船形連峰 南丸松保沢遡行 北丸松保沢下降


- GPS
- 07:18
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 7:18
天候 | 晴れ一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■アプローチ 下降終了地点の北丸松橋の駐車地点から15分程林道を歩き、南丸松保沢に架かる南丸森橋の脇から入渓。 ■鳴瀬川水系 南丸松保沢(みなみまるまっぽさわ) 遡行 体感1級上 フェルト○だがこの時期は滑る。 水量少ない 入渓してからゴーロと伏流帯を1時間程歩く。いい加減飽きて来た頃にようやく水流が復活すると、マハナスの滝10mだ。 ヌメリに気をつけて右壁を登る。夏なら水線ど真ん中から登れそう。 その後はゴーロと滝、ミニゴルジュがいい間隔で現れるが特別悪い場所はない。 滝は源頭付近にも何個か続き、その後藪漕ぎに入るが10分少々で稜線登山道へ合流。 詰めた場所は三峰山の少し北側だった。 ■北丸松保沢(きたまるまっぽさわ)下降 後白髪山、三峰山、蛇ヶ岳の分岐の三叉路から東に向かって藪に突っ込むと、5分程で沢型に合流。そのまま北丸松保沢を下降する。 上部はゴーロだが、中盤にゴルジュと滝が集中している。 ゴルジュも中々の切れ込み具合で、下降するのは中々骨が折れる。 懸垂だと釜に着地する箇所が多いので、巻きながら下って灌木ターザンで沢床に復帰する事にした。ゴルジュの巻き下りなので、ルーファイが試される。 1箇所だけ左岸の側壁を懸垂で降りた。 下部はまたゴーロが続き、脱渓地点の北丸松橋が見えてきたら左岸の踏み跡を辿って橋上に出る。 |
写真
装備
個人装備 |
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備
|
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感想
ここの所遠征が続いてたので、近場の船形の沢に入る事にした。
ソロの時の為にストックしていた北丸松保沢と南丸松保沢。
どちらかを遡行して帰りは登山道でもよかったのだが、それだと物足りない気がしたので、下降も絡めて計画する。
どちらを遡行と下降に使うか結構迷ったが、以前mikiosamさんが、南丸松保の方が遡行していて楽しいと書かれていたので、南丸松保沢を遡行して北丸松保沢を下降に使う事にしてみる。
稜線付近は紅葉も終わりだろうが、中腹辺りはまだ楽しめるかと思い、目の覚めるような紅葉を期待して入渓した。
しかし、入渓地点辺りがギリギリ残っている程度でもう既に終盤を迎えており、沢には散った落ち葉が冷たい風に吹かれて寒々しく舞っている。
「ちょっと遅すぎたか」
朝イチはさすがに肌寒かったが、この日は気温もそれ程低くなく歩き出すとすぐに汗ばんできて早々に合羽は脱いだ。
南丸松保沢は、最初のゴーロと伏流地帯を我慢すれば、中盤からは滝がいい間隔で現れ中々楽しく遡行する事が出来た。
ただ私の個人的な印象としては、遡行するならこの時期の水も冷たくなってきて濡れるのを嫌う晩秋向きの沢だろう。静かに沢納めをするにはふさわしい沢かなという印象である。
もちろんまだ沢納めはしないが。
下降に使った北丸松保沢。
こちらは中盤に滝とゴルジュが集中しており、今回のように下降に使うとなると、その区間の通過が核心になる印象だ。
しかもそのゴルジュは中々立派な渓相であり、遡行下降問わずここがこの沢のハイライトであろう。
今回は懸垂で釜に降りるのを嫌って巻きメインで下ったが、ゴルジュ内は灌木もなく、懸垂するならハーケン残置は覚悟だろう。
こんな所にハーケン残置なんて私はしたくない。
懸垂用に捨て縄一本は残置してしまったが。
逆に遡行するとなると、こちらは夏向けの沢かと思う。暑い日にゴルジュと滝を全て水線に突っ込んで行けば相当楽しい気がする。
ただ序盤と終盤は何もないゴーロなので、その辺りがどう印象に残るかは遡行者次第である。
何はともあれ、今回はこの時期に北丸松保のゴルジュを水線に入る事は出来ないので、南丸松保沢を遡行に使ったのは正解だった。
また機会があれば、夏の暑い日に仲間と北丸松保沢のゴルジュで戯れたいと思う。
コメント
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しかも舌を出しているように見えます。
顔面岩ですか?笑
どれだろ、自分には見つけられませんでしたよ💦
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