倉掛山・黒川鶏冠山（周回）【45】雪山の思い出巡り

2022年10月09日(日) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 25.1km
• 登り: 1,330m
• 下り: 1,327m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:35

6:02 落合バス停
6:22 6:22 高橋三叉路
6:57 6:57 大ダル林道交叉点
7:25 7:27 白沢峠
8:11 8:11 倉掛山
8:23 8:35 絵図小屋山
8:51 8:51 ４等三角点 萩尾(1700.1ピーク)
8:57 8:58 セツトウ
9:11 9:11 板橋峠
9:24 9:25 藤谷ノ頭
9:29 9:30 三窪高原 四等三角点
10:14 10:14 電波塔
10:23 10:23 ハンゼノ頭
10:27 10:27 三窪
10:32 10:34 柳沢ノ頭
10:46 10:50 柳沢峠駐車場
10:51 10:52 柳沢峠
11:28 11:29 六本木峠
11:36 11:36 富士見台
11:48 11:50 横手山
11:56 11:57 横手山峠
12:13 12:14 黒川鶏冠山
12:18 12:24 黒川鶏冠山の三角点
12:30 12:38 鶏冠神社
12:42 12:42 黒川鶏冠山の三角点
13:33 13:34 鶏冠山登山口
13:37 ゴール地点

天候

曇り、時々日が差す程度。
雨が降り出す前に下山。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道411号沿い、鶏冠山登山口と落合バス停のちょうど中間くらいに、広い廃道部分があるのでそこに駐車しました。

コース状況／危険箇所等

【落合バス停〜大ダル林道交叉点】
ひたすら林道。1時間くらいかかりました。
【大ダル林道交叉点〜白沢峠】
林道を渡って少し歩くと、左手に木橋があり、それを渡ると登山道に。崩れ箇所があったり、枯葉が積もったりだけど、周囲をよく確認すれば大丈夫。
【白沢峠〜柳沢ノ頭】
稜線歩き。アップダウンの傾斜が結構厳しい。板橋峠あたりまでは、登山道が不明瞭な場所が多くありますが、防火帯に沿って何となく歩けば大丈夫。右手（西側）は切れ落ちているところが多いので、あまり右に寄らない方がよさそうです。
【柳沢ノ頭〜六本木峠】
よく整備された歩きやすい道。柳沢峠から先は周回路も整備されているようです。
【六本木峠〜黒川鶏冠山】
少しワイルドになるけど、こちらも歩きやすい。鶏冠神社は登山道から少し外れていますが、岩・木の根が多く濡れていると非常に滑りやすい危険な道に感じました。訪れる場合はお気をつけて。
【黒川鶏冠山〜登山口】
少し荒れ気味。気を付ければ問題ないですが、下りでは足を滑らせないように。落合集落への分岐から下は歩きやすかったです。

