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Yamareco

記録ID: 4783348
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

【近江鈴鹿】岳〜旭山〜ヒキノ〜ノタノ坂 縦走

2022年10月13日(木) [日帰り]
 - 拍手
てっぱん その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:28
距離
14.7km
登り
993m
下り
854m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
1:18
合計
9:29
5:25
5:25
112
7:17
7:18
88
8:46
8:47
45
9:32
9:37
82
10:59
12:08
79
13:27
13:28
29
13:57
13:57
26
14:23
14:24
23
【トラックログ】
SHARP AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー(Android Ver.12)
+カシミール3D・スーパー地形-GPS対応地形図アプリVer.4.2.2
天候 1日中くもり
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車地】
道の駅「奥永源寺渓流の里」向かい、登山者用駐車場
Googleマップ:https://goo.gl/maps/ab5nAg7HZZUxdPM97
Mapcode: 290 060 120*06
【東近江ちょこっとバス時刻表】
http://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000007636.html
この山行で乗ったのは「政所線」
コース状況/
危険箇所等
(黄和田〜岳)
 集落の奥にある害獣捕獲檻の横から段々石垣の右を進むと祠があるので、その右手の尾根が取り付き。序盤は急な登りで、途中から尾根を外れてトラバース道を緩やかに登る。その後山腹に付いたジグザグの踏み跡を辿って鉄塔の所で尾根に復帰する。その後は山頂まで尾根を直登する。
 2つめの鉄塔を過ぎると一時的に傾斜が緩むが、山頂部直下の標高差100メートルが特に急で木の幹を掴みながら登る。浮き石が多いのでグループ山行の際は落石に注意する。
 ピンクテープを頼りに進むが、踏み跡は薄く明確な登山道は無い。落枝が多数散乱しているので注意。急斜面の上部に新しいトラロープが設置されているので利用すると良い。

 (岳〜ノタノ坂縦走)
 植林と2次林が混ざった尾根を北へ進む。尾根が分岐していて間違えやすい地点が複数あるので進行方向に注意。基本テープマーカーを頼りに進むが、当てにならないものもあるので全面的に信用してはダメ。踏み跡は薄く落枝が多数散乱しているので歩きにくい。鉄塔付近を複数回通るが、どの地点も周囲が切り開かれていて展望が良い。

