前掛山（浅間山）

2022年11月03日(木) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,266m
• 下り: 1,239m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 0:49
• 合計: 8:14

距離 14.0km 登り 1,270m 下り 1,267m

5:34 高峰高原ビジターセンター
5:41 5:42 車坂峠
5:56 5:58 車坂山
6:17 6:18 コマクサ展望台
6:53 6:54 槍ヶ鞘
7:02 7:03 トーミの頭
7:43 湯ノ平分岐
8:00 8:03 賽の河原分岐
8:48 8:49 立入禁止告示板
9:07 9:19 前掛山
9:32 9:33 立入禁止告示板
10:37 10:38 賽の河原分岐
10:50 Jバンド取付
11:05 11:16 Jバンド
11:20 11:23 鋸岳
11:26 Jバンド
11:35 虎ノ尾
11:48 11:57 仙人岳
12:09 12:10 蛇骨岳標柱
12:17 蛇骨岳
12:41 黒斑山
12:55 12:56 トーミの頭
13:48 高峰高原ビジターセンター
13:48 ゴール地点

トーミの頭から草すべりを下り、湯の平の樹林帯を抜けて前掛山に取り付いたら気象は一変しました。西斜面を斜めに真っ直ぐの登山路は、強風と滑りやすい足元に気を使いました

天候

晴　風やや強い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小諸からチェリーパークラインで車坂峠まで約30分、カラマツの紅葉がきれい

コース状況／危険箇所等

草すべりとJバンドは用心に越したことはありません。その他の登山道は特別危険なところはありません。

10月26日に初冠雪があり、車坂峠から槍ヶ鞘に至る「表コース」の林間と、前掛山の頂上付近に雪が残り、氷になっているところがありました。この時期、風と気温でコンディションが大きく変わるので軽アイゼンを携行したほうが良いです。

噴火は前触れなく始まるとの注意がありますが、登山者のヘルメット着用率は低いです。感覚的には1割程度。

写真

11/2 15:58

前泊した小諸で見つけた昭和デザインのビル

11/3 5:55

表コースを行きます。東の空が明るくなってきました。富士山が見える

11/3 6:15

振り返って霧ケ峰高原と篭ノ登山

11/3 6:36

雪が残り滑りやすい

11/3 6:53

樹林帯を抜けたら槍ヶ鞘。突然、眼前に浅間本峰がドーンと姿を現します

11/3 6:56

ロウソクのような奇怪な岩を見てトーミの頭を登ります

11/3 7:03

トーミの頭から、

11/3 7:03

朝日が当たる黒斑山、蛇骨岳と続く第一外輪山の稜線

11/3 7:11

草すべりを下る途中、トーミの頭の絶壁

11/3 7:12

草すべりを慎重に下ります。前方は剣ヶ峰

11/3 7:42

湯ノ平分岐。左へ進む

11/3 8:16

前掛山の登りから、鋸岳とJバンド（ルート名？）

11/3 8:44

北に四阿山。その向こうに双耳の雨飾山、焼山、火打山、妙高山

11/3 8:45

前掛山山頂に続く第二外輪山の稜線に出ました

11/3 8:49

11/3 8:56

前掛山の頂上はもうすぐ

11/3 9:05

前掛山山頂

11/3 9:05

11/3 9:11

富士さん望遠

11/3 9:06

お釜はどうなっているのかな。最高点は右奥です

11/3 9:06

鹿島槍、五竜、唐松、白馬三山。今日は天気がいいけど風が強い

11/3 9:10

前日に登った志賀笠ヶ岳がポッコリと。右の台形は横手山

11/3 10:44

湯ノ平に戻り第一外輪山を登り返す。大きな岩壁に圧倒されます

11/3 11:17

鋸岳の山頂から

11/3 11:17

嬬恋の黒い畑

11/3 11:17

白から黒のグラデーションが美しい

11/3 11:36

トーミの頭まで縦走

11/3 11:50

仙人岳から

11/3 12:53

八ツの向こうは、甲斐駒、仙丈でないか?！

11/3 13:36

復路は中コース

11/3 13:48

ビジターセンター前の駐車場に帰着

撮影機器：

ILCE-6000 SONY

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

1000ml水筒 ペットボトル水 ゼリー飲料 行動食 トレッキングポール 雨合羽 ソフトシェル ライト 紙地図 コンパス メモノート・ペン リップクリーム 日焼け止め キズテープ テーピングテープ バンダナ ウェットティッシュ 一眼カメラ バッテリー・給電ケーブル スマートフォン 登山靴 帽子 サングラス 手袋 防寒手袋 登山ズボン 長袖シャツ 長袖アンダーシャツ 厚手靴下 マスク 腕時計 財布・免許証・保険証 ザック30L ヘルメット

感想

猿山ペン太

昨年8月に噴火警戒レベルが2から1に引き下げられ、第一外輪山の黒斑山辺りまでだった入山規制は解除されました。最高点の釜山から噴火口をのぞいてみたいですが、今も最高点へは行かせてもらえず登山は第二外輪山の前掛山まで。

しかし、異惑星の様な荒涼とした景色は前掛山で十分満喫できました。また、第一外輪山から見た姿は、初冠雪の雪がガリーに解け残って白いスジを引き、とても美しかったです。

浅間は生きているので、どこか人間的な親しみを感じます。周りに時々乱暴をはたらく短気者でありながら、地域風土の育ての親とも言えます。第一外輪山の鋸岳山頂から北側の裾野を見下ろしたら、黒い土の大地（火山灰の黒ボク土）が広がっていました。土壌の恵みをうけた高原野菜の収穫が終わり、トラクターが耕した後の畑です。

昼ごろ黒斑山山頂には、家族連れの姿がちらほら見られました。車坂峠から中コースをたどれば、黒斑山の往復は手ごろなハイキングで、途中トーミの頭から間近に見る大きな山体は感動的です。地元の方々にとって、朝な夕な眺める浅間山は一度は登る自慢のお山でしょう。