記録ID: 476181
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
妙高山(日本百名山)[燕温泉から周回ルート]
2014年07月12日(土) [日帰り]
- GPS
- 08:01
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
燕温泉登山口5:50⇒天狗堂7:45⇒妙高山山頂9:10
[標準CT 4:40(71%)]
山頂9:43⇒長助池10:44
[標準CT 1:15(81%)]
長助池11:13⇒三ツ峰分岐11:45⇒登山口13:41
[標準CT 2:20?(106%)]
※本日のペース:標準ガイドタイムの70〜85%程度です。
※歩数は約28,000歩でした。
[標準CT 4:40(71%)]
山頂9:43⇒長助池10:44
[標準CT 1:15(81%)]
長助池11:13⇒三ツ峰分岐11:45⇒登山口13:41
[標準CT 2:20?(106%)]
※本日のペース:標準ガイドタイムの70〜85%程度です。
※歩数は約28,000歩でした。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
30〜40台は駐車可能です。 本日は5時半の段階で10台以上は車がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:3〜4(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :3.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:3(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:上り(燕登山道)約20人、下り(燕新道)約5人】 日本列島を縦断した台風も過ぎゆき、今日は晴天の予報だったので、妙高方面に行くことにしました。 先週痛めたアキレス腱にまだ違和感が残っていたので、リハビリを兼ねて斑尾山に行こうと思っていましたが、道中から見える妙高山の迫力に負け、「いつもよりゆっくり登れば大丈夫かな」と自分に暗示をかけ、急きょ、妙高山に変更です。 燕温泉の駐車場に着くと、大きな駐車場の半分弱ほど車で埋まっていました。 駐車場で、準備を整え、いざ出発です!! まずは、温泉特有の匂いを香りながら燕の温泉街を通り抜けると登山口に到着します。 案内標識を確認し、本日は、燕登山道で上り、燕新道で下山する周回コースをすることに。 燕登山道を利用する場合は、ここを左折して参道のような階段を上がります。 しばらくすると、登山道脇に無料の露天風呂「黄金の湯」が右手側にあります。 登山道から露天風呂を少し覗くと男性1人が入浴中でした(目線が合ってしまいました)。 黄金の湯から、しばらくコンクリートの車道を進むと登山道への分岐点がありますが、案内標識が地面に置いてあるので見落とし注意です。 コンクリートの細い登山道が続き、右側斜面が急峻に落ちている箇所がありますが、足場が良いので、普通に歩いていけます。 少し歩くと源泉の管理小屋があり、硫黄の匂いと白濁した温泉の渓流の傍を歩き、また、称明滝、光明滝をすぐ近くで見ながら渓流に沿って登っていきます。 四合目を過ぎると一部、残雪がありますが、距離が20〜30mの緩斜面なので、普通に歩いて登れました。 そこを過ぎると、「胸突き八丁」になります。 言葉通り、しばらく急登になりますが、全体的に足場が良いので、そんなに苦労せず登ることができ、天狗堂に到着。 結構、年配の登山者方が、途中、休みながら登っていました。 天狗堂からは、赤倉登山道と合流し、しばらくは、光善寺池や風穴を見ながら登ります。 風穴の中に手を入れると、ほんとヒンヤリとした風が感じられ、思わず「お〜」と一言。 風穴を過ぎると、林況は、今までと大きく変わり、ダケカンバの林になり、この辺りから、黒姫山が良く見えるようになります。 登山道も岩場が多くなり、鎖場が登場します。 鎖は、とてもしっかり設置されています。また、足場も岩を削った階段のような箇所もあり、特に鎖を使わなくても登れるような箇所でした。 山頂手前の岩場は、急登になります。 ルートが分かり難いですが(どのルートでも大丈夫かも)、登りやすいところを探して、岩場を登ります。 途中、自然の造形美というか、面白い形の巨岩があったり、色々楽しみながら登っていると、あっという間に、最高標高点の妙高大神に到着です。 妙高大神から山頂の間は、とても広く、巨岩が点在しています。 とりあえず、一番、高い所へということで、巨岩の上までよじ登ってみました(子供みたいですが)。 そこから、巨岩の点在を眺めながら、三角点がある山頂標柱に移動です。 山頂周辺から見る、火打、焼山の眺望は、まさに一見の価値有り!! 今日は、抜けるような青空が広がり、残雪の白と森林の緑に広がる山並みは、ほんと、登って良かったと感じる一瞬でした。 山頂付近は、涼しい風(多分、気温15〜18℃)が、良い感じで吹いているので、涼しいですが、じっとしていると寒く感じる人もいるほどでした。しばらく、山頂付近の巨岩に登ったり、色々と散策し、下山することに。 長助池方面への下山ルートの入り口が良く分からず、ちょっと迷いましたが、GPS等を参考に下山開始です。 下山の序盤は、ダケカンバ林のゴツゴツした岩場の中の急登の登山道を降りる感じです。 岩場の中のダケカンバ林は、あまり見たことないような独特の雰囲気があり、面白味を感じながらの下山しました。 急登を30分ほど下ると、雪渓が出現です。 滑っても下まで滑落するような急勾配ではありませんが、結構長い雪渓で、登山靴だけだと滑ったりして、また、アキレス腱が痛み出し、ストックを利用して慎重に下りました。 アイゼンは不要でも大丈夫でしょうが、あるなら楽に行けると思える雪渓でした。 長助池分岐から先は、雪渓から解けた融雪水が小沢になっているような登山道を進みます。 残雪が薄くなり、雪の上を歩くとハマりそうな箇所もありましたが、足場を確認しながら、濡れずに長助池に到着です。 長助池は、一面、広がる池塘とちょうど見頃なワタスゲは、とてもいい感じです。 休憩用のベンチがあるので、湿原をかける雲影も眺めながら、昼食タイムです。 風も気持ちよく、これは「ベンチで熟睡できるな」という環境でした。 長助池より先は、同じような登山道を進むので、結構、長く感じました。 息抜きに、あまり詳しくない野草の花を撮影し、気を紛らわせながら下りました。 だいぶ降りると黄金清水があり、休憩に。 湧水というより沢水のような感じでしたが、水量も多く、冷たかったです。 そこから更に下山すると、大倉沢に出ます。 大倉沢を渡る必要がありますが、今日は、晴れていても、融雪水で、水量はそこそこありました。 沢の中の石を渡りながら対岸に行きましたが、雨天時の増水時は注意が必要かもしれません。 その先は、若干のアップダウンを繰り返しながら登山口に戻りますが、最後に橋が修理中であったため、仮設の橋を渡り、登山口の戻りました。 登山が終わると、なんだか炭酸飲料が飲みたい(私だけかな?)ということで、温泉街でジュースを買い、ベンチで至福に浸りながら休憩して駐車場に戻りました。 今日は、天候や登山時期等、色々と恵まれた点はありますが、最高に有意義な登山だったと感じました。さすが100名山ということでしょうかね。 |
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