(ノタノ坂〜小又谷出合)
 急な谷間に斜面をトラバースする様に道が付いている。幅が狭いので滑落しないよう慎重に。堰堤前の鉄橋を渡ると小又谷林道に合流する。その後途中に洗い越し(林道を横切る沢)が1ヶ所ある。季節や天候によって水量に差があるが、防水シューズでもスパッツが無いと上から水が入って濡れてしまう事があるので対策要。
その他周辺情報 道の駅 奥永源寺渓流の里
営業時間:9:00から17:30(4月〜11月) 9:00から16:30(12月〜3月)
休館日:毎週火曜日
https://okueigenji-keiryunosato.com/
道の駅「奥永源寺渓流の里」お向かいの駐車場からスタート
2022年10月13日 05:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
10/13 5:09
道の駅「奥永源寺渓流の里」お向かいの駐車場からスタート
気温
2022年10月13日 05:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 5:19
気温
”きわだ”集落へ
2022年10月13日 05:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 5:21
”きわだ”集落へ
写真のお家の横から左に入る
2022年10月13日 05:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 5:23
写真のお家の横から左に入る
東南アジアっぽい祠にお地蔵様
2022年10月13日 05:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 5:26
東南アジアっぽい祠にお地蔵様
黄和田城の解説板
2022年10月13日 05:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 5:27
黄和田城の解説板
L177鉄塔 日本コバが目の前に見える
2022年10月13日 06:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 6:14
L177鉄塔 日本コバが目の前に見える
標高差にして100メートル、急斜面の始まり
2022年10月13日 06:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 6:32
標高差にして100メートル、急斜面の始まり
新しいトラロープがあり助かった
2022年10月13日 06:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 6:45
新しいトラロープがあり助かった
上の方に行くと大岩があった
2022年10月13日 07:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:03
上の方に行くと大岩があった
山頂部のヌタ場(その1)
2022年10月13日 07:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:09
山頂部のヌタ場(その1)
ヌタ場(その2)は結構大きい
2022年10月13日 07:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:12
ヌタ場(その2)は結構大きい
「岳」の山頂です
2022年10月13日 07:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:14
「岳」の山頂です
山名板に鹿角アクセサリ
2022年10月13日 07:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:15
山名板に鹿角アクセサリ
三等三角点「黄和田:781.28m」
2022年10月13日 07:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:15
三等三角点「黄和田:781.28m」
標高720mピークのR179鉄塔
2022年10月13日 07:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:42
標高720mピークのR179鉄塔
ここからの静ヶ岳は端正でかっこいい!
2022年10月13日 07:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:43
ここからの静ヶ岳は端正でかっこいい!
日本コバと遠く比良の山々
2022年10月13日 07:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:43
日本コバと遠く比良の山々
でっかい竜ヶ岳
2022年10月13日 07:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:44
でっかい竜ヶ岳
北には鉄塔の向こうに御池岳と藤原岳の各ピーク
2022年10月13日 07:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 7:45
北には鉄塔の向こうに御池岳と藤原岳の各ピーク
730m独標ピーク 尾根通しはこの案内板を左折(R181方面)、右へ行くと一旦谷間に降りるが後で合流できる様だ
2022年10月13日 08:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:07
730m独標ピーク 尾根通しはこの案内板を左折(R181方面)、右へ行くと一旦谷間に降りるが後で合流できる様だ
L181鉄塔に到着
2022年10月13日 08:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:35
L181鉄塔に到着
鉄塔のすぐお隣、ここが山ノ神峠らしい
2022年10月13日 08:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:36
鉄塔のすぐお隣、ここが山ノ神峠らしい
表示板 この先を下った所に山ノ神の祠があるようだ
2022年10月13日 08:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:36
表示板 この先を下った所に山ノ神の祠があるようだ
参考書では山ノ神峠はこの場所よりもっと南になっている
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参考書では山ノ神峠はこの場所よりもっと南になっている
滝谷源頭部
2022年10月13日 08:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:38
滝谷源頭部
鞍部を南東に50mほど下ると水が湧き出ていた、ここが滝谷の源流だ
2022年10月13日 08:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:39
鞍部を南東に50mほど下ると水が湧き出ていた、ここが滝谷の源流だ
L182鉄塔
2022年10月13日 08:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:53
L182鉄塔
角度を変えながら大きくなっていく静ヶ岳
2022年10月13日 08:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:54
角度を変えながら大きくなっていく静ヶ岳
振り返ると通過してきた岳が見えた
2022年10月13日 08:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 8:59
振り返ると通過してきた岳が見えた
モミの大木
2022年10月13日 09:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 9:10
モミの大木
東山・キトラ方面との分岐地点に石像
2022年10月13日 09:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 9:17
東山・キトラ方面との分岐地点に石像
通り過ぎてしまいそうな旭山の山頂
2022年10月13日 09:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 9:24
通り過ぎてしまいそうな旭山の山頂
山名板は岳と同じ仕様
2022年10月13日 09:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 9:25
山名板は岳と同じ仕様
三等三角点「脇ノ谷:755.77m」
2022年10月13日 09:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 9:25
三等三角点「脇ノ谷:755.77m」
間違えて戻ってきたL・R185案内板地点 ここは向かって右が正解
2022年10月13日 09:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 9:49
間違えて戻ってきたL・R185案内板地点 ここは向かって右が正解
尾根を外れ山腹道に変わる地点
2022年10月13日 10:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:05
尾根を外れ山腹道に変わる地点
落ち枝が多いが歩きやすい尾根
2022年10月13日 10:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:09
落ち枝が多いが歩きやすい尾根
危うく踏んづけそうになった💦
2022年10月13日 10:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:12
危うく踏んづけそうになった💦
またすぐ山腹道 急斜面の細道は滑落注意
2022年10月13日 10:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:17
またすぐ山腹道 急斜面の細道は滑落注意
L187方面へ
2022年10月13日 10:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:23
