ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4754210
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

快晴の苗場山(新潟・長野遠征初日10/1(土))

2022年10月01日(土) 〜 2022年10月02日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
13.3km
登り
937m
下り
936m

コースタイム

1日目
山行
8:40
休憩
1:20
合計
10:00
7:10
7:10
20
4合目
7:30
7:30
30
5合目
8:00
8:00
30
6合目
8:30
8:30
20
7合目
8:50
8:50
10
8合目
9:00
9:10
20
高層湿原
9:30
9:30
20
9合目
9:50
9:50
50
赤倉山分岐(苗場神社)
10:40
10:40
50
11:30
11:30
30
12:20
12:40
20
木道休憩ベンチ(昼食)
13:00
13:00
20
13:20
13:50
20
龍ノ峰
14:10
14:10
30
苗場神社
14:40
14:50
70
高層湿原
16:00
16:10
30
4合目
16:40
小赤沢三合目登山口
 この週末は天気予報でお天気約束されていたので、どこへ行くか迷っていた。穂高もいいし、東北の岩手山や八幡平もよい。しかし前週金時山に登って、右足膝痛が、再発してしまい、不安を持ったままでのテンパク山行は、厳しくなってしまった。
 それで穂高や岩手山は断念。さてどこに行こうか?今年はどこも紅葉前線がなかなか降りてこなくて、タイミングがドンピな山はどこだろうか?とヤマレコいろいろ探していた。そんな中、谷川岳や平標山で紅葉便りが届いたので、ここがまず候補となったが、せっかくなら行ったことのない山がいい。その中、苗場が良いのでは?と思い立つ。レコ見ると、そろそろ頂上の草紅葉もよさげな情報。これまで苗場は2度チャレンジしたが、いずれもガスガスで頂上の景色を拝めていない。これで決まり。
 コースは難易度低い小赤沢コースにした。標高差が小さく、距離も短いからだ。こちらのコースは初めてで、なかなか良い選択に思えてきた。ただしアプローチは新潟の津南から回らねばならないため、片道は4時間以上かかる。どうせ秋山郷までいくなら、この付近の山を抱き合わせで、土日の遠征としたくなってきた。
 次の候補に挙がったのは当然のごとく、鳥甲山だ。しかし調べてみると、距離も長く、標高差も1300m以上はある。今の足には厳しすぎる。ほかにめぼしい山というと、志賀高原の山はほとんど歩いていないことに気が付く。色々調べると、岩菅山が俄然クローズアップされてくる。ここは聖平口というコースからだとやはり標高差は苗場とほぼ同じで800m程度、距離も短く、絶好だと分かった。
 前日になってようやく場所確定。初日秋山郷から苗場山、車中泊して翌日志賀高原の聖平口から岩菅山に行先決定。2日目は早く降りられれば、四十八池の散策なども視野に入れ前日ようやく山準備にかかったのだった。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小赤沢口より苗場山ピストン
コース状況/
危険箇所等
登山口Pはかなり広い。両脇で60台ぐらい、中央も停めればあと30台ぐらいか?
