ると,西の空に富士山の影が。
愛鷹山,その向こうに伊豆半島。
2014年07月06日 04:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
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愛鷹山,その向こうに伊豆半島。
富士山山頂へ向かいます。
2014年07月06日 04:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 4:55
富士山山頂へ向かいます。
朝焼けに,箱根の山々ですね。
2014年07月06日 05:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
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朝焼けに,箱根の山々ですね。
太陽が少し昇って,富士山の影がますますはっきりとしてきました。影富士。
2014年07月06日 05:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
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太陽が少し昇って,富士山の影がますますはっきりとしてきました。影富士。
日が射してきて,自分の影もくっきりと。
2014年07月06日 05:14撮影 by  DSC-WX300, SONY
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日が射してきて,自分の影もくっきりと。
新七合目の手前に,少し雪が残っていました。
2014年07月06日 05:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 5:25
新七合目の手前に,少し雪が残っていました。
新七合目手前に,ちょっとした雪のトラバース。
2014年07月06日 05:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 5:28
新七合目手前に,ちょっとした雪のトラバース。
新七合目からの,五合目の駐車場や六合目の小屋。
2014年07月06日 05:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
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新七合目からの,五合目の駐車場や六合目の小屋。
出発から1時間で,標高差400Mを登る。いつものペースです。
2014年07月06日 05:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 5:33
出発から1時間で,標高差400Mを登る。いつものペースです。
この溶岩のごつごつした斜面を登っていきます。
2014年07月06日 05:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 5:44
この溶岩のごつごつした斜面を登っていきます。
あんまり撮るものがないので‥‥,3000Mに到達。
2014年07月06日 05:54撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 5:54
あんまり撮るものがないので‥‥,3000Mに到達。
元祖七合目からの山頂方面。
2014年07月06日 05:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
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元祖七合目からの山頂方面。
元祖七合目から。富士山も標高2500Mぐらいまでは青々としているのにね。
2014年07月06日 06:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
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元祖七合目から。富士山も標高2500Mぐらいまでは青々としているのにね。
標高3200Mを越えました。ここから上は,ボクにとっては未知の高度です。どうなることか,ちょっとドキドキ。
2014年07月06日 06:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 6:21
標高3200Mを越えました。ここから上は,ボクにとっては未知の高度です。どうなることか,ちょっとドキドキ。
八合目からの山頂方面。
2014年07月06日 06:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
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八合目からの山頂方面。
八合目からの下界。駿河湾も見えています。
2014年07月06日 06:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 6:24
八合目からの下界。駿河湾も見えています。
これは何でしょう? 砂防壁ですかね?
2014年07月06日 06:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 6:25
これは何でしょう? 砂防壁ですかね?
割れ目にコインが差し込まれた柱が‥‥。もともとは鳥居だったのかな?
2014年07月06日 06:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 6:42
割れ目にコインが差し込まれた柱が‥‥。もともとは鳥居だったのかな?
石垣の上が九合目。その手前にちょっとだけ残雪の登り。
2014年07月06日 06:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 6:51
石垣の上が九合目。その手前にちょっとだけ残雪の登り。
九合目に到着です。
2014年07月06日 06:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 6:52
九合目に到着です。
はるか下に五合目が見えます。見える風景はあまり変わらず。
2014年07月06日 06:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 6:58
はるか下に五合目が見えます。見える風景はあまり変わらず。
鳥居をくぐって,さらに上へ。
2014年07月06日 06:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 6:59
鳥居をくぐって,さらに上へ。
あの残雪の斜面を登っていくんですね。
2014年07月06日 07:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:13
あの残雪の斜面を登っていくんですね。
八合目を越えたあたりからでしょうか,めまいというか,なんだかフラフラしてきて,ペースダウン。この1時間で標高差300Mしか登れていません。
2014年07月06日 07:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
7/6 7:19
八合目を越えたあたりからでしょうか,めまいというか,なんだかフラフラしてきて,ペースダウン。この1時間で標高差300Mしか登れていません。
九合五勺からは,雪の斜面を登っていきます。
2014年07月06日 07:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:21
九合五勺からは,雪の斜面を登っていきます。
上に鳥居が見えます。これが最後の登りでしょう。
2014年07月06日 07:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:25
上に鳥居が見えます。これが最後の登りでしょう。
動悸が激しくなってきました。大臀筋が疲労困憊です。それでも,あともう少し‥‥。
2014年07月06日 07:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:27
動悸が激しくなってきました。大臀筋が疲労困憊です。それでも,あともう少し‥‥。
とうとう登り切って,山頂部に着きました。
2014年07月06日 07:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:45
とうとう登り切って,山頂部に着きました。
富士山山頂部にある浅間大社奥宮です。
2014年07月06日 07:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:47
富士山山頂部にある浅間大社奥宮です。
左手に入っていくと,めざす剣が峰が見えました。
2014年07月06日 07:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:48
左手に入っていくと,めざす剣が峰が見えました。
火口壁にはまだ残雪がたくさんあります。
2014年07月06日 07:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:51
火口壁にはまだ残雪がたくさんあります。
富士山の火口。
2014年07月06日 07:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
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7/6 7:51
富士山の火口。
はるか下には,富士〜富士宮の町が見えています。
2014年07月06日 07:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:52
はるか下には,富士〜富士宮の町が見えています。
この馬の背を登り切ると,剣が峰です。しんどい。
2014年07月06日 07:53撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 7:53
この馬の背を登り切ると,剣が峰です。しんどい。
そして,とうとう日本最高峰・富士山剣が峰に到着。
2014年07月06日 08:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 8:01
そして,とうとう日本最高峰・富士山剣が峰に到着。
ここは,近くのお兄さんに頼んで撮ってもらいました。
2014年07月06日 08:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
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7/6 8:03
ここは,近くのお兄さんに頼んで撮ってもらいました。
左回りで,お鉢巡りに行こうかとも思いましたが,1時間以上もかかるということ。今日のこの疲労具合ではちょっと‥‥。
2014年07月06日 08:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 8:05
左回りで,お鉢巡りに行こうかとも思いましたが,1時間以上もかかるということ。今日のこの疲労具合ではちょっと‥‥。
前の写真のアングルを右へ。火口は深さが200Mもあるそうです。
2014年07月06日 08:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
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7/6 8:02
前の写真のアングルを右へ。火口は深さが200Mもあるそうです。
さらにアングルを右へ。浅間大社奥宮から登ってきたルートです。
2014年07月06日 08:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 8:07
さらにアングルを右へ。浅間大社奥宮から登ってきたルートです。
なんだかんだで,剣が峰に40分もいました。さすがにそろそろ下山します。最後に,この三角点の碑を撮っておきます。
2014年07月06日 08:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 8:41
なんだかんだで,剣が峰に40分もいました。さすがにそろそろ下山します。最後に,この三角点の碑を撮っておきます。
さあ,富士宮ルートを下っていきます。下のほうからガスがわき上がってきました。
2014年07月06日 08:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 8:48
さあ,富士宮ルートを下っていきます。下のほうからガスがわき上がってきました。
下っていくと,まもなくガスにつつまれはじめました。やっぱり早めに登っておいて正解。
2014年07月06日 09:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 9:02
下っていくと,まもなくガスにつつまれはじめました。やっぱり早めに登っておいて正解。
さらに下のほうには雲海。
2014年07月06日 09:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 9:58
さらに下のほうには雲海。
富士宮ルートの登山口に戻ってきました。
2014年07月06日 10:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
7/6 10:41
富士宮ルートの登山口に戻ってきました。

