カムイエクウチカウシ山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,275m
- 下り
- 2,275m
天候 | 13日雨のち曇り 14日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7の沢まで林道を自転車、バイクで行けましたがこの間の豪雨で林道崩壊しています。私はトンネル2つ抜けた後、200m先位で自転車デポしました。 GPSは持って行きましたが、すごい飛んでしまっていて参考にならないので手書きです。 |
その他周辺情報 | 温泉は帯広の鳳の舞、すぐ近くにインデアンカレーがあります。 |
写真
装備
個人装備 |
テント
シュラフ等
カッパ(1)
ソフトシェル(1)
救急道具(1)
ヘルメット(1)
食料(1)
飲料水(1)
沢靴(1)
グローブ(1)
GPS(1)
ザック75L(1)
シュラフ(1)
マット(1)
ダウン上下(1)
ポール(1)
バーナー(1)
ガス(1)
ザックカバー(1)
コッフェル(1)
飲料水
シュラフカバー(1)
着替え(1)
熊除け(1)
虫除け(1)
GPS
地図(1)
|
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感想
お盆の内にカムエクに行きたいと思って増水気味だけど行って来ました。
前日22時苫小牧を出発午前2時に札内ヒュッテに到着。
車3台あり、私は車泊で。
朝の5時に目覚め支度をしていると5時半頃から小雨から大粒の雨に変わる。
急いで、携帯の電波がある札内ダムまで車を走らせる。
竜潭上流の情報によると6時の情報しかなく1センチ減ってる。
何だかんだで雨が上がったので、内地からやってきた方とスタート。
自転車に乗り込み余裕しゃくしゃくでトンネルを抜け林道に入ると膝まで埋まる程の泥。さっさと自転車をデポして歩いて7の沢を目指す。
河原に降り一回目の渡渉で腰まで水があり、しかも水流が早く踏ん張って計10回以上(途中で忘れた)渡渉した。内地のおじさんは渡渉出来ず7の沢で断念したらしい。
巻き道も増水でほぼ崩落。どこ通ってイイのか解らず適当に8の沢まで行く。
渡渉の苦労で予定の時間より遅くなったがテン場につくと、やっぱり貸切。
取り敢えず、魚釣って食うかなと思い焚き火を始める。だがさっき降った雨のおかげか、全然火が着かず辞め。拾いまくった白樺の皮を焚きつけにフーフーしたが着かず。くらくらした。
釣りも流れが早すぎて、餌が浮いてしまい釣りにならないので1時間位で辞め。
結局15センチ位のオショロコマ2匹のみで焼けないので即リリース。
暇になって、15時からビール500m2本飲んで就寝。
色んな音にビビリながら起きては寝を繰り返す。
翌朝、寝坊して5時出発したが途中で荷物を忘れ取りに戻る。
5時半出発。ちょっと急いで登った。
2、3回迷いながらもカールに到着した。
福岡大の慰霊碑に手を合わせ、水を汲んで振り向き立とうとした瞬間、
熊が居た。
何かさっきからハエが多いのと臭いなと思っていたが、全然気づかなかった。
鈴は昨日の藪こぎ中に落としてしまって無くしていた。
ビビって立つことも出来ず熊をずっと見ていたと思う。
クマは一回だけフッフッと威嚇しその場を去ってくれた。
前足こそ上げてはいなかったが、立ち上がって此方を凝視。
距離は5〜10mくらい先でした。
あんまり覚えてないです。
しばらく動けなかった。何も考えれなかった。一旦その場を離れ岩の上に立って見渡すが居なくなっていた。
自分は熊スプレーを持っていたが、使う余裕もなかったし、あった事も忘れてそれどころでは無かった。
取り敢えず、熊はカールを下がっていったと思われカムエクに向かう。
登って見ても既におらず、一息つく。
時間に余裕はあったがピラミッド峰に行かず即下山した。
周りを気にしながら、登頂し笛を吹きまくりながらカールを抜けた。
行きの時間の焦りで急いだ為、足が終わっており、行きより下山のほうが遅いです(笑)
下山時は登山者と会い談話。
やっとホッとできた。
テン場に戻ると2パーティーがおり、片付けながら話をさせてもらった。
熊の存在だけは伝えた。
帰りの渡渉は水がかなり減っており、殆ど巻き道無視で渡りまくった。
7の沢から札内ヒュッテが長く疲れた。
トンネル内の自転車がフラフラしていた(笑)
それよりも熊にはビビった(笑)
みなさんも気をつけて!
