記録ID: 4952277
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ハイキング
甲斐駒・北岳
中山+新府城
2022年11月26日(土) [日帰り]
山梨県
mun
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:40
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 546m
- 下り
- 856m
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| 天候 | 曇り時々小雨、午後から晴れる。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
■府中（東京） 1・2番線発 ｜ 京王線各停(京王八王子行) 14.2km 前〜後 ｜ 05:37-05:55［18分］ ｜ 283円 ◇北野（東京） 1・2番線着・1・2番線発 ［2分待ち］ ｜ 京王高尾線各停(高尾山口行) 6.9km 中央 ｜ 05:57-06:07［10分］ ◇高尾（東京） 6番線着・3番線発 ［7分待ち］ ｜ 中央本線（東日本）(松本行) 93.9km ｜ 06:14-08:02［108分］ ｜ 1,694円 ■韮崎 山梨交通バス 下教来石行 08:45 韮崎駅前�Ｈ屮丱垢里蠅弌、� 09:24 松原上BS着［39分］1,020円 =========== 山歩き =========== ■韮崎 ｜ 中央本線（東日本）(高尾行) 93.9km 中央 ｜ 17:10-19:10［120分］ ｜ 1,694円 ◇高尾（東京） 5番線発 ［乗換4分+待ち6分］ ｜ 京王高尾線各停(新宿行) 6.9km ｜ 19:20-19:30［10分］ ｜ 283円 ◇北野（東京） 3・4番線着・3・4番線発 ［乗換1分+待ち1分］ ｜ 京王線特急(新宿行) 14.2km やや前・やや後 ｜ 19:32-19:47［15分］ ■府中（東京） 3・4番線着 交通費合計：4974円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
中山を東に降り、新屋敷から下三吹に向かうあたりで獣除けフェンスに行く手を阻まれました。フェンス上部には電流線、フェンス途中にある出入り口は外側から掛け金が掛けてあり、フェンスを抜けるのに苦労しました。 僕はフェンスに当たって左に歩きましたが、右に歩いたほうが良かったのではないかと帰宅後にGPS-LOGを見て思いました。 その他は特に問題となるところはないです。 |
| その他周辺情報 | 韮崎駅の丸政そば、営業時間が11:00-15:00 17:00-19:00になっていました。 |
写真
韮崎駅でバスに乗り換え。「丸政そば」で朝食を摂ることを楽しみに早めの電車で来たのだけれど、営業時間が11:00-15:00 17:00-19:00になっていた。山歩きの前後で食べるのが難しい時間で残念。松屋でエッグW朝定食大盛（480円）を食べる。
11/26 8:38
韮崎駅でバスに乗り換え。「丸政そば」で朝食を摂ることを楽しみに早めの電車で来たのだけれど、営業時間が11:00-15:00 17:00-19:00になっていた。山歩きの前後で食べるのが難しい時間で残念。松屋でエッグW朝定食大盛（480円）を食べる。
韮崎駅前のタクシー料金概算表。公共交通機関で山歩きするのだけど、万一に備えでタクシー料金を地図上にメモしておく。料金を知っていると万一の時に安心感がある。
11/26 8:39
韮崎駅前のタクシー料金概算表。公共交通機関で山歩きするのだけど、万一に備えでタクシー料金を地図上にメモしておく。料金を知っていると万一の時に安心感がある。
上松原BSでバス降車。貸し切りで乗ってきたバスを見送る。バス代1020円。スイカで払えるようになって便利になった。
サントリーウィスキー博物館の入り口前にある熟成樽オブジェ。その向こうにセブンイレブンの看板が見える。子のセブンイレブン駐車場にある大きな石は、登るとちょっと気持ちが良い。
1
