ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 486066
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

いつまでもあると思うな親とトレッキングポール【北比良山系縦走・テン泊】

2014年07月27日(日) 〜 2014年07月28日(月)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
32:00
距離
11.8km
登り
1,215m
下り
566m
歩くペース
ゆっくり
3.43.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:42
休憩
0:50
合計
5:32
10:28
32
近江高島駅
11:00
11:30
15
ガリバー青少年旅行村
11:45
11:45
45
登山口(八ツ淵滝看板)
12:30
12:35
115
大擂鉢
14:30
14:45
45
広谷
15:30
15:30
15
八雲ケ原
15:45
15:45
15
北比良峠
16:00
展望台跡
2日目
山行
5:12
休憩
1:35
合計
6:47
6:40
20
展望台跡
7:00
7:00
60
金糞峠
8:00
8:00
60
南比良峠
9:00
9:00
60
荒川峠
10:00
10:00
30
鳥谷山
10:30
10:30
15
比良岳
10:45
11:00
15
水場
11:15
11:15
5
木戸峠
11:20
11:20
0
キャンプ場跡
11:20
11:20
30
ゲレンデ(ジャイアントコース)下
11:50
12:20
5
琵琶湖バレイ山頂駅
12:25
13:15
12
琵琶湖バレイ山麓駅
13:27
JR志賀駅
天候 27日午前 雨後曇り 午後一時晴れ 夜半〜明け方 暴風雨 28日にわか雨後晴天
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路: 八ツ淵の滝ルート(登山道)
JR湖西線 近江高島駅よりコミュニティバス(江若交通)\220現金のみ
※夏休み期間は、毎日運行(通常、土・休日のみ)
ガリバー青少年旅行村経由畑行 
http://www.kojak.co.jp/bus/community/

復路: 打見山 キタダカ道(クロトノハゲ)
(今回は、琵琶湖バレイロープウェイ利用)
片道1,100円 所用時間5分 20分毎
江若バス 330円 ICカード利用可
※夏休み期間は、毎日運行(通常、土・休日のみ)
http://www.biwako-valley.com/topics/404
志賀駅よりJR湖西線 

コース状況/
危険箇所等
*登山口より大擂鉢手前、一部崩落しています。(通行可)
*大擂鉢上、倒木によりちょっと難儀します。
*広谷分岐、イブルキのコバ方向に進む場合は気を付けて(コンパスと地図で確認をお勧めします)。
*鳥谷山南北陵、比良岳北陵側、勾配が急です。(縦走路の中で一番キツイかも)
*木戸峠、クロトノハゲ方向崩落しています。

その他周辺情報 下山後とは異なりますが・・・
冬季前の休業期間をのぞき、利用できるようです。
http://www.biwako-valley.com/topics/9737