登山口にきれいなトイレあります。登山届ポストあり。3合目からのスタート。
登山口には水はなかった気がします。
ただし4合目で沢水摂れます。

3合目から5合目までは林の中のだらだら登りで地味に長い。6合目にかけて、背丈ほどの根曲竹の道になり、時折眺望あり。途中枯れそうな沢水の流れあり。ガレバや鎖場がでてくると6合目。ここから本格的登り。
7合目から上が急登、頑張りどころ。8合目過ぎ視界が開けてひと登りで、高層湿原の台地上に立つ。ここに板敷の休みどころあり。ここから木道で天国の道。湿原をしばらく行くと9合目。その先で一旦林の中のトラバース道になる。大きな石がごろごろして、下はドロドロの道。歩きにくい。ここを抜ければ、再び高層湿原の木道に出る。ここから頂上までは、緩やかに登るが、天空の回廊。快晴の中素晴らしい道を歩ける幸せ感じます。苗場ヒュッテがみえてくると、頂上は近い。ヒュッテから山頂標識まで徒歩1分。頂上の苗場ヒュッテトイレ100円。
夜21時前に秦野出発。24時頃石打IC到着し、3時まで仮眠。軽く朝食をとってトイレ済ませ、3時半出発。秋山郷には4時過ぎに入れた。少し寄り道して前倉のトド展望台5時前に到着。ちょうど白み始めて、東の空が染まる。今日は快晴、雲一つなく、燃える朝焼けは望めないと考え、登山口へ急ぐ。
2022年10月01日 05:12撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 5:12
夜21時前に秦野出発。24時頃石打IC到着し、3時まで仮眠。軽く朝食をとってトイレ済ませ、3時半出発。秋山郷には4時過ぎに入れた。少し寄り道して前倉のトド展望台5時前に到着。ちょうど白み始めて、東の空が染まる。今日は快晴、雲一つなく、燃える朝焼けは望めないと考え、登山口へ急ぐ。
途中布岩の柱状節理地形。屋敷温泉から小赤沢へ向かった。
2022年10月01日 05:35撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 5:35
途中布岩の柱状節理地形。屋敷温泉から小赤沢へ向かった。
5時48分に小赤沢登山口到着。すでに駐車場の5〜6割ぐらいは埋まっており、びっくり。前週まで3週連続台風やらで雨模様だったので、皆さんこのお天気週末を待ちわびていたのでしょう。そういう私もその一人です。駐車場入り口にきれいなトイレ。
出発するころはトイレ渋滞中。
2022年10月01日 06:37撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 6:37
5時48分に小赤沢登山口到着。すでに駐車場の5〜6割ぐらいは埋まっており、びっくり。前週まで3週連続台風やらで雨模様だったので、皆さんこのお天気週末を待ちわびていたのでしょう。そういう私もその一人です。駐車場入り口にきれいなトイレ。
出発するころはトイレ渋滞中。
一番奥の登山口に近い駐車場。奥はまだ空きがありました。
駐車場の奥に3合目の登山口と登山ポストあり。
2022年10月01日 06:39撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 6:39
一番奥の登山口に近い駐車場。奥はまだ空きがありました。
駐車場の奥に3合目の登山口と登山ポストあり。
ユキザサの実
2022年10月01日 08:07撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 8:07
ユキザサの実
スギゴケのてっぺんが真っ赤になってる。
2022年10月01日 08:53撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 8:53
スギゴケのてっぺんが真っ赤になってる。
高層湿原まであと一歩。
この辺りはいい感じに色づき始めており、期待大!
2022年10月01日 08:58撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 8:58
高層湿原まであと一歩。
この辺りはいい感じに色づき始めており、期待大!
