日光/外山


- GPS
- 02:48
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 306m
- 下り
- 421m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 道標はほぼ皆無だが踏み跡は明瞭。 ◆登山ポスト 周囲には見当たらなかった。 |
写真
感想
稲荷川を挟んで山内を見下ろす形の良い外山に湘南に帰る日に駅までの帰路のついでに登ってきた。鉢を伏せたような形のように高度は無いけれど急登でPCやらディスプレイやらコーヒーミルやらハイキングと縁が無い荷で重いザックを背負うと、まあ良いトレーニングと言う感じ。外山も良いけれど紅葉が良い季節、ちょっと違う登山を楽しめました。
安良沢から国道沿いを下って行く道すがらも結構良い紅葉の風景が楽しめた。数日前は見頃はいろは坂と言われていたけれど駆け足で下って来た印象だ。山内も結構美しく色々な色に染まって来ている。朝8:30頃にも関わらず東照宮の駐車場は8割方埋まっている様子だし今日も日中の渋滞は激しくなりそうだ。日光の人に言わせると風物詩らしいし、昨日入った蕎麦屋の主人はそれが帰って来たと嬉しそうに話してくれた。確かにここ2-3年を考えると渋滞の不自由ささえ帰ってきた日常の嬉しさに繋がるのかも。
山内を歩き稲荷川橋を渡り左岸の道路を登って行く。住宅地に入って二筋目に外山登山道と言う道標があり右折して杉林を目指す。小沢に沿い橋を渡ると鳥居が眼前に立ち登山道の始まりだ。鳥居を三つ潜ると勾配も強まりまたしばらく歩くと四つ目の鳥居に出合う。足元には火山岩の山肌が見られる。登って行くと五丁、六丁と石標があり、その次は再び鳥居。鳥居も石標も同じと見るならば七丁か。そこからは石標も鳥居も見ることは無い。林相も徐々に広葉樹の割合が増えて来て色鮮やかさが出てくる。手摺りが出て来たらもうすぐ山頂のお社だ。お社の前にはリフトのラインが麓まで引かれている。麓から見るとこのラインから左側が広葉樹林、右側が針葉樹林と言う感じだった。
お社からは南に展望が開けていて鳴虫山の山並みが真正面に望める。お社から北側に少し行くとそこが真の山頂らしく三角点もあり、今度は北側に大展望が広がっている。正面に女峰、赤薙が望めるのだが残念ながら今日は雲が掛かっている。更に左の方には男体山も。石仏や祠も多数あり行者の修行の場であったことを思わせる。しばし雲が動くことを期待して待ってはいたが変わりが無いので下山することにする。標高差300m位なので下山はすぐだ。沢を渡ると一人山に入る人に出会ったけれど外山で会ったのはこの一人だけだった。そう言えば10年前に来た時も誰にも会わなかったっけ。
トランジションの間のエクササイズとしては格好な山だし展望が良いのでそう言う日に登るのも十分にありだな。昔の行者はここから女峰を逍遥したのだろう。そんな気分になれる場所かもしれない。
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