御嶽山（バスとロープウェイで五の池小屋泊）

2022年10月03日(月) 〜 2022年10月04日(火)

• GPS: 08:37
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,080m
• 下り: 1,072m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:35

10:00 飯森高原駅
10:10 10:11 黒沢口七合目・行場山荘
11:11 11:20 黒沢口八合目・女人堂
12:41 12:49 石室山荘
12:57 12:58 覚明堂休泊所
13:02 13:03 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
13:11 13:11 二ノ池山荘
13:25 13:25 賽ノ河原
13:53 13:54 白竜避難小屋
13:56 13:59 三ノ池乗越分岐
14:18 14:18 巻道の三ノ池分岐
14:33 14:35 五の池小屋
14:35 飛騨頂上

2日目

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:29
• 合計: 4:00

7:31 飛騨頂上
7:32 7:37 五の池小屋
7:38 7:39 飛騨頂上
7:53 7:54 巻道の三ノ池分岐
8:13 8:13 白竜避難小屋
8:22 8:23 賽ノ河原
8:43 8:43 二ノ池山荘
8:52 8:54 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
8:56 8:57 覚明堂休泊所
9:17 9:18 石室山荘
10:15 10:32 黒沢口八合目・女人堂
11:22 11:22 黒沢口七合目・行場山荘
11:31 飯森高原駅

