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Yamareco

記録ID: 4948622
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳(柏原新道)◆ゲート閉鎖の前に◆

2022年11月25日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:13
距離
12.0km
登り
1,555m
下り
1,555m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
1:13
合計
8:11
8:09
8:11
37
8:48
8:48
25
9:13
9:16
30
9:46
10:10
81
11:31
11:32
27
11:59
12:25
16
12:41
12:41
52
13:33
13:35
15
13:50
13:56
18
14:14
14:21
23
14:44
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6
14:50
14:51
40
15:31
15:31
0
15:31
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柏原新道登山口(道向かいの駐車スペース)6〜7台駐車可能
7時過ぎの到着でもまだ4台目でした。

※県道扇沢線は12月1日より冬季通行止めでゲートが閉鎖されます。
コース状況/
危険箇所等
■積雪状況
前日および前々日に降雪があり、一気に雪が増えています。
登山道は1,800mを越えたあたりから雪が出てきます。昼に融けた雪が凍ったりするのでチェーンスパイクやアイゼンは必携です。
種池山荘を越えてからは50cm程度の積雪。今日はほぼアイゼンで歩けました。
トレースは爺ヶ岳南峰まではあります(先行の3名様ありがとうございました)。
南峰から中峰までは私の歩いた1本しかありません。中峰から先(鹿島槍方面)はノートレースです。

■危険箇所
種池山荘手前のいわゆる「トラバース」箇所が要注意です。足元が狭く、崩れやすい上、崖も枯れた草くらいしか掴むものがありません。往路ではチェーンスパイクのまま入ってしまいましたが、ここの通過ではアイゼンを履いておいた方がよいと思います(状況によってはピッケルも必要)。
登山口でこの光景、テンション上がります!
2022年11月25日 07:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/25 7:28
登山口でこの光景、テンション上がります!
登山口に掲示されていたお知らせ。
2022年11月25日 07:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/25 7:30
登山口に掲示されていたお知らせ。
8月の針ノ木周回では降りてきた柏原新道を、今日は登っていきます。
2022年11月25日 07:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
11/25 7:51
8月の針ノ木周回では降りてきた柏原新道を、今日は登っていきます。
扇沢、有料駐車場はガラガラですが、無料には結構停まっています。みなさん立山まで行くのかな?それとも針ノ木?いずれにせよサイコーの天気です。
2022年11月25日 08:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/25 8:09
扇沢、有料駐車場はガラガラですが、無料には結構停まっています。みなさん立山まで行くのかな?それとも針ノ木?いずれにせよサイコーの天気です。
標高1,800mあたりから雪がちらほら。雪は少ないですが昨日の雨が凍って滑るので、早めにチェンスパを履きました。
2022年11月25日 08:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/25 8:17
標高1,800mあたりから雪がちらほら。雪は少ないですが昨日の雨が凍って滑るので、早めにチェンスパを履きました。
みるみるうちに雪道に。
2022年11月25日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/25 8:26
みるみるうちに雪道に。
種池山荘が見えました。
2022年11月25日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/25 8:26
種池山荘が見えました。
いや〜、予想以上の雪です。嬉しいような、ちょっと心配なような。
2022年11月25日 08:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/25 8:50
いや〜、予想以上の雪です。嬉しいような、ちょっと心配なような。
雪で倒れた枝を潜るのが大変(ザック&ザックに付けたピッケルが引っかかる)。
2022年11月25日 08:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/25 8:52
雪で倒れた枝を潜るのが大変(ザック&ザックに付けたピッケルが引っかかる)。
8月に「サイコー!」と感激しながら周回した蓮華岳・針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳。
2022年11月25日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
11/25 9:00
8月に「サイコー!」と感激しながら周回した蓮華岳・針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳。
鳴沢岳と岩小屋沢岳
2022年11月25日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/25 9:00
鳴沢岳と岩小屋沢岳
東の空から朝陽が昇ってきました。
2022年11月25日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 9:00
東の空から朝陽が昇ってきました。
駐車場には先行3台。踏んでいただいてありがたいです。
2022年11月25日 09:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 9:05
駐車場には先行3台。踏んでいただいてありがたいです。
いわゆるトラバース箇所、足元が狭いです。
2022年11月25日 09:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 9:24
いわゆるトラバース箇所、足元が狭いです。
(通過後撮影)掴む枯草も心もとないので、足元はしっかりアイゼンを履かれることをお薦めします。
2022年11月25日 09:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 9:26
(通過後撮影)掴む枯草も心もとないので、足元はしっかりアイゼンを履かれることをお薦めします。
降雪翌日ならでは!
2022年11月25日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 9:29
降雪翌日ならでは!
今シーズンはワカンを用意しました。種池山荘で換装して歩いてみます。
2022年11月25日 10:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 10:18
今シーズンはワカンを用意しました。種池山荘で換装して歩いてみます。
ライチョウの足跡はあるものの、姿は見えず。
2022年11月25日 10:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
11/25 10:23
ライチョウの足跡はあるものの、姿は見えず。
すっかり冬山です。青空が嬉しい!
2022年11月25日 10:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
13
11/25 10:23
すっかり冬山です。青空が嬉しい!
先行トレースを追って高度を上げていきます(途中でワカンからアイゼンに換装)。
2022年11月25日 11:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 11:23
先行トレースを追って高度を上げていきます(途中でワカンからアイゼンに換装)。
南峰に登頂。
2022年11月25日 11:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 11:39
南峰に登頂。
中峰からさらに鹿島槍へ延びる稜線。「できれば鹿島槍まで」などと考えていましたがとても無理そうです。
2022年11月25日 11:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 11:39
中峰からさらに鹿島槍へ延びる稜線。「できれば鹿島槍まで」などと考えていましたがとても無理そうです。
南峰から先はノートレースでした。で、私のトレースを付けていきます。
2022年11月25日 11:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
11/25 11:41
南峰から先はノートレースでした。で、私のトレースを付けていきます。
まっさらな雪の斜面を上がって・・・
2022年11月25日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
11/25 12:04
まっさらな雪の斜面を上がって・・・
中峰に登頂。
2022年11月25日 12:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
21
11/25 12:08
中峰に登頂。
大好きな山、鹿島槍。
2022年11月25日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 12:10
大好きな山、鹿島槍。
頚城山塊。雨飾〜焼山〜火打〜妙高あたり。
2022年11月25日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 12:10
頚城山塊。雨飾〜焼山〜火打〜妙高あたり。
この特徴的な山容は、戸隠?
2022年11月25日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/25 12:10
この特徴的な山容は、戸隠?
群馬の山だと思うけれど、同定できず。
2022年11月25日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/25 12:10
群馬の山だと思うけれど、同定できず。
八ヶ岳と富士山
2022年11月25日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 12:10
八ヶ岳と富士山
富士山と南アルプス。先月登った北岳も見えています。
2022年11月25日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
11/25 12:10
富士山と南アルプス。先月登った北岳も見えています。
常念山脈と穂高・槍ヶ岳。
2022年11月25日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
11/25 12:11
常念山脈と穂高・槍ヶ岳。
8月に登った蓮華岳と針ノ木からのぐるり。
2022年11月25日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
11/25 12:11
8月に登った蓮華岳と針ノ木からのぐるり。
立山と剱
2022年11月25日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
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立山と剱
今年立山には2回(残雪期と紅葉時期)足を運びました。
2022年11月25日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 12:11
今年立山には2回(残雪期と紅葉時期)足を運びました。
剱御前から見る姿とはまったく違うなぁ。
2022年11月25日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 12:11
剱御前から見る姿とはまったく違うなぁ。
毛勝三山(猫又山、釜谷山、毛勝山)
2022年11月25日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 12:11
毛勝三山(猫又山、釜谷山、毛勝山)
冬季バリエーションの爺ヶ岳東尾根。来年の残雪期にまた挑戦しようかな。
2022年11月25日 12:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 12:29
冬季バリエーションの爺ヶ岳東尾根。来年の残雪期にまた挑戦しようかな。
何の言葉もいらない風景。
2022年11月25日 12:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
11/25 12:29
何の言葉もいらない風景。
種池山荘経由で柏原新道を下ります。
2022年11月25日 13:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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11/25 13:21
種池山荘経由で柏原新道を下ります。

