朝日連峰一泊縦走 古寺鉱泉-大朝日岳-大鳥池-泡滝ダム

2014年08月05日(火) 〜 2014年08月06日(水)

• GPS: 37:52
• 距離: 31.7km
• 登り: 2,200m
• 下り: 2,423m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:50

10:00 古寺鉱泉
11:20 11:20 一服清水
12:00 12:00 三沢清水
12:20 12:25 古寺山
13:00 13:00 小朝日岳
13:50 13:50 銀玉水
14:10 14:10 大朝日小屋
14:30 14:50 大朝日岳
16:00 16:00 西朝日岳
16:40 16:40 竜門山
16:50 竜門小屋

2日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:05

5:19 宿泊地
6:00 6:02 南寒江山
6:06 6:06 寒江山
6:22 6:22 金玉水
6:23 6:24 北寒江山
6:32 6:32 三方境
6:40 6:42 狐穴小屋
7:09 7:10 中先峰
7:21 7:26 中岳
8:20 8:25 以東岳
9:06 9:06 オツボ峰 (御坪峰)
9:32 9:33 三角峰下水場
10:34 10:40 大鳥小屋(タキタロウ山荘)
10:58 10:58 七曲水場
11:08 11:12 西朝日岳
11:08 11:08 七ツ滝沢水場
11:14 11:15 七ツ滝沢橋
11:38 11:38 冷水沢橋
12:20 ゴール地点

天候

1日目
登り始めは晴れ。稜線は風強め。1700mあたりにずっと雲。

2日目
強風、時々雨。ガスで視界不良 景色見えず。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

古寺鉱泉は月山湖から20分ほど。きれいな舗装路です。
泡滝ダムは，朝日屋から30分ほど砂利の道を進むとたどりつきます。
今回とは別のコースですが，日暮沢小屋までの林道は車通行不可でした。業者が決まらず，まだ復旧はまだ先らしいです。