五ノ池小屋が目的で、ガスと強風がすごかったので剣が峰山頂には行きませんでした。

天候

曇り時々晴ガスガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

木曽福島駅からおんたけ交通バス利用。2日間フリーパス2500円。駅を出て正面に駅前出札所があるので、短い乗換え時間で買う。
ロープウェイはモンベル会員割引あり。

コース状況／危険箇所等

木の階段は濡れていると滑りそう。

その他周辺情報

木曽福島駅から徒歩11分くらいの所に、日帰り入浴をやっている街道浪漫おん宿蔦屋。入浴500円。フェイスタオルとバスタオルのレンタルは500円。

写真

10/3 9:34

ロープウェイ到着！

10/3 9:45

待たずに1人ずつ乗れてありがたい。乗車時間も15分あるので、ストック出したり上着出したりできました。

10/3 10:02

左の方に乗鞍、北アルプスが見えました。

10/3 10:09

七合目行場山荘。

10/3 10:31

コケモモ？美味しそうな色ツヤ。

10/3 10:32

登山道が紅葉し始めてました。

10/3 11:08

女人堂。外で休憩。

10/3 11:21

うまく撮れないけど紅葉。

10/3 11:30

4人の山伏の方が、ほら貝を吹いていました。何度も聞こえてきて、苦しい登りで励まされました。

10/3 13:01

山頂には行かず、二ノ池山荘方面への分岐で右へ。ここまでの急登がしんどくて写真がない。この分岐が見えたときやっとここまで来た！とうれしかった。

10/3 13:08

二ノ池。

10/3 13:20

賽の河原からの登り。

10/3 14:00

摩利支天乗越をトラバースする道。心配してた岩場はこれの事かな？

10/3 14:04

こっちの事かな？無事に通過できました。

10/3 14:18

美しい三ノ池。これが見られただけでも来た甲斐がありました！

10/3 14:29

五の池小屋が見えてきた〜。

10/3 14:32

すごい風とガスの中、憧れの小屋に到着。

10/3 15:02

壁側に1人ずつ仕切りがあります。インナーシーツ持参のこと。

10/3 17:02

夕飯。なんとかポーク（何だっけ）の豚肉がおいしかった。

10/3 19:26

ホットジンシャーとピザ。諦めかけていたら、優しい方がシェアしてくれました。おいしーい。冷えた体も温まりました。

10/4 5:08

朝食前の東の空。ご来光見えるかな⁇

10/4 5:16

朝食。急いで食べる。

10/4 5:53

食べてる間にすごい風とガスが発生。太陽は雲の切れ間から、空中に現れました。これでも充分うれしい。

10/4 6:59

欲張ってアップルパイとチャイ。この糖分でこの後がんばれた感じ。

10/4 7:28

やっと五の池がきれいに見えた。

10/4 7:29

岐阜県側の雲海。寒すぎて誰も座っていない、素敵なカウンターテラス。

10/4 7:34

飛騨頂上。今回唯一のピーク。

10/4 7:34

四ノ池が見えました。

10/4 7:36

継子岳。この3枚の写真は飛騨頂上の暴風に耐えながら撮影。

10/4 7:39

朝の三ノ池も素晴らしい。

10/4 8:08

写真を撮りまくった三ノ池、見納め。

10/4 8:15

白竜避難小屋。

10/4 8:22

草紅葉がきれいなんだけど、すごい風と霧でほとんど立ち止まれない。

10/4 10:11

だいぶ下りてきて、紅葉を楽しめるように。

10/4 10:23

女人堂でおしるこをいただきました（食べてばかり！）

10/4 11:41

無事、ロープウェイまで帰ってきました〜。

10/4 12:02

チーズ焼きカレー。山麓のレストランはやっていないので、ここで昼食。

10/4 12:34

ロープウェイのテラスから。見納め。

撮影機器：

iPhone SE Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ 携帯トイレ ヘルメット インナーシーツ マスク 消毒液 体温計

感想

yamaoyatsu

自分が山にハマる前に噴火した御嶽山。山頂付近から生還した方の講演会を聞いたり、本を読んだりして噴火の恐ろしさばかりが印象に残っていました。自分にはハードルが高いと思っていましたが、次期ロープウェイ事業者が未定と聞き、決心しました。たびたびメディアに取り上げられる五ノ池小屋に、行くなら今！
紅葉がところどころ美しくて、上りで苦しい時にだいぶ慰められました。
石室山荘で初めてのヘルメット装着。その後頭が温かく、翌日の濃い霧ではメットから何度もしずくが垂れていたので、寒い時や小雨くらいならヘルメットが役立ちそう。
途中、岩場と地図に記されたところがどんな難所なのか心配でしたが、両手を使ってゆっくり行けば大丈夫でした。で、この辺りから見る三ノ池が美しすぎて、何度も立ち止まり写真を撮ってしまう。ここまで登らないと見られないという神秘。
そして五ノ池小屋！素敵なリクライニングチェアやパラソル、カウンターテラスに畳でくつろぎたかったけど、寒すぎて誰もいませんでした…。残念。
でも、運よく名物のピザやアップルパイをいただけました。深夜は雲が取れて星空も見られました。寒いけど、リクライニングチェアは星を見るのにおすすめです。
小屋ではいろいろな方とお話して、とても楽しい時間を過ごせました。みなさんありがとうございました。朝、写真を頼んだら快く撮ってくれた素敵なカップルさん、私の忘れ物まで気づいてくれてありがとうございました。
翌朝、風とガスが続く中、出発。まだ行ってなかった飛騨頂上へ。暴風でスマホを持つ手が揺れる…。遮るものがない賽の河原や二ノ池付近は、強風と流されてくるガスにさらされながら歩きましたが、時間にだいぶ余裕があるのと、きのう歩いた道を戻ればいいのとで、不思議と不安は全くありませんでした。剣が峰は、また今度。慰霊碑まで行けなかったので、石室山荘付近からご冥福をお祈りしました。
下る途中、寄ろうと思っていた女人堂でおしるこ。ほっと一息つきました。
御嶽山は、ずっと昔は4000m以上の高さがあったらしいですね。もしそのまま富士山よりも高かったら、登る気にならなかったかもしれないなあ。ロープウェイから眺めながら4000mの高さを想像してみましたが、ないものをイメージするのは難しく。
火山に来たら温泉。木曽福島駅から歩いて行ける日帰り入浴（貸切だった）でさっぱり汗を流して帰りました。あー楽しかった！