下権現堂山〜上権現堂山〜唐松山

2022年10月20日(木) [日帰り]

• GPS: 09:00
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,866m
• 下り: 1,868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:50
• 合計: 9:01

5:59 権現堂山登山口
7:37 7:48 下権現堂山
8:21 8:21 中越
9:01 9:08 上権現堂山
9:08 9:08 権現堂山
9:31 9:34 稜線分岐
10:36 10:36 猫岩
11:02 11:18 唐松山
11:40 11:42 猫岩
12:30 12:31 稜線分岐
13:03 13:12 上権現堂山
13:12 13:13 権現堂山
15:00 権現堂山登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野市街より国道117号線、252号線経由で小出に向かい
戸隠神社脇の舗装駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

・権現堂山登山口〜下権現堂山〜上権現堂山
合目表示あり、踏み跡明瞭な尾根歩き
弥三郎清水を過ぎると岩場あり
下権現堂山と上権現堂山の間は細かなアップダウンあり
小灌木隊、岩稜の見晴らし良い尾根歩き
・上権現堂山〜唐松山
上権現堂山からの下りは激急坂
粘土質の箇所は雨後など滑りやすいと思われ、注意が必要
権現堂分岐通過後は樹林帯、小灌木帯、痩せ尾根あり
変化に富み、大展望の尾根歩き
ロープの付いた急坂は登りより下りで助かりました
・中越分岐〜権現山登山口
緩やかな下りの後、小黒川の深い谷間を高巻きする巻き道になり
登山道を草木が覆い、斜めの箇所は雨後など滑落注意

写真

10/20 6:00

戸隠神社
信州に縁のある神社に親近感を覚えます。無事下山を祈願。

10/20 6:10

視界が開けました

10/20 6:10

枝ぶりが凄い！
圧倒されます

10/20 6:11

小灌木帯
道筋が延々と見えるのは時としてモチベーション低下にもなります。今日の自分はどうなのかというと、割合低下していない感じ。

10/20 6:25

麓の「長松」集落

10/20 6:34

越後駒と八海山が颯爽と出現

10/20 6:34

正面の小さな尖峰は荒沢岳でしょう

10/20 6:37

四合目
山頂はあの崖の上、まだまだ遠いです

10/20 6:44

雲海

10/20 6:44

見えているのは刈羽黒姫と米山か？

10/20 6:55

木は若いけれど、その分旺盛な生命力を感じさせるブナ林。印象に残っていました。

10/20 7:12

弥三郎清水
美味しい水を頂きました。垂直の大岩の下から湧き出ています。

10/20 7:13

咲き残りのリンドウ

10/20 7:21

山頂に近づきました

10/20 7:21

八合目標識向かいは大展望の岩場

10/20 7:22

荒沢岳、越後駒、八海山

10/20 7:36

下権現堂山頂上間近
お久しぶりです！前回は積雪がありました

10/20 7:37

守門岳
山頂付近ちょっとだけ雲に隠されているのが惜しいですね！

10/20 7:37

三角点
皿津沢
標高＝896.68 m
三等三角点

10/20 7:38

前回見た記憶のある山頂標識

10/20 7:38

新しい標識
前回は見なかったような？

10/20 7:38

この山名表示板も、記憶にありません

10/20 7:47

行く機会はないと思いますが、この山々の姿にはずっとこれからも目を惹きつけられると思います

10/20 7:47

前毛猛山、毛猛山、檜岳。ここから未踏区間の尾根道♪

10/20 7:56

行く先が果てしなく遠く見える尾根。中央やや右寄りの二つの小さな尖峰のどちらかが唐松山でしょう

10/20 8:07

毛猛山塊と上権現堂山

10/20 8:07

浅草岳

10/20 8:10

通り過ぎてきた尾根

10/20 8:13

蟻の歩みでも景色は変わります

10/20 8:13

上権現堂山の左肩、小さな二つの尖峰のどちらかが唐松山。遠い…

10/20 8:21

中越分岐
帰りはここから下ります

10/20 8:23

振り返った岩稜

10/20 8:59

上権現堂山から越後駒と八海山。とりあえず心残りの未踏区間終了(^.^)