11/26 9:26
サントリーウィスキー博物館の入り口前にある熟成樽オブジェ。その向こうにセブンイレブンの看板が見える。
子のセブンイレブン駐車場にある大きな石は、登るとちょっと気持ちが良い。
子のセブンイレブン駐車場にある大きな石は、登るとちょっと気持ちが良い。
+12℃ ポツポツと小雨混じりで肌寒い。交通量の多い国道20号を南東へ歩く。国道わきに柿の実がたわわ。
国道20号を歩きながら左側を見ると、釜無川の向こうに七里岩台地（韮崎岩屑流の跡）が見える。今日は韮崎の地名の元になったニラの葉先まで七里岩に沿って歩く予定。
11/26 9:49
国道20号を歩きながら左側を見ると、釜無川の向こうに七里岩台地（韮崎岩屑流の跡）が見える。今日は韮崎の地名の元になったニラの葉先まで七里岩に沿って歩く予定。
道の駅「はくしゅう」に到着。甲斐駒一切見えず。雨が強くなってきたので、ここから雨具上着と傘で歩く。
中山が見えてきた。雨足が弱くなった。雨具を脱いで傘だけで歩く。
中山峠から登山道が始まる。雨が止んだ。濡れた足元に気を付けて登る。
中山展望台が見えてきた。空が明るくなってきた。展望に期待ワクワク。
中山展望台からの眺め。雨上がりの雲が湧き上がるので、チラチラとしか見えない。甲斐駒も地蔵岳のオベリスクも一瞬だけチラチラと見える。晴れていれば大展望なのだろうけれど、このチラチラと見え隠れするのも風情がある。暫し見とれる。
1
11/26 11:20
中山展望台からの眺め。雨上がりの雲が湧き上がるので、チラチラとしか見えない。甲斐駒も地蔵岳のオベリスクも一瞬だけチラチラと見える。晴れていれば大展望なのだろうけれど、このチラチラと見え隠れするのも風情がある。暫し見とれる。
展望台の四方に貼ってある山名標写真。晴れた日にも再訪したいと思う。
鞍掛山、日向山、雨乞山方面もモクモク雲。チラチラと水晶薙が見えるのが楽しい。
燕頭山から地蔵岳の稜線が見える。雲の切れ目から一瞬だけパーツ、パーツが見え隠れするので、神経衰弱をやっているみたいで面白い。
11/26 11:20
燕頭山から地蔵岳の稜線が見える。雲の切れ目から一瞬だけパーツ、パーツが見え隠れするので、神経衰弱をやっているみたいで面白い。
八ヶ岳方向から茅ヶ岳方向は、一度も雲が切れることがなかった。残念。いつまで見てても飽きないけど、先は長いので展望台を降りる。
11/26 11:21
八ヶ岳方向から茅ヶ岳方向は、一度も雲が切れることがなかった。残念。
いつまで見てても飽きないけど、先は長いので展望台を降りる。
いつまで見てても飽きないけど、先は長いので展望台を降りる。
展望台基部内の小屋にあった「武田信玄狼煙（のろし）リレー」に参加した時の写真。おもしろそー。※帰宅後netで調べた。2022年で15回目とのこと。いつかリアルで見たい。以下カトペ。
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戦国時代の武将、武田信玄が情報伝達手段として使ったとされるのろしを再現する「武田信玄狼煙（のろし）リレー」（武田信玄狼煙会主催、中日新聞社など後援）が、八月二十七日と十月二十九日に開かれる。今年で十五回目。従来、一日間を基本としていた日程を、参加地域が増えたのに応じて二日間にした。昨年同様、根羽村から甲府市の躑躅（つつじ）ケ崎館跡までのろしをつなぐ。
11/26 11:25
展望台基部内の小屋にあった「武田信玄狼煙（のろし）リレー」に参加した時の写真。おもしろそー。
※帰宅後netで調べた。2022年で15回目とのこと。いつかリアルで見たい。以下カトペ。
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戦国時代の武将、武田信玄が情報伝達手段として使ったとされるのろしを再現する「武田信玄狼煙（のろし）リレー」（武田信玄狼煙会主催、中日新聞社など後援）が、八月二十七日と十月二十九日に開かれる。今年で十五回目。従来、一日間を基本としていた日程を、参加地域が増えたのに応じて二日間にした。昨年同様、根羽村から甲府市の躑躅（つつじ）ケ崎館跡までのろしをつなぐ。
※帰宅後netで調べた。2022年で15回目とのこと。いつかリアルで見たい。以下カトペ。