コース状況／危険箇所等

以東小屋は緊急時のみ使用可能です。
狐穴小屋〜以東岳は視界が悪いと登山道が分かりにくいところがありますが，岩に印が必ずついていたので注意してみれば問題ないです。

写真

8/5 9:58

古寺鉱泉左の登山口からスタート。1分で道間違えてぬかるんだ道に入ってしまいました。

8/5 11:19

途中水場があり水を補給しながら登れます。ここは一服清水。

8/5 11:48

古寺山から月山。山頂は雲の中。

8/5 12:09

とんがってかっこいい山。気になる。

8/5 12:20

小朝日岳と大朝日岳。小朝日は迂回路あり。ここですれ違った方は「小朝日は登る山じゃない。見る山だ。」と言っていました。

8/5 12:23

大朝日岳。右側に大朝日小屋が見えます。目的地が見えると気持ちが楽ですね。

8/5 12:34

もっと残雪があるときに来てみたい。

8/5 12:54

このあたりから風が強くなってきました

8/5 12:57

西朝日岳，竜門山，ユーフン山

8/5 13:19

大朝日岳東面

8/5 13:49

銀玉水。冷たくておいしい水です。小屋泊の人はここで必要な分給水していくと良いようです。

8/5 14:07

古寺山、小朝日岳からの登山道

8/5 14:19

大朝日小屋。この日は20人ほどの客がいました。あとから高校生が25人ほど追加。

8/5 14:24

小屋の前から。袖朝日岳から西朝日岳へと続く稜線

8/5 14:38

大朝日岳山頂1870mはガスの中。高校生が登ってきてにぎわっていました。

8/5 14:43

続々と登ってくる高校生

8/5 14:42

西朝日岳の稜線は雲がかかっていたけど，時折ガスがきれて歓声があがる。新潟方面の山々も見えました。

8/5 14:51

一瞬の雲の切れ間から日本海まで見渡せる

8/5 14:54

新潟方面の日本海

8/5 14:55

西朝日岳と袖朝日岳の山肌が綺麗で圧倒されました

8/5 14:54

大朝日の山頂を後に朝日連峰主稜線先に進む。

8/5 15:00

向かうは中岳と西朝日岳を越えた竜門山

8/5 15:12

ふりかえって大朝日岳西面と小屋
東面と全然印象が違う

8/5 15:24

中岳を超えて西朝日岳の稜線を確認。やはり雲の中。

8/5 15:28

光を浴びて美しい西朝日岳

8/5 15:42

この渓谷の沢は荒川につながる

8/5 16:19

西朝日岳は眺望なし。西朝日岳を超えてもガス
そこで光がさすと

8/5 16:24

相模山に光が差して

8/5 16:24

寒江山ガッコ沢

8/5 16:30

西朝日の袖と大上戸山

8/5 16:26

奥に日本海

8/5 16:40

竜門山も輝く

8/5 16:22

竜門山。名前がカッコいいです。竜門山の日暮沢への分岐分岐があり。竜門山に三角点は無いようです。

8/5 16:46

竜門山上空。雲の切れ目から本当に竜が出てきそう！

8/5 16:50

宿泊地竜門小屋

8/5 16:53

花もきれいだったけど強風のためうまく撮影できず

8/5 16:54

岩井又沢。新潟方面の日本海も見渡られる立地

8/5 16:55

竜門小屋。築10年ほどの快適な避難小屋。トイレが驚くほどきれい！管理人さんの人柄もいいし，泊まっていた人みんないい人でした。

8/5 16:56

小屋のわきに湧水からひいた水場。ビール冷やしてあります

8/5 18:49

夕日は雲がかかったせいで見られませんでした

8/5 20:52

管理人さんの17年もののろうそくたて。2階に大学生高校生
1階は5名。

8/6 6:06

2日目は小屋を5時半に出発。天気は強風時々雨。もちろんご来光もなし！寒江山6時6分眺望なし！足取りは速い。

8/6 6:39

チングルマなど花がきれいでしたが風が強すぎてまともな写真とれません…

8/6 6:41

6時41分狐穴小屋。この日の宿泊は4人だったそうです

8/6 6:40

すぐ近くに水場あり。給水して出発！

8/6 8:17

8時17分以東岳。狐穴からここまで1時間40分かからず

8/6 8:23

以東岳三角点。見ての通り眺望全くなし！

8/6 9:16

お花畑が最盛期を迎えてましたが

8/6 9:21

紫の花

8/6 9:23

白い花と紫の花

8/6 9:23

白い花と紫の花

8/6 9:44

ヒメサユリ？

8/6 9:52

この日初めての青空。

8/6 9:57

やはり稜線は雲の中。以東岳小法師岳方面

8/6 10:07

緑の中の急坂を下る。この道を登るのはつらいなぁ。

8/6 10:31

大鳥池。以東岳から見れたらどんなにきれいだったか…

8/6 10:31

10時31分大鳥小屋。以東岳からオツボ峰コースで2時間ほど

8/6 11:09

小屋を過ぎると七曲り。折り返しの続く登山道。ここも登りはつらそう。

8/6 11:19

七ツ滝沢吊り橋11時19分
大鳥池からが長い…緑を楽しみながら歩く

8/6 11:54

大鳥川の脇を進む。見事に透明な水でした。

8/6 12:16

12時16分泡滝ダムゴール。大鳥小屋から1時間半ほど。

8/6 12:16

大鳥池・以東岳案内図

8/6 12:27

朝日連峰案内図

8/6 15:05

古寺鉱泉に車を取り行くといい感じに晴れていました。今度は晴れた日に縦走したい！

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-P5 オリンパス

GALAXY Note II SC-02E サムスン

感想

toota

朝日連峰の縦走に初挑戦！大朝日岳も以東岳も大鳥池もすべて初めての山域！
どんな景色に出合えるのか期待を膨らませて山に入りました。

古寺鉱泉からスタートし，眺望のほとんどない森を進みました。暑い日だったので湧水が豊富なのがうれしい。10時という遅めのスタートだったため急いで登ります。

古寺山に近づくと朝日連峰の山々が見えてきました。しかし稜線にかぶさる雲…眺めは期待できなさそう。そして強まる風。稜線に出ると風は強まりましたが，考え方を変えれば暑くなくて歩きやすい。でも眺めは良くありませんでした。

大朝日小屋から大朝日岳を目指すとやはり山頂はガスの中。しかし時折雲が晴れて西朝日岳や遠く新潟の海まで見渡せる絶景。続々登ってくる高校生のグループからも歓声があがりました。自分は静かに感動。

竜門小屋を今夜の宿泊地と決めて，西朝日岳を超えて竜門山を目指しました。雲はかかったままでだんだん暗くなっていく気がします。時折陽が差し込んで山肌を輝かせていました。

今夜の宿泊地竜門小屋には，先客の高校の山岳部，大学生らが2階を使っていましたが1階は自分と後から来た4人組のみ。120人目のエベレスト日本人登頂者の管理人さんからウィスキーを御馳走になり，興味深いお話を沢山していただきました。豊富な水，そしてきれいなトイレ！が印象的な素晴らしい小屋でした。ぜひまた訪れたい山小屋です。

2日目は御来光は見られず。強風とガスの中小屋を出発しました。まわりの景色が全く見えないためかなり高速での下山だったと思います。あっという間に寒江山、以東岳と通り過ぎて大鳥池まで。朝日連峰の山々は本当に何も見えませんでした。花もきれいでしたが，風が強くパッとしない写真しか撮れず。

今回は眺望に恵まれない山行となりましたが，1日目に目の当たりにした景色だけでもまた登ってみたいと思うのに十分です。今度は天気の良い日に（辛そうだけど大鳥から）縦走したいと思います。青空のもとに連なる朝日の山々を次こそは見てみたい！！

コメント

beeer

こんにちは
竜門小屋で一緒になった4人グループの者です。
こちらにアップしているのでよかったら見てください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-493257.html

ほんと、健脚で羨ましいです。私は泡滝ダム到着が18:00でした…。

toota

お疲れ様でした
その節はお世話になりました。夕食間に合ったのでしょうか。
レコ拝見させていただきます！