虎毛山
- GPS
- 06:08
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:09
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2010年のトラ年に話題になってから行きたいと考えていた山だが、少し遠い。ようやく決心がついて行くことにする。7日は普通に勤務した後出発。カーナビの誘導で、R13を北へ、尾花沢から山刀伐トンネル・赤倉温泉を通り、R47を東に進み、鳴子温泉に出る。この辺で眠くなってきたので、鳴子ダム展望台駐車場で仮眠にする。車の音で時たま目が覚めたが、いつの間にか明るくなっていたので一応は眠っていたのだろう。
8日(土)目が覚めて、車を出す。R108を秋田県に向かう。鬼首道路(仙秋サンライン)の県境の鬼首トンネルを抜け少し先に虎毛山入口の案内板があり、左の林道に入る。舗装された林道を進むと虎毛山登山口の標識と案内板がある。ここにも駐車場があるが、さらに左の赤倉沢林道に入る。頭上に旧国道の赤倉橋を見てさらに進むと、軽トラが駐車していた。この先では路肩が崩落していて進めないようなので駐車する。朝食を食べたり、着替えたりと準備。
出発して林道を進む。3分ほどで登山道の標識と駐車場があり、以前はここまで車が入れたらしい。さらに「トラの滴」の湧水がある。水は十分にあるが、コップがあるので一杯飲む。さらに古い林道が続き、雪で道から沢まで埋まっているところに出た。右側からの雪崩で埋まったらしい。固い雪の上を20mほど横切って道に出る。さらに10mほど残雪の箇所もあり、渡渉点に出る。渡渉点とはいっても立派な橋があり、大きな案内図がある。ここが最後の水場ということだ。いよいよ登りになる。トラロープがつけられた箇所もある。木の階段があるが、倒木で遮られ脇を直登する所もある。全体としては、適度にジグがあり、急登だが登りやすい道だ。なだらかになると桧の倒木が多数あり、「ヒノキ林」の標識がある。ベンチもあるが通過して少しで「倒木のオブジェ」という標識がある。この上にカメラを置いて倒木をバックに写真をどうぞとなっているのでその通りに写真を撮る。さらに登ると「夫婦桧」だ。2本のヒノキが合体している。この辺からまた急登になる。「ブナ林」の標識を過ぎ、急登は高松岳分岐まで続く。分岐に出て休憩。この先の1234峰でようやく虎毛山が見えてきた。左後ろには高松岳方面が見える。左が切り立った尾根を進み、なだらかになると残雪も出てきた。すこし下って最後の登りになる。緩やかになると木道が出てきて、2012年に新築された避難小屋に出る。ガスがかかり寒いので、小屋に入って食事をする。新しい小屋はきれいで、緊急用の寝袋などまであり、地元の方のこの山への思いを感じる。その後、山頂湿原の散策に行く。湿原は雪が解けて間もないようで、木道の脇にわずかにヒナザクラやオウレン、チングルマが咲いている程度だ。ガスで周囲の展望はなく、木道末端の先の踏み跡を先端まで行って戻る。
山頂標識で記念写真を撮り下山にする。雲が厚くなってきた。雨になるかもしれないので、どんどん下って、高松岳分岐で休憩。ご夫婦?が登ってきて、さらに夫婦桧の所で一人とすれ違う。今日の登山者は自分も入れて4名のようだ。ヒノキ林のベンチで休憩。あとは駐車地まで戻る。
日本一の虎の山(虎という名前が入る山で一番高い)に登れたのは良かったが、山頂湿原の花期で天気のいい日に登れればよかった。
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