谷川岳(西黒尾根〜天神尾根)


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 728m
コースタイム
07:22 鉄塔付近
09:16 ラクダの背
09:21 ガレ沢の頭
10:57 西黒尾根終点
11:09 トマの耳
11:30 オキの耳
11:51 肩の小屋(12:23)
13:16 熊穴沢避難小屋
13:52 谷川岳ロープウェイ天神平駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
下山時、天神平駅〜土合口駅までロープウェイ乗車(片道1230円)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
谷川岳ベースプラザおよび登山指導センターに登山届提出可能。 |
写真
感想
谷川・尾瀬巡りの旅、1日目。
台風一過の猛暑日の中、谷川岳アタックを敢行したわけだが、
途中で熱中症(日射病)と思しき状況に陥り、登頂は果たしたが非常に難儀した山行となった。
以下、所々通過箇所毎の所感。
■土合口駅〜谷川岳山頂
・土合口到着時点では早朝ということもあり涼しさを感じる。天気は快晴。
・登山指導センターを通る。水が冷たくてウマい。06:59
・車道を登り、西黒尾根登山口へ差しかかる。少し暑さを感じてきた。
・西黒尾根は最初から急な傾斜である。ペースはゆっくりとする。
・30分程度登って鉄塔が見えた。07:22
・山頂まであと3時間の標識が見えた。07:54
・時折樹林帯の左側が切れ、天神平が見えてきた。
・樹林帯の登りで暑さは感じつつも、こまめに休息を取り体調は問題ない。
・樹林帯が終わり展望が開けた。直射日光が容赦なく照りつける。08:43
・鎖場を三か所程通過後、ラクダの背に到着する。09:16
・ラクダの背から少し登り、巌剛新道分岐に到着。09:21
・岩登りと鎖場を通過後、山頂の見える稜線歩きとなる。09:54
・この辺りで体調悪化を明らかに認識した。
・暑さを感じ、体はだるく足取りが重い。頭がぼうっとする。
・ペースはガタ落ちだがやむなく進める早さで適度に休憩入れてすすむ。
・ついに歩くのがしんどくなった。座り込み休憩というか休息。10:21
・休息中、スポドリと塩分飴をこれまでより意図的に多く摂取。
・この休息中、爽やかな風がふいており且つ時折太陽が雲で隠れたのが幸いした。
・少しずつクールダウンを図ることができ、だるさと頭のぼうっとするのは解消した。
・20分〜30分程度だろうか、休息を終えまずは肩の小屋を目標に登ることにした。10:50
・登りを再開して僅か、山頂がすぐ手の届く距離に視界に入った。これで救われた。
・西黒尾根の終着地点に到着した。安堵した。急な登りはこれ以上ない。
・ここで体調が安定しており、時折さわやかな風も吹いている。山頂を目指す事にした。
・山頂(トマの耳とオキの耳)へ到着。混雑していたのですぐ退散。 11:30
■谷川岳山頂〜天神平駅
・山頂付近から天神平駅がよく見える。まさに快晴だ。
・谷川岳は今回で4度目だが、ここまで天気がいいのは初めてである。
・肩の小屋で昼休憩。おにぎり半分とゼリー飲料とバナナを食べた。
・食欲はさほどなかったが食べられる物を口にし、下山開始した。12:25
・下山の天神尾根は所々渋滞気味なることもあったが、比較的悪くないペースで歩けた。
・暑さは感じるものの、登りの時のような体調が悪い感じはしなかった。
・小休止程度は挟んだものの、下山時は概ね立ちどまることなく天神平駅へ着いた。
■総括
・この日、関東地方は猛暑日が続出、とにかく暑い日だったことは間違いない。
・ハイドレーションは2L満タンにしていたが、下山後残量を見てみたところ、
予想より多く残っており、300ml〜350ml程度はあったかもしれない。
・少しずつ口にしていたものの水分摂取量が明らかに不足したと後で感じた。
・下山後、ザックをおろしたところ背中がこれまで感じた事がないほど濡れていた。
・ファイントラックの速乾性シャツを持ってしてもこれだけ濡れた感じは
今まであまりなかった。自分が自覚していた以上に発汗したようだ。
・休憩はかならず30分程度に1回は取り登るペースもかなり自重したつもりである。
・塩分飴を持参していたことはよかったと思う。塩分は補給できたはずだ。
・体調不良は、脱水気味と日射病に一歩手前の状態だったかもしれない。
・私個人、夏山というより夏という季節へ順応が不足していた点もあるかもしれない。
・この気象条件の中での西黒尾根登りは過酷だった事は間違いない。
・同行のT氏も登りの際、頭のぼうっと感じたと所感を述べていた。
とにかく2人揃って無事登頂と下山ができてよかった。今回も成功。
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