富士山 富士宮ルート〜御殿場ルート
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 2,321m
コースタイム
8:10 自宅発(自動車にて、富士山水ヶ塚駐車場へ、東名高速道路経由)
12:20 水ヶ塚駐車場着(シャトルバスにて、富士山富士宮口五合目)
13:00 水ヶ塚駐車場シャトルバス発
13:30 富士山富士宮口五合目バス停着
14:00 富士山富士宮口五合目発
14:40 富士山六合目着(宿泊地:宝永山荘)
荒天(濃霧)のため、計画していた宝永山散策は中止 富士山六合目 泊
7月22日(火)
4:00 起床
5:00 富士山六合目発
6:30 新七合目
8:00 七合目
9:10 八合目
10:10 九合目
11:10 九合五勺
12:10 富士山富士宮口山頂
13:00 剣が峰
13:50 富士山御殿場口山頂
15:20 御殿場ルート七合九勺(宿泊地:赤岩八合館) 泊
7月23日(水)
4:00 起床 ご来光を山室で…
6:10 下山開始 御殿場ルート
6:55 七合目
7:15 走り六号目
8:30 旧二合八勺
9:10 大石茶屋
9:30 御殿場口新五合目
〜富士急バスで水ヶ塚駐車場へ 11:10発 水ヶ塚公園行
天候 | 21日 水ヶ塚駐車場到着時は霧 五合目〜六合目にかけても濃霧(非常に見通し悪し) 夕方から時々霧が晴れることもあったが見通し悪し 22日 3時頃、晴れ、星空もよく見える 日の出後、晴れ時々霧 御殿場ルート下山時、ガス、下界からの雷鳴が聞こえる。 23日 晴れ、御殿場ルート五合目付近到着後は霧 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
水ヶ塚駐車場からは30分間隔で富士宮口五合目までシャトルバス バス往復券は、帰路御殿場口〜水ヶ塚公園の乗車券としても利用可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険と思われる場所はない。 平日の登山だったので比較的すいていたと思われるが、混雑時はすれ違いに注意する必要がある。また、団体での登山も多く、ところにより渋滞したり、休憩場所の確保が難しい場合がある。 トイレは、 水ヶ塚駐車場(無料) 富士宮口五合目からは、各山室にあり(富士宮ルートは200円)。ただし、時に掃除中(バイオトイレのためおがくずの入れ替えなど)により2〜3時間利用できないことがある。 今回はそれに重なった。 登山ポストは、富士宮口五合目の「富士山総合指導センター」にあり。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
コンパス 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 1L 不足の場合は山小屋で購入
ティッシュ 2
バンドエイド 1
タオル 2 速乾性
携帯電話 1
計画書 1
レインコート 1
防寒着 1
ストック 1
水筒 1
時計 1
非常食 1
クマ避け鈴 1
行動食 3
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共同装備 |
ツェルト 1 モンベルライトツェルト
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
カメラ 1 pentax WG-IIGPS,Canon EOS 60D
ビデオカメラ
車 1 水ヶ塚駐車場
コンロ 1
ガス 1
アマチュア無線機 1 Yaesu VX-7
ガイド地図 1
エマージェンシーシート 1
|
感想
初めての富士登山でした。
親子3人での登山でしたので、計画からかなり心配していました。
心配の要素は、天候と残雪と高山病と「バス酔い」。
まずは天候…。
今年は梅雨明けが遅くやきもきしました。例年だと20日前後には梅雨明けなので、それを信じて日程を設定しました。登山開始日の「21日ごろに梅雨明けをしたもよう」というニュースを1泊目の富士山六合目宝永山荘で聞きました。21日は午後から霧の1日だったようで、我が家が富士山麓に到着した時にも既にきりで周りが全く見えない状況でした。時々は霧が切れてくるものの、それも時々で、全面的に晴れ渡るというのは日没を待つまでありませんでした。加えて21日深夜〜22日未明にかけては豪雨で山小屋で寝ながら激しい雨音を聞いて、翌日の心配をしました。一夜明けて、六号目出発のときには、晴れ渡り出発にふさわしい天候となり、その日は1日、時々霧がかかりましたが、なんとかよい天候で登頂し、2泊目の御殿場ルート七合九勺の赤岩八合館までたどり着くことができました。途中、「かーみなり様を下に聞く」という富士山の歌詞通り雷鳴が下から雷鳴が聞こえてきました…。3日目もご来光は今ひとつでしたが、下山まで天候に恵まれることができました。