コースタイム設定が上手く出来ないので此方に書きました。
一日目 8時ヒュッテ出発→9時 七の沢→12時八の沢出合
二日目 一旦戻って5時ちょいテン場出発→8時10分山頂→休憩10分
→11時テン場到着→休憩、片付け一時間→15時ヒュッテ到着
沢の水量によってタイムが大幅に変わりますので参考に。
コメント
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悪天候、そして事件の中無事に生還できてよかったです。
写真の中で「この後事件が」と言いつつ写真がなかったので、
よほどの事かと思ったら・・・
熊スプレーも心の準備が出来てないと、手をかけることさえできないのですね。
熊の方から去ってくれてよかったです。
福岡大の慰霊碑の隣にもうひとつ慰霊碑が出来る事態にならなくてよかった。
しかしこの増水の中でもよく登りましたねぇ。。。
僕ならその前の膝近くまで埋まる泥道だけで撤退します(笑)
というか、スタートすらしない可能性大。
本当に慰霊碑増やさないで良かったです(笑)
まぁ、そんな人材ではないのでそれはないと思いますが(笑)
先に熊に存在を気づかれたのは初めての経験で、生きた心地はないです。
まぁそんな事は後で思ったのですが…(笑)
行かれる際は、リュウタン上流の情報を見て下さい!
札内川上流の水量が見れます。私がヤバイと思った初日のが495.90で二日目が495.68でした。22センチ増えています。
因みにこの間の豪雨が降るまでは、495.30位ですから危険なのは当たり前ですよね。
行きはドロ付いても沢で洗われるので大丈夫ですよ!
帰りは、見ての通りです(笑)
こんにちは!
14日、15日でセンパイからカムイエクウチカシ山に誘われたけど、渡渉経験がないので、お断りしました。
(結局、単独で東大雪の山々を巡っております。)
増水、熊との遭遇、とてつもない経験ですね。そして、凄くドキドキさせられたレコでした。
そして、無事で何よりでございます。
こんにちは!
いつも、楽しくレコ見させて頂いております!
今回の山行は本当に帰れて良かったです!
私もこんなに渡渉と熊に悩ませられるとは思いませんでした(笑)
渡渉はポールと経験者が一緒でしたら大丈夫かと思いますよ。
私も沢で遊ぶ程度ですので、たいした経験ありません。
雨さえ降らなければ、札内川は毎時間1cm減っていますし!
巻き道探すより、今回の渡渉は行ってみて駄目なら戻るが1番効果ありでした(笑)疲れましたが…
今回の経験で何処ぞで聞いた
熊スプレー持って行くならビールの本数を増やせ!を思い出しました(笑)
本当にお守りでした(笑)
東大雪ですか〜 良いですね!
レコ楽しみにしています!
こんばんはー!!
熊に会ってたんですねー!僕らもそのあと熊みましたー!横の稜線だだっーってかけあがってた。
またどこかでお会いしましたらよろしくお願いします(^_^)僕もブログをやっているので クライミング916 と検索していただければでてきますー!クライミングが多くクラックばっかりですが、、、機会があればご一緒しましょう!
こんばんは〜
そうなんですよ!本当は言おうと思ったんですが、心配になるだろうと思いやめました。無事にミッションクリア出来たので良かったです!
因みに、7の沢に戻る途中にも見ました(笑)何処にでも居ますね(笑)
14日に八の沢カールにテン泊した者です。(2張目)
私が999三股の下のほうで、バテて岩陰で休憩していると、熊よけスプレーを腰に下げ、岩をぴょんぴょん下って行くのを見かけました。
先にテントを設営していた方も熊を見かけて爆竹を鳴らしていました。
1日早いと、林道の泥と水嵩がもっとひどかったんですね。
ご苦労様です。
刀を抜くように、スプレーを構えるイメトレはするものの、
私もやっぱり固まるだろうな。
初めまして!
岩場が楽しくて気づきませんでした(笑)
その頃は、沢山休憩した後で元気だっただけかもしれませんが…
普段、登山道はノロノロ歩いているのですが、岩場は好きなんです(笑)
ヤハリ羆出たんですね。
私の場合はしゃがんでいたので腰を抜かしてしまいましたが、立ってればシャキッと構えれるかもしれませんね。
爆竹は以前遠くで熊を確認した際に使用したことがありますが、逆に威嚇されてから使ってません。難しいですね自然相手は…
帰宅してからカムエクに取り憑かれてしまい、また行きたいと思ってます。
今度はカールで泊まります。震えながら(笑)
此方こそお疲れ様でした
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