銅親水公園→大平山→1792m→歌ヶ浜駐車場
- GPS
- 12:09
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,102m
コースタイム
- 山行
- 11:12
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 12:10
takayama2の前回の記録(2019-11-9)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2100989.html
Kさんの前回の記録(2021-10-22)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3653220.html
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山地となる中禅寺湖・歌ヶ浜駐車場に一台を置き、もう一台で足尾の銅(あかがね)親水公園へ移動しました。 ※Kさんは前日 中禅寺湖へ来られ、車中泊可能なエリアで車中泊されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いた大平山南尾根(仮称)は、足尾から大平山へ登るルートとしては、最もよく歩かれています。 林道取り付き地点からしばらくは草藪、その後は笹薮で、一部の平坦地以外、尾根には踏み跡があります。 ガレの上端に沿って歩く所がありますが、危険を感じるほどではないと思います。 |
写真
感想
昨年周回した大平山は、10月後半というのに、天気の急変で
山頂付近で雪に見舞われ、早々に下山開始をしたのですが、
初めて下る尾根はコースミスが避けられず、
間違えた挙句にスマホも紛失、遭難の二文字が頭を掠めました。
天気が良ければ最高の尾根歩きのできる山域ですから
takayama2さんに今回の計画をお誘い頂き、リベンジを決意。
半泣きで下った尾根を登りに使うのはやはり、慣れもあるのか
あまり苦痛は感じず、次々に目に飛び込む山並みの素晴らしさを堪能♪
社山頂上北西側の分岐後のバリルートのきつい下りは膝に応えたものの、
一人では決して歩く機会はなかったと思われるコースに
流石に中禅寺湖周辺を知り尽くしていらっしゃる方の計画だと、
周回を終えた今、お誘い頂いた事を光栄と思うと共に感謝です。
昨年5月の大型連休で、奥利根の山に登り、腰椎圧迫骨折を受傷しました。
それ以前から腰が痛く、2017年12月下旬に地元の整形外科を受診し、MRIで脊柱管狭窄症&椎間板ヘルニアと診断されていました。
圧迫骨折に至ったのは、それなりの症状を抱えていた因果応報、自業自得だったのです。
ただでさえ、加齢による体力の衰えを自覚しているのに、圧迫骨折は日常生活でもコルセットが手放せない痛みがあり、急激にQOLを低下させるものだと思います。
尚、2013年11月、左膝は半月板と靭帯が損傷していると診断されましたが、最近は膝の痛みは全く感じません。
滅失した半月板は再生されるのでしょうか…
銅親水公園から大平山までの単純標高差は1220mほどあります。
今ではとても一人での周回山行は出来るはずもなく、大平山南尾根を登頂後は爽やかな稜線を社山北西の1792mまで歩き、そこから阿世潟沢左岸尾根を中禅寺湖周遊歩道へ下りました。
尚、Kさんと大きく離れずに歩いたのは大平山以降の下りのみで、上りは林道から藪への取り付き点から林道横断地点まで、そこで待っていて下さり、大平山頂上までは再びKさんのペースで先行して頂きました。
私が標高1900m付近に登った時、右上の山頂で手を振っているKさんが見えました。
私はあまり待たせるのは申し訳ないと思い、「社山へ行ってていいよ―」と大声で言うと、「はい」と返事がありました。
ところが、山頂に着いてみると、社山へ向かったと思っていたKさんが待っていてくれ、少々感激しました。
大平山頂上から富士山を眺めるのも目的のひとつでしたが、山頂からは関東地方の南部は雲が多かったのか、眺められませんでした。
途中、標高1680m付近で徐々に雲に隠されつつある富士山を眺められました。
朝の早い時間であれば、大平山頂上からでも眺められたかと思います。
大平山分岐から社山までは山と高原地図に破線でルート表示がありますが、一部の笹の深い所ではルート不明瞭です。
私がKさんの前を歩いていましたが、一か所 踏み跡が松木川方向へ下る尾根にあり、これはルートが違うのでは…と思い、踏み跡のない笹薮を左に入りました(ログで標高1850m付近)。
ルート逸脱警告がありましたが、そのまま笹薮を下ると正規の登山道に出ました。
この稜線を歩くのは三度目ですが、社山→大平山より その逆方向は前方の尾根が見えるがためか、ルートの判断が難しいような気がします。
1792mから阿世潟沢左岸尾根の1557mまでは灌木帯の笹尾根ですが、1557m〜中禅寺湖周遊歩道への下りは樹林帯の中の急降下で、所々では滑落防止のため、横向きで下りました。
岩場やガレは全くない地面なので、下りではチェーンアイゼンを着ければ滑ることを気にすることなく、前を向いて下れると思います。
Kさんとは同い年ですが、歩くペースは大差でKさんが速いです。
Kさんのペースが普通で、私が標準より大幅に遅いのだろうと思います。
恥ずかしいとは思いませんが、情けないとは思うものの、事故を起こせば『年寄りの冷や水』は必至です。
以前、大平山→社山を縦走後、中禅寺湖周遊歩道の舗装路を歩いていた時、前を歩く小学校低学年と思しき児童のいる家族連れに追いつけませんでした。
舗装路など、つまづく心配のない所ではストックを使わない方が速く歩けます。
今回も、今の私の体力&脚力では、一人では成し得なかった標高差が大きく長距離の山行でしたが、Kさんが同行して下さってとても心強かったです。
最後の湖岸周遊歩道では真っ暗になりましたが、舗装路であり、所々に街灯もあり、ヘッ電を使うことはありませんでした。
この頃よく思うことですが、あと何年山を歩けるだろうかと。
医者がはっきり「これは治りません!」と言う持病(疾患)を複数抱え、あと何年生きられるだろうかと思うのが本心です。
願わくば、病に苦しむことなく、山より高い黄泉の国へ旅立ちたいものです。
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