日帰り温泉は、隣駅JR比良駅 ”比良とぴあ”があります。
http://www.hiratopia.com/
(比良駅より送迎バス有)
今回デビューのdeuterの75+10L!
しかし調子に乗って詰め込み過ぎました。。。(推定重量30キロ弱)
2014年07月27日 09:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
7/27 9:31
今回デビューのdeuterの75+10L!
しかし調子に乗って詰め込み過ぎました。。。(推定重量30キロ弱)
JR湖西線の蓬莱駅付近。雨足が酷くなって『どこまで雨男やねん!』と我が身を恨みながら、とりあえずガリバーまで行ってみることにしました。
2014年07月27日 09:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 9:39
JR湖西線の蓬莱駅付近。雨足が酷くなって『どこまで雨男やねん!』と我が身を恨みながら、とりあえずガリバーまで行ってみることにしました。
近江高島駅に着いて空を眺めると雲の移動が早くちょっと期待♪
予定していた1本目のバスを見逃したため、待ち時間もできたので駅前のコンビニでカップヌードルとオニギリを買って腹ごしらえしました。
2014年07月27日 10:07撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 10:07
近江高島駅に着いて空を眺めると雲の移動が早くちょっと期待♪
予定していた1本目のバスを見逃したため、待ち時間もできたので駅前のコンビニでカップヌードルとオニギリを買って腹ごしらえしました。
さて、いよいよ登山口! 「単独登山は絶対しない」って言われてもなぁ。。。
2014年07月27日 11:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 11:38
さて、いよいよ登山口! 「単独登山は絶対しない」って言われてもなぁ。。。
慣れないバックパックで位置決めが悪かったのか、ここまでだけで既に臀部の筋肉が悲鳴をあげてしまいました。 とりあえず歩けるところまで行ってみようと出発したものの・・・
2014年07月27日 11:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
7/27 11:47
慣れないバックパックで位置決めが悪かったのか、ここまでだけで既に臀部の筋肉が悲鳴をあげてしまいました。 とりあえず歩けるところまで行ってみようと出発したものの・・・
予想以上の歩荷のキツさに顔をしかめ苦痛に耐えながら歩き続けていると、シャワークライミングを楽しんでる人達の嬌声が聞こえてきました。
2014年07月27日 12:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
7/27 12:23
予想以上の歩荷のキツさに顔をしかめ苦痛に耐えながら歩き続けていると、シャワークライミングを楽しんでる人達の嬌声が聞こえてきました。
道の半分ほどが崩落していた箇所で、片手のトラッキングポールを外し、トラロープに頼ろうかと気を緩めた瞬間、外したばかりのポールがポトリと落ちてズルズルと斜面を下ってゆくのを、為す術もなく茫然と見つめていました。。。
2014年07月27日 12:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
7/27 12:27
道の半分ほどが崩落していた箇所で、片手のトラッキングポールを外し、トラロープに頼ろうかと気を緩めた瞬間、外したばかりのポールがポトリと落ちてズルズルと斜面を下ってゆくのを、為す術もなく茫然と見つめていました。。。
バックパックを下ろしてなんとか拾いに行こうかと、相当(といっても数十秒^^;)悩みましたが、『これも運命だったんだな!』と自分に言い聞かせ先に進むことに。
2014年07月27日 12:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
7/27 12:27
バックパックを下ろしてなんとか拾いに行こうかと、相当(といっても数十秒^^;)悩みましたが、『これも運命だったんだな!』と自分に言い聞かせ先に進むことに。
大擂鉢には、水量の増した滝で沢登を楽しんでいる家族が!
2014年07月27日 12:33撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
7/27 12:33
大擂鉢には、水量の増した滝で沢登を楽しんでいる家族が!
途中で現れた巨木に、登山の無事を祈りながら歩を進めました。
2014年07月27日 14:12撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
7/27 14:12
途中で現れた巨木に、登山の無事を祈りながら歩を進めました。
高度を稼ごうにも歩荷で遅々として進まず
小休止だけで行動食も摂らずにいたのですが
ようやく広谷に辿り着きホッと胸を撫で下ろしてオニギリを頬張りました。
2014年07月27日 14:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
7/27 14:45
高度を稼ごうにも歩荷で遅々として進まず
小休止だけで行動食も摂らずにいたのですが
ようやく広谷に辿り着きホッと胸を撫で下ろしてオニギリを頬張りました。
広谷の丸太橋。雨の後ではあまりにも怖すぎて渡れませんでした。 
2014年07月27日 14:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
7/27 14:46
広谷の丸太橋。雨の後ではあまりにも怖すぎて渡れませんでした。 
イブルキのコバに到着♪ 目的地は目の前だし、ようやく太陽の光が差し込みはじめ気分も上々♪
2014年07月27日 15:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
7/27 15:17
イブルキのコバに到着♪ 目的地は目の前だし、ようやく太陽の光が差し込みはじめ気分も上々♪
八雲ケ原の到着! きっと先客のテントがあると思っていたのに人っ子一人見当たらず拍子抜け。
2014年07月27日 15:34撮影 by  iPhone 5s, Apple
3
7/27 15:34
八雲ケ原の到着! きっと先客のテントがあると思っていたのに人っ子一人見当たらず拍子抜け。
幕営には最適な場所と思いつつ、たった一人だと思うとなんとく不安
2014年07月27日 15:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 15:36
幕営には最適な場所と思いつつ、たった一人だと思うとなんとく不安
たしか北比良峠付近に展望台跡があった筈と、下見を兼ねてゲレンデを上って移動することにしました。
2014年07月27日 15:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 15:43
たしか北比良峠付近に展望台跡があった筈と、下見を兼ねてゲレンデを上って移動することにしました。
ロッジ跡からは武奈ヶ岳も遠望できて、「晴れてたらこんななんだ〜!」と改めて実感
2014年07月27日 15:51撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 15:51
ロッジ跡からは武奈ヶ岳も遠望できて、「晴れてたらこんななんだ〜!」と改めて実感
ロープウェイの山頂駅跡からは、琵琶湖も見渡せて気分は益々上々♪
2014年07月27日 16:08撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
7/27 16:08
ロープウェイの山頂駅跡からは、琵琶湖も見渡せて気分は益々上々♪
前回は、土砂降りの雨の中で、ゆっくりと眺める気持ちになれなかったケルン
2014年07月27日 16:08撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 16:08
前回は、土砂降りの雨の中で、ゆっくりと眺める気持ちになれなかったケルン
晴天の下、北比良峠の松も普段より輝いてる気がしました(笑)
2014年07月27日 16:09撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 16:09
晴天の下、北比良峠の松も普段より輝いてる気がしました(笑)
シャクナゲ尾根から展望台跡
2014年07月27日 16:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 16:16
シャクナゲ尾根から展望台跡
とてもキレイに掃き清められてて、今回はここを使わせていただくことにしました。
2014年07月27日 16:18撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/27 16:18
とてもキレイに掃き清められてて、今回はここを使わせていただくことにしました。
ここなら雨風も凌げて快適だな!と思っていましたが・・・