ナナカマドは葉が痛んでチリチリになってしまってるものが多い。今年は紅葉は今一歩かも。ドウダンつつじは真っ赤になっていた。
2022年10月01日 08:58撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 8:58
ナナカマドは葉が痛んでチリチリになってしまってるものが多い。今年は紅葉は今一歩かも。ドウダンつつじは真っ赤になっていた。
高層湿原に上がるとこの景色です。左の鋭鋒は鳥甲山。
解放感たっぷりの湿原は、快晴の青空がひろがって明るい。
2022年10月01日 09:16撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 9:16
高層湿原に上がるとこの景色です。左の鋭鋒は鳥甲山。
解放感たっぷりの湿原は、快晴の青空がひろがって明るい。
高層湿原の池塘群は、青空の下、真っ青に映ってすばらしい。
正面の高峰は裏岩菅山、遠く左端に浅間山
2022年10月01日 09:27撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 9:27
高層湿原の池塘群は、青空の下、真っ青に映ってすばらしい。
正面の高峰は裏岩菅山、遠く左端に浅間山
ミヤマホタルイの目立つ池塘群
2022年10月01日 09:30撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 9:30
ミヤマホタルイの目立つ池塘群
浮島のある池塘
2022年10月01日 09:31撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 9:31
浮島のある池塘
高層湿原はちょうど紅葉が見頃でした。
2022年10月01日 09:32撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 9:32
高層湿原はちょうど紅葉が見頃でした。
鳥甲山をバックに池塘群
2022年10月01日 09:32撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 9:32
鳥甲山をバックに池塘群
ドウダンツツジの紅葉は真っ赤になってちょうど見頃。
2022年10月01日 09:50撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 9:50
ドウダンツツジの紅葉は真っ赤になってちょうど見頃。
トラバースを抜けて、再び高層湿原の木道になり、赤倉山への分岐点。帰りに寄り道しよう。
2022年10月01日 09:56撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 9:56
トラバースを抜けて、再び高層湿原の木道になり、赤倉山への分岐点。帰りに寄り道しよう。
鳥甲山のフォルムは絵になっていいね。
2022年10月01日 09:56撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 9:56
鳥甲山のフォルムは絵になっていいね。
正面は赤倉山から佐流武山、白砂山へと続く上越国境トレイルの稜線だ。いつか歩いてみたかったが、この年では難しいかな。
2022年10月01日 10:01撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:01
正面は赤倉山から佐流武山、白砂山へと続く上越国境トレイルの稜線だ。いつか歩いてみたかったが、この年では難しいかな。
ナナカマドの紅葉
ナナカマドの色づきはもうひとつでした。枯れてしまっている葉っぱも多く、ナナカマド紅葉は今年は不作ですかね。
2022年10月01日 10:04撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:04
ナナカマドの紅葉
ナナカマドの色づきはもうひとつでした。枯れてしまっている葉っぱも多く、ナナカマド紅葉は今年は不作ですかね。
少し登ると、広大な苗場の高層湿原全体が、一望できるようになる。
2022年10月01日 10:06撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 10:06
少し登ると、広大な苗場の高層湿原全体が、一望できるようになる。
高層湿原全体も紅葉真っ盛り。草紅葉に赤や黄色のアクセントのナナカマドやドウダンツツジ、ミネカエデなどが彩を添える。しかし主役は草もみじでしょうね。
2022年10月01日 10:28撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:28
高層湿原全体も紅葉真っ盛り。草紅葉に赤や黄色のアクセントのナナカマドやドウダンツツジ、ミネカエデなどが彩を添える。しかし主役は草もみじでしょうね。
たくさんの池塘も登山道脇では乾燥化が進んで、すでに形をなくしてしまったものも多数。この景色をいつまでも、後世に継いでいくためにも、道を外さず、環境維持していきましょう。
2022年10月01日 10:29撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:29
たくさんの池塘も登山道脇では乾燥化が進んで、すでに形をなくしてしまったものも多数。この景色をいつまでも、後世に継いでいくためにも、道を外さず、環境維持していきましょう。
頂上付近まで、続く池塘群。素晴らしいですね。
右遠くは赤城山
2022年10月01日 10:38撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:38
頂上付近まで、続く池塘群。素晴らしいですね。
右遠くは赤城山
赤湯へ続く道がみえる。
2022年10月01日 10:39撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:39
赤湯へ続く道がみえる。
もう苗場ヒュッテは目と鼻の先。
2022年10月01日 10:43撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:43
もう苗場ヒュッテは目と鼻の先。
屏風のように控えた北アルプスをバックに!
左遠くは槍穂。右のほうは後立山
2022年10月01日 10:44撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:44
屏風のように控えた北アルプスをバックに!
