富山観光?? 山の仲間を訪ね大日岳へ


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,382m
- 下り
- 2,369m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:15
天候 | 晴れているが高層部は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路通行に時間規制有通行可能は6時〜17時 立山からバスも出ていると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山口〜牛首> ルートは明瞭 しっかりと整備された登山道ですが、所々急なところやロープや梯子のついているところあり。この辺りの山域の中では人も少なく静かな山歩きが楽しめる。 上の方に行くにつれ急なところが増える。 <牛首〜大日平小屋> 木道や階段が付けられた湿原の中を歩く登山道。 今、一部工事中ですが新しい木道に付け替えられていてとても歩きやすいです。 広大な湿原で眺めも良く気持ちいい場所です。 緑と花がいっぱい。ラムサール条約に登録された湿原です。 晴れていれば大日岳、立山、薬師岳などが綺麗に見えるでしょう。 <大日平小屋〜大日岳> 小屋からしばらくは木道歩き。 その先は沢沿いの急登。一気に登る感じなのでなかなか登り応えはある。 沢を何度も渡るのである程度上まで水には苦労しない。 あまり下の方の沢の水は綺麗ではないらしい。 大日平や室堂の阿弥陀ヶ原等がとても綺麗に見える。 鏡岩という大きな岩を巻くと傾斜が緩みトラバース気味に歩いて小屋の手前に出る。 分岐を小屋側の右に行けば奥大日岳〜立山方面、左に行けば大日岳。 大日岳までは稜線をトラバース気味に歩いて少し登れば山頂。 小屋の先、少し藪の中に入って中大日。 |
写真
装備
備考 | 水3L |
---|
感想
前日下山した後富山で適当な場所を見つけて眠りに着いた訳ですが、朝起きてみると晴れて山々が光って見えるるじゃないですか!
予報をチェックしてみると夕方まではお天気も持ちそう。
温泉入って美味しいもの食べて観光して帰ろうと思ってましたが、山に行きたくなっちゃうな。そもそも山好きな人の一番の観光は山なんじゃないか??
そう言えば大日平に木道を作ってる知り合いがいるな・・・。
あそこまでならそんなに時間もかからないし称名滝を見てお散歩気分で湿原歩きを楽しもう。
イロイロ理由を付けて結局山に向かう事にしました。
という訳でまずは日本一の大滝350mの称名滝に向かいます。
通行時間に規制があるようですが、そんなに早い時間じゃないので問題なく通れて、駐車場に到着。
ウエアーは昨日洗濯してあったし、靴はまだ乾かないけど3足持ってきてたので別のに履き替えればいい。水と少々の行動食を追加して即出発。
室堂に向かう途中遠くから称名滝を見る事はありましたが間近で見るのは初めて。
大日岳の登山道はこの滝の少し手前にあります。
人の多い北アルプスの登山道にしては比較的人が少ない登山道で大勢の方が訪れるルートよりは踏まれている感じが少ないですが、ちゃんと整備されていて静かな山歩きが楽しめます。
途中ギャーギャー大声で騒ぎながら歩いてる方達もいましたがまぁ楽しく歩いてるって事で・・・。
上の方に行くにつれ少し急なところも出てきますが梯子がかかっていたり、ロープがあったりで安心です。下りは慣れてない人だったら少し注意して歩くと良いでしょう。
急なところを過ぎ、牛首へ。
痩せた尾根を歩くと木道の敷かれた大日平の入り口です。
湿原に木道がしかれ、段差のあるところは階段状に整備され快適な遊歩道です。
今日もある程度の標高まではお天気が良く、眺めもまずまず。
なんと昨日全く見えなかった薬師岳が見えるじゃないですか!