感想

北アルプスへアプローチできる林道や県道のいくつかが12月から冬季通行止めになります。天気もよさそうなこの日、閉鎖前のどこかへ行こうと考え柏原新道へ。

いつもは道向かいは満杯、川向こうも溢れている登山口駐車場も今日は余裕でした。登山口へと道路を渡りながら見えたのは真っ白な雪山(赤沢岳あたり?)、嬉しくなります。
柏原新道を登って行くと8月に周回した山々が見えてきます。蓮華、針ノ木、スバリ、赤沢岳、そして鳴沢岳や岩小屋沢岳。すっかり雪山になったそれら峰々を眺めながら徐々に標高を上げていきます。
標高1,800mを越えたあたりからちらほらと雪が現れました。雪の量はそれほどでないものの、昨日が雨だったのか地面が滑って凍りそうだったので早めにチェーンスパイクを履きました。そこからさらに進むと、登山道は一気に雪道に。足元は先行の皆さんが踏んでくれてあるので難儀しませんが、雪で倒れ掛かった枝を潜るのが大変でした。しかし、やっぱり降雪直後は美しい!樹々の枝も雪原も、みなキラキラしています。種池山荘で一休みすると、まず南峰を目指します。
一昨日から昨日の降雪は50cm程度でしょうか、トレースを追わせていただけばそれほど苦労せずに登ることができました。先行された3名の方々とそれぞれスライドしながら少しずつお話させていただき、南峰登頂時は私ひとりでした。
ここから先(中峰へ)はノートレースでした(皆さん南峰までとされたようです)。ちょっと迷いましたが、歩いてみると行かれそう、中峰まで進むことにします。なるべく沈まなそうなところを選び、探りながらまっさらの雪面に足跡を付けていきます。今年の春先に東尾根から何度もトライした爺ヶ岳中峰に再び登頂しました。
晴天のもと素晴しい眺望が拡がっています。風もなく、のんびりおにぎりを食べながら過ごすことができました。
種池山荘まで戻ってくるとお湯を沸かしてカップラーメンをつくっているソロ男性さん。関西出身で現在は長野県内に赴任中という氏としばし楽しく山談義させていただきました。さらに柏原新道を下っていく途中では群馬から来られたソロ男性さんと話しながら歩かせていただきました。

扇沢線のゲート閉鎖直前、降ったばかりの雪世界と好天、眺望に恵まれた山行でした。

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