角落山[ツノオチヤマ]・鼻曲山[ハナマガリヤマ] (温泉と登山)
takakei
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,576m
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7月9日：霧積温泉金湯館 7:50 - 7:54 角落山・鼻曲山登山口 - 8:25 角落山・鼻曲山分岐 8:35 - 8:53 霧積ノゾキ - 10:23 鼻曲峠 10:38 - 10:56 鼻曲山(大天狗) - 11:02 鼻曲山(小天狗) 11:33 - 11:51 鼻曲峠 - 12:59 角落山・鼻曲山分岐 13:05 - 13:23 角落山・鼻曲山登山口 - 13:26 霧積温泉金湯館 14:00 - 15:00 JR横川駅
| 天候 | 7月8日：晴れのち曇り 7月9日：曇り一時晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
車の場合：国道18号線で「おぎのやドライブイン」「横川駅」を過ぎると18号線は碓氷バイパスと旧道に分かれます。旧道に入り直線路を進むと道は右に大きくカーブし、次いで左にカーブしますが、左にカーブして直ぐのところにある「玉屋ドライブイン」手前を右折して霧積温泉を目指します。 車で行けるのは旧「きりづみ館」までで、そこから「金湯館」に連絡してマイクロバスで迎えに来てもらうか、「ホイホイ坂」を徒歩で登るかになります。 角落山・鼻曲山登山口は金湯館の手前300mの金湯館私道上にあります。 旧「きりづみ館」跡の駐車場は金湯館が借用しているようなので、金湯館に泊まらない場合は金湯館に問い合わせた方が良いでしょう。 尚、2014年7月30日までは道路工事を行っており、車は旧「きりづみ館」跡の駐車場よりかなり手前までしか行けず、工事の「通行止め」ゲート手前に車を駐車させて、そこまで金湯館のマイクロバスに迎えにきてもらう必要があります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポスト：横川駅には有りますが、霧積温泉の角落山・鼻曲山登山口には有りません。 道の状況…角落山：特に危険なところは有りませんが、剣ノ峰から女坂登山道との合流点までの急な下りはロープや鎖が設置されているものの慎重に登下降するのが良いでしょう。 鼻曲山：特に危険なところは有りません。角落山との分岐から鼻曲山に向かって1つ目のピークはは進行方向右側の山腹を捲くように道がついていますが、2つ目のピーク(1,316m）は頂上まで登った後、道が90度右に曲がって湯根入沢方向への尾根を下ります。ピーク付近の案内標識を見ていれば問題ありませんが、見ていないと不安になります。やがて道は左に曲がりピークの山腹を捲いて鼻曲山方向に向かうので登山道に従って進めば問題無いでしょう。 下山後の温泉：霧積温泉の1軒宿「金湯館」が良いでしょう。宿泊すれば下山後の入浴は無料になりますし(入浴のみの場合は\700)、入浴後にお茶とお茶菓子も振舞われました。 |
写真
朝6時過ぎに自宅を車で出発、8時に横川駅に着きました。ここで8時36分着の電車でくるT君を待ちます。天気は良く、駅後の妙義山が良く見えます。
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天気は良く、駅後の妙義山が良く見えます。
剣ノ峰へは右に進みます。
今日は左の道を進み、鼻曲山を目指します。
鼻曲峠から来ると「きりづみ」の標識のところに出てきて、右(手前方向)に行くと鼻曲山(大天狗)頂上に着き、左(奥方向)に行くと鼻曲山(小天狗)頂上に着きます。
感想
何十年か前に作家森村誠一の「人間の証明」が映画化された時、そのTVコマーシャルで「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ…」という劇中でも語られている台詞とともに麦藁帽子が渓谷に飛んでいくシーンが強く印象に残り、いつかは霧積温泉に行ってみようと思っていました。
今回、友人のT君より霧積温泉に泊まって角落山と鼻曲山に登ろうとの誘いを受け、参加することにしました。
強い台風8号の接近と、それに刺激されて活発化している梅雨前線により雨が降っていたら温泉だけで帰ろうと思っていましたが、8日朝にT君との待合せ場所であるJR横川駅に行くと、天気は晴れで妙義山が良く眺められました。
霧積温泉金湯館に着いてさぁ登ろうというとき、9日の天気は雨が予想されるため角落山と鼻曲山のどちらを優先させるか迷いましたが、角落山の方がバリエーションルートが含まれるとのことで角落山を優先させることにしました。
登ってみると、角落山と鼻曲山の分岐点は十六曲峠ではなくその手前にあり、十六曲峠は知らないうちに過ぎてしまいました。また、登山道は明瞭でなだらかな部分が多く、剣ノ峰もその名前からくる尖った感じがしないままに通過しました。
剣ノ峰から角落山との鞍部までは背丈を超えるような熊笹の道とロープや鎖が設置されている急な下りがあったものの、特に危険を感じることはありませんでした。むしろ、鞍部まで下って角落山に登り返し、再び角落山を下って剣ノ峰に登り返すことが嫌に感じられました。角落山の頂上および頂上付近からは浅間隠山、四阿山、鼻曲山、剣ノ峰、妙義山等々を眺めることができました。
金湯館に戻った夜、激しい雨が降り9日の鼻曲山登山はほぼ中止と決めましたが、朝起きてみると一面にガスがかかっているものの雨は降っておらず、鼻曲山にも登ることにしました。
角落山と鼻曲山の分岐点までは昨日往復しているため順調に進み、鼻曲山への登山道に入ってからもなだらかな道が続きました。
しかし、1,316mのピークの頂上に着いたとき、登山道は鼻曲峠方向への直進ではなく、右に90度曲がって尾根を下り始めました。地図で確認すると湯根入沢への尾根を下っており、道を間違えたかとピーク頂上まで引返して確認したところ、その道で良いらしいとのことになりそのまま下りを続けたところ、程なくして道が左に曲がりピークの山腹を捲いていることが分かりホッとしました。
霧積ノゾキを過ぎる頃から日も射し始め、鼻曲峠までの少し急な天狗坂と鼻曲山(大天狗)までの登りを登りきると東西に平らな鼻曲山頂上に着きました。
東端の大天狗には鼻曲山の標識が、西端の小天狗には三角点がありどちらが頂上代表か分かりませんでした。
下山後、金湯館で温泉に入りましたが宿泊者は無料とのことで、しかも入浴後にはお茶とお菓子まで出していただき、さっぱりして帰途につけました。温泉は39℃とのことで温めとのことでしたが、熱過ぎず、冷た過ぎずゆっくり浸かるには丁度良い温度でした。
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