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Yamareco

記録ID: 4859361
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

石堂山

2022年10月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:08
距離
6.3km
登り
710m
下り
704m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:22
休憩
1:44
合計
6:06
8:44
15
スタート地点
8:59
9:00
39
6号目
9:39
9:40
32
7号目
10:12
10:14
12
林道出合付近
10:26
10:26
35
8号目
11:01
11:02
26
9号目
11:28
12:45
42
13:27
13:35
9
展望の良い岩頭
13:44
13:58
42
林道出合付近
14:40
14:40
10
6号目
14:50
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○宮崎方面からだと小川川沿いの県道316号から井戸内峠に上がった方が近いが、台風14号以降の情報が探せなかったので、国道265号から林道天包線に入り、井戸内峠に上がった。
林道天包線は国道265号から「竹原トンネル」手前の大きな青い道路標識で「→小川」が表示されているところを右折する。
林道天包線はアスファルトで舗装されているが小さな落石が多いので注意。道幅は麓に近いところで離合困難なところがあるが、上部は道幅が十分にあり離合困難なところはない。
○井戸内峠から6合目登山口までは未舗装林道(森林管理道長薮線)に入る。所々で荒れていて石がゴロゴロしているところがあり、パンクには要注意。私は普通車なので、ノロノロで進んで20分ほどかかった。
○6合目登山口の前は少し広いので、数台はなんとか止められそうだが、転回ができなくなるような止め方は慎みたい。(写真あり)
簡易トイレ?があったが中は見なかった。
コース状況/
危険箇所等
<林道出合前後>
○林道出合の手前にクサリとロープの付いた足下の悪い急坂のザレ場あり。とても滑り易く下りはこれらに頼らざるを得ない。
○林道出合の上にもとても滑り易いザレ場あり。下りはクサリを頼らざるを得ない。
<林道出合〜山頂>
○地形図どおり尾根が細くなる。クサリ場とロープ多数あり。短いが高度感のあるクサリのかかった岩場がある。ビビりの私は下りが少し怖かった。
その他周辺情報 ○「西米良温泉ゆた〜と」
  http://yutato.com/
R265号の竹原トンネル手前の「→小川」の道標から林道天包山線に入って井戸内峠を目指す。
2022年10月30日 07:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 7:36
R265号の竹原トンネル手前の「→小川」の道標から林道天包山線に入って井戸内峠を目指す。
途中で天包山へ向かう分岐がある。
2022年10月30日 07:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 7:56
途中で天包山へ向かう分岐がある。
井戸内峠から森林管理道長薮線に入る。ここから未舗装の悪路となる。
2022年10月30日 08:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 8:03
井戸内峠から森林管理道長薮線に入る。ここから未舗装の悪路となる。
6合目登山口に8時半頃についた。軽自動車はトレランの大会の関係者の車のもよう。車の転回場所を確保するにはせいぜい3,4台しか止められそうにない。
2022年10月30日 08:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 8:42
6合目登山口に8時半頃についた。軽自動車はトレランの大会の関係者の車のもよう。車の転回場所を確保するにはせいぜい3,4台しか止められそうにない。
6号目登山口
2022年10月30日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 8:45
6号目登山口
短いが植林帯を急登する。
2022年10月30日 08:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/30 8:47
短いが植林帯を急登する。
尾根上の6号目。左にとれば上米良登山口に下る。トレランの大会用のデーブルやペットボトルが設置されていた。
2022年10月30日 08:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 8:59
尾根上の6号目。左にとれば上米良登山口に下る。トレランの大会用のデーブルやペットボトルが設置されていた。
ここからしばらく急坂となる。
2022年10月30日 08:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 8:59
ここからしばらく急坂となる。
2022年10月30日 09:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 9:04
急坂の途中で青空をバックに市房山〜二ツ岩が見えた。テンションが上がる。
2022年10月30日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
10/30 9:06
急坂の途中で青空をバックに市房山〜二ツ岩が見えた。テンションが上がる。
2022年10月30日 09:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 9:07
急坂が終わるとなだらかなアップダウンが続く。岩も多い。
2022年10月30日 09:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 9:22
急坂が終わるとなだらかなアップダウンが続く。岩も多い。
少し登りになると7号目を通過する。
2022年10月30日 09:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 9:39
少し登りになると7号目を通過する。
信じていいのね?
2022年10月30日 09:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 9:40
信じていいのね?
登りが終わると広い尾根の平坦地となり、小さいながら落葉樹がの森となる。
2022年10月30日 09:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 9:57
登りが終わると広い尾根の平坦地となり、小さいながら落葉樹がの森となる。
2022年10月30日 09:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 9:55
2022年10月30日 09:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 9:57
林道出合の手前にある急なザレ場。
2022年10月30日 10:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 10:05
林道出合の手前にある急なザレ場。
林道出合の手前にある急なザレ場を見下ろす。
2022年10月30日 10:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 10:09
林道出合の手前にある急なザレ場を見下ろす。
林道出合近くの眺めの良い所。
2022年10月30日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 10:12
林道出合近くの眺めの良い所。
林道出合近くの眺めの良い所から市房山〜二ツ岩
2022年10月30日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 10:12
林道出合近くの眺めの良い所から市房山〜二ツ岩
2022年10月30日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 10:13
尾根道と林道が並行する。
2022年10月30日 10:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 10:17
尾根道と林道が並行する。
林道出合のすぐ上にある滑り易いザレ場。下りはクサリにつかまらざるを得なかった。
2022年10月30日 10:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 10:20
林道出合のすぐ上にある滑り易いザレ場。下りはクサリにつかまらざるを得なかった。
滑り易いザレ場の上から林道出合付近を見下ろす。
2022年10月30日 10:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 10:23
滑り易いザレ場の上から林道出合付近を見下ろす。
林道出合から山頂まで階段上に急坂が続く。山頂の方は雲が出てきて暗くなってきた。
2022年10月30日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 10:24
林道出合から山頂まで階段上に急坂が続く。山頂の方は雲が出てきて暗くなってきた。
振り返ると左に烏帽子岳
2022年10月30日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 10:24
振り返ると左に烏帽子岳
振り返ると右奥に天包山
