燕岳 新雪の稜線でテント泊


- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,455m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:40
天候 | 11/2(水)晴れ ほぼ無風 11/3(木・祝)晴れ 微風→強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ナビは「中房温泉」で設定。宮城ゲートからは12キロの林道。 すれ違い幅のある場所は多いと思うが すれ違い車両が非常に多いので注意。現在、凍結などはなし。 中房温泉そばの登山口市営駐車場は第1、第2、第3。100台位。 季節柄、平日で、満車にはならず、到着時、第1もまだ空き有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 中房温泉の登山指導所にあり。 <中房温泉〜合戦小屋> ツヅラ折れの登りが合戦小屋まで続きます。 第1、第2、第3、富士見の各所ベンチはだいたい30〜40分刻み。 広く、また休憩に適した位置に配されてます。 第1ベンチ下部の水場は湧き出す清水。 <合戦小屋〜燕山荘> 合戦尾根の頭までは尾根芯の南を、頭からは北をトラバース。 晩秋・初冬も同様の夏道。合戦尾根の頭から雪あり。 通過時刻や天候でここから滑り止めが必要となる。 鎖場・岩場がやや踏み固めと凍結で危険です。 <燕山荘〜燕岳> 風が強くなるので風対策を。雪とサリサリ土のミックス。 雪は飛ばされる為、多くない。夏冬とも同じルートを行く。 通過時刻や天候で滑り止め要。冷え込めば雪無くても地面凍ります。 <合戦小屋> 山小屋ではなく売店。非水洗トイレ200円。 <燕山荘> 売店・軽食営業あり。小屋・テント場共に2022年は予約制。 テント泊1名1泊2000円。トイレ代込。トイレは小屋内を利用。 水は有料玄関ホールで1L200円で販売。 テント場はサリサリ土で夏場は石固定中心の様子。 私は石とアルミペグ利用。風は当たりにくい地形。 |
その他周辺情報 | <下山後の入浴施設> 安曇野市「有明荘」大人700円。燕山荘宿泊で100円割引券あり。 https://www.enzanso.co.jp/ariakeso |
写真
感想
新雪の燕山荘でテント泊して燕岳登って来ました。
ロケーションのいい燕山荘、夏は予約でいっぱいです。
雪でもギリギリテント泊出来る時期と狙って訪問しました。
前日は雨。そのためか朝は濃霧。
日が出はじめて霧は晴れ、まぶしい青空の下、出発です。
荷の重さと言うより雪懸念でのウエアリングで動きにくく、
ステップの大きい合戦尾根はなかなか厳しいものでした。
雪は合戦尾根の頭付近からようやく見えるようになるも、
気温の上昇でシャビシャビのとこも多く、
もちろん、踏み固めや凍結もあったのですが、
自分は滑り止めは使わないまま燕山荘に到着しました。
燕山荘からは北アルプスの大パノラマ。
眺めを楽しんでからテント設営して燕岳に登頂です。
アイゼン装着してます。テント場から富士山が見える贅沢稜線。
その後、雪上テントで午睡を楽しんだあと、夕日を見に。
夜、風はないのもの冷えで眠りにつきにくかったですが、
身体の位置取り次第のようで。結果、よく眠れたように思います。
睡眠欲と食欲だけはいつどんな時にも欠かさないので丈夫です;
時々目が覚めて、見える街明かりの夜景や星空が綺麗でした。
そして、朝、気づいたら空が染まり始め、急いで朝日を見に。
モルゲンには染まらなかったけど、とても綺麗でした。
テント撤収し、下山開始です。この日は強風暴風予報。
さくさく撤収して、さくさく下ります、が
時刻的にもルート的にもアイゼン必須で不安なく危険箇所通過。
下るたび上空の風の音が強くなるのでいい時刻に出れたみたい。
登りはウエアリングでキツかったスタンスも
下りは合戦小屋で剥いたので無理なく快適に歩け、無事下山です。
このシーズン、はじめて夕日、星空、朝日が全て見られて、
充実したテント泊となりました。空気も澄んで風景も綺麗ですし。
雪山に向けての耐寒トレ体力トレという面もありましたが、
そちらもなんとかクリアできそうで、本格的なシーズンが楽しみ。
そして、この山行、風の不安もあり早く下山したことで、
麓の紅葉ドライブが楽しかったのは嬉しい誤算となりました^^
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