FTR秩父&奥武蔵100K, 2022

2022年11月19日(土) [日帰り]

• GPS: 27:14
• 距離: 108km
• 登り: 6,283m
• 下り: 6,265m

コースタイム

日帰り

• 山行: 16:24
• 休憩: 0:35
• 合計: 16:59

7:00 スタート地点
7:43 7:43 宇根峠
8:03 8:03 武甲山御嶽神社里宮
8:12 8:12 札所6番卜雲寺
8:40 8:41 琴平神社
8:55 8:55 芦ヶ久保駅
9:55 9:56 大野峠
10:05 10:05 カバ岳
10:15 10:15 七曲り峠
10:22 10:22 牛立久保
10:31 10:31 虚空蔵峠
10:43 10:46 サッキョ峠
10:55 10:55 旧正丸峠
11:17 11:23 正丸駅
11:51 11:51 森坂峠
12:02 12:03 イモリ山
12:13 12:14 天寺へ十二丁
12:40 12:41 阿字山
12:44 12:44 子の権現
12:44 12:44 子ノ権現
13:03 13:04 豆口峠
13:16 13:16 竹寺の鐘楼
13:33 13:33 小殿バス停
13:35 13:35 宮の平バス停
13:38 13:38 連慶橋バス停
13:40 13:40 鍛冶屋橋バス停
14:52 14:52 滝の平尾根展望台跡地
15:03 15:03 岩茸石
15:21 15:22 権次入峠
15:34 15:34 黒山
15:40 15:40 馬乗馬場
15:56 15:56 長久保山
16:19 16:21 小沢峠
16:31 16:31 独標493m
16:38 16:38 久方峠
16:46 16:47 雲ノ峰
16:58 16:59 大峰山
17:01 17:01 細田分岐
17:04 17:04 大仁田山分岐
17:09 17:10 天王山
17:15 17:15 イボトリ地蔵
17:18 17:18 簡易トイレ
17:18 17:18 愛宕山
17:24 17:24 タブの木分岐
17:36 17:37 四十八曲入口
17:42 17:42 唐竹橋バス停
18:07 18:07 石原橋バス停
18:12 18:13 原市場中学校バス停
18:35 18:36 周助山
18:48 18:48 ノボット
18:56 18:56 根藤
19:04 19:05 車道出合
19:10 19:11 烏帽子
19:24 19:24 仁田山（嶺）
19:36 19:36 滝ノ入山
19:44 19:45 八幡坂ノ頭
19:48 19:48 竹寺の鐘楼
20:04 20:04 豆口峠
20:25 20:29 愛宕山
20:33 20:33 子ノ権現
20:33 20:33 子の権現
20:46 20:47 子の権現駐車場
20:59 20:59 久々戸山
21:33 21:33 板谷の頭
21:56 21:57 前坂
22:21 22:21 大高山
22:39 22:40 吾野ノ頭
23:01 23:01 両峰山
23:12 23:13 天覚山
23:28 23:28 東峠
23:59 宿泊地

日帰り

• 山行: 9:23
• 休憩: 0:27
• 合計: 9:50

0:25 0:26 愛宕山
0:38 0:38 水晶山
0:48 0:48 深沢山
0:58 0:58 沢山峠
1:05 1:05 大峰高峰
1:19 1:19 西ユガテ
1:30 1:30 ユガテ
1:45 1:46 エビガ坂
1:55 1:56 茶之岳山
2:10 2:11 伐採地
2:24 2:24 桂木峠方面分岐
2:40 2:41 越上山分岐
2:46 2:46 諏訪神社
2:59 2:59 顔振峠
3:07 3:07 歌碑
4:07 4:08 嶽ノ越
4:15 4:15 高山不動
4:27 4:36 高山不動入口
4:43 4:43 丸山
4:52 4:53 関八州見晴台
5:19 5:20 飯盛山
5:26 5:26 いいもり山
5:38 5:39 檥峠
5:45 5:45 丸山（三本ブナ）
6:09 6:10 ツツジ山
6:14 6:14 刈場坂峠
6:22 6:22 牛立久保
6:29 6:30 七曲り峠
6:47 6:48 カバ岳
6:59 6:59 大野峠
7:20 7:21 丸山
7:32 7:37 埼玉県民の森駐車場
8:15 8:15 山の花道横瀬町駐車場
8:22 8:22 琴平神社
8:47 8:47 札所6番卜雲寺
9:03 9:03 武甲山御嶽神社里宮
9:35 9:35 宇根峠
10:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

