黒斑山・蛇骨岳

2022年11月06日(日) [日帰り]

• GPS: 04:09
• 距離: 7.5km
• 登り: 568m
• 下り: 553m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:49

距離 7.5km 登り 572m 下り 568m

6:03 車坂峠
6:16 6:22 車坂山
6:42 6:43 コマクサ展望台
7:18 槍ヶ鞘
7:33 7:39 トーミの頭
7:56 8:02 黒斑山
8:28 蛇骨岳
9:13 9:18 蛇骨岳標柱
9:21 蛇骨岳
9:46 黒斑山
10:07 トーミの頭
10:52 高峰高原ビジターセンター

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

【下山後温泉】
今回の下山後温泉は高峰温泉にお邪魔しました。雰囲気のいい人気の高原の温泉宿です。立ち寄り利用できる男女別内湯は、浴槽が二つに仕切られていて片方がぬるめの掛け流し、もう片方が源泉投入しつつの循環使用です。シャンプーや石鹸の使用はできません。
高峰温泉訪問レポ
https://hashigoyu.com/onsen/takamine177/

写真

ビジターセンター駐車場から「表コース」を歩きました。雲海が朝陽に照らされて綺麗でした。表コースは展望の良い場所が多くて、なかなか足が進みません。

近くの存在感あるこの山は？？八ヶ岳かなぁ？相変わらず山座同定は苦手です。

登山道の植物に霜がついて真っ白けっけ。

植物も寒そうです。

一面の雲海が徐々に後退して、裾の落葉松林が見えてきました。

リスが食べた松ぼっくり。パイナップルみたい。

表コースのクライマックス。シェルターを過ぎると目の前に浅間山が現れました。これです、これが見たかったんです。

トーミの頭に向かいます。左に見える登山道をどんどん登っていきます。帰りはここがドロドロに滑って大変でした。

この煙突のような形の岩には何か名前がついているのかな？

本当に綺麗な山だな〜。

蛇骨岳です。両側がまったく違った景色の広がる絶景で、スペースが比較的広めなのでここで大休憩しました。次は蛇骨岳から先へも行ってみたいな。

太陽の加減で浅間山の色がどんどん変化しました。この浅間山は浮世絵みたいです。

浅間山をアップで。

前掛山を歩くハイカーさんたちが見えました。前掛山のみなさん、ヤッホー。

雲海がだいぶ減って来ました。

浅間山の裾に広がる森を見ると、湿原？のように点在する沼が輝いていました。

歩いて来た道。

これから帰る道。どちらも絶景なり。

朝は凍って歩きやすかった道が、陽当たりのいい場所はドロドロ。

黒斑山の天然落葉松。

保護されています。

下山すると満車でした。朝6時頃はけっこう空いてたのに。いつころ満車になったのかな？

2022年11月6日時点での駐車場とトイレに関する掲示。(※最新状況は現地に問い合わせを)

ちなみにビジターセンターのトイレは清潔でハンドソープも設置され、暖房もきいて快適でした。

下山後温泉は昔も今も変わらぬ大人気の高峰温泉です。画像をお宿にお願いして撮らせていただきました。お宿のスタッフさんも楽しい方で、ここはぜひ泊まってみたいです。シャンプーや石鹸は使えません。

高峰高原から市街地へ続くチェリーパークラインです。

落葉松の黄葉が見ごろでした。

ほぼ無風の晴天、いい日に来られました。いつもこうだといいのになぁー。

ヘマした。文字を白にしたらヤマレコのロゴが見えなくなった。後からやり直しきかないのかな？

感想

わさかじ

浅間山を近くで眺めたくて登った10月の前掛山で「おやぁ？近すぎて逆によく見えないぞ？」ということが判明しました。そこで今回は浅間山の山容がよく見える黒斑山(とその先の蛇骨岳)に登ってみることにしました。コースは車坂のビジターセンター駐車場から表コースを上りに使い、下りは中コースを歩きました。

黒斑山は数年前に登ったことがあるんですが、どんなだったか記憶がほとんどありません。歩いているうちにようやく「そうだ、こういうところだった」と思い出しました。表コースから黒斑山・蛇骨岳まで絶景の連続で、景色を眺めてばっかり、写真撮ってばっかりでぜんぜん足が進みませんでした。(ただでさえ足遅なのに)

表コースは眺望が開けるところが多く、そのたびに雲海の向こうに富士山や北アルプスが見えました。中コースは薄暗い樹林帯が大半でしたが、静かな森歩きが楽しめました。

登山道は朝のうちは土が凍って固まっているところが多く歩きやすかったです。念のため滑り止めも持って行きましたが使用しませんでした。蛇骨岳で大休憩の後に下山を開始したんですが9時30分頃で陽当たりのいい場所はもう土が融け始めてドロドロになってました。一番キツかったのがトーミの頭から中コースへの下りのドロドロです。ローション芸のように滑る滑る。さらに泥が小麦粉を水で溶いた「天ぷら衣」みたいに、どんどん靴に着く着く。ずるっとコケそうになってとっさに掴んだ針葉樹の幹のトゲトゲがブスッと刺さる刺さる。どちらさまも、どうぞご安全に。

今回は初めて蛇骨岳まで行ってみましたが、爽快な大展望でとても良かったです。次回はもっと先に足をのばしてみようかな、と思いました。体感的にはほぼ無風、思ったほど寒くなく、空は抜けるような青空の大晴天で、大大満足の山行でした。