左遠くは槍穂。右のほうは後立山
山頂到着。近くの方に撮っていただきました。ありがとうございました。
この標識のある場所は、米栂林のなかで全く眺望ありません。
2022年10月01日 10:49撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 10:49
山頂到着。近くの方に撮っていただきました。ありがとうございました。
この標識のある場所は、米栂林のなかで全く眺望ありません。
赤湯温泉への道を、高層湿原テーブル台地の端まで歩いてみました。こちらの池塘群も棚田のようになっていて、素晴らしいですよ。
2022年10月01日 10:55撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:55
赤湯温泉への道を、高層湿原テーブル台地の端まで歩いてみました。こちらの池塘群も棚田のようになっていて、素晴らしいですよ。
でっかい池塘は青空映してどこまでも碧い!
2022年10月01日 10:56撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:56
でっかい池塘は青空映してどこまでも碧い!
正面遠くは浅間山
この辺りは棚田のように段々に池塘が配されてる。
2022年10月01日 10:57撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 10:57
正面遠くは浅間山
この辺りは棚田のように段々に池塘が配されてる。
浮島がいっぱいの池塘
2022年10月01日 11:20撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 11:20
浮島がいっぱいの池塘
ミヤマホタルイがいっぱいの池塘
2022年10月01日 11:27撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 11:27
ミヤマホタルイがいっぱいの池塘
紅葉に彩られていい雰囲気。
2022年10月01日 11:29撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 11:29
紅葉に彩られていい雰囲気。
台地の南端まで来ました。ドウダンの赤がひと際目立つ。
ここでUターン。戻ります。往復で1時間程度の夢のような散策です。
2022年10月01日 11:31撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 11:31
台地の南端まで来ました。ドウダンの赤がひと際目立つ。
ここでUターン。戻ります。往復で1時間程度の夢のような散策です。
不思議な形、自然の造形です。
2022年10月01日 11:36撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 11:36
不思議な形、自然の造形です。
めっちゃ高層湿原っていうこの感じ。見とれてしまいます。
2022年10月01日 11:39撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 11:39
めっちゃ高層湿原っていうこの感じ。見とれてしまいます。
木道脇にきれいに咲いてるリンドウ発見。ほとんどは枯れてしまっていますが、ここだけきれいに残ってました。
2022年10月01日 12:13撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 12:13
木道脇にきれいに咲いてるリンドウ発見。ほとんどは枯れてしまっていますが、ここだけきれいに残ってました。
遠くの池塘群をめいっぱいにアップしてみました。
2022年10月01日 12:14撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 12:14
遠くの池塘群をめいっぱいにアップしてみました。
お昼になったので、ここで昼食にします。
カップ麺にパンとぶどうで簡単に済ませます。
2022年10月01日 12:28撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 12:28
お昼になったので、ここで昼食にします。
カップ麺にパンとぶどうで簡単に済ませます。
紅葉はナナカマドよりもドウダンツツジの赤が目立ちました。
2022年10月01日 12:47撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 12:47
紅葉はナナカマドよりもドウダンツツジの赤が目立ちました。
なんとキベリタテハ!豪華な大型のタテハチョウです。翅広げると6〜7cmはありますか。ひなたぼっこで大きく翅をひろげてくれました。
2022年10月01日 12:50撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 12:50
なんとキベリタテハ!豪華な大型のタテハチョウです。翅広げると6〜7cmはありますか。ひなたぼっこで大きく翅をひろげてくれました。
キンコウカの天然ドライフラワー。
夏の最盛期には黄色く湿原を染めるのでしょうかね。
2022年10月01日 12:58撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 12:58
キンコウカの天然ドライフラワー。
夏の最盛期には黄色く湿原を染めるのでしょうかね。
今度は赤倉山への道をお散歩です。苗場神社までは徒歩1分程度。その先の湿原に開花したリンドウがいっぱい咲いてました。ここから湿原と笹原を交互に緩やかに下っていきます。
2022年10月01日 13:03撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:03
今度は赤倉山への道をお散歩です。苗場神社までは徒歩1分程度。その先の湿原に開花したリンドウがいっぱい咲いてました。ここから湿原と笹原を交互に緩やかに下っていきます。
10分ほどで大きなこの池塘。遠くに苗場ヒュッテが見えます。
さらに10分ほどで木道が途絶えます。
2022年10月01日 13:16撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 13:16
10分ほどで大きなこの池塘。遠くに苗場ヒュッテが見えます。
さらに10分ほどで木道が途絶えます。
その先しばらく行くと、ドウダンツツジの回廊に突入。
見てください!この色合い!すんごい紅葉に興奮しきり。
ここまでやってきてよかった。
2022年10月01日 13:23撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 13:23
その先しばらく行くと、ドウダンツツジの回廊に突入。
見てください!この色合い!すんごい紅葉に興奮しきり。
ここまでやってきてよかった。
以降の写真はドウダン回廊のショット。
快晴の青空バック紅葉は最高です。
2022年10月01日 13:29撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:29
以降の写真はドウダン回廊のショット。
快晴の青空バック紅葉は最高です。
真っ赤!
