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Yamareco

記録ID: 4836270
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

越後駒、白馬岳、浅草岳、巡り歩いた秋の山旅

2022年10月13日(木) 〜 2022年10月23日(日)
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コースタイム

10/13〜10/14 自宅をスタート=途中一泊し奥只見湖など見学=枝折峠
10/15 枝折峠・・・越後駒山頂・・・駒の小屋(小屋泊)
10/16 駒の小屋・・・枝折峠=道の駅・うみてらす
10/17〜10/19 うみてらす=移動=白馬道の駅
10/20 白馬道の駅=猿倉・・・白馬岳・・・猿倉=道の駅・能生
10/21 能生=田子倉湖
10/22 田子倉湖・・・浅草岳(1250m付近)・・・田子倉湖=喜多方・道の駅
10/23 喜多方・道の駅=檜原湖・白布温泉経由=自宅


過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今年の夏の集中豪雨の影響で、浅草岳からの帰路、R‐252は部分的に片側通行あり。また、福島・喜多方〜米沢へのR‐121は全面通行止めだったが、25日から復旧開通し、片側通行に変わったとのこと。
コース状況/
危険箇所等
道の駅などを利用しての車中泊の一人旅。
全11日間ではあるが、中身は越後駒が小屋泊の2日間で、白馬と浅草岳は日帰り登山、浅草岳は山頂までも行ってません。
「全国旅行支援」の影響だろう、車中泊の多いことにびっくりした。道の駅ではどこも最低20台以上、50台以上駐車していたところもあった。
10/15 
枝折峠には多くの車が駐車していて、ほぼ満車。
知らなかったが、ここらは「滝雲」の名所らしい。
それを目当てにツアーバスまで上がっているのだった。
2022年10月15日 07:38撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 7:38
10/15 
枝折峠には多くの車が駐車していて、ほぼ満車。
知らなかったが、ここらは「滝雲」の名所らしい。
それを目当てにツアーバスまで上がっているのだった。
滝雲見たさの観光客。中には韓国系、アジア系の客も多かった。
2022年10月15日 08:00撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 8:00
滝雲見たさの観光客。中には韓国系、アジア系の客も多かった。
滝雲もいいけど、雲海のドラマチックな展開がいい。
2022年10月15日 08:14撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
3
10/15 8:14
滝雲もいいけど、雲海のドラマチックな展開がいい。
紅葉と雲上の荒沢岳を望みながら
2022年10月15日 08:56撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/15 8:56
紅葉と雲上の荒沢岳を望みながら
越後駒はまだはるか先。
2022年10月15日 09:40撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/15 9:40
越後駒はまだはるか先。
中腹は、笹原の中に紅葉・黄葉がアクセント
2022年10月15日 12:46撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 12:46
中腹は、笹原の中に紅葉・黄葉がアクセント
ひときわ鮮やかなツツジの紅葉
2022年10月15日 12:52撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 12:52
ひときわ鮮やかなツツジの紅葉
黄と赤の色の変容が味わえるマンサク
2022年10月15日 12:52撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 12:52
黄と赤の色の変容が味わえるマンサク
駒の小屋直下、草紅葉の中に急な岩場の登りとなる
2022年10月15日 13:08撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 13:08
駒の小屋直下、草紅葉の中に急な岩場の登りとなる
登りきると駒の小屋。この日が管理最終日とのことだった
2022年10月15日 13:20撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 13:20
登りきると駒の小屋。この日が管理最終日とのことだった
駒の小屋上部。
鮮やかなナナカマドが道脇を飾っていた。
2022年10月15日 13:44撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/15 13:44
駒の小屋上部。
鮮やかなナナカマドが道脇を飾っていた。
山頂では残念ながら、霧のベールで展望なし。
2022年10月15日 13:57撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 13:57
山頂では残念ながら、霧のベールで展望なし。
下り始めると霧が開けてきた。
2022年10月15日 14:27撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/15 14:27
下り始めると霧が開けてきた。
夕暮れ時、荒沢岳が顔を出す。
明日は好天の期待。
2022年10月15日 17:17撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/15 17:17
夕暮れ時、荒沢岳が顔を出す。
明日は好天の期待。
10/16 
小屋前で日の出を待つ登山者たち
2022年10月16日 05:49撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/16 5:49
10/16 
小屋前で日の出を待つ登山者たち
雲海が埋め尽くした奥只見湖に、朝が来る
2022年10月16日 05:58撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 5:58
雲海が埋め尽くした奥只見湖に、朝が来る
出ました、ご来光
2022年10月16日 06:19撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/16 6:19
出ました、ご来光
朝陽を浴びてきらめく山肌
