思い通りにいかない日の山登り

2022年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.9km
• 登り: 670m
• 下り: 531m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 0:09
• 合計: 5:06

7:25 高尾駅
7:53 7:53 高尾山口駅
7:57 7:57 高尾山・清滝駅
8:43 8:43 稲荷山
9:17 9:19 高尾山
9:50 9:50 一丁平展望台
10:07 10:13 城山
11:50 11:51 小仏峠
12:13 12:13 小仏峠入口
12:31 小仏バス停

▼ヤマレコアプリ使用せず、写真の撮影時間から到着時刻を記入しているが、ほぼ正確と思われる。
▼小仏城山から小仏峠までやたら時間がかかっているのは、途中で飯をたいてい方から。本来なら休憩時間の含まれるべきところ、山行時間に含まれてしまっている。炊飯に要した時間はどんなに少なく見積もっても45分以上はあったと思われ、ほぼ間違いなく1時間以上は費やしている

天候

曇り、正午近くから少し晴れたかな、でもその後また雲が多くなり陽射しは弱かったかなかったと言う印象

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
電車：最寄駅 → 高尾駅

【復路】
バス：小仏BS → 高尾駅北口BS
電車：高尾駅 → 最寄駅

コース状況／危険箇所等

特筆事項なし

その他周辺情報

サイゼリアはいいねえ。

写真

11/5 7:25

1. おはようございます。高尾駅北口に来ています。本当は奥多摩に行く予定が、朝起きた時やる気が出ずに1時間寝床でウダウダしてしまった結果、行先を高尾に変えました。

11/5 7:53

2. 取り合えず高尾山口駅まで歩いたが、まだどこに行くのか決まっていない。途中ザックのサイドポケットに差し込んでいたペットボトルの蓋が緩み、水漏れ。サックや服が濡れて、モチベーションダダ下がりしています。

11/5 7:57

3. ケーブル駅着。早くも待ち行列を整理する人が配置されている。今日も混むのでしょう。今思えば、高尾山のケーブルカーなんか、小学生の時以来乗っていないのだから乗ってみるのも手だったなと少しだけ後悔している。

11/5 7:58

4. 特に目的もないまま、なし崩し的に稲荷山コースを選択した。

11/5 8:35

5. 敢えてゆっくり上っています。美しく姿勢よくゆっくり登るのは、実は体幹が強くないと上半身がグラグラして難しいことを嫌というほど思い知らされる。

11/5 8:43

6. 稲荷山着。あれ？ここって東屋ではなかったっけ？
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2030787&pid=0147d1341f34ed8879d17cb86b8db123
やっぱり東屋だった。なんで屋根を撤去したんでしょうね？

11/5 9:08

7. なんかさっきからずっと木製階段が続いている。以前稲荷山コースを使った時（2019年9月）にはなかったと思う。比較的新しいのかな？路面保護のためには仕方ないのでしょう。

11/5 9:13

8. 6号路と同じような階段を昇ります。よく考えたら、この階段使うの初めてかも。だから・・・

11/5 9:17

9. 稲荷山コースの最終地点が、ほぼ高尾山山頂付近に出ることを知って、軽い感動を覚える。

11/5 9:18

10. 富士山はおろか、蛭ケ岳すら雲に覆われていて見えない、本日はそんな天気の様です。

11/5 9:19

11. 山頂に登るつもりなかったけど、登ってしまったからには撮影しておきましょうかね。この頃よく来るなあ。今年だけでもう3回も登っている。

11/5 9:38

12. なんとはなしに小仏城山に向かうことに。そしてなんとはなしに紅葉を撮影する。予想していたけど、今日の天気では日光不足でこんな仕上がりにしかならないよね。

11/5 9:39

13. 晴れていたら結構良い写真だったかもね。

11/5 9:50

14. 目的なく一丁平の展望台に到着。展望台なのに展望がないのはこれ如何に？

11/5 9:50

15. 写真14地点からほんのちょっと左にずれると、大山は見えるみたい。こんな曇天なのに雨降り山の異名を持つ大山が見えるのは意外だった。あと仏果山なんかも見えているのかな？

15-2. まあ模範解答は、こんな感じです。

11/5 10:03

16. 秋の階段。撮影人知らず。遠い将来、電子データがかつて生きていた人間の当時の息づかいを伝えることがあるのだろうか？古典の授業の題材になっていたりするのだろうか？