2022年10月01日 13:29撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:29
真っ赤!
同じドウダンでも色違いの黄色と赤のコラボ
2022年10月01日 13:29撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:29
同じドウダンでも色違いの黄色と赤のコラボ
角度を変えて。
2022年10月01日 13:30撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:30
角度を変えて。
淡い色のドウダンと黄色のミネカエデ
2022年10月01日 13:42撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:42
淡い色のドウダンと黄色のミネカエデ
ドウダンとナナカマドのコラボ
2022年10月01日 13:45撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:45
ドウダンとナナカマドのコラボ
赤黄橙の3色コラボ
2022年10月01日 13:48撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:48
赤黄橙の3色コラボ
ゴゼンタチバナの実
2022年10月01日 13:42撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 13:42
ゴゼンタチバナの実
苗場神社まで戻ってきました。この先すぐ小赤沢ルートに復帰。
2022年10月01日 14:10撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 14:10
苗場神社まで戻ってきました。この先すぐ小赤沢ルートに復帰。
この時間になって、少し雲がでてきました。しかし今日はまさに秋晴れの一日で、言うことなしの無風快晴のお天気に感謝!
2022年10月01日 14:13撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 14:13
この時間になって、少し雲がでてきました。しかし今日はまさに秋晴れの一日で、言うことなしの無風快晴のお天気に感謝!
復帰した木道脇にもドウダンの赤が素晴らしい場所たくさんありました。
2022年10月01日 14:21撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 14:21
復帰した木道脇にもドウダンの赤が素晴らしい場所たくさんありました。
遠く木道に登山者シルエット
2022年10月01日 14:36撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 14:36
遠く木道に登山者シルエット
この感じ、木道といえば、尾瀬の雰囲気ですね。
2022年10月01日 14:37撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 14:37
この感じ、木道といえば、尾瀬の雰囲気ですね。
ヒメイワショウブの実
2022年10月01日 14:40撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 14:40
ヒメイワショウブの実
湿原を離れ、ひたすら下ります。林に入って
ツタウルシの紅葉
2022年10月01日 15:49撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 15:49
湿原を離れ、ひたすら下ります。林に入って
ツタウルシの紅葉
4合目の水場。けっこうな流れです。
2022年10月01日 16:10撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 16:10
4合目の水場。けっこうな流れです。
ウメバチソウ
2022年10月01日 16:21撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 16:21
ウメバチソウ
ガマズミの紅葉
2022年10月01日 16:23撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 16:23
ガマズミの紅葉
ツクバネソウの実
2022年10月01日 16:34撮影 by  X30, FUJIFILM
1
10/1 16:34
ツクバネソウの実
駐車場に戻ってウメバチソウ群生。
無事戻ってきました!
2022年10月01日 16:43撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 16:43
駐車場に戻ってウメバチソウ群生。
無事戻ってきました!
