雨の乗鞍岳敗退


コースタイム
9:00なんとなく晴れそうな期待をこめて登山決行→9:40肩ノ小屋通過→10:15雨がひどくなり登頂断念→10:50肩ノ小屋にておしるこ・カレーうどん食べつつまったり→12:05畳平発のバスで下界へ
天候 | 乗鞍高原は概ね晴れ、畳平以上は濃霧+強風のち雨+強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
05:18新島々発〜07:00畳平(直通) |
写真
感想
Mさんの高所トレーニング第2弾として、はるばる夜行バスでやって参りました乗鞍岳。
以前は乗鞍高原直行のバスがあったと思うのですが、今はないようで、上高地行きのさわやか信州号を新島々で降りて路線バスに乗り換え。さわやか信州号は3時代に到着しますが、発車する4時20分近くまで、車内で寝させてもらえました。運転手さんが起こしてくれます。
そして、乗鞍高原行きの始発のバスは約1時間後。軽く朝ごはんを食べながら待つ私たち。
すっかり夜が明けた空は鮮やかな青で、快適な登山を期待させてくれました。
始発バスはそのまま畳平への直通バス。乗鞍高原まで来ると、空は晴れていながら、山には雲がかかっていることに気付きました。あちゃー。まぁいいや、雨さえ降らなければ…(-_-;)
バスがくねくねと坂を上り、標高を上げて行く中、「山頂はただいま濃霧、強風です。散策の際は帽子など飛ばされないように…」とのアナウンスが流れます。濃霧を豪雨と聞き間違え一瞬焦りましたが、いっそその方が諦めがついて良かったのかもしれません。畳平に到着すると、一寸先は闇…ではなく真っ白で何も見えず、ビョォオオオオな強風で、とりあえずお花畑を周回しましたが、雨ではないのに髪の毛はビッショリ。
とりあえずうどんを食べながら、天候の回復を待ちます。ちなみにMさんは飛騨牛まんに豚汁と、私より高いチョイスです。二人とも、さっき朝ごはん食べたはずなのに…(-_-;)
1時のバスに乗って帰らなければならない私たちの決断のタイムリミットは9時。レインウェアを着込んで強行突破しました。とりあえず肩ノ小屋までは平坦な道なので、そこまで行って判断することに。いつもなら経由する富士見岳も今日はパス。5m先はホワイトアウトな道を、向かい風と戦いながら進みます。熊の出没を怖れ、雷鳥の出没を期待しながら、お花の写真を撮りつつちんたら歩きます。不必要に体力を消耗しながら肩ノ小屋に到着。強風のため、シャッターが半分閉められています。ここからやっと、山頂までの50分ほどの登りに。「よし!行こう!」
ビョォオオオオ〜シトシト、ポツッポツッ、ザー!バラバラ!
って感じで風はやまず、雨もひどくなったため、面倒…いや慎重な私たちは登頂を断念。さっさと下りて肩ノ小屋でおしるこを食べることにしました。注文した後、メニューにカレーうどんがあるのを見つけ、さらに注文。私はカレーライスよりもカレーパンよりも、カレーうどんが大好きなのです。飛び散り注意。
強風と雨でもさすが7月、寒くはなかったのですが、とはいえ雨と汗で体が冷え、ストーブで温まる私たち。
危険個所がないとはいえ、3,000m峰をなめてはいけません。途中撤退は正しかったのです(たぶん)。
くやしいので予定より早く松本に戻り、暇つぶしに何回行ったかわからない松本城を見に行き、あまりの晴天に悪態をつきながら(←誇張ですよ!)、Mさんとリベンジを誓い合いました。
次こそ、次の山こそ晴天を!(ノ△T)
imoneeさま
今回は大変!大変!大変!残念でした。
肩の小屋でのカレーうどん、これから先、街中でカレーうどんを食べる機会があった時は、必ず昨日の濃霧の中でのカレーうどんのことを思い出すことと思います。美味しくもチョッピリほろ苦い(カレーだから”ほろ辛い”!?)味だったのかも…。
追伸:にっくき松本城、プラモデル絶賛発売中です。(プラモデル完成後は、ゴジラに変身して、ブォーって火を噴くか、それとも足でグシャっと………)
(^_^;)いえいえ、松本城に罪はありませぬ。
しかし最近ほんとついてないなぁ…(;o;)
こんにちは。はじめまして。
僕も27日乗鞍へ行きました。
8:00ころ畳平に着いて、濃霧と強風の中、山頂を目指しました。
山頂に着いたら当然風はさらに強くなり、濃霧も雨〜大雨となりました。
早々に下山し、畳平のバスターミナルで凍えて震えながらストーブにあたってました。
もう身体中びしょ濡れです。
そんな状態なので引き返されたのは正解かと思います。
お昼ころに乗鞍高原まで降りると、乗鞍岳の山頂と青空が見え、とても悔しく思った次第です(笑)
(T_T)ありがとうございます。
ではもしかして、昼から登ればイケたんでしょうかΣ(;・д・)
ほんとくやしいですね。まぁ、山ってそういうものですが…
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する