越後三山 中ノ岳避難小屋泊 水は多めに持ちましょう😂
- GPS
- 23:06
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 3,186m
- 下り
- 3,215m
コースタイム
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 12:30
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 10:28
天候 | 1日目 晴れのち曇りガス 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ無いため、駐車場から5分程手前のセブン-イレブン 中越大和北里通り店で準備し、行動食買い物がてらトイレ借りてから移動しました。 下山の森林公園駐車場からは4キロ位車道歩きで戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
総じて厳し目のルートです。 特に五龍岳〜祓川まではキツイ斜面のアップダウンや岩の登下降で鎖のないところも多く、慎重な足運びが求められます。 足場もザレや泥濘に笹が乗っているような常に滑る状態が多く、チェーンスパイクがあるといいかも。(持ってなくて大変でした) 今回上記の区間を考慮し、八海山は稜線ではなく迂回路を歩きました。以前八ッ峰は歩きましたが、3点支持を守れば難しくはありません。ただ中ノ岳まで通しで歩く場合その先の方が長く厳しいので自身の体力を見極めないと厳しいと思います。 中ノ岳〜越後駒ヶ岳までと、下山の十二平登山口までは前日ほどではないにしろ、やはり滑りやすい急斜面と一瞬どう降りようか考えてしまう岩の下降などもあり、思ったより時間かかります。 ★中ノ岳避難小屋は16日で小屋閉め。と言っても雪対策施すだけで鍵は開いてるのでその後も使用可能とのことです。 ★水場は祓川で汲みましたが、流れ弱く細かなゴミが入ってしまいそのまま飲むのはちょっと…。結局ウエットティッシュでこしてから煮沸しました。ここは涸れることもあるそうです。中ノ岳避難小屋のタンクに雨水があるのでそれでもいいかも。いずれにしてもここの水場は確実ではないため下から担ぐのが安心です。 ★この山域はコースタイムが緩く設定されてるようです。通常他の一般道で泊装備だと0.8〜1.0位です。 |
写真
感想
この時期になると紅葉が見たい!
2年前に見た裏越後の鮮やかな紅葉を期待して、今度は表からの越後三山で。
ここは八海山〜中ノ岳間がかなりハードということは十分承知してました。
初日が体力的に厳しいなとは思ってましたが、案の定、過去の山行の中でも上位に入るキツさでした。
ただ今回それ以上に給水の計画が甘く、千本檜小屋で水場が分からず、まあ祓川で汲めばいいやと歩き出したものの、万一涸れてたらどうしようとだんだん不安になってきました。
いや、中ノ岳避難小屋には雨水を貯めているタンクがあった。けど紅葉時期の晴天、同じようにそれをアテにしてる登山者が多く空になることもあったりするかもしれない…と、危機感は増すばかり。お陰で水の不安が無くなる祓川に着くまで水分を節約してたので行動食も摂れず余計力が出ないという悪循環。祓川で微かに水の音が聞こえた時は本当に嬉しかったです😂
これまで水の入手手段を絶たれた経験は無く、いつも余分に持ちすぎて後悔するほどだったのに。
今回何故こんなに楽観視してしまったのだろうと反省。水は無いより持ちすぎて後悔する方が絶対いいです。少しでも不確実要素があれば下から全部担ぐべきだと。
と、初日これほど水不足に怯えたにも関わらず、2日目の水を煮沸して用意する時、ハイドレーションの容器に1リットルちょっと入れたつもりが多分500mlちょっとの目盛りまでしか入れてなかったみたいで…。疲れてたんですね。
初日のあのキツさを思えば2日目は登りは少しだし登山道も余裕でしょうとナメてました。
日が昇ると稜線上でも夏のような暑さで予想以上に水分を消費してしまい、昼頃には底をついてしまいました。まずい、下山口近くには沢があるけどまだ2時間近くはかかりそう。全く水分摂らないとどれくらいで脱水の症状出るんだろうと考えながら歩いてたら、前方にまさかの登山者が。
この先の水場について聞いたら「良かったら一本余分にあるのでいりますか?」って…。
もう恥ずかしくて申し訳なくて…有難くいただいちゃいました。。。代わりに行動食のチョコレートを差し出して😅
これはもう最後にしたい。次は絶対水を分けてあげられる人になりたい😂
水も自己責任、担げないならその計画はやめるべき。大きな反省を残した越後三山でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人