甲州アルプスオートルートチャレンジ 52km
- GPS
- 06:41
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,196m
- 下り
- 2,118m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 10:42
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今年、マラソン練習の一環として、取り組み始めたトレランの今年の集大成 甲州アルプスオートルートチャレンジを迎えた。
出る種目は、リリールート(52km)。前日車中泊して時間余裕作って会場入りしたにも関わらず、着替えとトイレでもたつき、定刻にスタートラインに並べず、数秒遅れて最後尾からのスタートだった。中間地点の小金沢山までは、脚に余裕持たせてと考えていたにも関わらずスタート遅れが要因で気持ちが焦った。
最初の尾根 恩若峰を超えた辺りから自分のペースを意識して走れる状態となる。また恩若峰以降、赤や黄色の紅葉が朝日に照らされて輝いており、前半の登りの苦しさを吹き飛ばしてくれる。岩やロープを掴みながら登った源次郎岳から見た富士山の眺めに、オーの雄叫びを出したくなるし、また本大会を選択した事、天気に恵まれた事を嬉しく感じた。欲を言えば、富士山にもっと雪が被って居て欲しかった。
下日川峠では熊笹の中をシングルトラックで走り易いルート。上日川峠からは本ルートの最高地点の小金沢山までの登りが始まる。試走を行なっていた事が、ペース配分に活かされる。静岡から来た水曜日練習会のご夫婦をペースメーカーにして、フルーツ農園エイドまで抜いたり抜かれたりする。
石丸峠に上がり、後方を振り返ると大菩薩湖が青く浮かび上がり、その遠方に蒼く山肌の見える南アルプス連峰が甲府盆地を形作って存在している。ここから牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは、富士山を眺めながら熊笹、小金沢山の檜林を抜いながら走る。小金沢山の山頂では、雲海に浮き上がって聳え立つ富士山を眺める事が出来て、また今日この天候で走れる事に喜びと感謝した。牛奥の山頂では、富士山の山頂は見えるが8合目ぐらい迄雲が存在していたので写真取る事なく、先を急ぐ。ここからすずらん昆虫館過ぎの分岐までは降りとフラットロード。昆虫館過ぎの登りから、下日川峠までを心拍数140以下で走る計画を持っていたのに、garminの設定が正しく行えず機能しなかった。
下日川峠を過ぎて、本レース楽しみの一つシャインマスカット食べ放題の深沢峠エイドに到着、本エイドは200m程折返しとなるので、道中競って先を行かれたランナーと遭遇するので自分を奮起させる事が出来た。シャインマスカットを両手に貰い、トイレ休憩を省略し、これから後半の走りに気合いを入れて前のランナーを追い掛ける。キリガ尾根迄の沢降りしと沢を渡ってからの登り返しは試走で心が折れた箇所であったが、レースでは集中して走るので苦痛少なく、前のランナーをペースメーカーにして走れた。キリガ尾根からマロニエエイド迄の下りは、最初は紅葉した林の中で気持ち良いが、途中から檜林の中を葛折りのごとく長く、脚の親指爪が内出血し、膝周りにも筋肉痛を感じた。マロニエエイドまでの後半を、フルマラソンの後半の追い込みで駆け降りた。
その反動が、ラストの登り恩若峰までのルートで出て、今回一番へばってしまった。持っていた補給食で回復を図りながら、追い越されたチャレンジルート選手の後に食い下がる。恩若峰の分岐にいたボランティアさんに、降り2kmロード4kmの声援を受けて自身の奮起を促す。
降り500m程したら補給食の効果が現れ、徐々に走る事が出来た。ロードに入り兵庫県から来たクレーシャーの選手と会話しながら、PM 5時までにはゴールしたいねと2人でリズムをつかんで進み、運動公園のグランドネットが見えた時、5時前に完走出来そうと実感して喜びが出てきた。そしてPM 4時46分にフィニッシュテープを頭上にかざす事が出来た。
ゴール直後の豚汁が美味しかった。
目標タイム11時間以内をクリア出来た事も喜びを大きくした。次は70kmぐらいのレースに挑みたい。その前に、東京マラソンで3時間30分以内達成だ。
ヤマレコの記録は、途中ログ停止状態にあり、記録が正しく取れなかった。
大会スタッフ、ボランティアの皆さん大会運営有難うございました。
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