10/20 9:00

三角点
権現山
標高＝997.7 m
二等三角点

10/20 9:00

守門岳

10/20 9:01

鬼の穴
行ってみたくなりますが、先を急ぐ故、諦めました

10/20 9:01

こちらも新しそうな標識で、字体も同じ

10/20 9:01

弥彦山、角田山？

10/20 9:08

いよいよ、唐松山目指して出発！果たして無事歩ききれるのか？もちろん何かあったら潔く諦めて帰ってくる積りです（^^ゞ

10/20 9:12

美しすぎる峰々と尾根
だからまた来たくなるのかも

10/20 9:32

権現堂分岐
やはり記憶に残っていた通りの急坂。粘土質の箇所は雨が降った直後はかなり滑りそうで危険さえ感じます。下るより登る方が俄然楽だと思います。

10/20 9:32

前回、この樹林帯内は残雪歩き

10/20 9:47

言葉は要りません、ひたすら歩くのみ

10/20 9:48

越えてきた上権現堂山
時々振り返って足を休めます(^^ゞ

10/20 9:53

雪庇ができていたら恐ろしい通過箇所

10/20 9:53

至福の大展望の尾根歩き

10/20 10:08

ロープが頼りになる急坂は、特に下る時に有難いです

10/20 10:13

石柱は三角点？
崩落しかけている尾根上にありました。いつか崩れ落ちて無くなってしまうかもしれません。帰宅後調べると三角点でした。
猫岩
標高＝954.31 m
四等三角点

10/20 10:21

手前が猫岩だと思うのですが、唐松山は見えているのか？

10/20 10:24

紅葉

10/20 10:26

猫岩間近

10/20 10:27

右側を巻いたと、突如思い出しました

10/20 10:28

振り向くと歩いてきた尾根道の背後に上権現堂山

10/20 10:31

この標識を9年前も見ているかもしれません

10/20 10:37

ウラシマツツジも紅葉

10/20 10:38

振り返った絶壁の猫岩

10/20 10:51

前唐松山
全く記憶にありません(:_;)

10/20 10:51

守門岳

10/20 10:51

毛猛山の山並み
左に浅草岳

10/20 11:01

唐松山到着＼(^o^)／

10/20 11:02

東唐松
標高＝1079.43 m
三等三角点

10/20 11:02

上権現堂山と前唐松山
歩けた自分をほめたくなります(^^ゞ

10/20 11:17

浅草岳方面

10/20 11:17

踏み跡のなさそうな険しい尾根の連続に見とれてしまいます

10/20 11:17

中央奥に燧ケ岳
やや右に荒沢岳の小さな尖峰。未丈ヶ岳も見えているのでは？

10/20 11:17

山頂での見納めの最後は越後駒と八海山

10/20 11:17

さようなら
大パノラマを楽しませて頂きました。二度と来る機会はないでしょう。

10/20 11:23

振り返った唐松山
後ろ髪を引かれますが、登ったからには下るしかありません。しかもまた果てしなく遠く思われる尾根道を…

10/20 11:27

前唐松山

10/20 11:38

上権現堂山と猫岩

10/20 11:43

猫岩にも別れを告げます

10/20 12:11

戻る尾根道がくっきり

10/20 12:32

権現堂分岐に帰還
これから最後の登り返し、しかも急坂！想像したくなかった現実が正に目前(T_T)

10/20 12:51

右が唐松山、左が前唐松山でした

10/20 13:03

上権現堂山頂上に帰還

10/20 13:04

一日中、越後駒と八海山は綺麗に見えていました

10/20 13:12

守門岳見納め

10/20 13:38

左に下権現堂山
中越分岐の白い標識も見えています

10/20 13:39

中越分岐
ここから戸隠神社まで、再び未踏区間です

10/20 13:40

この標識が先刻見えていたのでした。今まで歩いてきた登山道に比べ、道脇の草木が茂り始めており、整備されていない印象。歩く人も少ないのか？

10/20 14:04

樹林帯内に水場

10/20 14:48

樹間に深い谷間を流れる川が轟音を立てていました。川を高巻きする道は斜めに細い箇所あり、悪天の日は慎重に通過した方が良いように思います

10/20 14:53

やれやれ、やっと戸隠神社が見えました。緩やかな下りのせいなのか、疲れのせいなのか、中越分岐からの道を随分長く感じました

10/20 14:54

出発直後に分かれた分岐に戻りました

10/20 14:58

無事帰還を報告

10/20 14:59

振り返った岩場の巻き道。結構高い中腹を巻いていたのですね。思い立った当初は実行を躊躇しておりましたが、終えてみると歩き切れた自分に満足です。きっと幾度も思い出すであろう、素晴らしい尾根歩きを楽しませて頂き、有難うございました。