山頂部はちょっとくもが掛かってましたが薬師も眺められて満足です。
と、ここでカンカンと杭を打つ音が。
そう、ここで木道を作っているお山の仲間がいるのです。
共通の友人がいたり、SNS等でやり取りはしているけど直接お会いするのは初めて。ぺんたを見せたらすぐに気付いてくれました。
お仕事中なので少し挨拶だけ交わし、お昼休みの時間に戻ってくるからととりあえず先の山荘まで行きます。
この辺だけ歩いて帰るつもりだったけど上まで行っちゃいますか。
ただ、時間があまりないので少し早めに歩かなきゃ。
ここまでがCTの半分ぐらいのペースでさらっと着いたのでそのぐらいで行けばお昼には戻って来れるかな?と思ってましたが、ちょっと甘かった・・・。
木道の敷かれた大日平周辺はいいペースで歩けるけど、大日岳への登りが始まったら急な事(汗)
沢沿いを真っ直ぐに登る感じですがハイペースで登るのはちょっとキツかった。
ただ、結構高いところまで水が取れるのでそれは暑いこの時期はありがたい。
沢を横切るたびに水を飲んで一息ついて登りました。
鏡岩を過ぎると急な登りも一段落し、トラバース気味に進み大日小屋手前の分岐へ。
右に行けば大日小屋〜奥大日岳
左に行けば大日岳。
欲張って奥大日まで行きたかったけど、今日はそこまでは行かず。
中大日と大日岳に行きます。
中大日は藪の中の小ピーク。
戻って、稜線を歩き小屋から10〜15分ぐらいで大日岳の山頂です。
実は標高が上がるにつれガスが多く、雨は降らないけど昨日みたいな真っ白感じだったのですが、山頂でゴロゴロしてたら晴れて青空が見えました(^_^)/
休憩して後続の同じルートを日帰りの富山の方と少しお話しして下山開始。
途中、朝追い抜いたパーティーが登って来ていましたが先頭と最後尾が少し離れてしまっていたので伝言役をかってでました。
さすがにお昼前には戻れない感じですが、少し急いで下り大日平山荘へ。
少しだけ休憩させてもらい、お昼休み中の仲間のところまで戻ってきました。
時間が少なかったのでそこまで多くのお話はできませんでしたが会いに来れて良かった。同じ山が好きな物同志、山男にはまた山で会えばいい。
木道工事頑張って!
お蔭で皆が快適に歩けます。
遠くでゴロゴロ音が聞こえます。
そこまで心配する事はないけど、早めに下りた方が良いかな。
同じ道のピストンでさっき歩いたばかりの道ですので下りはサクサクと。
登山口近くまで下りたところで朝もすれ違った大日平山荘の方と少し山小屋の事などについてお話しをし下山。大日平小屋はちょっと休憩させてもらっただけだけど、水が豊富である事、お風呂にも入れる事、お客様に対する考え方などを伺って是非もう一度遊びに行きたいなと思いました。
下山後は称名滝の展望所まで歩き、大迫力の滝を眺めて駐車場に戻りました。
観光で来ている方達と異質な格好をした自分がちょっと面白かったです。
下山後は昨日と同じ吉峰温泉で汗を流し、富山の名物ブラックラーメンを食べ、親不知に寄って日本海を眺めたりしながら帰路に着きました。
大日岳への称名滝からのルートなかなかおすすめです。
しっかりと登り応えもあるし、大日平の湿原は素晴らしいし、良い小屋もあるし、何より立山までケーブルカーやバスに乗らず自分の足で歩いて行ける。
今回は時間足りなかったりでそこまでは歩けなかったけど自分にとっては下から歩いて行ける登山道は魅力的。観光客もいなくて静かなのも良いです。
コメント
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行きたくてもなかなかいけない、遠い滝ですね〜!
室堂へ来る、大部分の人たちは剱・立山方面へ行ってしまいそうだから、こちらは穴場ですね。
ただし、長野からのアルペンルート利用では、なかなか称名滝まで行くのは難儀です(>_<)
いつになったら行けるでしょうか。
そんなとこでバッタリ、ご友人もびっくり&嬉しかったでしょうね〜☆
剱や立山には何度か行ってますがこの大日は初めてでした。
雪の時期に立山から奥大日を見て格好いいなぁと思ってそのうち登ろうと思っていたので当初の計画には無かったですが歩きに行ってきました。
友人がいる場所は知っていたのでちょっと驚かせてやろうと思って行ってみたけど、あれ??っていう予想通りのリアクションをもらえました。
遠い立山ですが、ボクはいつも長野は通り過ぎて富山から入ります。
距離的には少しだけ遠くなりますが何となく立山の入り口は富山って感じがして
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