L187方面へ
L187鉄塔
2022年10月13日 10:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:42
L187鉄塔
三池・釈迦・御在所方面
2022年10月13日 10:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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三池・釈迦・御在所方面
だだっ広い尾根
2022年10月13日 10:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:44
だだっ広い尾根
L188鉄塔
2022年10月13日 10:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:54
L188鉄塔
西に天狗堂
2022年10月13日 10:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:53
西に天狗堂
鉄塔からひと登りでヒキノに到着
2022年10月13日 12:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 12:05
鉄塔からひと登りでヒキノに到着
三角点の横に山名板 5年前に見た名板はなかった
2022年10月13日 10:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:57
三角点の横に山名板 5年前に見た名板はなかった
三等三角点「君ヶ畑:843.84m」前回は雪に埋もれていたのでこの日が初見
2022年10月13日 10:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 10:57
三等三角点「君ヶ畑:843.84m」前回は雪に埋もれていたのでこの日が初見
ヒカゲノカズラの胞子嚢
2022年10月13日 12:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 12:06
ヒカゲノカズラの胞子嚢
気温は17.5℃
2022年10月13日 12:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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気温は17.5℃
ここから【山めしクッキングコーナー】 固形燃料でレトルトご飯を蒸す IKEAの「おままごと」用鍋
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ここから【山めしクッキングコーナー】 固形燃料でレトルトご飯を蒸す IKEAの「おままごと」用鍋
まずマルシンハンバーグを焼いて
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まずマルシンハンバーグを焼いて
お次は目玉焼き
ソースの準備ができたら、
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ソースの準備ができたら、
ハンバーグに絡めて、
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ハンバーグに絡めて、
ご飯に目玉焼・マルシン・グリーンリーフ・プチトマト・アボカドを乗せれば「マルシンハンバーグロコモコ丼」の完成
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ご飯に目玉焼・マルシン・グリーンリーフ・プチトマト・アボカドを乗せれば「マルシンハンバーグロコモコ丼」の完成
時間に追われて気は急くが体がついてこない(^^;
2022年10月13日 12:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 12:19
時間に追われて気は急くが体がついてこない(^^;
L190鉄塔
2022年10月13日 12:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 12:56
L190鉄塔
歩いてきたヒキノへ続く稜線が見えた
2022年10月13日 12:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 12:57
歩いてきたヒキノへ続く稜線が見えた
L191鉄塔からの天狗堂
2022年10月13日 13:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:07
L191鉄塔からの天狗堂
R190鉄塔ピークは眺めが抜群だが、登る気力がなく左へエスケープ
2022年10月13日 13:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:16
R190鉄塔ピークは眺めが抜群だが、登る気力がなく左へエスケープ
やっとたどり着いたノタノ坂、だがノンビリしてはいられない
2022年10月13日 13:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:26
やっとたどり着いたノタノ坂、だがノンビリしてはいられない
小又谷林道まで続く谷間の細道は油断できない
2022年10月13日 13:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:41
小又谷林道まで続く谷間の細道は油断できない
堰堤前の鉄橋を渡ればすぐに小又谷林道だ
2022年10月13日 13:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:45
堰堤前の鉄橋を渡ればすぐに小又谷林道だ
脇目も振らず ひたすら進む
2022年10月13日 13:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:50
脇目も振らず ひたすら進む
洗い越し地点 ジャブジャブ入ったら右足のスパッツがズリ下がっていて浸水(泣)
2022年10月13日 13:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:53
洗い越し地点 ジャブジャブ入ったら右足のスパッツがズリ下がっていて浸水(泣)
待ってくれ〜
2022年10月13日 13:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:57
待ってくれ〜
小又谷出合で御池林道に合流
2022年10月13日 13:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 13:58
小又谷出合で御池林道に合流
道路脇に咲く秋の野草 アキチョウジ
2022年10月13日 14:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 14:10
道路脇に咲く秋の野草 アキチョウジ
ノコンギク
2022年10月13日 14:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 14:18
ノコンギク
アケボノソウ
2022年10月13日 14:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 14:20
アケボノソウ
ベニバナボロギク 種の季節は花が上を向くんだね
2022年10月13日 14:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 14:21
ベニバナボロギク 種の季節は花が上を向くんだね
来年のスギ花粉は飛散量が多そうとのこと
2022年10月13日 14:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 14:45
来年のスギ花粉は飛散量が多そうとのこと
なんとか発車20分前にバス停までたどり着きました
2022年10月13日 14:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 14:46
なんとか発車20分前にバス停までたどり着きました
イヌタデ
2022年10月13日 14:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 14:58
イヌタデ
東近江「ちょこっとバス」に乗車(200円)
2022年10月13日 15:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 15:06
東近江「ちょこっとバス」に乗車(200円)
約20分で黄和田に到着、歩きだったら最低2時間は掛かったでしょう
2022年10月13日 15:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 15:27
約20分で黄和田に到着、歩きだったら最低2時間は掛かったでしょう
日枝神社にお礼参拝
2022年10月13日 15:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 15:31
日枝神社にお礼参拝
鳥居の向こうにそびえる「岳」
2022年10月13日 15:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 15:34
鳥居の向こうにそびえる「岳」
駐車場で咲いていたミゾソバ
2022年10月13日 15:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 15:44
駐車場で咲いていたミゾソバ
スパッツを外したらヒル様がいらっしゃいました…😱
2022年10月13日 15:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 15:54
スパッツを外したらヒル様がいらっしゃいました…😱
道の駅に咲くベゴニア・センパフローレンスはシュウカイドウの仲間
2022年10月13日 16:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/13 16:34
道の駅に咲くベゴニア・センパフローレンスはシュウカイドウの仲間