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戦国時代の武将、武田信玄が情報伝達手段として使ったとされるのろしを再現する「武田信玄狼煙（のろし）リレー」（武田信玄狼煙会主催、中日新聞社など後援）が、八月二十七日と十月二十九日に開かれる。今年で十五回目。従来、一日間を基本としていた日程を、参加地域が増えたのに応じて二日間にした。昨年同様、根羽村から甲府市の躑躅（つつじ）ケ崎館跡までのろしをつなぐ。
夜叉神峠から南御室小屋へ行く途中にある「猿より毛が〇本少ない」と同じシリーズの看板を発見。この看板、ほかにもあるのだろうか。
11/26 11:29
夜叉神峠から南御室小屋へ行く途中にある「猿より毛が〇本少ない」と同じシリーズの看板を発見。この看板、ほかにもあるのだろうか。
+18℃ 中山を降りてきた。右の黒い低山が中山。甲斐駒が摩利支天、黒戸山まで晴れてきた。
うーん、もっと展望台で粘るべきだったかと少し悔やみながら歩いていたら、獣フェンスに行く手をふさがれた。左にフェンス沿いに降りれば出入り口があるだろうと思い左へ歩く。写真で見ると青空と七里岩台地がきれいに映っているけれど、フェンス沿いに道の無いところは歩き難く、景色を眺める余裕はなかった。
11/26 12:51
うーん、もっと展望台で粘るべきだったかと少し悔やみながら歩いていたら、獣フェンスに行く手をふさがれた。左にフェンス沿いに降りれば出入り口があるだろうと思い左へ歩く。
写真で見ると青空と七里岩台地がきれいに映っているけれど、フェンス沿いに道の無いところは歩き難く、景色を眺める余裕はなかった。
写真で見ると青空と七里岩台地がきれいに映っているけれど、フェンス沿いに道の無いところは歩き難く、景色を眺める余裕はなかった。
やっとフェンスを出られた扉。フェンス外側の掛け金に「引き輪」まで付いていた。内側から見えない引き輪を外すのに苦労した。脱出できて良かったよかった。
11/26 12:56
やっとフェンスを出られた扉。フェンス外側の掛け金に「引き輪」まで付いていた。内側から見えない引き輪を外すのに苦労した。脱出できて良かったよかった。
フェンスから出てお庭を抜けると旧甲州街道。七里岩の向こうに茅ヶ岳が見えてきた。
下三吹にある「水難之碑」（右端）と説明看板。以下説明看板を写す。-----
「水難之碑」昭和35年3月吉日 下三吹区 建立
忘れるな、1959年8月14日朝、12日来の台風6号の猛雨いまだ去らぬうちに、新記録づくめの7号が駿河湾から富士川を北上し全県下を襲ったが、特に西山系の河川は甚だしかった。中でも当部落は県下一の激甚地で、前夜から崩れていた黒戸山の押出しが遂に山津波となり、7時40分百雷にも勝る大轟音は大地を揺り、10メートルに達する魔の、泥山に大木と大石を混じえて、アッと云う間に尊き12の命の外、堤防も道も橋も悉く奪い、更に家屋67世帯、耕作地40町歩、その上豊作を夢見ている農作物も何一つ残さずさらった。この生地獄の広い川原に大石が積重ねられたのを、只茫然と眺める村人を誰が涙なくみられたでせう。
11/26 13:05
下三吹にある「水難之碑」（右端）と説明看板。以下説明看板を写す。
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「水難之碑」昭和35年3月吉日 下三吹区 建立
忘れるな、1959年8月14日朝、12日来の台風6号の猛雨いまだ去らぬうちに、新記録づくめの7号が駿河湾から富士川を北上し全県下を襲ったが、特に西山系の河川は甚だしかった。中でも当部落は県下一の激甚地で、前夜から崩れていた黒戸山の押出しが遂に山津波となり、7時40分百雷にも勝る大轟音は大地を揺り、10メートルに達する魔の、泥山に大木と大石を混じえて、アッと云う間に尊き12の命の外、堤防も道も橋も悉く奪い、更に家屋67世帯、耕作地40町歩、その上豊作を夢見ている農作物も何一つ残さずさらった。この生地獄の広い川原に大石が積重ねられたのを、只茫然と眺める村人を誰が涙なくみられたでせう。