2014年07月27日 16:52撮影 by  iPhone 5s, Apple
3
7/27 16:52
ここなら雨風も凌げて快適だな!と思っていましたが・・・
翌朝、ご来光を拝もうと思っていたところ雲がかかって断念!
2014年07月28日 05:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 5:10
翌朝、ご来光を拝もうと思っていたところ雲がかかって断念!
昨夜から未明にかけての暴風雨で完全に寝不足。
ダケ道で大山口に下山しろよ!と悪魔の囁きが聞こえたものの、予定どおり打見山までの縦走を続行することにしました。
2014年07月28日 06:51撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 6:51
昨夜から未明にかけての暴風雨で完全に寝不足。
ダケ道で大山口に下山しろよ!と悪魔の囁きが聞こえたものの、予定どおり打見山までの縦走を続行することにしました。
これが噂(?)の金糞峠かと、感慨深いものがありました(笑)
2014年07月28日 07:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 7:17
これが噂(?)の金糞峠かと、感慨深いものがありました(笑)
2014年07月28日 07:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 7:38
2014年07月28日 07:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 7:38
2014年07月28日 08:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 8:14
2014年07月28日 08:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
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2014年07月28日 08:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 8:17
2014年07月28日 08:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
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2014年07月28日 08:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 8:19
2014年07月28日 08:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 8:56
鳥谷山は、上りも下りも急傾斜で、大型のバックパックを担いでの歩行はなかなかキツかったです。(トレッキングポールがあったらきっと楽だったろうなと思いました)
2014年07月28日 09:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 9:29
鳥谷山は、上りも下りも急傾斜で、大型のバックパックを担いでの歩行はなかなかキツかったです。(トレッキングポールがあったらきっと楽だったろうなと思いました)
比良岳の頂上手前(石灰岩の巨岩を過ぎて)からは別世界♪
幕営に適した場所が広がっていました。
2014年07月28日 10:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 10:25
比良岳の頂上手前(石灰岩の巨岩を過ぎて)からは別世界♪
幕営に適した場所が広がっていました。
以前レコで観た水場に到着!
2014年07月28日 10:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 10:45
以前レコで観た水場に到着!
次回来る時は、塩ビのパイプでも持ってこようと思いました。
2014年07月28日 10:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 10:45
次回来る時は、塩ビのパイプでも持ってこようと思いました。
時間は、午前11時。展望台跡を出発してから約4時間半。木漏れ陽が最高に気持ち良くて、ついつい大休止してしまいました。
2014年07月28日 10:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 10:55
時間は、午前11時。展望台跡を出発してから約4時間半。木漏れ陽が最高に気持ち良くて、ついつい大休止してしまいました。
2014年07月28日 10:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 10:55
ようやく木戸峠に到着
2014年07月28日 11:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 11:27
ようやく木戸峠に到着
2014年07月28日 11:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 11:27
クロトノハゲ方向には、真新しい崩落個所が見受けられました。
2014年07月28日 11:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 11:27
クロトノハゲ方向には、真新しい崩落個所が見受けられました。
武奈ヶ岳を打見山中腹(ゲレンデ、ジャイアントコース中腹)より遠望。
2014年07月28日 11:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 11:45
武奈ヶ岳を打見山中腹(ゲレンデ、ジャイアントコース中腹)より遠望。
本日のルートを感慨深く眺めてみました。
2014年07月28日 11:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 11:45
本日のルートを感慨深く眺めてみました。
2014年07月28日 11:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/28 11:53
2014年07月28日 11:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 11:56
蓬莱山にも行くつもりでしたが、行楽客が多すぎて断念。
今回は、歩荷がきつすぎてロープウェイの恩恵に預かることにしちゃいましたが、やはり、冬季前の休業期間の方が良かったなと勝手なことをほざいてみました。(^^ゞ
2014年07月28日 11:59撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 11:59
蓬莱山にも行くつもりでしたが、行楽客が多すぎて断念。
今回は、歩荷がきつすぎてロープウェイの恩恵に預かることにしちゃいましたが、やはり、冬季前の休業期間の方が良かったなと勝手なことをほざいてみました。(^^ゞ
3度目の正直で、ようやく琵琶湖を眺めることができた比良山系縦走。 
そこそこ満足できたので、次は、雪の時期に戻って来ることにします!
2014年07月28日 12:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 12:13
3度目の正直で、ようやく琵琶湖を眺めることができた比良山系縦走。 
そこそこ満足できたので、次は、雪の時期に戻って来ることにします!
2014年07月28日 12:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/28 12:13
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) ライター(1) ナイフ(2) 保険証(1) 飲料(6) ティッシュ(1) 三角巾(1) ファーストエイドキット(1) タオル(3) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) スパッツ(2) 手袋(2) ストック(2) ビニール袋(3) 替え衣類(3) 防寒具(1) ザックカバー(1) クマよけ鈴(1) 食器(3) 水筒(2) 時計(1) 非常食(3) テント(1) グランドシート(1) テントマット(1) ランタン(1) コンロ(1) ガスカートリッジ(2) カメラ(1) ハイドレーション(1)
備考 *標高1,000m程度、7月末の真夏でもあり、シュラフの代わりにダウンのジップアップフーディーと複数の予備パンツで凌げるかと思っていましが、暴風雨状態となって予想以上に冷え込んで少し寒い思いをしました。やはりテン泊にはシュラフか毛布が必需品だと思いました。
*ガリバー側からなら標高差も少なく、多少ザックが重くて大丈夫だろうとタカをくくってしまい総重量25キロ超での歩荷の亀足となって疲労困憊しました。
(いざという時の備えと思い詰め込んだ水分7キロ、食糧3キロは多すぎでした。)

