信貴越・八代竜王・立石越

2022年10月24日(月) [日帰り]

• GPS: 03:41
• 距離: 7.9km
• 登り: 473m
• 下り: 498m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:49
• 合計: 3:39

距離 7.9km 登り 473m 下り 500m

11:29 信貴山口駅
11:36 11:47 信貴越え（黒谷道）登山口
12:53 13:22 高安山駅
13:26 おお道分岐
13:29 13:30 高安山気象レーダー観測所
13:34 13:35 高安山
13:44 立石越
15:00 15:07 服部川駅
15:08 服部川

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄信貴線・信貴山口
復路：近鉄信貴線・服部川

コース状況／危険箇所等

まぁまぁのヤブ。この程度はヤブ漕ぎとは言えず。

写真

10/24 11:28

信貴山口駅から出発。駅前の酒屋さんは閉業したのかな。

10/24 11:35

うわー。葛が凄い茂ってる。花は綺麗だし、根は漢方薬。しかし、ツルが絡んで草刈りは厄介。

10/24 11:37

水路みたいな溝は、旧道の名残です。

10/24 11:39

コスモス満開。畑の方が栽培なさってます。

10/24 11:39

休憩場所がありました。

10/24 11:41

水場を通過。

10/24 11:45

ここで旧道と合流しました。十二道の地図によると、ここに「あずまや」があったらしい。

10/24 11:50

灯篭を兼ねた十丁石です。倒れて残欠状態。

10/24 11:51

地図には「在りし日の十丁石」として、倒れる前の写真が載っています。倒壊は、そう遠くない事のようです。

10/24 11:52

八尾市内を木々の間から垣間見る。

10/24 11:53

これが最後の見納め？　下ってきた人の話によると、草刈りはされてないらしい。ヤブ漕ぎ覚悟でGo！

10/24 11:56

おっ、新しいベンチですね。里道との分岐にありました。たぶん、ため池への道でしょう。そっちの方が立派に見えるw

10/24 11:57

しばらく、沢化した道で、雨上がりはじゅっくじゅく覚悟ですよ。

10/24 12:00

来た〜。陽当たりいいけど、ここからが正念場です。例のアレを取り出す。アレ。

10/24 12:01

これが、アレです。虫は飛んでないけど、蜘蛛の巣や、草木のタネを吸い込まない対策。

10/24 12:03

ヤブに覆われた道標。これが見える状態だと、マシだということ。後ろは獣道です。なんかゴソゴソ言ってる。コワー。

10/24 12:04

人が一人歩ける程度の幅を確保。ヤブ払いすれば、立派な道なんだけどなぁ。

10/24 12:05

ぐっへ。ここも陽当たり良くて、毎年、ヤブを泳ぐポイント。今年は、トンネル状態で歩けました。

10/24 12:08

この辺り、かつて棚田が広がるのどかな風景だったはず。

10/24 12:09

ため池みたいに、湿地帯となってますね。

10/24 12:11

休憩石です。ここで一服してから、尾根を越えていく。

10/24 12:13

ここから斜面をよじ登れば、P299の山頂へ行けるかも。ルートはピークをかすめるように肩へ上がって行く。

10/24 12:17

岩戸神社へ通じる「岩谷道」との分岐。立派な道標だけど、ルートはかなり荒れてますね。

10/24 12:22

P299の鞍部を越えて、谷筋を回り込む。木製の橋は、やや腐食が進んでぐにゅぐにゅです。

10/24 12:23

すぐ近くに二十一丁の道標。

10/24 12:26

この区間は、山水で道が削られて、細くなっています。

10/24 12:27

ここで左手の土手が決壊、道を横切るように水が流れだしています。かつて、この付近から上に棚田が広がっていました。

10/24 12:29

ジョーガ（常川）の付近に、黒谷権現社の奥宮があったと云う。足元の方形石は、石段か参道の一部とのこと。

10/24 12:31

先年、砂防堰堤を整備されました。古い航空写真で見ても、この付近まで棚田が広がっています。

10/24 12:33

地図にもあるため池の跡。土手もあって、それと分かります。

10/24 12:35

二十二丁石です。十二道の地図にも明記されていました。しかし、ここで「二十二丁」と言うのはオカシイですね。距離が合いません。

10/24 13:34

高安山（峯山）の二等三角点にタッチ。

10/24 13:43

八代さんです。ヤシロさんじゃありませんよ、八代（はちだい）龍王をお祀りしています。

10/24 13:47

さぁ、立石越に飛び込むぞー。深呼吸して、ダイブ。アホやろw

10/24 13:49

おっ、手前のヤブを突っ切ると、良さげな古道出現。今年はマシかな。

10/24 13:50

うわー、あかんわ。桜の倒木が折り重なって、シッチャカメッチャカ。

10/24 13:52

しかし、そこを過ぎると、すぐに良き道となりました。

10/24 13:55

このカーブ区間は、いつもジャングルみたいになってます。

10/24 13:59

お迎え地蔵の辻。斜面の上に立つお地蔵さん。道しるべを兼ねています。ここで、久安寺（窪、垣内）へのルートを分岐する。

10/24 14:05

古道の趣を今に伝えるカーブ区間。

10/24 14:08

石積みが散見されます。花卉栽培の跡地なのか？

10/24 14:09

この石積みなんかは、畑跡とは思えないほど立派なモノ。

10/24 14:11

台風で土砂崩落の地点です。足場を設置してくださいました。これは、大助かりです。

10/24 14:15

手水石をお見逃しなく。かつてのヤスンバ跡と思われます。

10/24 14:18

堀切を横断して尾根の北側に立派な道。

10/24 14:21

分かりにくいですが、ここが立石越本道との分岐点です。立ち木が目印。突っ込めば道跡と分かります。ここから先、昭和7年に作られたルートを歩く。

10/24 14:27

道の雰囲気は一変。ここも崩落で道が段下がりしています。

10/24 14:31

点在する大岩は、古墳跡かもですね。あまり、長居したくないので、さっさと下山します。

10/24 14:34

出た。結縁地蔵堂の前から、舗装路（車道）歩きとなります。ヤレヤレ。

高安城を探る会資料集より、部分切り抜き。同資料集は、八尾市内の図書館で貸出可能です。

撮影機器：

Pixel 7 Google

装備

MYアイテム

Ikoma Nature Walk

重量：0.19kg

感想

Ikoma Nature Walk

気になる信貴越と、そろそろ偵察の必要な立石越を歩いてきました。いずれも、八尾市の整備するハイキング道なのですが、年に一度の草刈りまで待った方が吉。ここ数年、地元有志の方が手入れされてるので、かつてほど酷いことになっていません。ありがたいです。

高安城を探る会による「高安山越十二道」マップによると、信貴越には十丁、十三丁、十四丁、二十一丁、二十二丁と「左 岩谷弁財天」の道標が示されています。二十二丁は、かなり前から存在していたことになります。しかし、どう考えても、二十一と二十二の距離は離れすぎです。一丁は、約90mです。

また、十三、十四の丁石も、今までに見たことがありません。次に歩く機会があれば、注意深く探ることにしましょう。消失の可能性が高いと思うけど。

※こいわいさんならきっと見つけてくださるはず。