感想

富士山を登ってきました。じつは,初めてです。

かつて若いころには,「富士山に登ろう」などと考えたことはありませんでした。
こうして山登りに復帰してからも,
「富士山に登る時間があったら,他にも登りたい山がある」と思っていました。
でも,日本の3000M峰で未だ登っていない山は‥‥荒川三山,赤石岳,そして富士山。
そう考えると,富士山に登ってみたい気もしてきます。
なんといっても,日本の最高峰です。
それでも「人がたくさんいるんだろうなぁ」と思うと,気持ちがなえます。

ところが,この日曜日,ヤマテンで早朝から午前中に天気がもちそうな山を探してみると,
「富士山」でした。
それに,富士宮口のマイカー規制が始まるのは7月10日からだそうで,
この日がマイカーでそこまで行ける最後の日曜日だったのです。
やっとボクもその気になりました。

土曜日の夜,家を出て,0時過ぎに富士宮登山口の駐車場に着きました。
そして,4時半に出発。
登っても登っても,まわりの風景にあまり変化がありません。
荒涼とした登山道まわりの景色。下界を見下ろすと,愛鷹山と駿河湾と伊豆半島。
それでも,3200Mを越えると,
「ここから上は,ボクにとっては未知の高度だ」とちょっとワクワクしました。

ところが,そのあたりから,いつもはあまり感じたことのない体調の変化が現れました。
なんだかめまいがするようにフラフラして,
トレッキングポールで支えてやらないとよろけそうになります。
なんだかときどき動悸が激しくなって苦しいです。
そして,登りで使うお尻の筋肉がもう疲れ切っています。
とくにペースが速いわけでもないのに,
このくらいの標高差を登って,こんなに疲れたことは今までありません。
「やばい。これは高所障害なのか。それとも睡眠不足からくるものなのか」
それでも,戻る気にはなれず,ペースダウンしながらも足を前に出し続けました。

そして,登山開始から3時間半。やっとのことで標高3776M,富士山剣が峰に着きました。
ここには旧富士山測候所があって,あまり見晴らしはよくありませんが,
「日本で一番高いところにやって来た」と思うと,なんだか山頂去りがたく,
食べたり飲んだりしながら,40分ぐらいのんびりしてしまいました。
風もなく,少し曇り気味で日差しも弱い,おだやかな富士山山頂。
なんだかんだ言ってましたが,「来てよかったなぁ」って思いました。

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