谷川岳馬蹄形
- GPS
- 13:37
- 距離
- 43.0km
- 登り
- 3,059m
- 下り
- 3,048m
コースタイム
- 山行
- 13:24
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 13:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年平標山から谷川岳をやった際のこと。夕方近くガスで覆われたトマの耳に到着、最高峰のオキの耳は時間的にも体力的にも厳しく断念しました。谷川岳登頂とならず。今回、双耳峰を登頂するために馬蹄形をやることにしました。20年近く前の登山時代に土合から時計周りの日帰りをやっているので人生2回目になります。いつものようにサンダルです
スタート地点は道の駅みなかみで、数年前に宝川温泉から朝日岳をやった時にも利用しまして、ICから近く、大駐車場があってバッチリです。天神平までの保登野沢ルートは長年気になっていたコースです。入山者の少ないルートで暑い時期はヒルが有名らしいです。レコをみると多数のヒル被害、ヘビの写真など、夏場はサンダル不向きということがわかりました。どんな感じで天神平のハイキングコースに合流するのかワクワクです。
ヤフー気温で0℃、風が冷たいが素足にサンダルでいけそうです。明るくなってスタート、登山口まで5キロほどロードを走ります。スキー場の入口付近でロストしましたが保登野沢ルートに突入しました。地面が柔らかく入山者が少ないと感じます。沢沿いのゴロゴロした道かと思っていましたが、基本的には土や草っぽい登山道です。4回渡渉がありました。わかりにくい箇所にはピンクのリボンがあり比較的分かりやすいコースです。何度か崩れやすい土のトラバースがありましたが、このコースの最も注意すべき箇所でした。最後は一気に高度を上げて開けた天神平に到着。ちょっとした達成感。
天神尾根に入ると登山者を見かけるようになりました。快晴の登山日和です。日差しがあって暑いので汗かきます。トマの耳を越えてオキの耳へ、念願の最高峰に到着。ここからが本番ですが、保登野沢で脚を使ってしまったようで想定より脚が残っていないなと感じました。この先の縦走路の落差が半端ない。ことろどころ泥濘があって苦戦しました。
蓬峠ヒュッテに到着、私のリサーチでは営業中のはずでしたが、人の気配がありませんでした。小屋のご主人に、この先の清水峠の水場の状況を確認するはずでした。コーラも購入するつもりでした・・・。今回、蓬峠か清水峠の水場でチャージするつもりできているので、持参した水分は残りわずかです(きっと100ccほど)。今いる蓬峠から10分ほど下ると水場があり水量問題なしとリサーチしています。さらに過去馬蹄形をやった時の記憶ですが、清水峠の水場は峠から近く水量豊富だった。
二択です。往復時間はかかるが確実に確保できる蓬峠の水場、か、往復時間はかからないが確実に確保できるか分からない清水峠の水場か。ロスを抑えることを重視し後者を選択しました。4キロほどで清水峠へ到着、ここで水を確保できなければ下山せざるをえません。過去に利用した水場へ直行、記憶ではすぐそこでしたが、意外に遠い・・・。水場到着、水量ほぼゼロの水たまりでした。やってもーた。地図を見ると、更にこの先を進むと水場のマーク、ここと同じような地形なので無理だろうと思った。清水峠の北側にも水場マークがあります。この水場にかけることにしました。清水峠まで戻り北面へ向けます。水場まできましたが水流の気配がありません。またやってもーた。ん、岩場の隙間を覗くと極めて細い水がかろうじて流れていました。なんとか確保できそうです。助かりました。先に駒を進めることができそうです。秋の南アルプス山行では体調体力不足で途中撤退して、今回撤退は避けたいと願っていました。時間をかけて(毎分100ccぐらいかな)水を確保しました。冷たくておいしい水でした。二択は、確実な前者を選ぶべきだったと思い知りました。再び清水峠へ戻って縦走路へ復帰しました。水探しで結局1時間近くかかってしまいました。
朝日岳への登り、疲れがでたのとリズムが狂ったせいか一気にペースダウンしました。快晴だった天気もいつしか雲空となって冷たい風が吹き付け寒い。我慢の登りで山頂へ。あとは下り基調、一気に行きましょう。笠ケ岳の登り返し長え、白毛門の登りも長え、一気にいけませんでした。白毛門からの下りは一気にいこう。そのはずが、終わっている脚とゴロゴロ石の相乗効果で完全にノックアウトでした。何度も段差に腰をかけて休みを入れて下ります。途中でヘッドライト装着し夜道を下山。予定では明るいうちにゴールして名物どら焼きを買おうなんて思ってたのは・・・甘すぎでした。予定通りのルートを完走できるだろうに、さえない気分でした。土合へ下山後は、車道を10キロほど走ってゴールです。この車道は、ここ数年で3回目です。すっかり覚えました。
完全に撃沈した脚で車道を走っていたところ、何でもないようなところでつまずき正面からアスファルトにたたきつけられました。右からいったようで右手の肘と右膝をうちました。膝が痛くて心配でした、ヒビ入ってませんよね。歩いて様子をみましたが、なんとか走り出せました。本当に、どれだけ疲労困憊になろうともケガなく戻ってくることが最も幸せなことなんだと再認識しました。
ラスト1キロ切ってファミマを通過、このファミマは昨年の平標谷川縦走の時にエイド利用した思い出の場所、外のスペースで軽食をした後、猿ヶ京温泉に向けて残り15キロほどの林道走って22時頃ゴールしました。今日はもうすぐゴールです、うれしいかぎりです。
ようやくワラーチ百名山(プロフィール参照)谷川岳をゲットです。
膝は翌日には痛みがとれていてジョグができたので、大事にはいたらなかったようです。
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