感想

kyom4

ヤマレコに唐松山の記録を載せたのは2013年5月の残雪期、
もう9年も経つのかと、記録を見返して感慨深いものがありました。
疲れているにも拘らず、帰りに欲張って上権現堂山に登り、
大変な急登に苦労した記憶は、鮮明です。

下権現堂山を往復したのは2020年11月、山頂付近は既に積雪し、
上権現堂山迄の縦走を諦め、それがずっと心残りのままでした。
上と下の未踏の区間を繋ぐだけではもったいなく、
是非、唐松山も再訪したいとの思いが強まりましたが
9年前と今との体力の差は歴然、ずっとためらいがありました。
でも、日毎に体力は落ちるのみと、秋晴れの予報を睨み、決行！

唐松山からの大展望を再び目にすることのできた自分に感動、
下山の時間を考え、そう長く山頂に留まれなかったものの、
言葉にならない至福の時を過ごしました。
そして今日まで無事に登山を続けて来られた自分に思い至ると
直面した時に気づけなかった奇跡の連続のようにも思われます。
自分をこれまで支えてくれた全てに感謝しながら、
無理せずに山歩きを続けていきたい、との思いを新たにしました。

コメント

yasio

kyom4さん　こんばんは。
念願？の権現堂山から唐松山まで縦走ピストン、そして中越からの周回コースの長い事と思ったコース、完歩おめでとうございます、また一つ山の思い出がたされましたね。
上、下権現堂周回でもちょっとためらうのにあの急登を降りて登り返し、まさか一番遠くに見える三角形のお山が唐松山とは思いたくない現実尾根を完歩凄いですね。
紅葉は今一だったのかな、山肌が色付いているのは写真で確認できましたがもう遅いのかな、まだこれからなのかな？。
無事に終わりお疲れ様でした。

kyom4

yasioさん
コメント有難うございます

今年春、大力山から笠倉山を経て、周回した際に
改めて下権現堂山から唐松山を繋ぐ尾根の美しさを再認識し
諦めかけていた夢が再燃してしまいました。

「為せば成る」などいう言葉とは縁遠くなりつつありますが
自分の体力を時々現状チェックしながら、
山歩きを続けていければと思っております。
そんな意味で今回の決行は意味がありました。

今年の黄葉って。どうなんでしょうか？
尾根を歩きながら思ったのは、あまり赤が綺麗でないこと
（赤く色づく前に枯れてしまっている葉が多く見えました）と
まだブナ林の黄葉があまり始まっておらず、
写真で周囲の山々をご覧いただいたと思いますが、
これから見頃を迎えるのではないかということでした。

yasioさんは、前橋にお住まいなのですね。
先日、松岩山にお邪魔し、天狗岩と十二山から
群馬の山々の大展望を楽しませてもらいました。
志賀草津道路も終日通行可能になり、
時々群馬の山にお邪魔させていただいています♪
お薦めの山がありましたら是非ご紹介ください。

yasio

kyom4さん こんばんは。
お言葉に甘えて、やっぱり赤城山かな
でもいろんなピークがありその時期によって変わりますけどね、
簡単でそれなりの期待を粉えてくれます地元のお山です。
アプローチも楽ですねいネ（自家用車の場合）。

kyom4

yasioさん
お忙しいところ、無理を申し上げたのでは、気になっておりました。
返信くださり嬉しいです。有難うございます。

赤城山も榛名山も本当に大きな山容で、
個性的なピークが幾つもあり、真ん中に美しい湖があって、
周回もその日の気分や体力に併せて計画できますし
しかも車でのアクセスが容易で駐車場が沢山あるのも魅力ですね♪
季節を変えてまた訪れてみたくなりました♪