スタート地点、羊山公園の臨時駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

特段の危険箇所はなし

その他周辺情報

レース主催者が武甲温泉を推奨していたが、混雑しそうだったので、ゴール後は「星音の湯」で汗を流した。

写真

11/17 21:36

装備品。制限時間31時間使い切ることを想定すると、持っていくエネルギーは単純に3100kcal必要＝ジェル31個。ちょっと多すぎるので、トレイルバターを準備した。700kcalくらいあるので、荷物が少なくて済む。眠くなった時のためにコーヒーゼリーも準備したが、これはよくなかった。レース中、中身が漏れ出してザックがベタベタになった。

11/18 14:17

前日受付。健康チェックリストを提出し、必携品チェックを受ける。必携品は、エマージェンシーブランケット、レインジャケット、ヘッドランプ。レインジャケットは基本中の基本として、ほかの2点は、レース中にその重要性を思い知ることになる。

11/18 16:58

前泊したホテルヘリテイジから。翌日は好天が期待できそうだ。

11/19 6:07

スタート地点、羊山公園の臨時駐車場。武甲山が迫ってくる。

11/19 6:24

タイツを履くか履かないか大いに迷ったが、11月中旬の朝にしては寒くなく、タイツなしにした。これは大正解だった。

11/19 6:25

奥宮さんスピーチ。

11/19 6:37

スタート前。

11/19 7:20

スタート後はやはり渋滞する。

11/19 8:41

武甲山どーん！

11/19 9:03

エイドA1、あしがくぼ国際釣場。

11/19 10:22

11/19 10:43

スタートから4時間近くたったがまだ前後に人が多い。

11/19 11:04

下ったり登ったり。

11/19 11:18

エイドA2、正丸駅。

11/19 12:33

エイドA3、子の権現。関門3時間前。

11/19 12:34

A3でいただいたソバ。薬味たっぷりで美味しくいただいた。ほかにバナナなどできる限り食料を摂取した。

11/19 12:42

30km通過。確か時計は31km超を示していて、あれ？まさか？、と思っていた。

11/19 12:43

お馴染みの仁王像を通過。

11/19 13:02

11/19 13:16

子の権現通過後、鐘の音がぐぉーんぐぉーんと聞こえていた。ランナーがここで撞いていたらしい。

11/19 13:16

川苔山、日向沢ノ峰などが望める。

11/19 13:32

トイレ&関東ふれあいの道案内板。

11/19 13:46

エイドA4、名栗河川広場。関門4時間前。いい調子だ。

11/19 13:49

A4ではクリームシチューをいただいた。A4からA5は距離14kmで獲得標高1,000m超。中盤の正念場だ。ここでVespa Hyperを摂取した。

11/19 14:28

棒ノ嶺方面へ登っていく。登りはとにかくゆっくり。

11/19 15:20

関東ふれあいの道案内板。ここから棒ノ嶺ピークはすぐだが寄らない。そういえばこの辺りはたくさんのハイカーさんがいた。

11/19 15:20

権次入峠。

11/19 15:33

黒山ピーク手前。気づけばもう15:30を回っていた。8時間で40kmくらい進んだことになる。

11/19 15:34

黒山ピーク。

11/19 15:42

40km標識。時計は41km超を示していた。少なくとも3%のギャップがある。つまり公称105kmだがGarminだと108kmくらいを覚悟しなければならない。

11/19 16:38

16:30を回り、山中はだいぶ暗くなってきた。ぼちぼちライト点灯するランナーが出てきた。

11/19 17:04

45km地点。17:00ともなるともう真っ暗だ。

11/19 17:53

エイドA5、ゆのた。関門3.5時間前。4時間かけて中盤の正念場を乗り切った。ここでドロップバッグを受け取り、ジェルなどを補充する。

11/19 17:52

A5は豚汁。そこまで寒くはないが、やはり暖かい食事はありがたい。

11/19 19:25

東京の夜景、だろうか。

11/19 20:33

再び子の権現。仁王像を反対側から通過。

11/19 20:37

エイドA6、子の権現。関門5時間前。だいぶ稼いだ。ヘッドライトのバッテリーは3/5。つまり4時間で40%消費したことになる。ざっくり2:30ころゼロになる計算となる。

11/19 20:37

A6はうどん。

11/20 0:00

エイドA7、長念寺。0:00に通過。関門5時間前。ここから70km超となり、トレイルランでは初めての距離となる。ここは仮眠もできるようだが、仮眠してから再スタートする自信がなく、結局これ以降も仮眠は取らなかった。

11/20 0:01

A7はすいとん。A7からA8も、細かいアップダウンあり獲得標高が多いようだったので、Vespaを摂取した。

11/20 0:48

ピーク看板を、iPhoneカメラのナイトモードで撮ってみた。数秒静止する必要がある。やはり夜になるとサクサクっと撮影できず、エイドの写真ばかりになってしまう。

理論的にはこのあと1時間ちょいでヘッドライトのバッテリーがなくなる。ふと行動中不意にバッテリーが切れるととても危険であることに思い至った。Petzlのバッテリー交換を夜の山中で行う気になれず、2個目のヘッドライトを使った。バッテリー交換はエイドでやるべきだった。