2022年10月16日 06:27撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 6:27
朝陽を浴びてきらめく山肌
見上げる越後駒は、一面の草紅葉
2022年10月16日 06:30撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 6:30
見上げる越後駒は、一面の草紅葉
光り輝くオツルミズ沢源流帯
2022年10月16日 06:30撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 6:30
光り輝くオツルミズ沢源流帯
朝の空気感がたまらん
2022年10月16日 06:34撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 6:34
朝の空気感がたまらん
すっかり晴れ渡った駒山頂と駒の小屋
2022年10月16日 07:57撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 7:57
すっかり晴れ渡った駒山頂と駒の小屋
さて、下山
2022年10月16日 08:08撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 8:08
さて、下山
昨日はガスで思ったほど見渡せなかったが、こんなに展望良かったんですね
2022年10月16日 08:13撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 8:13
昨日はガスで思ったほど見渡せなかったが、こんなに展望良かったんですね
ひときわ立派な山容は、中の岳
2022年10月16日 08:26撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 8:26
ひときわ立派な山容は、中の岳
のびやかな小倉山稜線
2022年10月16日 08:31撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 8:31
のびやかな小倉山稜線
振り返れば駒ヶ岳の山頂がはるか
2022年10月16日 10:09撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 10:09
振り返れば駒ヶ岳の山頂がはるか
幾つもの山襞の奥に、奥只見湖
2022年10月16日 12:57撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/16 12:57
幾つもの山襞の奥に、奥只見湖
10/19
猿倉の駐車場まで行ってみたら、見る間に雲が開け、白馬岳が顔を出す。こんなの見せられたら、明日は登らねば!
2022年10月19日 09:38撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/19 9:38
10/19
猿倉の駐車場まで行ってみたら、見る間に雲が開け、白馬岳が顔を出す。こんなの見せられたら、明日は登らねば!
白馬村から見た不帰の稜線
新雪がまぶしいばかり
2022年10月19日 10:03撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/19 10:03
白馬村から見た不帰の稜線
新雪がまぶしいばかり
てことで、10/20
未明に猿倉を出発。
2022年10月20日 06:05撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 6:05
てことで、10/20
未明に猿倉を出発。
モルゲンロートの白馬岳
2022年10月20日 06:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 6:29
モルゲンロートの白馬岳
いやー、いい天気、いい景色
2022年10月20日 07:27撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 7:27
いやー、いい天気、いい景色
登るほど、雪渓が出てくるが、まだガレ歩き
2022年10月20日 07:54撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 7:54
登るほど、雪渓が出てくるが、まだガレ歩き
さすがにこの時期、雪渓歩きはここだけだった
2022年10月20日 08:07撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/20 8:07
さすがにこの時期、雪渓歩きはここだけだった
まあ、クレバスがあったりしますが
2022年10月20日 08:16撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 8:16
まあ、クレバスがあったりしますが
上部もほとんどガレ斜面だけど、それほど歩きにくくもなかった、
2022年10月20日 08:22撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 8:22
上部もほとんどガレ斜面だけど、それほど歩きにくくもなかった、
奥の山は戸隠、黒姫辺りか?
2022年10月20日 09:06撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 9:06
奥の山は戸隠、黒姫辺りか?
水が流れてる斜面のあちこちで、ツルツルに凍った斜面が出てくる、(帰りにはかなり溶けてたけど)
2022年10月20日 09:51撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 9:51
水が流れてる斜面のあちこちで、ツルツルに凍った斜面が出てくる、(帰りにはかなり溶けてたけど)
稜線直下にある避難小屋。中はかなり狭かった。
2022年10月20日 09:59撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 9:59
稜線直下にある避難小屋。中はかなり狭かった。
杓子岳、鑓ヶ岳。さすがにここまで来ると真っ白け。すっかり雪化粧。
2022年10月20日 10:52撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 10:52
杓子岳、鑓ヶ岳。さすがにここまで来ると真っ白け。すっかり雪化粧。
白馬頂上宿舎
2022年10月20日 11:16撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/20 11:16
白馬頂上宿舎
稜線に立つとようやく剣岳とご対面
2022年10月20日 11:37撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/20 11:37