感想

比良山系縦走第3回目にしてようやく琵琶湖の眺望を楽しむことができました!

先週から天気予報を確認して、比較的安定している季節だから
キャンプも大丈夫だろうと、夏休みを取って準備万端整えていたところ

前日になって、何故か急に曇りや雨マークが出てガックリ。。。

とりあえず、朝もう一度確認しようと思っていたら
降水確率30〜40%(午前、午後共)とのこと

今回の目的は、初めてのテント泊での縦走と満天の星空を眺めてみたかったから

先日も雨で断念したところだったので、なんとか実現させたいと
あまりに悔しいので、ダメ元で登山口まで行ってみるつもりで家を出たものの

現金を持ってくるのを忘れたのに気付き、ATMに走るも
乗継の駅で電車に乗り遅れ、それならばと予備の食糧をもっと買おうと
エキナカのスーパーに立ち寄り物色。

1日2本しかないバスの2本目に乗車しました。

初テン泊の縦走で、水と食料が一番の心配事!
用心のために詰め込みすぎてしまいました。(推定重量30キロ弱)

腰ベルトの位置決めが甘かったのか、重量を腰で受けることができず
肩と臀部で受けてしまい、痛くて数歩歩いては立ち止まることになってしまいました。

歩き始めてから、何度か調整を繰り返し、
なんとか休憩をしながらも歩けるようになったところ

目の前に、一部が崩落してお助けトラロープのある箇所が現れ

両手でトラッキングポールを持ってたらロープが握れないな!と
片方のポールを外して、持ち替えようとしたところ、

ポトリと落として崩落面をズルズルと滑ってゆきました。

まだ、歩き出したばかりの大擂鉢手前でのこと

『もしかして、神様から根性を試されてるのかな?』と思いつつも

ここで無理するところじゃないだろうと思い直し
諦めて、1本だけで登ることにしましたが・・・

改めて、トレッキングポールのありがたさを痛感させられちゃいました!



テントの設営は、八雲ケ原と決めていたのですが
「あんまり沢山のパーティーが居らたイヤだな〜」と思っていたのに

なんと、ダーレもいなくて拍子抜け!

