甲斐駒ケ岳 (北沢峠より)

2014年07月12日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.1km
• 登り: 1,120m
• 下り: 1,115m

コースタイム

4:45北沢峠こもれび山荘-5:15仙水小屋-5:45仙水峠-6:50駒津峰-8:10甲斐駒ケ岳着-(大休止)-9:05甲斐駒ケ岳発-10:00駒津峰-10:35双児山-12:00北沢峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

長野県側 仙流荘の無料駐車場に駐車. そこから伊那市営バスにて北沢峠まで移動. 仙流荘駐車場は 7/11 (金) 14 時はガラガラ. 7/12(土) 13 時くらいは上の駐車場は満車. 河原の駐車場もかなりの混雑.
7/11(金) の北沢峠行き最終バス (14:20発) の利用者は 3 人だけ. バスは運転手さんがガイドも兼ねる. 山屋の運転手さんのガイドはなかなか素敵で風景や高山植物の説明など 1 時間の行程はかなり楽しめた.
土日などの利用者が多い時は上り/下りとも 20 人ほど集まればバスが臨時便として出発してくれる. 時刻表上は本数はとても少ないが実際はもっと便利.

山梨県側から北沢峠へのルートは落石, および台風の影響により通行止め. 芦安→広河原ルートは復旧に1ヶ月以上掛かる見込みとの情報を小屋のスタッフの方から伺う. 奈良田→広河原ルートは 7/19 再開予定とのこと. 詳細は下記 URL に.
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2014hirogawara2.htm

コース状況／危険箇所等

- 道の状況
特筆すべきほどの危険箇所はなし. 仙水小屋方面から仙水峠に登る際の峠手前の露岩地帯の道がやや不明確. 基本的に露岩地帯の一番下部 (森林より) を歩く. たまに露岩地帯の上の方にケルンが積んであるが惑わされずに下部を歩くのが良さそう.

- 駒ケ岳への直登コースと巻き道
直登コースはやや大きめの岩をよじ登る箇所が数箇所あるため背の低い人は苦労するかも. 上り利用はいいが下りは難渋しそう. 巻き道は直登コースとは異なる風景が楽しめる.

- 登山ポスト
仙流荘バス停, 北沢峠こもれび山荘にあり

- こもれび山荘 (元 長衛荘)
とても綺麗で快適な山小屋. トイレは新しく綺麗な水洗. スタッフも素敵な方々. 夕食も豪華. 朝食は夜にお弁当として配布される. 1F は 2 段ベッド方式で一人分の幅は固定, 各人のスペースに電灯あり, しきりカーテンにて隣とは完全に分けられる. 2F は見ていないので不明. 110名収容可能とのことだが 7/11(金) の宿泊者は 3 名w 翌 7/12(土) の予約は 80 人とのこと.

- トイレ
北沢峠にトイレあり. 経路途中にトイレなし (仙水小屋も「トイレ使えません」との掲示)

写真

仙流荘バス停

金曜の仙流荘の駐車場. かなり空きがあります.

金曜日, 河原の駐車場は車なし

長衛小屋のテン場. 河原にあります.

長衛小屋テン場の水場. 豊富に出ています.

仙水小屋

仙水峠手前の露岩地帯. 露岩地帯の最下部, 樹林帯との境界に道があります. ケルンに惑わされないように.

駒津峰からの甲斐駒ヶ岳. 先は長い...

甲斐駒ヶ岳の直当ルートと巻き道の分岐. 六方石の少し上部にあります. 非常にわかりやすいペイント.

甲斐駒ヶ岳山頂. そこそこスペースありますので多少の混雑は大丈夫か. 今回は独り占めでした.

山頂より穂高連峰アップ. 槍の穂先がよく見えます.

山頂より御嶽山アップ.

右手前が仙丈ヶ岳, 左手前が北岳, 奥の方は深南部. 何時か行ってみたい...

鋸岳方面. 後ろには北アルプスが.

仙丈ヶ岳

黒戸尾根方面

八ヶ岳方面. 南端の権現岳から北端の蓼科山まで全てよく見えました.

駒津峰には登山者が

巻き道から駒ケ岳山頂を臨む

巻き道から六方石. 背後に中央アルプス千畳敷方面と御嶽山.

双児山から駒津峰と甲斐駒ヶ岳を振り返る

北沢峠にてバスの出発を待ちます

テントの下がバスの待ち合わせ場所. テーブルに番号が書いてあるのでその通り並んで待つべし.

感想

endoh

台風一過の金曜日, 朝に交通状況をチェックすると山梨県側からのルートは全て運休. これなら入山する人も少ないだろうと思い急遽北沢峠のこもれび山荘を予約. こもれび山荘は案の定のガラ空き. 翌日も登山者少なく山頂独り占め. 下りでは当日朝入山してきた方々とすれ違ったが、それでもこの季節にしては少ない方. 約半年ぶりの山歩きであったが, 最高の天気のもと快適な登山を楽しめた.