稜線に立つとようやく剣岳とご対面
山頂直下から白馬岳山頂を望む。
見事な非対称山稜。
2022年10月20日 11:53撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 11:53
山頂直下から白馬岳山頂を望む。
見事な非対称山稜。
白馬岳頂上。
風があり、寒いのなんの、滞在時間5分もなし。
2022年10月20日 12:03撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 12:03
白馬岳頂上。
風があり、寒いのなんの、滞在時間5分もなし。
山頂からの下り。
劔から槍穂高までパノラマが広がる
2022年10月20日 12:09撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 12:09
山頂からの下り。
劔から槍穂高までパノラマが広がる
知らなかったけど、旭岳ってあったんだね、
2022年10月20日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 12:22
知らなかったけど、旭岳ってあったんだね、
さて、下るぞー
秋の日はつるべ落とし、特に大雪渓コースはあっという間に日陰になる
2022年10月20日 13:53撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 13:53
さて、下るぞー
秋の日はつるべ落とし、特に大雪渓コースはあっという間に日陰になる
主稜側を眺めながら下り続ける、
2022年10月20日 14:22撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 14:22
主稜側を眺めながら下り続ける、
日暮れ前になんとか猿倉荘着。
疲れたー
2022年10月20日 16:24撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/20 16:24
日暮れ前になんとか猿倉荘着。
疲れたー
10/22
一日休養日にして、この日は浅草岳・只見側登山口
2022年10月22日 07:00撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/22 7:00
10/22
一日休養日にして、この日は浅草岳・只見側登山口
しばらく沢中の道が続く
2022年10月22日 07:26撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/22 7:26
しばらく沢中の道が続く
最後の水場
2022年10月22日 07:48撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/22 7:48
最後の水場
「熊の爪痕」の割には爪痕は見られなかった、
まさか、未来的にこれが地名になってしまうのか?
2022年10月22日 08:09撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/22 8:09
「熊の爪痕」の割には爪痕は見られなかった、
まさか、未来的にこれが地名になってしまうのか?
急な登りを続けると、雲海に隠れて田子倉湖と只見の山々が見えてきた
2022年10月22日 08:33撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/22 8:33
急な登りを続けると、雲海に隠れて田子倉湖と只見の山々が見えてきた
正面に聳える浅草岳
2022年10月22日 08:35撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/22 8:35
正面に聳える浅草岳
その浅草岳南面を、切り裂くような連瀑帯が見事だった。沢屋の血が騒ぐ。
2022年10月22日 08:38撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/22 8:38
その浅草岳南面を、切り裂くような連瀑帯が見事だった。沢屋の血が騒ぐ。
無数の山々に囲まれた田子倉湖
2022年10月22日 08:56撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/22 8:56
無数の山々に囲まれた田子倉湖
アップで
2022年10月22日 08:59撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/22 8:59
アップで
細いリッジを辿ると、おおーーー、見えてきました
鬼が面山稜線
2022年10月22日 09:02撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/22 9:02
細いリッジを辿ると、おおーーー、見えてきました
鬼が面山稜線
正面には浅草岳
2022年10月22日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
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10/22 9:16
正面には浅草岳
なになに?・・・・・鬼ヶ面眺め?
なるほど〜
2022年10月22日 09:23撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/22 9:23
なになに?・・・・・鬼ヶ面眺め?
なるほど〜
黄葉と鬼ヶ面
2022年10月22日 09:24撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/22 9:24
黄葉と鬼ヶ面
紅葉と鬼ヶ面
このころから雲行きがどんどん悪化、即下山とした。
山頂はまたの機会に。
2022年10月22日 09:26撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/22 9:26
紅葉と鬼ヶ面
このころから雲行きがどんどん悪化、即下山とした。
山頂はまたの機会に。
下山途中、沢中で見かけた立派なブナに敬意を払って
2022年10月22日 11:03撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
10/22 11:03
下山途中、沢中で見かけた立派なブナに敬意を払って
登山口の傍にある無料休憩所。
只見線の「撮り鉄」がたむろする場所のよう
2022年10月22日 12:07撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
10/22 12:07
登山口の傍にある無料休憩所。
只見線の「撮り鉄」がたむろする場所のよう