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「水難之碑」昭和35年3月吉日 下三吹区 建立
忘れるな、1959年8月14日朝、12日来の台風6号の猛雨いまだ去らぬうちに、新記録づくめの7号が駿河湾から富士川を北上し全県下を襲ったが、特に西山系の河川は甚だしかった。中でも当部落は県下一の激甚地で、前夜から崩れていた黒戸山の押出しが遂に山津波となり、7時40分百雷にも勝る大轟音は大地を揺り、10メートルに達する魔の、泥山に大木と大石を混じえて、アッと云う間に尊き12の命の外、堤防も道も橋も悉く奪い、更に家屋67世帯、耕作地40町歩、その上豊作を夢見ている農作物も何一つ残さずさらった。この生地獄の広い川原に大石が積重ねられたのを、只茫然と眺める村人を誰が涙なくみられたでせう。
薄く雪の付いた甲斐駒ヶ岳、早川尾根、鳳凰三山を眺めながらゆっくり歩く。
何度も振り返り、何度も写真を撮ってしまう。何度見ても飽きない。
武川町農産物直売センターで「かやの実」と「桑茶ペットボトル」を購入。桑茶は桑の葉の香りがする。個人的には普通のお茶や水のほうが好みだった。かやの実は、電子レンジ600wで2分30秒加熱したら炭化してしまった。90秒で十分。脂分の薄い実で、酒のあてには物足りないけれどまぁいける。
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11/26 13:32
武川町農産物直売センターで「かやの実」と「桑茶ペットボトル」を購入。桑茶は桑の葉の香りがする。個人的には普通のお茶や水のほうが好みだった。かやの実は、電子レンジ600wで2分30秒加熱したら炭化してしまった。90秒で十分。脂分の薄い実で、酒のあてには物足りないけれどまぁいける。
R20を富士山（南東）へ向かって降りていく。左手は釜無川対岸の七里岩岩屑流。右手は南アルプス北部の裾野。間は甲府盆地に流れ込む扇状地の細い始まりの部分。
11/26 13:59
R20を富士山（南東）へ向かって降りていく。左手は釜無川対岸の七里岩岩屑流。右手は南アルプス北部の裾野。間は甲府盆地に流れ込む扇状地の細い始まりの部分。
七里岩の断崖面は河川浸食で風化した砂岩。水捌けが良すぎて農業に向かない台地であることが判る。
断崖の露頭を観察。上層は礫を含む岩屑流。第2層は堆積層？ 単純な地質でないことが判る。
東出構から城郭に沿って歩く。七里岩岩屑流の流れ山に新府城が作られていて、流れ山の裾野が城郭外周であることがわかる。
藤武神社の石段を上から見下ろす。昔はここが稲荷曲輪だった。七里岩台地の流れ山の急斜面を利用した山城。流れ山の高低差が良くわかる。
11/26 15:16
藤武神社の石段を上から見下ろす。昔はここが稲荷曲輪だった。七里岩台地の流れ山の急斜面を利用した山城。流れ山の高低差が良くわかる。
稲荷曲輪を一段上がって広い本丸。流れ山の山頂をかなり削っているのだろう。
七里岩の崖っぷちにあった流れ山の地形を利用した山城であることが判る復元図看板
本丸北端にある「武田勝頼公霊社」裏から、八ヶ岳がきれい。八ヶ岳の手前に流れ山が2個見える。
勝頼公、信勝公親子が新府城から岩殿城へ逃げる途中、天目山（大菩薩の上日川峠へのバスが天目山温泉を通る）で追い詰められて武田一族は滅亡する。山梨県で山歩きしていると、武田家の歴史が段々と分かってくる。
11/26 15:23
勝頼公、信勝公親子が新府城から岩殿城へ逃げる途中、天目山（大菩薩の上日川峠へのバスが天目山温泉を通る）で追い詰められて武田一族は滅亡する。山梨県で山歩きしていると、武田家の歴史が段々と分かってくる。
新府城本丸から降りて、R20を南東に向かう。茅ヶ岳が良く見えてくる。
七里岩の脇をニラの葉先まで行くと窟観音がある。浸食洞窟なのか、砂岩を掘った洞窟なのかは不明。拝んで平和観音へ向かう。
平和観音の足元がニラの葉先。韮崎駅ホームから何度も見ていたけど、足元まで来たのは初めて。良く拝む。
ニラの先っちょから富士山を望む。右に釜無川、左に塩川。合流地点は富士山の方向だと思うのだけど、目視できず。
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