11/20 4:24

エイドA8、高山不動。関門4時間前と、やや後退した。登りはもちろんゆっくりだが、下りも脚が痛くてゆっくりとしか進めなかった。平地も着地衝撃に耐えられず、競歩みたいな歩きかたで進んだ。

11/20 4:24

A8はおでん。ビールが恋しくなる。

11/20 6:08

6:00を回り空が明るくなってきた。

11/20 6:24

6:30ともなると、だいぶ明るくなる。もうすぐスタートから24時間。起床してからは27時間近くになる。さすがに眠かった。道中コース脇で仮眠しているランナーが結構いたが、気持ちがよくわかった。だいたいエマージェンシーブランケットを巻き付けていた。

11/20 7:33

最後のエイドA9、県民の森。関門4時間前。よほどのことがない限り完走できる、と思った。

11/20 7:33

A9は、おかゆ。ご飯ものはありがたい。

11/20 8:20

二子山。

11/20 8:27

95kmの標識。Garminは99.9kmとなっている。ギャップは5%になった。この後ヘロヘロになりながらゴールした。

11/20 10:11

11/20 16:07

総合順位は半分くらい。いつもの感じだ。ゴール後写真を撮ってるとき、奥宮さんも一緒に入ってくれた。SNSなどに上げていいかどうか聞き忘れたので、ここには掲載しない。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

装備

個人装備

Tシャツ 靴下 帽子 靴 ザック 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル 雨具 昼食 ダウンジャケット

感想

assuii777

FTR, FunTrails Round 秩父＆奥武蔵 100K、に出場した。STY91はDNFだったので、これまでのトレイルでの最長は70km。FTRは100kmでかつ意外に関門が緩く、完走できるのではないかと考えた。天候にも恵まれ、なんとか完走できた。

■コース
Garmin測定で108.6km、6,955m。アップダウンの多いタフなコースだった。夜になると、下っている時、視界のずっと上のほうに先行ランナーのヘッドライトの明かりが見えるのにはうんざりした。登っている時は、コース設定に文句を言いたくなる気持ちを抑え、「下りがあれば登りもある。逆もまたしかり」と言い聞かせ続けた。

■運営
エイドや誘導のスタッフの皆さんの応援がありがたかった。各エイドの食事も充実していた。量は少なかったが、それは事前のお知らせで周知済み。後半の誘導標識は、もう少し増やしてもらってもいいかもしれない。自分が正しいルートを進んでいるのか不安になる場面が多くあった。GPXは、ズレてるところが何箇所もあった。

■作戦
いつもロードでもトレイルでも、ロング走の時は後半決まって脚が痛くなる。原因の一つは、エネルギー不足で身体が筋肉を溶かしてエネルギーとするから、という話しを聞いたことがあったので、今回はとにかくたくさんエレルギーを補給しようと考えた。胃腸に問題は出なかった。また、登りで頑張ると後半もたなくなるので、登りは無理せずゆっくりと、を原則とした。この2点の作戦は、功を奏したようだ。また、気持ちの持ちようとして、「ぜったいに自らリタイヤはしない」と言い聞かせ続けた。

■装備
タイツを履くかどうか、当日朝まで迷った。早朝に起床して意外と寒くなかったのでタイツなしにした。これが正解で、レース中は寒いと思うことはほとんどなく、夜もウィンドシェルがいらないほどだった。アームカバーとネックゲイターを上げ下げしながら気温変化に対応した。
ヘッドライトはPetzl Swiftを使った。光量たっぷりで、夜も不安なく行動できた。iPhoneの予備バッテリーとしてMagsafe 2個を準備し、2個とも使い切った。Garminは、充電95%でスタートし、27時間後は6%になっていた。YAMAP軌跡は、レース中ポケモンもピクミンも封印したせいか、幸いにも「跳び」はなかった。

■食料
トレイルバターを準備し、持ち運ぶジェルを極力減らした。トレイルバターは大当たりで、摂取しやすいし、ゴミも減らせるし、言うことなしだった。エイドの食事はできるだけたくさん摂取した。また、Vespa Hyperを使ってみた。同じ条件で使わない時と比較することはできないが、思ったよりもバテなかったことを考えると、効果があった、と言えそうだ。

■その他
24時間以上動き続けるレースは初めてだったので、レース中仮眠するかどうか決めかねていた。仮眠したらリスタートするのに多大な精神的エネルギーを使うと考え、眠らずに動き続けた。さすがに終盤は眠くなり、歩きながら目を閉じたりしていた。1dayコンタクトが24時間以上もつか心配でメガネも用意したが、全然平気だった。