爺ヶ岳(柏原新道)◆ゲート閉鎖の前に◆
- GPS
- 08:13
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,555m
- 下り
- 1,555m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:11
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時過ぎの到着でもまだ4台目でした。 ※県道扇沢線は12月1日より冬季通行止めでゲートが閉鎖されます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■積雪状況 前日および前々日に降雪があり、一気に雪が増えています。 登山道は1,800mを越えたあたりから雪が出てきます。昼に融けた雪が凍ったりするのでチェーンスパイクやアイゼンは必携です。 種池山荘を越えてからは50cm程度の積雪。今日はほぼアイゼンで歩けました。 トレースは爺ヶ岳南峰まではあります(先行の3名様ありがとうございました)。 南峰から中峰までは私の歩いた1本しかありません。中峰から先(鹿島槍方面)はノートレースです。 ■危険箇所 種池山荘手前のいわゆる「トラバース」箇所が要注意です。足元が狭く、崩れやすい上、崖も枯れた草くらいしか掴むものがありません。往路ではチェーンスパイクのまま入ってしまいましたが、ここの通過ではアイゼンを履いておいた方がよいと思います(状況によってはピッケルも必要)。 |
写真
感想
北アルプスへアプローチできる林道や県道のいくつかが12月から冬季通行止めになります。天気もよさそうなこの日、閉鎖前のどこかへ行こうと考え柏原新道へ。
いつもは道向かいは満杯、川向こうも溢れている登山口駐車場も今日は余裕でした。登山口へと道路を渡りながら見えたのは真っ白な雪山(赤沢岳あたり?)、嬉しくなります。
柏原新道を登って行くと8月に周回した山々が見えてきます。蓮華、針ノ木、スバリ、赤沢岳、そして鳴沢岳や岩小屋沢岳。すっかり雪山になったそれら峰々を眺めながら徐々に標高を上げていきます。
標高1,800mを越えたあたりからちらほらと雪が現れました。雪の量はそれほどでないものの、昨日が雨だったのか地面が滑って凍りそうだったので早めにチェーンスパイクを履きました。そこからさらに進むと、登山道は一気に雪道に。足元は先行の皆さんが踏んでくれてあるので難儀しませんが、雪で倒れ掛かった枝を潜るのが大変でした。しかし、やっぱり降雪直後は美しい!樹々の枝も雪原も、みなキラキラしています。種池山荘で一休みすると、まず南峰を目指します。
一昨日から昨日の降雪は50cm程度でしょうか、トレースを追わせていただけばそれほど苦労せずに登ることができました。先行された3名の方々とそれぞれスライドしながら少しずつお話させていただき、南峰登頂時は私ひとりでした。
ここから先(中峰へ)はノートレースでした(皆さん南峰までとされたようです)。ちょっと迷いましたが、歩いてみると行かれそう、中峰まで進むことにします。なるべく沈まなそうなところを選び、探りながらまっさらの雪面に足跡を付けていきます。今年の春先に東尾根から何度もトライした爺ヶ岳中峰に再び登頂しました。
晴天のもと素晴しい眺望が拡がっています。風もなく、のんびりおにぎりを食べながら過ごすことができました。
種池山荘まで戻ってくるとお湯を沸かしてカップラーメンをつくっているソロ男性さん。関西出身で現在は長野県内に赴任中という氏としばし楽しく山談義させていただきました。さらに柏原新道を下っていく途中では群馬から来られたソロ男性さんと話しながら歩かせていただきました。
扇沢線のゲート閉鎖直前、降ったばかりの雪世界と好天、眺望に恵まれた山行でした。
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