次に残雪…。
例年にない豪雪で、7月9日の段階で富士宮ルート、御殿場ルーとともに18日まで頂上までルートが開かないということで心配しました。特に御殿場ルートは18日でも八合目までしか開く予定がないという状況だったので、ルートの選定に非常に苦慮しました。何度も親子で山登りはしているものの、さすがに3000m超の残雪ありのところは未経験で場合によっては、ルートの大幅変更(吉田ルートへ)も考えていましたが、16日過ぎには18日以降、どのルートも頂上までの通行が可能になるということで、安心しました。
富士宮ルートでの登山中にほぼ一緒になった静岡県警山岳警備隊の方が「この時期にこんなに雪が残っているのは私の経験上ない」と言っていました。例年にない残雪だったことが伺えました。
そして、高山病…。
3000mを超えるとさすがに高山病の心配をしないと行けないと考え、そのための対策を練りました。その結論が、今回の日程です。いろいろなガイドブックを見ると1泊2日の日程が多いのですが、それをあえて1泊増やし、それも1泊目を富士山登山ルートのなるべく低いところの山小屋での1泊を設定しました。これで高所順応のための時間を十分に確保することにしました。
おかげで、激しい高山病の症状は出ることなく登山を終えることができました。激しい高山病にはならなかったものの、下山後、思い返してみれば、3000mを超えたあたりで「頭が何となく痛い」とか「頭がくらくらする」と言った症状が高山病?なのかなあと…。
ただ、さすがに3000mを超えると息苦しい感じがしたなあと、下山途中の疲れと呼吸の感じから、酸素の薄かったことを思い出しました。
最後に「バス酔い」…。
我が家は乗り物酔い易い体質のようで、妻は常に車の運転をしていないと車酔いをする、娘は山道ではよく車酔いをする…。30分超のシャトルバスは大丈夫か?と思っていましたが、娘は登山前のわくわく感で、妻はバスの中の睡眠で、バス酔いを克服できました。一番心配していたのが、このことでもあったのですが、何ともなくて拍子抜けしました。
ルートの設定については、第一にトイレの問題。これまで親子で登山をすると、かなり短い間隔で娘がトイレに行きたくなるということがありました。できるだけそのコース上に多くのトイレが存在することを最初に考えました。そして、下山に負担の少ないこと…。そこで選んだのが「富士宮ルート」で登り、「御殿場ルート」で下山するルート。
途中にプリンスルートや富士宮ルート八合目から連絡路経由で御殿場ルートに入るコースなどを検討しました。
ルート選定の結果は、登りについては大正解。トイレのメンテナンスの問題で途中に使えないところがありましたが、それも1カ所のみで何とかクリア。トイレ対策として選んだルートでしたが、天候にも恵まれ、「次はあの山小屋の見えるところまでいって休憩だ!」というように目標設定がしやすいというよい点もあり、モチベーションが下がらず登頂できました。下山については、御殿場ルートの大砂走りは最高でしたが、ちょっと長過ぎ…。モチベーションを保つのが難しかったです…。娘の「あとどれだけ〜?」の連呼になってしまいました。御殿場ルートからプリンスルート富士宮ルート六合目というルートの方がよいように思いました。
全体としては、天候にも恵まれ、心配された高山病やバス酔いもほとんどなく、充実した登山にできました。
登頂おめでとうございます。写真をみていたら六合宝永山荘の写真に義理の父(18回登頂)が映っていました。父は毎年(富士山チャレンジサポートbook記載)てっぺんまで登っていますが、今年は膝の主手術をしててっぺんまでまでいけず でも8月に自分(8回登頂)と再チャレンジ予定
我が家は、初めての富士山チャレンジでしたので、結構ドキドキしながら計画して、登ってきました。1泊目を六合目でとりましたので、高山病対策はほぼ完璧だったと思います。次回以降も同じような日程でいければ、「楽しい」富士登山にできる自信がつきました。問題は休みが取れるかどうかですね。
掲載する写真もいろいろ考えながら(個人が特定しにくいようにとか…)載っけてますが、見る人が見ればわかってしまいますね。スミマセン…。
義父様によろしくお伝えください。
またいつか富士山で会えることを楽しみにしています…。
写真は全然かまいません。こちらはどこかに映っているか探していたぐらいです 富士山で会えることを楽しみにしています。
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