記録ID: 4830307
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
冬の訪れを待つ晩秋の北アルプス・蝶ヶ岳(三股ルートで往復)
2022年10月23日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
三股登山口駐車場5:35→三股登山口5:50→力水6:10→ゴジラみたいな木6:15→まめうち平7:00→蝶沢7:30→第二ベンチ7:55→最終ベンチ8:30→大滝山分岐8:45→蝶ヶ岳ヒュッテ8:55→瞑想の丘9:00→9:05蝶ヶ岳山頂9:15→大滝山分岐9:25→最終ベンチ9:35→第二ベンチ9:50→蝶沢10:10→まめうち平10:35→ゴジラみたいな木11:05→力水11:10→三股登山口11:20→三股登山口駐車場11:30 【歩行時間:5時間45分】
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●三股登山口駐車場 国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)の前を通過すると、林道烏川線に入ります。全線舗装されており、一部すれ違いが困難です。林道の全長は8.2kmで、突き当たりに無料駐車場(70台分)があります。標高は1280mで、トイレ棟が併設されています。私のau携帯は電波が入っていました。 公共交通機関は、バス便はありませんが、安曇野観光タクシーを予約すると便利だと思います。 https://www.azumikanko-taxi.co.jp/030/ なお、奥の車両止めゲートを抜けて、800m程林道を歩くと、登山ポストがある三股登山口があります。こちらにもトイレがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプスの主稜線上にある槍穂は安曇野や大町からは見えませんが、代わりに見えるのが、主稜線の東側に連なる常念山脈。燕岳の北にある餓鬼岳、唐沢岳が北端で、徳本峠(とくごうとうげ)の南にある霞沢岳が南端。ほぼ中央に位置する常念岳の南隣が蝶ヶ岳(標高2677m)です。 5月下旬〜6月上旬頃に、山頂南側斜面にチョウの雪形が現れることが山名の由来なんだとか。今回は登山ルートの中でも東京方面からアクセスが良く、整備が行き届いた三股から山頂までを往復しました。 ●全体的に 三股登山口(標高1350m)からは、沢に架かる吊り橋を渡り、力水(水場)を過ぎると、樹林帯の中を奥へと進みます。勾配はさほど大きくありません。尾根の取り付きまで来ると道は左手に折れて、勾配を増して登っていきます。 まめうち平(標高1916m)は広場状になっており、ベンチが置かれ、休憩に良い場所です。ここからは尾根から外れて、尾根の右手斜面をトラバースしながら蝶沢上部へ進みます。 蝶沢(標高2120m)に水流は確認できませんでしたが、水は伏流しているようです。この辺りからは右手に常念岳が雄大に見えるようになります。蝶沢を過ぎると、露出した岩が多くなり、斜面に九十九折に付けられた道を登りますが、このあたりの勾配は大きくなり、道には断続的に階段が現れます。蝶沢から山頂までは約550m登らなくてはなりません。 最終ベンチを過ぎると稜線が近く感じます。樹林帯を抜けて、一旦、草地にある大滝山分岐へ出ると最後の登り。ハイマツ帯が現れれば間もなくで稜線に到着します。 岩稜帯の鎖場や痩せ尾根の通過は無く、道は歩きやすさを主眼に整備され、親しみやすいと思います。水場もあり、蝶ヶ岳ヒュッテも営業中(常念小屋も営業しているようでした)で安心感もあります。 この山の素晴らしい点は、なんと言っても槍穂の雄大な姿を間近に見られるところですが、今日は稜線に雲がかかっていました。 トイレは駐車場、登山口とヒュッテにあります。私のau携帯は、全区間でほぼ電波が入っていたようです。 |
その他周辺情報 | ●蝶ヶ岳ヒュッテ 山頂付近にある小屋からは、西側の谷底に梓川が流れる様子や間近に槍ヶ岳や穂高連峰が見えて秀逸です。夏には花畑を眺めることもできますし、本日はハイマツ帯でライチョウを見かけました。11〜14時は、ランチ(カレーライス、だし茶漬け)があるようです。営業中でした。 https://chougatake.com/ ●安曇野蝶ヶ岳温泉「ほりでーゆ〜四季の郷」 林道烏川線沿いにある宿泊施設で、三股からの帰路では必ず施設前を通過することになりますので便利。日帰り入浴の営業時間は、10時〜21時30分。大人550円。 http://www.holiday-you.co.jp/ ●あづみ堂 長野県の郷土食「おやき」の店です。安曇野ICに近いスワンガーデン内(長野県安曇野市豊科南穂高1115)にあるので買い物には便利。営業時間は10時〜18時30分で不定休だそうです。 http://azumido.jp/ |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
10月も下旬になりました。明日からは強力な寒気が南下し、全国的に荒天になるのだとか。
いよいよ、日本アルプスも雪で覆われる季節がやって来ます。
降雪の前に、北アルプスは常念山脈の蝶ヶ岳へ、日帰りハイキングをしようと思い立ちました。
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈) ➳ ( ˙-˙ = )♡お蝶婦人…
自宅からのアクセスが良い三股からは、整備の行き届いた歩きやすい登山道があります。
訪れてみると登山口付近はまだ紅葉が残っていましたが、稜線に近づくに従って落葉した木々が冬を待つばかりといった風情でした。
稜線に出てみると、槍穂の稜線には厚い雲がかかり、西から強風が吹き付けて寒いのなんの。今夜にも雪が降りだしそうな気配でした。この後暫くは、溶けたり降ったりを繰り返すのでしょうか。北アルプスは今年最後にしようかな…。
近所の山、高尾山は11月が紅葉の盛り。その後はわたしが一年で最も好きな冬枯れの低山歩きを楽しむことができます。今年はどの山に行こうかな。
ではまた。(⌒∇⌒)ノ
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