2022年10月30日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 10:24
振り返ると右奥に天包山
8号目
2022年10月30日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 10:26
8号目
2022年10月30日 10:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 10:37
振り返ると右後に烏帽子岳〜赤鬚山?
2022年10月30日 10:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 10:53
振り返ると右後に烏帽子岳〜赤鬚山?
9号目
2022年10月30日 11:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 11:01
9号目
2022年10月30日 11:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 11:02
クサリのかかった岩場もある。
2022年10月30日 11:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 11:05
クサリのかかった岩場もある。
痩せた尾根道を進むトレランの方々。
2022年10月30日 11:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 11:09
痩せた尾根道を進むトレランの方々。
短いが高度感のあるクサリのかかった岩場。ビビりの私には下りが少し怖かった。
2022年10月30日 11:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 11:10
短いが高度感のあるクサリのかかった岩場。ビビりの私には下りが少し怖かった。
2022年10月30日 11:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 11:14
山頂まで5分の道標。下りの時は気づかずに通過。
2022年10月30日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 11:19
山頂まで5分の道標。下りの時は気づかずに通過。
トレランの方々で賑わう山頂についた。
2022年10月30日 11:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 11:28
トレランの方々で賑わう山頂についた。
2022年10月30日 11:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 11:29
2022年10月30日 12:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 12:45
山頂から市房山〜二ツ岩の眺め
2022年10月30日 12:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 12:39
山頂から市房山〜二ツ岩の眺め
市房山
2022年10月30日 12:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 12:39
市房山
二ツ岩
2022年10月30日 12:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 12:24
二ツ岩
山頂は狭くてトレランの方々が居て落ち着かないので少し先のやや広い尾根でお昼にした。
2022年10月30日 12:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 12:25
山頂は狭くてトレランの方々が居て落ち着かないので少し先のやや広い尾根でお昼にした。
尾根上から西側斜面の落葉樹がいい感じ。
2022年10月30日 12:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 12:20
尾根上から西側斜面の落葉樹がいい感じ。
糖質制限緊急解除で、和歌山ラーメンの有名店「井出商店」のカップ麺を食す。
2022年10月30日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 11:57
糖質制限緊急解除で、和歌山ラーメンの有名店「井出商店」のカップ麺を食す。
山頂に1時間以上過ごして下山開始。
2022年10月30日 12:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 12:48
山頂に1時間以上過ごして下山開始。
山頂まえあと5分の標識。登りでは気がつかなかった?
2022年10月30日 12:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 12:50
山頂まえあと5分の標識。登りでは気がつかなかった?
2022年10月30日 12:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 12:58
右奥に天包山が見える。
2022年10月30日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 13:00
右奥に天包山が見える。
小川川の谷の向こうに烏帽子岳〜赤鬚山?が見える。
2022年10月30日 13:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 13:01
小川川の谷の向こうに烏帽子岳〜赤鬚山?が見える。
お花はこれしか見つけられなかった。
2022年10月30日 13:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 13:07
お花はこれしか見つけられなかった。
2022年10月30日 13:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 13:13
山頂の方を振り返る。
2022年10月30日 13:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 13:16
山頂の方を振り返る。
眺めの良い岩頭から市房山〜二ツ岩。
2022年10月30日 13:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 13:28
眺めの良い岩頭から市房山〜二ツ岩。
眺めの良い岩頭から南の方角。地図とにらめっこしないと同定できそうにない。
2022年10月30日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 13:29
眺めの良い岩頭から南の方角。地図とにらめっこしないと同定できそうにない。
2022年10月30日 13:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 13:28
眺めの良い岩頭から右奥に天包山
2022年10月30日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 13:29
眺めの良い岩頭から右奥に天包山
眺めの良い岩頭から小川川の谷の向こうに烏帽子岳〜赤鬚山?
2022年10月30日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/30 13:29
眺めの良い岩頭から小川川の谷の向こうに烏帽子岳〜赤鬚山?
林道出合手前の滑り易いザレ場から林道出合付近を見下ろす。とても滑り易いのでクサリに頼って下る。
2022年10月30日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 13:42
林道出合手前の滑り易いザレ場から林道出合付近を見下ろす。とても滑り易いのでクサリに頼って下る。
林道出合の下にある滑り易いザレ場。
2022年10月30日 14:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 14:00
林道出合の下にある滑り易いザレ場。
2022年10月30日 14:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 14:03
2022年10月30日 14:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 14:09
2022年10月30日 14:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 14:14
2022年10月30日 14:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/30 14:25
尾根上の6号目の分岐。
2022年10月30日 14:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 14:40
尾根上の6号目の分岐。
植林帯の短い急坂を下る。
2022年10月30日 14:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 14:46
植林帯の短い急坂を下る。
6号目登山口に戻ってきた。
2022年10月30日 14:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 14:50
6号目登山口に戻ってきた。
私以外の車はなかった。
2022年10月30日 14:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 14:50
私以外の車はなかった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

