ふたつの顔を持つ山「大崩山」

2022年11月14日(月) [日帰り]

• GPS: 09:10
• 距離: 20.7km
• 登り: 2,791m
• 下り: 2,804m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 2:21
• 合計: 8:56

5:47 上祝子登山口
6:34 6:40 大崩山荘
7:03 7:13 祝子川渡渉点
8:21 8:45 袖ダキ
8:57 9:11 下和久塚
9:25 9:49 中和久塚
9:57 10:14 上和久塚
10:34 10:35 坊主尾根分岐(仮)
10:51 10:51 石塚
11:03 11:04 大崩山
11:16 11:16 石塚
11:38 11:39 坊主尾根分岐(仮)
12:07 12:10 小積ダキ
12:27 12:40 象岩
12:56 13:20 坊主岩
14:13 14:13 大崩山荘
14:39 14:47 上祝子登山口
14:53 ゴール地点

天候

晴れ
北風が冷たい

アクセス

利用交通機関：

自家用車

延岡の街から祝子川沿いの県道207号を上へ
祝子川温泉の4km先が 上祝子登山口
数台停まる路側の広いところがいくつか有る
トイレ無し 登山ポスト有り
近くのトイレは 40分歩いた小屋か 30km手前のコンビニくらい
温泉前のトイレは夜間閉鎖
車中泊は登山口手前2kmより奥(民家の無いところ)で
au 温泉付近は○ 先に進むと弱くなり 登山口で? 山頂で△

コース状況／危険箇所等

整備に手間をかけた登山道に 枯葉が積もる
道標とマークは充分に有る
湧塚尾根と坊主尾根は岩場が多い 特に坊主尾根の上半分はハシゴと固定ロープの連続で ロープに体重をかけるところも多々有る 整備されてなければ一般登山者は通行できない
山頂付近は一転して広い尾根に癒しの疎林
渡渉地点は水量わずか
岩場では 南画のような絶景
山頂付近ところどころから祖母山・傾山を見た

その他周辺情報

前日と当日 祝子川温泉を利用した 520円

写真

11/13 13:02

延岡の郊外から
岩々をまとった迫力有る山
ボリュームもたっぷり

11/13 13:48

祝子川温泉
登山口まで4km

11/13 14:48

前日と当日に利用した

11/14 5:39

ロングコースなので
早く歩き始めた

11/14 6:32

小屋で明るくなる
トイレはこの奥に

11/14 6:33

小屋裏 トイレ下の
坊主尾根分岐
湧塚尾根は三里川原方面

11/14 7:06

湧塚尾根分岐を左折
すぐに水量わずかな
祝子川を渡る

11/14 7:12

大きな露岩が多い
庇を出す岩屋も有り
焚き火痕も見た

11/14 8:26

表面が岩雪崩のように
剥がれ落ちた場所を
通過する

11/14 8:26

袖ダキ分岐
寄って見た

11/14 8:29

対岸の小積ダキが大迫力

11/14 9:12

登山口方向も
岩の尾根が続く

11/14 8:30

これから向かう湧塚方向
分岐へ戻ろうとしたら
降りなくても
道が有ると教わった

11/14 9:31

中湧塚から上湧塚を望む
上湧塚を通る道は無い

11/14 9:45

上湧塚をまく道も
桟橋とハシゴが有る

11/14 10:16

上湧塚をまいて山頂へ向かう
山容は一変 巾広尾根の疎林
平地形にマザーツリー

11/14 11:11

アセビのトンネル

11/14 10:59

山頂

11/14 11:07

傾山の 東(ひんがし)の
豊後の国は 傾きて見ゆ
泊里
ここからは傾いて見えないな

11/14 11:20

少し戻ると 祖母山

11/14 11:34

坊主尾根に向かう

11/14 11:52

ヒメシャラのハートマーク

11/14 12:07

小積ダキ
離れて見て初めて
その大きさがわかる
上に立ってもわからない

11/14 12:10

アカヤシオ？
アケボノツツジ？
ミヤマキリシマ？
数輪見た

11/14 12:12

小積ダキ分岐に戻って
展望テラスから
湧塚の迫力を知る
あの上を歩いたのか

11/14 12:17

坊主尾根を下り始める
固定ロープに体重を預ける
序の口です

11/14 12:26

補助ワイヤに沿って
細い岩道トラバース
グリップは良く効く

11/14 12:33

連続するハシゴ

11/14 12:42

ハシゴとロープの
複合アトラクション

11/14 13:00

高度感の有る桟橋

11/14 13:09

この岩は右に巻く
登り返しじゃなくて良かった

11/14 14:04

水量の少ない渡渉
すぐに小屋が有る

11/14 14:36

登山口まで戻った
明るいと こんな感じ

11/14 15:00

祝子川温泉から振り返る
左からふたつ目が山頂
右に小積ダキなど

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

AQUOS sense3 basic SHV48 au シャープ

感想

つうぶう

九州で会った人に オススメを聞いたら、百名山を除けば 全員が大崩山と教えてくれた。
全員と言っても三人だけど。
大崩山と聞いて、赤石山脈で見るような ○○ガレ ○○ナギのように 山体が激しく崩壊してるのかと思ったら 違う。
延岡の郊外から 一目でそれとわかる筋肉の塊みたいな 岩々の山で ボリュームもたっぷり 存在感を押し出している。
簡単に崩れるような山ではない。
歩いてもまた楽しい。
岩頭の連なる尾根をたどりながら、小積谷対岸に見る岩の迫力に圧倒された。
その荒々しさは 山頂に近づくと一転、広い尾根の疎林とアセビのトンネルを抜ける 癒しの散策路になる。
ひとつの山で 動と静 強いコントラストが大崩山の魅力だと感じた。
ただひとつ 残念なのは標高、あと150m高かったら 文句無しに百名山になっただろう。
一般登山者がとても通れない尾根に ハシゴやロープを取り付けるなどの整備に感謝し、事故の無いことを祈る。