感想

『気ままな車中泊の旅で山々を歩く』
今回は、北アルプスの黒部源流の山が一番の狙いだった。しかし黒部五郎や雲の平に行くには、2〜3日はかかる。それでなくても衰えた体力は、テントや食料なんて重荷はできれば遠慮したい。なので、太郎平小屋を利用してなんとか黒部五郎くらいは行きたいな、との見積もりだった。
その前に、我が家からの距離を考え、まず越後駒を登ってから次に黒部の山、と考えた。

で、まずは越後駒。
枝折峠から駒の小屋に一泊して、2日行程で楽しんだ。避難小屋泊も久し振りであったが、奥深い越後の山は紅葉もきれいで、楽しい山登りだった。

その後、富山に入ってまずは太郎平小屋に予約を入れようと電話した。事前にネットで調べていたのは25日まで営業、のはずだったが、太郎平小屋からは、なんと、「営業は昨日終了しました」とのこと。ショックではあるが、どうしようもない。気持ちを切り替え、どっか代替の山を探さねばならない。

てことで、メインメニューは黒部源流から白馬岳・日帰りにすんなりと変ってしまった。まあ、僕の場合良くあることではあるけれど。
白馬道の駅も、車中泊で賑わっていた。

さて、白馬。
猿倉を夜明け前に出発し、山頂を目指す。なんせもはや「高齢者」の我が身。標高差1700mの日帰りピストンなんて、できるのかいな?本人が一番疑問視している。
とにかく、じっくり、あせらず、休まず、黙々と、登り続けると、なんとか目標時間帯に山頂に着いた。いやー、久しぶりに真面目に歩き続けちゃった、オレも中々いけてるもんだ(笑)
稜線直下から新雪踏んでの登行となり、おまけに風が意外に強く、ジャケットを羽織ったが、手袋は薄手のフリース一枚でなんとか持たせた。でもやっぱり山頂ではのんびりできず、5分もしないで即下山となった。

下山後、翌日は完全休養。しかしこのまま帰宅ではちょっと費用対効果がイマイチなので、もう一山行くか、
好みから行けば、海谷のどこかに行きたかったのだが、近過ぎてどうも気が乗らない(連チャンはイヤだ)。
帰りがてら、ということで、只見の浅草岳をターゲットにする。浅草岳も前年、只見線界隈をドライブしてた時に気になっていた山である。

前夜の予報では天気は下り坂で、朝はまだいいが昼頃から雨を告げていた。田子倉湖近辺に車中泊し、朝、登山口を出発。
コースは沢を離れると急な登りが連続する。まだ白馬の疲れが残ってはいるが、脚はまだ順調である。
ブナ林を抜け、灌木帯に入ると見る間に展望が開けてくる。天気は思いのほかいい。剣が峰付近は鬼が面山の凄絶な岩壁群と浅草岳の景観が眼前に広がり、壮大な絵巻は見事である。
剣が峰を過ぎて最後の急登にかかる直前、小休止してると、話好きのおっさんに出会う。GPSの話から話題は広がり、イザベラバードや只見ダムの放水問題へとどんどん話題は飛躍する。
そんなことを聞いてるうちに雲行きは怪しくなり、浅草岳方面は暗雲が広がってきた。そのおっさんは、ここまで来て山頂に行かないのはもったいない、ぜひ、行くべきだと力説するのだが、こっちは始めから天気は午前中もてばいい、と思って気軽に出発したので、これを機会に山頂はあきらめ、下ることにした。
下り始めて10分もしないうち、雨がぽつぽつ落ちてきたが、その後、再び天気は持ち直し、しばらく大した雨は降らなかった。

この日は喜多方の道の駅までとしたが、ここも車中泊の車でいっぱいだった。道の駅の温泉に浸かり暖まっていると、ようやく雨は本降りとなった。
我が家に帰着したのは次の日だった。





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コメント

行くとなると、長〜い山旅。
車中泊は気ままでいいですね!
各山とも、紅葉がきれいです。また、発色を良くしてあったりして

只見線がやっと復旧したとニュースでやってました。春になったら只見線に乗りながら沿線の山を再訪しようかな!
                                 mizuki
2022/10/27 19:50
いやいや、私的にはまだ中旅です。11月中ごろからまた例年のごとく「長い旅」で彷徨うつもりです(笑)
発色は今回はかなり控え目です。(少しはしてるということですが)
どっちにしろ、印象以上の演出はしないように心掛けてますが、これが結構難しく、極論で言うと、「撮りたい」と思った瞬間に感情移入はしてるわけで、どこをどう切り取るか、という時点でこれは「演出」になるのですから、難しいですね。
只見線、いいですね〜〜。列車の山旅、懐かしいです。
2022/10/27 22:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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