2022年10月30日(日)【石堂山】

先週は熊本県の球磨川の南にある白髪岳を歩いたが、今週は白髪岳と同じく下関在住時代から気になっていた宮崎県の米良三山のひとつである石堂山を歩いてきた。石堂山から一ツ瀬川を挟んで対峙する市房山〜二ツ岩の眺めを期待しての山旅だ。市房山〜二ツ岩の稜線は2008年11月2日に4人の山仲間と縦走したことがある思い出深いところでもある。

<山行記録>
今日は一日晴れの予報だが、国道219号「米良街道」を西に進むにつれて、所々で山にガスがかかっていた。
登山口には予定より遅れて8時半頃についた。ガスはすっかりなくなりいいお天気だ。先行車はいなかった。

準備をしていると軽自動車が1台上がってきて、ペットボトルの箱やテーブルを持って登山道に入っていった。あとで参加者の方に聞いて分かったのだが、市房山のトレランの大会が石堂山に変更になったそうだ。

9時前に6合目登山口を出発し、植林帯の短い急坂を登ると6合目の標識がある尾根に出た。分岐を左にとると麓の上米良登山口に至るようだ。テーブルが設置されペットボトルが多数おかれていた。今日も静かな山歩きを期待していたがそうはいなかいようだ。

6合目から広葉樹の尾根道を急坂を登っていくと、所々で左に一ツ瀬川を挟んで市房山〜二ツ岩の山並みが青空をバックに綺麗に見えるところがあってテンションが上がった。急坂を登り切るとゆるやかなアップダウンがしばらく続いた。ようやく登りになって7合目を過ぎると、尾根が広くなって平坦な所に出た。ブナなどの広葉樹が主体の素敵な森にしばし足を止めた。

その先の足下の悪いザレ場の急坂を登ると林道出合に出た。近くに西側が開けたところがあり、市房山〜二ツ岩の稜線がよく見えたが、市房山の山頂には雲がかかり始めてていた。

林道出合から滑り易いザレ場をクサリを頼りに登ると、急坂の尾根道となった。いくつものピークを超えていくように見えるが、実際には階段上に急坂を登っていく階段の上がピークのように見えているわけで、大きな下りがあるピークがあるわけではなかった。
尾根道は痩せて細いところもあり、高度感があって下りにはクサリを頼った方がいいろもあった。山頂の方を見上げると上空に雲がかかっているため暗くなっていた。

最後の急坂を登り切るとひょっこりと数人のトレランの方で賑わう曇り空の山頂に着いた。市房山も雲にすっぽりと覆われてその姿を見せてくれなかった。
山頂は狭く、トレランの方々がいて落ち着かないので山頂の先にあるほんの少し広いところでお昼にした。尾根と西側の斜面はブナなどの落葉樹の疎林になっていて居心地が良かった。

トレランの方々がすべて降りてしまうと山頂は静かになった。時折市房山を包むが雲があがって山頂が見えたが、残念ながら青空が広がることはなかった。

1時間以上山頂で過ごしてから下山を開始した。林道出合の少し上にある岩頭や林道出合近くの眺めの良いところでは足を止めて市房山を何度も見入った。南〜東側にかけては天包山や烏帽子岳が見えていた。

林道出合付近で腰を下ろしていると単独の男性が下っていった。おそらく石堂山のさらに北にある樋口山まで縦走されたのだろう。

林道出合からはトレランの方がいなくなって静かになったゆるやかな尾根道をゆっくり歩いた。
6合目の登山口には15時前に着いたが私以外の車はなかった。

山頂は曇り空だったが、山行中、市房山〜二ツ岩の眺めを十分に楽しめた山旅となった。

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