感想

ご訪問ありがとうございます。
 鈴鹿山脈の近江側には前衛の山がたくさんあります。歩く人が少ないマイナーな山が多いのですが、このレコの山々も同様です。

 この縦走計画は4年前から温めていましたが、これまで実現していません。というのも、岳からノタノ坂間は距離が長いため、健脚でない限り縦走する場合はグループ山行で置き車をするのが一般的です。以前某氏とこのコースを検討した事があったのですが、ある事情で実行出来ずそのまま棚上げになっていました。
 近年同コースを歩かれたレコの中に、地域バスを利用した縦走がレポートされているのを見て、これなら私達にもできそうだと思いチャレンジしてみることにしました。

 この稜線は5年前、早春の残雪期にノタノ坂からヒキノ間を歩いた事がありますが、鉄塔からの眺めが良く爽快なハイクが楽しめたと記憶しています。本来なら秋本番の紅葉時期に歩くのがベストですが、最近まともな山歩きをしていなかったこともあり、久しぶりに鈴鹿へ出かけてきました。

 黄和田=君ヶ畑間のバスですが、私達のスピードだと運行本数や時刻の関係で、どうしても君ヶ畑発の最終便しか選択肢がありません。健脚とは程遠い夫婦なのでマイペースで歩きたいところだったのですが、時間に追われるハイクになってしまい正直キツかったです。
 スタートからしてすでに予定の20分遅れ、道中必死に歩いて20分遅れを維持したままノタノ坂までたどり着きましたが、そこからは口数かグッと少なくなり、ひたすら歩くのに集中しました(^^;
 久々の鈴鹿だったのに、じっくり楽しむことができませんでしたが、鉄塔下からの眺めに励まされながら、なんとか歩き切れたので達成感は十分です。とにかくバスに間に合ってホッとしました。
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ウンチク押し売りコーナー
【岳:だけ】
 黄和田では「岳」・「岳の山」と呼ばれ、愛知川対岸の杠葉尾では「向山」と呼ばれている。
 登山口近くに「嶽・お池雨乞山」と書かれた案内板があって、この山にはかつて八大竜王神が祀られていたとのこと。竜神=水神なので、古来より雨乞いの山として崇められていたと想像できる。山頂付近に大きめの水たまり(ヌタ場)があったが、雨乞いと関連があるのかもしれない。

