三ツ峠山



- GPS
- 05:22
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 725m
- 下り
- 871m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
下山は、天上山からカチカチ山へ。パノラマロープウェイ利用で河口湖畔へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三ツ峠登山口はすでに標高1,200mを越えており、山頂近くの山荘までは古い林道をほぼほぼ歩く感じで問題は無い。 御巣鷹山、木無山、天上山の縦走路も整備されている。ほぼ観光用の遊歩道と言える。 |
予約できる山小屋 |
三つ峠山荘
|
写真
感想
今週もPツアーを利用して山梨県の三ツ峠山に初登山した。
若い頃から新田次郎の小説などでロッククライミングのメッカといったキャッチフレーズで名前は知っていたし、間近に富士を望む絶好の展望山として一度訪れてみたいと思っていた山だった。
夜行バスでの日帰り登山という気軽さもあって申し込んでいたら、旅割の適用まであって多少お得になってくれた。
事前の予報でも天候は悪くなさそうだったし、朝暗いうちに現地登山口に到着した段階でも雲の無い絶好の日和になりそうだった。
三ツ峠山(金ヶ窪)登山口から休憩を含めても僅か1時間45分で三ツ峠山(開運山)の山頂に到着する。朝が早かったことも有るが、樹林で景色の見えない林道を黙々と山頂直下の富士見山荘(営業はしていないようだ)まで登ると突然視界が開けた感じになり、山の斜面から富士の姿が飛び出してきた時は、その大きさに思わず歓声を上げるほどの感動が有った。それは同行の人達にとっても同様だったようだ。
頂上に向けて登るにつれ、富士山はすそ野を大きく広げた雄大な姿となり、更に西側には南アルプスや八ヶ岳などの展望も広がった。
NHKを始めとしたアンテナ施設が建つ山頂からはほぼ360度の展望でやはり何と言っても富士山は最高の絶景だった。
展望を楽しんでから、隣の御巣鷹山、戻って四季楽園の山荘へと周回する。その途中からも富士の姿を望むことができ、ガイドの注意にもお構いなく何度も写真タイムになってしまったのは仕方が無かったのだろう。
正直、この日は本当に天気が良く、甲府盆地の先には雪を頂いた北アルプスの槍穂高連峰も展望することができたのだから。
四季楽園の近くの高台からの展望も良く、東側には御正体山や丹沢山系の山並みも朝の光に埋もれながらも確認することができた。
そこからは木無山を経て天上山までの尾根を縦走する。樹木のために必ずしも展望が利くわけでは無いが、この季節葉を落としていることも有り、樹林の隙間からは三ツ峠山の南面の屏風岩や河口湖の湖面なども透かしながら歩く。アップダウンの少ないなだらかな尾根道を徐々に標高を下げていく。
途中、送電鉄塔の建つ場所もビューポイントの一つ、逆光にはなるが真正面に富士の姿が望める。また右手下には河口湖、そしてパッチワークのように色づいた黒岳を始めとして鬼ヶ岳まで連なる御坂山系の山並みも楽しい。東側には御正体山や若い頃に登った丹沢山系も望めた。この日の天気は、望むべく最高の展望をもたらしてくれたようだ。
標高が徐々に下がるにつけ、周囲の樹木の色づきも黄葉を中心に良くなり、林道の横断場所辺りからはカエデの紅葉も増え、天上山、そしてロープウェイで下山した河口湖畔などの紅葉も最高だった。
考えてみれば、この2週間足らずの間に登った、三つの山(三周ヶ岳、三瓶山、三ツ峠山)は何れも「三」絡みの山名を持ち、どれもこれも天候にも恵まれ美しい紅葉を見せてくれた。本当に運が良かった。
富士山を望む山行は、今年はこれで最後だと思うが、今年富士山を望めた山行は都合五回、何れも美しい姿を見せてくれたことに感謝を込めたい。
そしてまた、来年、どこかから望む富士山が温かく迎えてくれることを望みたい。
【2022年の山行 42回目】
今回の歩行距離:13.1km 2022年の累積距離:629.1km
今回の累積標高: 972m 2022年の累積標高:55,707m
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