帰り道、大瀬の滝にてミヤマダイモンジソウ
2022年10月01日 17:07撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 17:07
帰り道、大瀬の滝にてミヤマダイモンジソウ
大瀬の滝。小赤沢集落の少し手前のジオサイト。林道から30mぐらいのところにあります。道からもチラ見はできます。
2022年10月01日 17:07撮影 by  X30, FUJIFILM
10/1 17:07
大瀬の滝。小赤沢集落の少し手前のジオサイト。林道から30mぐらいのところにあります。道からもチラ見はできます。
志賀高原一ノ瀬に場所を移して、ヘッドランプで目がキラリンと光ったので、追っかけたら、この土管の中に逃げた。追っかけてヘッドランプ照らして撮ってしまった。アナグマ君、びっくりさせてごめんね。
2022年10月01日 18:33撮影 by  X30, FUJIFILM
2
10/1 18:33
志賀高原一ノ瀬に場所を移して、ヘッドランプで目がキラリンと光ったので、追っかけたら、この土管の中に逃げた。追っかけてヘッドランプ照らして撮ってしまった。アナグマ君、びっくりさせてごめんね。

感想

 今回の新潟・長野遠征は初めてのコース取りでの秋山郷からの苗場山と、お初のお山である志賀高原の聖平口コースでの岩菅山という土日でのダブルヘッダーに確定。ともに日帰りで荷物を軽くしての標高差1000m以下のコースなので、ちょっと肩の荷がおりて、不安も小さく、良い選択だった気がする。
 お天気はというと、もちろん、両日ともに恵まれて、ともに言うことなしの快晴、素晴らしい展望とJUSTの紅葉というダブルのご褒美もあって、最高によい山を満喫できました。岩菅山編は別途のレコにしますのでよかったら見てください。
 苗場山小赤沢コース、下のほうはブナの原生林の中を進み、紅葉の最盛期はおそらく素晴らしい道になるであろうと想像できます。今回は紅葉には全く早くて、葉っぱはほとんど緑の状態。少し色づき始めたかな?という程度でした。下部1400mあたりの紅葉はあと2〜3週間先でしょうか?
 下から4合目〜9合目まできっちり道標が刻まれており、励みになりますね。5合目過ぎて、ぶな林を抜けると、背丈ほどの根曲竹の中の道。7合目〜は傾斜が増して、高層湿原にでるまで急登が続き、コース中一番の頑張りどころです。あたりが開けてくると高層湿原も近いです。最後の頑張りでひょっこり、高層湿原に立ちます。
 ここからは木道が続いて、天空の回廊のはじまり、はじまり。とにかく青空の下、平坦な木道歩きは、これまでの、つらい急登も忘れさせてくれる、天国の道ですね。たくさんの池塘群、高層湿原の草紅葉やナナカマド・ドウダンツツジの紅葉も最盛期になっており、苗場のテーブル上はまさに紅葉見ごろを迎えていました。
 高層湿原越しに、幾重にも重なる山々を遠望できて、素晴らしい景色です。至近では鳥甲山の鋭鋒が特異なフォルムを放って、目に飛び込んでくる。木道を登るにつれて、様々な形をした池塘群が次々現れ、真っ青な青空を映して深いコバルトブルーの色合いは筆舌しがたい。
 やがて9合目の標識。ここから一旦湿原を離れ、林の中をしばらくトラバースしていくのだが、大きな石とじめじめした泥濘の道は、石の上は滑りやすいし、下はドロドロ、と歩きにくい事、この上ない。しかしそれもわずかな距離で再び木道に乗れば、あとは頂上までの天空回廊に復帰。まもなく赤倉山への分岐点。1分ほどで苗場神社あり。この先は帰路に寄り道することにした。
 ここから始まる頂上までの木道はH29年施工と書いてあり、比較的最近のものだ。滑らないように、かなり細かく板が張り付けられており、滑らないという点ではよいが、靴の先端ソール部分が良く引っ掛かり、古い靴でソールがはがれてしまうきっかけになりそうな造りだった。歩くときは要注意。古い靴で、この木道歩くのは、控えた方がよいだろう。