【黄和田:きわだ】
 八風街道の要衝にあり、旧街道は現在の黄和田集落の中を通っていた。黄蘗(キハダ)が叢生していたのでこの名になったとも言われる。
 ちなみに「八風」とは、”八方から風が吹きあたることに由来する”とされる。
 また鈴鹿は1000m前後の山々が連なっており「鈴鹿八峰」ともいわれ、「八峰」が「八風」に転じたものとも言われる。だとすると、”鈴鹿セブンマウンテン”じゃなくて、御池岳を加えて”エイトマウンテン”の方が良かったんじゃないかな?

【黄和田城】別名 黄蘗城(きはだじょう)
 現地の説明書きによると、南北朝時代に八風街道を押さえるため小倉氏によって築かれたとされる。室町時代後期、京極政経(京極大膳大夫政高)が同族との内紛で敗走し逃れてきた後に拠点としたお城だそう。
 京極氏は宇多天皇の流れをくむ佐々木氏を祖とする氏族で、鎌倉時代から長きにわたって繁栄と凋落を繰り返しながら存続してきた。江戸時代には大名に、明治時代に至っては華族となった名門の家系。

【日枝神社:ひえじんじゃ】
 木地師の祖とされる惟喬親王が当地に原野開墾を謀られ田地数町を拓き、産土神として日吉山王社(滋賀県大津市)分霊を勧請し、社殿を創立したと伝えられる。明治維新前は山王大権現と称し、明治初年現社号に改められた。
 正月早朝より当番神主宅にて「ちん」と呼れる14種の動物・植物を模した揚げ餅菓子を作って神社に献上して五穀豊穣を祈願する祭事が行われる。(滋賀県神社庁より)

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コメント

teppanさん、こんばんは。
通好みのグッドルートですねscissors
やっぱり近江鈴鹿は、こんなマイナールートこそが本道ですね。
私もそろそろ鈴鹿詣でを再開したいと思いつつ、吸血野郎が気になって11月になるまでは、サナトレのつもりです。
やっぱり出たようですねsweat01
私はランチはコンビニおにぎりで簡単に済ませるので、teppan家の豪華山メシは憧れです。
今回も立派な山ごはんだ〜riceball
ちょこっとバス、初めて知りました!
可愛いバスですね。

ウンチクコーナー、面白かったで〜すwine
2022/10/14 20:02
こんにちはtotokさん

 本道と呼んでいいのか? 私が人の少ない山を選ぶ傾向にあるので、鈴鹿へ行こうとするとこの様な山が多くなってしまうんです 

 近頃衰えを感じる様になってきました。なのでこの計画を達成できるか自信がありませんでしたが、何とか歩き通すことができて良かったです。もしバスに間に合わなかったらと思うとゾッとしますね。

 吸血野郎は見かけなかったので気にしていませんでしたが、戻ってビックリでした。どこで付いたのか?簡単に肌まで到達できない様に対策はしていたので実害はありませんでしたが。

 時間に余裕が無いのに山メシに時間を掛けるなんてねえ… ウンチクは感想の文字数を増やす為に載せました
2022/10/15 9:44
おはようございます teppanさん
 初めタイトルを見たとき、2台の車で行ったのかと思いました。するとバスではありませんか?これなら頑張れば縦走できますね。さすが、リサーチ能力にたけてますね。私は日帰りで縦走できないか以前は考えてました。もう無理です。
 私は、旭まで行って周回したことが数年前にあり、岳を登る苦労が十分に伝わってきます。帰りは絶対使わんと心に刻みました。
 さらに、八代龍王と聞いて、朝熊ヶ岳を思い出しました。
 
