劔岳(早月尾根)ワンデイ


- GPS
- 12:08
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,397m
- 下り
- 2,396m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 12:10
天候 | 晴れ→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●馬場島荘前駐車場 ・道は全面舗装路。一部細いところもあるが両車線あるところが多い。 ・19時到着で7割くらい埋まっていた。 ・夕方はアブが酷い。窓を開けて駐車場に入ったら瞬く間に5匹くらい車内に侵入された。二酸化炭素に反応するのかエンジンを切ってしばらくするといなくなった。 ・docomo電波あり。 ・水場、トイレはキャンプ場のものを使うようにとのこと。 ●馬場島荘→早月小屋 ・標高200m置きに立派な標識がある。実際の標高とは50mくらいズレているような気がする。 ・標高1200m標識までは急登あり平地ありだが、以降はずっと急登。 ・気温の低い夜でも傾斜がきついのか湿度の影響か、ばけつの水をかぶったような汗が出た。 ・夜は気づかなかったが、標高1000mくらいの平地には立派な巨木があった。 ●早月小屋→劔岳 ・標高が上がって気温が下がると汗はあまり出なくなった。 ・所々に雪渓があるが、迂回できるので滑り止めは不要。 ・標高2400mあたりから岩場が増えてくるが、カニのハサミを含めてそれほど危険は無い。落石させないよう気を付けて登る。 |
写真
感想
最近、ロングコースを歩いていて足の調子が良い。この機会に劔岳の早月尾根ワンデイをやることにした。
例のごとく直前でてんくらが手のひらをひっくり返しやがったので南アルプスと迷ったが、もう劔岳に行く気になっていたので強行。
今回は暑さとの戦いなのでなるべく涼しい夜のうちに樹林帯を抜けて明るくなったら岩場に挑むという方法をとろうと考え深夜1時半出発で計画した。
登山としては目論見通り早月小屋の手前で明るくなりだして岩場に取り付く頃には日が出ていた。
また劔岳山頂ではよく晴れて素晴らしい景色を見ることができたが、下山開始後1時間くらいでガスが上がってきていた。
上が抜けていればよいが、そうでないならタッチの差の絶景だったのかもしれない。
それと何も見えないのでつまらないと思っていたナイトハイクだが、今回は満天の星空がちょくちょく見えなかなか良い感じだった。
特に休憩中に20個くらいの光点が規則正しく並んで飛んでいくのが見えた。よく分からんが自衛隊の編隊飛行だったのかも。また流星もいくつも見ることができた。
今回の大きな問題点は睡眠だ。
19時頃に駐車場に着いてすぐに寝ようとしたが、全然眠れない。
前日は早い時間に眠れるよう午前3時から起きておいたうえ、自宅から下道を7時時間も運転したのだから眠れないはずがない。
なのに眠れないのだ。遠足前の小学生かよ。
色々試してみたが何をやっても眠れず、徹夜登山はマズイので今日はやめるかとまで思ったのだが、スマホで調べてみると意識が飛ばなくても目を閉じているだけである程度回復できているということを知り、ひたすら目を閉じて目覚ましが鳴るのを待った。
時間が来て登山前のラジオ体操をしてみるとすこぶる快調。
これなら行けそうだということで決行。
不安を感じたら撤退と肝に銘じて歩き出したが、いつも通り歩くことができた。
また予想外だったのは夜間の登りでの異様な発汗だ。
やはり長い急登で運動強度が高いのか、湿度の問題か。
今回は水を2.5L持って、ちょうど2.0L消費した。
これは気温が上がる帰りがガスって思ったよりも気温が上がらなかったからだ。帰りも晴れていたら2.5Lは消費しただろう。
さて、明日だが余裕があれば毛勝山に登ろうと思っていたが、さすがに2日連続で似た感じのハードな山に登るのはキツい。またやはり睡眠が足りなかったのだろうこの記事を書いている時点で非常に眠く準備が間に合いそうにない。
一応麓は晴れるようだがどうも山の方は怪しい。
高いガソリンを焚いて来たので一座で帰るのは憂鬱だがどうにも噛み合わない。
まぁ晴れの劔岳に一発で登れただけで良しとするべきか。
後ろ髪を引かれまくってムチウチになりそうだが、少し仮眠をとって帰るとするかな。
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