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Yamareco

記録ID: 485927
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山滑走
朝日・出羽三山

月山

1998年05月30日(土) [日帰り]
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tadomasa その他2人
GPS
--:--
距離
9.0km
登り
885m
下り
875m

コースタイム

姥沢(0910)−(月山リフト)−リフト終点(0955)−牛首下(1110)−牛首(1140)−鍛冶小屋(1215)−山頂月山神社本宮(1245)−牛首下(1325〜1355)−姥沢(1530)
天候 曇り
アクセス
利用交通機関:
自家用車
なかなかスキーを担げないT山さん。それを邪魔するM崎さん。
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なかなかスキーを担げないT山さん。それを邪魔するM崎さん。
漸く担げた…。
このように木道が現れる所もあるが、大部分は雪の下でありルートは良く解らない。
このように木道が現れる所もあるが、大部分は雪の下でありルートは良く解らない。
一枚バーンの上で2人を待つ。
一枚バーンの上で2人を待つ。
月山は高山植物の山でもある。シラネアオイ。
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月山は高山植物の山でもある。シラネアオイ。
月山頂上<1984>。不気味な石積みが乱立する。
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月山頂上<1984>。不気味な石積みが乱立する。
頂上の月山神社にて。
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頂上の月山神社にて。
宿泊した田麦俣の民宿かやぶき屋。
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宿泊した田麦俣の民宿かやぶき屋。
多層民家は中身も年代物の品々が多い。
多層民家は中身も年代物の品々が多い。
茅葺き屋根と2階部分の近景。
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茅葺き屋根と2階部分の近景。
裏手には資料館がある。
裏手には資料館がある。

感想

月山では今年最後のスキー或いはスノーボードを楽しもうというものだ。 今年は山スキーヤーにとっては最悪の年のようだが、事前に13Kさんからの情報で何とか 雪はありそうだと山行に踏み切った。

さて、駐車場に到着してみると、スキーヤー、ボーダーが結構集まってきており、夏スキーのメッカを感じさせる。ただ、やはり今年の雪解けは相当に早く、姥沢の下降はできないとのことで、仕方なく往復のリフト券を買い求めた。

リフト終点からはほぼ等高線沿いにトラバースして行き、四谷川の手前から尾根に向かっ て直登した。
トラバース区間はブッシュ帯と雪渓が交互に現れ、所々に現れる木道に添って歩いていく。 ガスが濃く、見通しが利きにくい中、少々不安を感じながらも地図とGPSを頼りに進み、四谷川の手前の徐々に急傾斜になる雪渓を詰めて行くと雪渓の頭で尾根へ分ける道があっ た。

ここに荷を置いて、月山山頂を往復する。この往復路は思いも掛けずお花畑が盛んで目を楽しませてくれた。特に、シラネアオイがそこここで群生しているのは目の保養となった。

山頂は石碑やら何やらと賑やかではあるが、霧という天候と強風のせいか殺伐とした空気も感じる。月山神社本宮はまだ閉ざされたままであるが、強風に対し厳重な石垣で防壁を築いている。
正に、月山は死者の山、を思わせる。

デポ地点までの下りは平穏なもの。ここで、昼飯とし、更に、スキー・スノーボード滑降に備える。M崎さんと僕がスノーボード党である。見通しが良くないため、ルートと待合地点を再々確認し、下降にはいるが、クレバス等のせいもありM崎さんとT山さんが打合せより西側の雪渓に滑り込んでしまった。僕は所々でホイッスルを吹きながら待合場所に至る。先にM崎さんが下降を開始していたので、M崎さんが下り過ぎているのではないかとも考えながら待つと、やがて、僕が降りてきた所に現れ、待つほどに、T山さんも顔を出した。

ここからリフトまでは容易なトラバースである。所々横切る雪渓では常連さん達がポール練習をしていたりする。残念ながら我々は先ほどの下降一本だけとなったが、中々、楽しめる今シーズン最後の雪遊びであった。

当日は田麦俣という人口198人の村の民宿に宿泊したが、T山さんのチョイスによるこの宿は最高だった。
驚くことに、茅葺き屋根の多層民家をそのまま宿にしており、風情満天。料理も山菜中心で、岩魚の刺身という具合で非常に美味であった。月山界隈を再訪する機会があれば、また宿泊したいと思う宿だ。#何と洗車もしてくたりしたのだ!

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