2022/10/15 7:54
こんにちはsireotokoさん

 そうなんです、2台グループで行けば可能だと考えていたのですが、こんなマイナー山に誘える人に当てがなかったので、なかなか実行出来ずにいました。あるレコで地域バスがあるのを知って、ヒルの活動が緩慢になるこの季節まで待って実行しました。(それでも付いてきましたが…)
 私達はバスを使ってやっとでしたが、某ご夫婦は全部徒歩で回っておられましたね。ホントにすごい、とても真似できませんね。

 岳の上部は本当に急でしたね。地面が崩れやすく浮き石が多かったので、相棒とは横に距離をとって登りました。この斜度でこの標高差は鈴ヶ岳の南斜面に近いものを感じました、下りでは使いたくないですね。

 そう言えば朝熊ヶ岳に八大龍王社がありましたね、鳥居がたくさん並んでいて眺めの良い場所でした。
2022/10/15 9:57
これぞマルシン!
いいなぁ、おいしそう、どこぞの誰かにもこうして食べるものということを改めて認識してもらいたいものです🥲
このコース、なつかし!
最初の岳までの急坂が鬼のようで笑ったのと、最後のノタノ坂から道路歩いて靴擦れて足が血まみれになったことを生々しく思い出しました∩^ω^∩
まだおヒル様がいらっしゃるんですね、そろそろ鈴鹿に行きたいけど、もうちょっと待ってみます🥲
2022/10/15 14:27
こんにちはマコさん

 hatto'sさん達は同じルートをバスも車も使わずオール徒歩でしたよね。しかも靴擦れにもメゲズ歩き通すなんてスゴ過ぎです!😲

 ヒル様はどこで付いてきたのやら?2人で合計4匹いらっしゃいました。スパッツの内側で大人しくしていたらしく、吸血には至ってませんけどね。

 時間に追われているのにマルシン休憩に1時間ですからね〜😅 その点ゼロ秒マルシンは早さでも化石燃料を使わないことでも優れてます、hattoさんのマルシン食はSDGsの最先端を行ってますね😁
2022/10/16 12:06
teppanさん、元気もんのなるちゃん、こんにちは〜
やっと岳〜タノタ坂縦走して来たんだ。
寅も未だに登ってない鈴鹿の山の多いこと。
鈴鹿10座が未達成って、笑うしかにゃ〜ね。

帰りのちょこっとバスの時間があるんで、だから出発時間が早かったんだね。
このちょこっとバスを利用するって、ニョロもとぐろ(舌)を巻いとるがな。
マルシンのロコモロハンバーグはグー!
二人で「うみゃ〜!」したんだね。
サツマイモがあればな・・・(笑)
2022/10/15 19:26
こんにちは寅さん
 そうなんです、やっと縦走できたので満足でした。ヒル様も歓迎してくれてたみたいですしね 初めての山で暗い内の出発でしたから、どこが取り付きだか分からずウロウロしちゃいました。

 西内さんの鈴鹿ガイドブックには「300山ピークハント」という、途方もない数の山リストが載っています。私も登ってない鈴鹿の山なんて、それこそ山の様にありますよ。

 ちょこっとバスは1日に3本。逆周回にしたとしても、始発が君ヶ畑着午前9時23分なので、私達のスピードでは確実に日没になってしまう、だからハイク後に君ヶ畑発の最終に乗るしか選択肢がありませんでした。間に合って良かったです。

 ロコモコ丼ですが、サトウのレトルトご飯は大量の水を担ぎ上げて湯煎するわけにもいかず、少量のお湯を沸かして蒸すことにしましたが、まあまあ上手くいきました。目玉焼きは潰れちゃうし、もっとゆっくり作りたかったです サツマイモがあればより豪華になったのになあ…
2022/10/16 12:34
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