11/5 10:07

17. 目的もなしに小仏城山についたけど、山頂にとても鮮やかに赤く紅葉している木があったので撮影してみる。

11/5 10:10

18. どんなに鮮やかな紅葉でも、やはり日光不足で残念な仕上がりにしかならないけどね。

11/5 10:10

19. スマホのカメラだとこの程度にしか仕上がらないのか…

11/5 10:11

20. 私が技を知らないだけなのか…

11/5 10:11

21. どっちにしろ写真は残念な具合にしか仕上がらないけど…

11/5 10:11

22. この瞬間、ある条件ではこう見えた風景があったという事実は不変だ。

11/5 10:13

23. 小仏城山を後にします。

11/5 10:46

24. 小仏峠手前にある相模湖が見えるベンチで、少し早いけど昼食の準備に取り掛かる。出がけに米一合を水に付けて持参している。風防も持ってきた。準備は万端、焼き鳥缶による炊き込みご飯に挑戦。

11/5 11:09

25. 固形燃料が燃え尽きたあと、15分程度の蒸らしも完了。最初は、今回もうまい具合に炊き上がったと思ったんだけど・・・

11/5 11:12

26. 全然ダメ。大失敗。芯が残りまくり。燃料が劣化していて、火力が弱かったのだと思う。水もずいぶん残っていることがお分かりになるかと。そして焼き鳥に少し生臭さを感じる。いろいろ課題が残りました。

11/5 11:50

27. 炊飯大失敗という失意を抱えて小仏峠に向かう。登山詳細地図を販売していたので、どうしてアプリ版の販売が止まっているのか？或いは、要倉山近辺はなぜ出版されないのか？質問した。事情はよく分かりました。ありがとうございました。

11/5 11:51

28. 小仏峠を通過するときは、かならず撮影しないとね。あやうく撮影し忘れるところだったが、慌てて引き返して撮影した。

11/5 12:13

29. 小仏峠から下山しました。ヤゴ沢林道、工事しているみたい。再開通してくれると嬉しいですね。

11/5 12:31

30. 小仏BS着。丁度バスが来ていたので飛び乗った。

11/5 13:18

31. 胸が不完全燃焼感で一杯だったので、また高尾駅南口のサイゼリアに来てしまった。

11/5 13:24

32. 今度は2000円を超えない様に気を付けるつもり。かなり残したとはいえ、一回昼食食べているからねえ。カロリーの摂取過多は避けたいところ。

11/5 13:28

33. ビールからワインに切り替えたので…

11/5 13:51

34. イカ墨パスタを頼んだ。レシートもらい忘れたのでエビデンスないけど、1500円でした。前回より進歩したということで。

11/5 14:20

35. でもね、前回より控えめにしたとはいえ、昼食とっているからなあ、やはりカロリー取りすぎたという罪悪感から逃れることができなかったので…

11/5 14:22

36. また初沢山に登って少しでもカロリーを燃焼させてから帰宅することにした。

11/5 14:26

37. 写真36から石段を登り切った後、気が付いた。左手に何かあるので行ってみたら…。今回初めて知った。菅原道真公も祀られていたのね。

11/5 14:40

38. 山頂着。まだ15時前、このまま帰ったら、帰宅が早すぎて、女房から予定が狂うとクレームがつくこと必至なので、少し山頂で時間をつぶすことにした。

11/5 14:54

39. 山頂でレジャーシート敷いてごろ寝。見上げた空を撮影した。御覧の空模様なので陽射しはなく少し肌寒いうえに、驚いたことにまだ蚊がいたので、居心地はよくなかった。

11/5 14:57

40．山頂に咲いていた花を撮影。これはコウヤボウキではないか？と思い花アプリで確認。正解だった。山座同定といい、花の同定といい、アプリがあれば出来るというべきか、アプリがないと何も出来ないというべきなのか？文明の進歩なのか？個の能力の低下なのか？世の中の流れには逆らえないとはいえ、難しい。

11/5 14:57

41. 撮影した動機不明。全く覚えていないけど、記録として削除せずにアップする。今回の様な何もかも中途半端で、不完全燃焼感漂う山行の締めくくりに寧ろふさわしい写真かもしれない。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

