大崩山（九州でホシガラス）

2022年10月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:04
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,294m
• 下り: 1,297m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:58

距離 10.5km 登り 1,294m 下り 1,299m

6:22 上祝子登山口
6:44 6:45 大崩山荘
7:08 7:09 祝子川渡渉点
8:08 8:14 袖ダキ
8:34 8:40 下和久塚
8:54 9:01 中和久塚
9:09 9:30 上和久塚
9:51 9:52 坊主尾根分岐(仮)
10:08 10:09 石塚
10:16 10:30 大崩山
10:36 石塚
10:50 坊主尾根分岐(仮)
11:21 11:29 象岩
12:04 12:07 坊主岩
12:55 大崩山荘
13:15 13:16 上祝子登山口
13:20 ゴール地点

天候

晴れ後曇り（頂上付近はガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日、道の駅宇目にて車中泊（トイレ及び自販機あり）
当日、林道竜子下祝子線（北川町下赤地区より）を通り大崩山登山口へ（約1時間）
登山口は駐車場はありませんが、上部の取水場付近から道路脇に20〜30台位停められます。
※注意
林道竜子下祝子線の新道は長野トンネル先で通行止めです。
長野トンネル手前で左折し、旧道から向かうと祝子川温泉（美人の湯）傍に出ます。

コース状況／危険箇所等

和久塚尾根
河川の渡渉は今時期水量が少ないので、注意すれば問題ありません。
袖ダキの手前が台風の災害で崩壊していますが、整備して頂いているので問題なし。（ロープ有）
下ワク塚から中ワク塚へは、尾根沿いにピンクテープが有り行けるのですが、落ち葉で踏み跡が不明瞭なので、ルートファインディングが必要です。
上ワク塚へ上るのは、基部から右巻きに最初の岩を超えるとクサリのトラバースがあります。そこからロープを上ると頂上に行けます。
坊主尾根
小積ダキから下は、像岩のトラバースをはじめ、ひたすらロープとハシゴの連続です。特に下山時は注意が必要です。

全体を通じての注意事項
ストックは持たずに両手をフリーの状態にしておきましょう。
上り下りを合わせて、ロープもハシゴもそれぞれ30ヶ所以上あります。
それと、滑り止めのついた手袋をすることを推奨します。

その他周辺情報

九州でホシガラス
頂上付近でホシガラスのツガイが飛んできました。四国以北の山岳地帯だけと思っていたのですが九州にもいるのですね、早速バードリサーチに報告します。

写真

大崩山登山口（祝子川登山口）
夜明けとともにスタートします。

30分程で大崩山荘

河川敷に下りると小積ダキが見えてきます。登頂意欲がわきますね。

以前、ブリッジのあった所から少し上流側で渡渉します。

メタボチェック岩をくぐります

この辺りから少し紅葉

災害で崩壊した所、ロープが下がっています

袖ダキ下部

袖ダキ到着

いつも此処からの景色には圧倒されますね。

残念ながら怖くて先端までいけません

小積谷は紅葉しています

乳房岩に上ってみました。

ここからの、下ワクもいいですね。

袖ダキで手を振っているのがわかります

下ワク下部
此処から4連続位でハシゴを登ります

下ワク塚
此処も先端まで怖くて行けません。

中ワク塚方面

小積ダキ

中ワク塚に向かいます

中ワク塚から上ワク塚

上には上がれず、岩の間から撮影しています。

上ワク塚下部から

ロープを上がります

上ワク塚先端から中ワク塚

七日谷方面も紅葉しています

頂上方面

七日廻り岩
上ワクに上らないと見えません

このあたり紅葉が綺麗です

九合目付近で突然目の前にホシガラスのツガイが飛んできました
九州には生息していないと思っていましたのでビックリです。

急いでシャター押しました。
あとで調べたら目撃情報は幾つかはあるみたいですね。
バードリサーチに報告します

アップで

大崩山登頂

スズタケが枯れたので視界がきくはずなのですが、ガスで残念、周囲は見えません。

いつものタッチ

小さな紅葉

さあ、坊主尾根を下ります。

先ずは像岩下のトラバース

途中、頭を下げるあたりを気を付けましょう

渡り切って振り返る

ここから、ハシゴとロープの連続が始まります

ロープにつかまり岩伝いに進みます
ここの先端、ロープからハシゴに移る所、特に注意して

二枚ダキの紅葉

振り返って

岩の隙間をくぐったり

狭い間を進みます

途中の紅葉はきれいです。

見返りの塔に上がってみます。

真下に米岩（坊主岩）

振り返って小積ダキ

向こうに袖ダキと後に乳房岩

こんなブリッジもあったり

米岩の横を下山します

最後に渡渉して登山口に向かいました

感想

bun3

7年振りに、大崩山に登ってみました。
やはりここは九州では、間違いなくNO.1の難易度ですが、何回登っても楽しいし、景色が素晴らしい山ですね。
この日は頂上はガスっていて眺望はなかったのですが、それでも十分すぎる途中のアプローチを楽しみました。
途中、九州では見かけないホシガラスも見ることが出来、大満足の登山となりました。
追伸
数えきれない程のロープとハシゴ場、整備して下さる大崩山連絡協議会及び祝子川山岳会の方々に感謝いたします。