空の雲の動きを見てみると、あまりの速さに
『これは気圧の移動で、今夜は荒れるな』と想像。

フッと頭に浮かんできたのが、以前ヤマレコで知った展望台跡の存在でした。

ならばと、北比良峠に移動して、高台にある建物を見つけて
そこそこの雨風は凌げるだろうと、あえて建物の中にテントを張り

運が良かったら夜中に起き出して”満天の星空が眺められるかも♪”と
夕食を済ませて早々と寝込んだのですが・・・

夜の8時頃から風が強くなりだし、台風並みの横殴りの暴風が
建物内にも吹きすさび、ペグを刺さずに石だけで固定していたテントが
いつ持ってゆかるかと、ハラハラドキドキしながら過ごしました。

翌日、縦走路を歩いてみると、琵琶湖に面した木々はほとんどが
風に吹かれて枝が地を這うような形になっているのに気付き

考えてみれば、琵琶湖からほぼ垂直のように
標高900〜1,000m前後の峰が続いていることを考えれば
”さもありなん”と思った次第です。

好天に恵まれ、おだやか風の流れる涼しい高原で
夜には満天の星空を眺めながら、物思いに耽る。

そんなひとときも、とっても羨ましいですが


逆境にあってこそ、また失敗から学んでこそ
安穏とした普通のありがたさ、大切さを知るわけで

こんなのもありだよな。 むしろいい経験をさせてもらったよな。

と、いつもながら自分の都合の良いように考えているところです。

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コメント

ゲスト
なんだか、キビシータイトルに吸い寄せられてしまいました。
singlestep さん、こんにちはっ。
あっ、落としたトレッキングポール、ぜひとも拾って欲しかったぁ。
30kgで、トレッキングポール無しは、キツかです。
私なら、絶対拾いにいくところでした。

1日2本しかないバスの2本目
うぅーっ、貴重でしたね。

ハラハラドキドキの爆風に。
いろいろあったようですが、これも良き思ひ出ですね。

>逆境にあってこそ、また失敗から学んでこそ
>安穏とした普通のありがたさ、大切さを知るわけで
>こんなのもありだよな。 むしをいい経験をさせてもらったよな。
これは、心に響きました。
2014/7/29 17:03
Re: なんだか、キビシータイトルに吸い寄せられてしまいまし...
naminoriさん、コメントありがとうございました♪
トレッキングポール、ホントにショックでしたヨ〜

いつも非常用にカラビナとザイルもどきのロープ等を持ってるので
それを使ってなんとか拾えないかな?とも思ったんですが

なんせ、その場所に来るまででもヒーヒー言っていたので
『コリャ無理だな!』とアッサリ諦めちゃいました(^^;)

また補充しないといけないので、痛い出費となりそうですが
しっかり学習できたと思います(笑)

それはそうと、naminoriさんのレコを読ませてもらってからは
比良山系を歩くたびに、もしかしてここらをヤブ漕ぎやルーファイして
たとこなんかなぁ  と想像しながら歩いてるんですよ〜

naminoriさんとは、体力や技能に差がありすぎて
尊敬するばかりなのですが、釈迦に説法と思いつつ

くれぐれもお気をつけて  

これからもレコ楽しませていただきますね〜
2014/7/29 19:24
うわぁ、修行ですねぇ!
こんばんわ。singlestep さんのレコを拝見して、わが身の軟弱さが身にしみました
私的には比良は春秋の好天時に、軽装で歩く場所です!

ポールは残念でしたね。
どなたかに救出されて、ガリバー旅行村にでも届いている可能性はないかしら
2014/7/29 22:33
Re: うわぁ、修行ですねぇ!
nekoさん  コメントありがとうございま〜す

今回のガリバー旅行村からの ルート
先日のnekoさんのレコを見て決めちゃいました〜! 

公共交通機関 でのアクセス情報
とっても的確で、いつも重宝させていただいてるんですよ〜

さて、今回の修行(?)もなかなか楽しかったです(笑)

なんか、独りで山歩きするようになってから
知らない間にすっかり”どM"になっちゃったみたい

次回の比良は、また琵琶湖バレイが冬季前の休業時で、且つ雪が降り始めた頃を狙って
できればまたテン泊したいな〜って考えてるところです

凍えそうになりながら、熱々の鍋や、ケトルに入れたブランディーで身体を温めて
下山後には日帰り温泉 も楽しめそうだなっていまからワクワクしちゃってます
2014/7/30 11:22
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