 標高を上げるに従い、苗場テーブルマウンテンの全容が視野に入ってくる。たくさんの池塘群が、遠くまで見えてくるので、広大な高層湿原が、箱庭のように全部見える。すごい光景だ。無風快晴で雲一つない青空のもと、この景色を拝める幸せ、過去2回の登山でガスガスで視界ゼロだったことを思うと、3回目の正直で念願叶って、この景色が見れたのは幸運だったし、天と地ほどの差がありますねえ。
 やがて木道に導かれ、苗場ヒュッテへ到着。ヒュッテ前には、たくさんのテーブルがあり、たくさんの方が休んでおられて、思い思いに山を楽しんでいる笑顔が絶えない場となっていました。ありがたや。ヒュッテから1分で苗場山頂上標識。全く展望なく、頂上というだけです。すこし祓川口側へいくと、広い休み場あり。ここは展望バッチリです。そこから赤湯温泉への昌次新道分岐点あたりに大きな休み場あります。
 今日はお天気よく、昌次新道を高層湿原台地の端までお散歩。ずっと木道なので、往復ゆっくり歩いて1時間ほどです。標高差も50m程度なので、ほとんど負荷は感じないで歩けます。一番台地の淵あたりに大きな池塘群があり、段々に池塘群ができていて、まるで棚田のようでした。ドウダンツツジの紅葉がすばらしく、台地の端から見おろす樹海景色も素晴らしいです。
 戻って帰路に着きますが、頂上の休み場は激混みだったので、少し下った地点の、椅子付き休み場(4席)に空きがあり、ここで昼食。苗場高層湿原全容を見晴らせる、素晴らしいビューポイントでもあり、ちょうどタイミングが良かったですね。
 下って赤倉山への分岐から1分で小高い丘に苗場神社、少しいくと湿原に出て、ここにはリンドウがいっぱい咲いてました。ここからしばらく笹原の中の木道を緩やかに下っていくと、プチ湿原がいくつかあって、大きな池塘に到着。ここには大きなテラスがあり、休憩できます。さらに木道を進み、やがて木道が切れます。ここから笹の道になり、ドウダンツツジ回廊に突入。このあたりのドウダンツツジが多く、真っ赤に紅葉した道は素晴らしかった。ナナカマド、ミネカエデ、ガマズミなどもアクセントとなり、最高潮の紅葉、すごかったです。適当なところでUターン。往復でここも小一時間でしょうか?
 だいぶん陽も傾き、雲も出始めて、そろそろ帰りの時間を気にしながら、元の道へと復帰しました。しかしながら、この時間帯になると、かなり人もまばらになってきて、自由に写真撮ることが出来るので、ついつい時を忘れて、のんびりしてしまいます。もう3時になるというのに、ガスとか全く上がってこなかったので、よほどお天気安定していたんでしょうね。1年のうちでも数えるほどしかない、登山日和の一日だったと思います。
 一日天空回廊を存分に歩き倒して、大満足に浸りながら、最後に怪我でもしたら台無しなので、下りはゆっくり、膝を気にしながら、確実に降りていきます。6合目までの急坂を越えると、あとはだらだらの緩やかな道で、ホッとします。しかし6合目からのゆるい下りは、結構長くて地味にきつかった。それでも2時間ほどで無事駐車場まで下って来れて良かったです。
 最短で来れるこのコース、今日は大盛況で駐車場は満車だったよう。中央に駐車した車も下山時、結構残っていました。その良さはやはりあの雄大な高層湿原でしょうか。たぶん70歳を越えているであろう、ご高齢に見える方が、非常に多いのにも、びっくりしました。自分よりも先輩に見える方々の頑張りには、頭が下がります。みなさん、ご自分のペースでみな山を楽しんでおられる。自分も長く山登りできるように、コンディション整えなければと感じた次第。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:131人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら