大谷山の隠れたる桃源郷とススキの大草原を満喫
- GPS
- 05:03
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 886m
- 下り
- 709m
コースタイム
天候 | 晴れ/ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・石庭からの古道はジグを切って高度を上げる。下部は楓が多く上部はブナ林となる。 ・百瀬川源頭部はブナとイワカガミが群生した支谷と小尾根が折り重なる桃源郷 ・稜線は広大なススキヶ原で高島トレイルとしてよく整備されている。 ・西山林道分岐から林道までは整備された尾根道 |
写真
感想
大谷山のススキが原を見に行こうと思い立つ。今日も朝の身支度に時間を要してしまい遅いスタートとなる。周回するべく西山林道のピーク地点にチャリをデポする。
石庭の登山口で準備をしているとsasukeさんに遭遇する。今夏の久須夜ヶ岳の蘇洞門以来だ。堀割れた古道でゆっくり高度を上げていく。自然林の古道は楓が目立つ。標高600辺りからブナ林が続くようになる。古道沿いは二次林だが美しい。
展望コース分岐から百瀬川の源頭部に下りる。見渡す限りブナ林となり林床はイワカガミ、小高い尾根と支谷が放射状に伸びている。沢ではブナが蓄えた雨水をチョロチョロと放出している。ここは私のお気に入りの桃源郷なのだ。
再び登山道に復帰して稜線に出ようとしたら5人パーティが林間でランチ休憩しておられた。カレンフェルトの白石平に乗り上げると若狭側から湧き上がるガスに覆われて展望がない。琵琶湖側のガスは薄く竹生島が見え隠れする。江若国境尾根で天候に明暗があるようだ。
大谷山では3人の登山者が休憩中だった。その中に再びsasukeさんが居られたので暫く談笑する。今までのガスがやっと取れた所ですと云われる。もたもたしていたのが結果オーライだった。眼下にはメタセコイヤ並木も見えている。風をススキで避けてランチタイムとする。数人が寒風側から上がって来られる。
食後はススキヶ原を掛け下りて寒風に向かう。今年は刈り払いが行き届いて感謝いたします。数年前に訪れた時はススキが繁茂して道が埋もれていたことを思い出す。寒風へ登り返すと誰も居ない。一息入れたらブナ林を愛でながら足早に下山していく。西山林道分岐からは初めての道だったが自然林の尾根でよく整備されていた。林道に着地したらデポしたチャリに跨り20分で駐車地の登山口に帰着する。
帰路のメタセコイヤ並木では英語を話す東洋人の観光客で賑わっていた。コロナの水際対策が解除された途端に増えるインバウンドが悩ましい。了見が狭いねnaojiroは。
コメント
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このルートはいいですね!
古道歩きから始まり美しい百瀬川の源頭へ。ブナ林に癒されながら絶景の白石平へ上がる。ススキの大平原の大谷山を越えて寒風山から再びブナの美林を軽快に下山。最高です。
とりわけ百瀬川の源頭部はまさに桃源郷ですね。もっと早くに知ればよかった〜
大谷山へ登頂するときの写真コメント、これまた素晴らしいですね😁👍
最近あちらの世界の方になられたのでコメント頂けるなんて恐れ多いことです😀
ほんとにこのルートはいいですね。積雪期も素晴らしいでしょう。
桃源郷では水場にも苦労しないし、夏場ならツエルト泊もできますね。美女が夜中に訪ねてきたらお酌でもしてもらいましょう😅…。
何度も訪れてみたい桃源郷です。ここに佇むと俗世間を忘れいつまでも留まりたい不思議な気持ちになります。
大谷山へ突き抜ける青空は感じたままを述べたまでです。他意はございません🤣
昨日このコースを真似て歩いてきました!
このコースめちゃくちゃ良かったです。百瀬川源頭部は正に桃源郷♪
凄く気に入ってしまいました。
何回も通う事になりそうな予感。
素敵な処を教えて頂いてありがとうございます😚
またまたあちらの世界の方からコメントを頂きありがとうございます。
展望コースの名前に惹かれて向かう方が多いようですが、このコースは絶対に歩くべきです。
価値観の違いもあるのでしょうが‥同じ世界の仲間として共感を嬉しく思います。
ここは四季を通して楽しめると思います。
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