剱岳-試練と憧れの早月尾根日帰り

2022年10月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 18.6km
• 登り: 2,651m
• 下り: 2,631m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:52

5:04 スタート地点
5:09 5:09 馬場島荘
5:37 5:37 松尾平
6:27 6:27 早月尾根標高1600m標識
7:07 7:07 1920.9m三角点
7:44 7:50 早月小屋
8:28 8:30 標高2600m標識
9:04 9:05 標高2800m標識
9:29 9:33 カニのハサミ
9:43 9:59 剱岳
10:02 10:08 カニのハサミ
10:17 10:20 標高2800m標識
10:46 10:46 標高2600m標識
11:14 11:19 早月小屋
11:48 11:48 1920.9m三角点
12:10 12:10 早月尾根標高1600m標識
12:38 12:38 松尾平
12:54 12:54 馬場島
12:56 ゴール地点

天候

無風・快晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

【富山&登山口アクセス】
・羽田→富山(ANA315便※1) 10/14 10:15発 11:15着
・富山空港↔馬場島登山口(レンタカー 5410円/30h※2)
・羽田→富山(ANA322便※1) 10/15 18:30発 19:40着
※1今週のとくたびマイルで往復6000マイル
※2富山空港レンタカーキャンペーンにより最初の24hは2000円

コース状況／危険箇所等

〇全体を通して
・水場はないため、水分の計画は入念に。
・雪の状況は一晩で大きく変化します。今回は全く雪や凍結がありませんでしたが、天気予報やネットの情報をよく確認しましょう。
・天候が抜群によい土曜なのに、時期が遅めだからか、早月尾根全体で会ったのは20組くらいとずいぶん少な目でした。
〇馬場島荘〜早月小屋
・危険個所は特になくとにかく体力勝負です。200mごとの少し広めの場所に、標高を示した印があり、一休みなどの目印にいいかもしれません。
〇早月小屋〜2800m標識
・岩場がありますが、それほど滑落危険のあるようなところはないですが落石危険はあるため、ヘルメット推奨です。
〇2800m標識〜剱岳山頂
・本格的岩場の登り区間です。勾配が増し、空気も薄いので、キツさがこれまでと段違いです。

その他周辺情報

♨アルプスの湯　上市町コミュニティーセンター内にあり、馬場島登山口から30分程度(大人610円)。浴場や洗い場は広々、晴れていれば立山連峰・剱岳を一望できる眺望抜群の天然温泉です。
https://kamiichimachi-zaidan.jp/

写真

10/15 5:13

馬場島荘の登山口からスタート。
例の「試練と憧れ」石碑。

10/15 5:31

ヘッドライトの明かりを頼りに登っていきます。

10/15 5:34

山のシルエットが浮かび上がる夜明け前。

10/15 6:26

あたりが明るくなって初めて、秋山の真ん中にいることを実感しました。

10/15 6:33

標高1600m付近、黄色く染まる登山道。

10/15 6:58

右手側には奥大日岳。

10/15 7:00

奥には薬師がひょっこり。

10/15 7:19

左手側には毛勝三山（猫又山と釜谷山のピークが見えます。）

10/15 7:01

富山湾に光が降り注いでいます。

10/15 7:24

まるで秋の日本庭園。

10/15 7:34

はしごを登り、

10/15 7:37

鎖道を進んだら、

10/15 7:42

早月小屋とそのバックに剱岳がドカーンと姿を現しました。

10/15 7:42

大日岳の稜線。いい色です。

10/15 7:44

早月小屋はすでに今シーズンの営業を終えております。

10/15 8:15

まさに岩(と雪)の殿堂と呼ぶにふさわしい立ち振る舞い。

10/15 8:15

立山の地獄谷の噴煙が見えます。

10/15 8:20

早月小屋から先は森林限界を超えて本格的岩場へ入っていきます。

10/15 9:02

ライチョウはすっかり冬の支度を終えていました。

10/15 9:02

ふわふわでかわいい。

10/15 9:14

頂上が見えました。あと少しが長い！

10/15 9:16

核心部。気を引き締めて登ります。

10/15 9:28

最後のひと登り！

10/15 9:42

剱岳山頂に到着！ド快晴！ほんとにいい日に登りました。

10/15 9:37

立山方面。
最初、槍だと思っていたピークは笠ヶ岳でした。

10/15 9:34

白山まで雲海が広がっています。

10/15 9:42

唐松〜五龍〜鹿島槍〜爺の後立山連峰。

10/15 9:43

白馬三山を中心に。
雲海から頭だけ出す朝日岳。真っ白な白馬鑓が印象的でした。

10/15 9:56

奥には富士山も見えます。

10/15 9:56

立山の陰に隠れて槍・穂高。

10/15 9:58

憧れの剱岳登頂の記念撮影もしていただきました。

10/15 9:43

もくもく雲が上がってきたので下山を開始していきます。

10/15 11:13

早月小屋につく頃にはもうガスガスです。

10/15 12:53

一気に下ってきた馬場島のキャンプ場からは焚火のいい匂いがしていました。
秋キャンプも最高ですね。

10/15 12:54

麓から見上げた剱岳はすっかり雲の中。

10/15 13:45

帰りに上市のアルプスの湯へ。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS XZ-10 オリンパス

AQUOS sense6 SH-M19 128GB SIMフリー シャープ

装備

個人装備

レインジャケット(montbell-ストームクルーザージャケット) レインパンツ(ワークマン) 作業用グローブ フリース Tシャツ ハーフパンツ コンプレッションタイツ ウインドブレーカー(MountainHardware-コアプレシェルフーディ) 靴下(中厚手) サングラス 靴(asics-GelTrabuco) チェーンスパイク ザック(osprey-28L) ザックカバー ヘルメット ファーストエイド 保険証 タオル 地図 マスク 食料(1食分) 行動食 飲料1.5L+水筒お湯0.4L プラティパス

備考

汗冷えで風邪をひいてしまいました。これからは標高の高い山で寒暖差のある時は替えの下着を持っていこうと反省。

感想

fumaso

1日半での富山登山旅行の2日目。
昨日午後、僧ヶ岳に登り、魚津のホテルに宿泊。
そして本日は朝4:00チェックアウトで馬場島登山口に向かいました。
飛行機の時間もあり17:00にはレンタカーを返さなければならないため、
トラブルなどあったら温泉はパスしたり、制限時間までに間に合わなければ撤退など、万一のことを考えた第二、第三のプランも入念に考えていました。
これでもかと続く登りの量に、「やめてくれー」と思いつつも、
剱岳が、厳しく気高くあることへの喜びも感じていました。
さすがは噂の早月尾根で、頂上に着くころには思った以上に体が疲労していました。
頂上では、頑張りを祝福してくれているかのような素晴らしい眺めを見ることができました。
真正面の立山と飛騨南部の山々、後立山連峰、そして、遠くで雲海から頭を出す選ばれし2000m越えの山々（浅間・四阿山・八ヶ岳・南アルプスなどなど...）の絶景についつい写真を撮りすぎてしまいました。（本当にいい日に登ることができました。）
第一プラン通りに無事に下山もでき、大満足の登山旅行となりました。