A93Ot4MFH

▼生きていると、思った通りになることのほうが圧倒的に少ないことは、この年になると嫌というほどわかっているつもりだったけど、この日の山行ほど思い通りにいかなかった日はなかったかも。
・朝、4時前にきちんと起きたけど、なぜか気乗りせず布団の中でグダグダ1時間ほど過ごす。折角前日から準備万端だったのにねえ。
・このまま山いかなかったらきっと激しく後悔するからと、自分に言い聞かせて予定より1時間遅れで自宅を出発。行先も奥多摩から高尾に変更した。乗換駅にて、タッチの差で電車を逃す。計画変更で、もはや乗らなければならない電車などなかった筈だけど、15分くらいのロスが途方もなく大きく感じてモチベーションが低下する。
・高尾駅に着くけど、目的地は決まっていない。とりあえず高尾山口駅まで歩こうかとなり、チンタラと歩き始める。途中なんか腰回りが冷たいなと感じ、ふと目をやると、ズボンが濡れている。ザックから水漏れか？と一瞬思ったが、サイドポケットに入れておいた水筒代わりのPETボトルの蓋が緩んでどこかで紛失したみたいで、ボトルの中に半分くらいの水しか残っていなかった。結構な水を下半身にかぶった模様。濡れたズボンの色が変わっておりちょっとみっともない。ザックも結構濡れている。なけなしのモチベーションがゼロになる。
・炊き込みご飯を食べることだけが唯一の山行を続けるモチベーション。どこで飯を炊くべきか、適当な場所を探す。高尾山・小仏城山間でいい場所があればと思ったけど、先客がいたりしてダメ。次は小仏城山山頂だがどうもね、火を使ってはいけなそうな雰囲気。茶屋から少し離れた日当たりのよい場所も先客がいる。小仏城山と小仏峠間にベンチがあったなと思い、そこに行く。タッチの差でどうにか場所を確保できた。でもなんか周りに人が集まってきて密、結構ベンチ空いているのになんか私の周りに人が集まる。きっと眺望がいいからだろう。人目が少し気になりながらも、米を炊く準備をする。米の吸水も既に終わっている。ポケットストーブに固形燃料をセットし炊飯開始。燃料の火が消えた後、蒸らしも実施。いつも通りにやったつもりなので、失敗はあまり想定していなかった。蓋を開けた瞬間はうまくいったと思ったが、スプーンでちょっとかき回してみてすぐに失敗と分かった。芯がある。ちょっと食べてみたけど、とても食べ続けられない。焼き鳥もなんか少し生臭い。もう、なんかね。少し涙が滲んだ。
・何もかも上手くいかないので、やさぐれた気持ちでさっさと山から下りてしまった。本当に不完全燃焼で腹が立つ。酒をかっ喰らいたくなったので、サイゼリアに行く。ここだけは満足だったかも。
・どんなに控えめにしたつもりでも、やはりカロリー取り過ぎなので、8月同様初沢山に登ることにした。あっという間に山頂着。しばらくボーっとするつもりでレジャーシートを広げて寝ころんだら、まさかの蚊の襲来。居心地悪いので、早々に退散。しかし11月だよ？普通蚊がいるかね？

以上、本当に何もかも思い通りにならな日の山行でした。もうね、当然レコも手抜きですな。書く気がわかないもんなあ。


【後日記】
■食べ物を大事にすれば、食べ物も私を一生裏切らないと信じています。米はその信仰に対する象徴的食料で、茶碗に一粒も残さず食べる習慣がついたのは幼い時からです。ずっと教えを守ってきました。今回、その教えを破りました。食べ物を残すのはいつ以来でしょうか？覚えていません。生米食べるとやはりお腹壊すと思うので、仕方なしとは言え破戒者になってしまった。もう食べ物は私と一生の付き合いをしてくれないかもしれないと、本気で怯えている。
■体幹が弱いです。ゆっくり坂を登ると、上半身がブレてグラグラします。歩幅を狭くすると少しブレが少なくなるみたいですね。美しい姿勢で登ることができるとは、色々必要なものが備わったという証だと思います。美しく登ることを目標に精進を続けるしかないかなあ。
■ネガティブなことばかり書いているが、良いことも一つあった山行だった。稲荷山コースは何度も登っているけど、高尾山山頂まで登りきったのは実は始めて。あんな山頂近くに辿り着くなんて知らなかったし、おかげで本当に短い区間【写真8〜9区間】でしたが、新たに赤線を引くことができたことも収穫。プラス面にも目を向けないと、人生つまらなくなってしまうからね、気をつけようと思う。