写真

10/9 6:00

道中、朝焼けが奇麗でした。もう少し早く出ればよかったかな。今日も頑張ります。

10/9 6:04

しばらく国道を下って、ここから細い道に入ります。国道の表示板では4℃とあったけど、合っているのかな？体感では、やや寒いな、くらい。

10/9 6:06

ガードレール沿いに、可愛い花がたくさん咲いていました。

10/9 6:12

高橋川というそうです。川に沿ってゆるやかな登り道。家々からお味噌汁の匂いが漂ってきました。幸せの匂い。

10/9 6:21

この分岐は左。右へ行くと、笠取山などへのアクセスになりますね。

10/9 6:44

別荘地っぽいところも抜けて、ひたすら林道歩き。こんなに長かったかな。

10/9 6:52

ゲートです。ここまでは車でも入ってくることができます。右側をよじ登って通過。

10/9 6:55

まだまだ川沿いを歩きます。川底の砂が綺麗。

10/9 6:57

大ダル林道交叉点。ここは直進。

10/9 7:00

交叉点を過ぎて3分で、左手に木橋。前回はうっかり見落としてしまいました。

10/9 7:00

気の早い子が赤くなっていました。

10/9 7:00

濡れた木橋はとにかく怖い…。特に私の靴はソールが固くて、こういう場所で滑りやすい気がします…。

10/9 7:06

何度か渡渉します。この程度の川だと、飛び石で渡った方が安心感があります。渡った先は少々荒れ気味。

10/9 7:09

また渡渉。そしてその先に倒木。枝先が道に掛かっていると、超・歩きにくいです。

10/9 7:12

枯葉もありで、踏み跡はハッキリしません。ここは九十九折りで右に折り返す部分ですが、まっすぐ進みたくなります。周囲を確認しながら歩けば大丈夫。

10/9 7:16

ある程度登ってきた方が道は明瞭。

10/9 7:27

白沢峠に到着。少し開けた場所になっています。

10/9 7:27

こんな感じ。開けている分、風が吹くようになって、寒いくらいです。

10/9 7:28

道標がとっ散らかっていますが、地面に落ちたものもちゃんと正しい方向を示しているところに、人の優しさを感じます。

10/9 7:28

よくアップされている廃車。荷台から木が生えている感じがいいですね。

10/9 7:29

左ハンドルでした。

10/9 7:29

白沢峠からは、登山道と林道跡が並行しているので、少しの間はどちらを歩いても大丈夫。ただし、徐々に離れていくので、途中で登山道に乗り換えておく必要があります。

10/9 7:46

足首ほどですが、笹が道を狭くしていて鬱陶しいです。露でパンツの裾が濡れてきたので、ゲイター推奨です。

10/9 7:53

時々道を見失いますが、防火帯から離れなければ何となく歩けます。右側は切れ落ちているので、あまり近寄らないのが吉。

10/9 8:02

西側が少し明るくなりました。甲斐駒や鳳凰三山が見えているのかしら？

10/9 8:04

東側も少し雲が切れました。日が当たると暖かくてホッとします。

10/9 8:09

南に富士山を発見！

10/9 8:09

毎日見てるのに、何故か嬉しくなってしまいます。

10/9 8:10

鞍掛山に到着。山頂はさらに奥の方ですが、登山道はここを左に曲がるので、まっすぐ進み続けないように注意です。

10/9 8:11

先ほどの道標から山頂までは1分。木々の中です。さて、先ほどの道標まで戻りましょう。

10/9 8:14

こんな可愛いのが、チラホラとありました。

10/9 8:23

絵図小屋山。小屋はありません。この後いくつかピークを踏みますが、山表に気が付かないこと多々でした。

10/9 8:37

富士山に向かって南に進みますが、またすぐに雲が増えて、お姿を確認できたのはこれが最後。

10/9 8:44

東側に見えるのが、黒川鶏冠山かな。今回はあそこまで回っていきたいと思います。

10/9 8:51

短いけれど、けっこうな斜度の坂が多いです。登っては下り、の繰り返し。

10/9 9:04

遠くにメガソーラー。はぁ…。

10/9 9:14

登山道沿いにもメガソーラー。こちらは現在進行形で絶賛増設中でした。

10/9 9:15

ちょうど、夏から秋への衣替え中ですね。

10/9 9:19

しかし前回は、雪の中よく歩いたものだ。

10/9 9:26

柳沢峠に近づくほどに、案内が丁寧になってきます。このあたりからは道もかなり良くなってきて、歩きやすくなります。

10/9 9:35

なぜだかここは風が弱かったので、早めの食事タイムにしました。ベンチがありがたい。雲で景色を楽しめないのが残念。

10/9 10:14

電波塔を通り過ぎて…

10/9 10:16

東屋。前回は寒さに震えながら、ここでおでんを食べました。

10/9 10:17

近くには広場とトイレもあります。

10/9 10:22

さらに南下して、ハンゼノ頭に到着。このあたりになってようやく、人とすれ違うようになりました。

10/9 10:22

かすかに甲府盆地を見下ろすことができています。

10/9 10:32

柳沢ノ頭。ここからは峠に向かって下りに入ります。

10/9 10:34

整備が行き届いていて、とっても歩きやすい。

10/9 10:47

いったん舗装路に出たら…

10/9 10:49

すぐに柳沢峠。横の茶屋？は営業中でした。バイクがたくさんでした。

10/9 10:50

411号を渡った正面が、黒川鶏冠山の登山口。前回はここで諦めて、国道を歩いて駐車場所まで戻りました。今回は後半戦も頑張ります！

10/9 10:52

下草が刈られていて、とても歩きやすいです。このあたりのエリアでは、高齢のご夫婦や、親子など、何組かの方々とすれ違いました。

10/9 10:57

このネット、なんだか障害物競走の障害物のような感じでした。

10/9 11:03

遊歩道として整備されているようで、とても歩きやすいです。周回路の一部が登山道と重なっています。

10/9 11:14

周回路としてはここを左に。登山道は右に伸びていきます。

10/9 11:15

周回路を外れたとたんに、登山道っぽくなってきました。ソロリソロリ…。

10/9 11:19

苔むした石がたくさん。

10/9 11:28

六本木峠。ここを右に進むと、丸川峠を経て大菩薩嶺につながります。そのルートも前回は雪道だったので、雪の無い時にも歩いてみたいです。

10/9 11:35

木々はまだ青々としたものが多いですが、地面は秋っぽい彩りとなってきました。

10/9 11:42

こういうの、下を通過している時に折れて落ちてきたりしないよね…。そそくさと通過〜。

10/9 11:50

横手山峠。ここは、地図の縮尺によっては十字路にも見えるのですが、三叉路が二つ、数メートルずれている作りなので、方向をよく確認しましょう（私は間違えました）。まずは左奥に進んで…

10/9 11:57

こちらを右奥に。ちなみに左奥からも、黒川鶏冠山にはアクセスできます。

10/9 11:59

ここまでに比べると、傾斜も出てきて少しワイルドにもなりますが、歩くのには全く問題なし。

10/9 12:16

雲の中に入ったかな？予報より早く雨が降ってこないことを祈ります。

10/9 12:17

ここまで来れば黒川鶏冠山は登頂扱いのようですが、地図によっては別に山頂が表示されてたりしますね。鶏冠山は黒川山周辺の総称で、このちょっと上の三角点が黒川山だそうです。

10/9 12:21

見晴らし台まで足を運びました。見晴らしの無いことが確認できました。前回は絶景が楽しめましたよ（寒くてすぐに撤退したけど）。

10/9 12:24

見晴らし台から先の道標に戻る途中に、黒川山の三角点を確認。

10/9 12:27

黒川山から北側に下っていくと、鶏冠神社への道標があります。前回は確認できなかったので、下山前にちょっと見てきます。

10/9 12:29

距離は短いですが、ナカナカの険しい道でした。滑りやすい岩、木の根。手を使うような、傾斜がかなり厳しいところも。

10/9 12:31

一度、ピークかな？と思える場所に出ますが、ここを通過して回り込むように歩くと…

10/9 12:34

鶏冠神社。山梨百名山の山表はコチラにありました。今回の山行では一番の危険個所でしたので、訪れる際はお気を付けください。

10/9 12:35

神社の横はこんな感じ。晴れていれば景色も楽しめたのかな。

10/9 12:38

道標まで戻りますが、やっぱり怖い。

10/9 12:41

ふぅ、ハラハラしました。雨が降る前にさっさと下りることにしましょう。

10/9 12:53

崩れ気味だったり、落ち葉で路面状態が分からなかったりがあります。焦らずに歩けば問題なさそうです。

10/9 13:05

今回は落合集落方面へ。

10/9 13:09

先ほどの分岐からは、道の状態がかなり良くなってきます。小走りな感じにリズムよく歩けました。

10/9 13:21

ネットの間を通ったり…

10/9 13:27

苔むした木橋を渡ったりしたら…

10/9 13:30

民家が見えてきました。道がよかったこともあり、予定よりだいぶ早く降りてくることができました。

10/9 13:32

国道からは確認できないくらい、ちょっと奥まった場所に家々があったのですね。

10/9 13:35

国道に出るところに、鶏冠山登山口の標識。

10/9 13:35

後ろを振り返ると、広いスペースがあります。駐車場として開放してもらえると嬉しいですが…図々しいお願いですね。なんのスペースだろう？

10/9 13:37

ちょこっと国道を下って、駐車場所に到着。今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ 傘 ツェルト

備考

稜線上は寒いくらいだったので、耳の防寒具があったら良かったかもです。

感想

pumi3

こんにちは。人の少ない山が好きなくせに、人に会わない山行は心細くなってしまう pumi3 です。

様々なデータから、16時までは雨が降らないと予想、15時には下りてこられる山を検討した結果、以前雪のために途中断念したルートを歩いてみることにしました。同じ道でも、雪の有る無しでずいぶん印象が変わるのは、当たり前ではあるけれど面白いものです。
ちなみに前回は、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3976133.html　と
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4021613.html　になります。
距離のわりに標高差は大きくなく、予定より早く下山できたので、雨に降られることもありませんでした。良かった良かった。

それにしても、山を切り開いてのソーラーパネル設置は、なんだか残念な気持ちしか生じませんね。
とはいえ、私自身は再生可能エネルギーについては賛成派（原発反対派）なので、土砂崩れなどの写真に併せて「だからソーラーパネルなんかダメなんだ！原発が必要なんだ！」というような方向に誘導するような主張には賛成できないんですよね。お金の力で山の土地を買って、今ある自然を大きく壊すような設置がなされているのが問題なわけで…耕作放棄地などを上手に使うとか、もっと小規模・身近に整備する方法もあると思うのですが…。まぁ、大きな利権が動いてるのでしょうし、法整備が進むのは期待できないかな。

と、こんなモヤモヤしたことを考えないで済むよう、次の山行を考えるとします(^^)。もう少しで紅葉も楽しめそうですしね。場所によっては寒さも感じたので、そろそろ防寒について見直しをしていこうと思います。週末、お天気よくなるとイイナ。

コメント

ゲスト

こんにちは(^^) おつかれさまでした。
科学と自然の境界線は、いつの時代も難しい問題ですよね。かく言う私も、木造の家に住みながら、杉・ヒノキの植林地を嫌っています😅

pumi3

ellyhgさん　こんにちはコメントありがとうございます。
勢いに任せたこんなつぶやきにもコメントいただけるなんて…恐縮です
私も単調な植林地より、植生豊かな森の方が歩いていて楽しいです自然の『豊かさ』って、より多くの価値観・存在を内包できる力なのかな、なんて思いました。